エコキュートが壊れたけどお金がない!対処法や費用目安・安く抑える方法も解説

「エコキュートが壊れたけどお金がない」「修理・交換をするとしてもできる限り費用を抑えたい」など、住宅設備の故障に関して悩む人は多いです。

エコキュートを買い換えるには数十万円ほどかかるのが一般的で、お金がなくて交換が難しいこともあるでしょう。

この記事では、エコキュートが壊れたけどお金がない場合の4つの対処法を解説します。

エコキュートが壊れた際の修理・交換費用を抑える方法や、業者選びのポイントなどもまとめました。

本記事の内容を参考に、エコキュートのトラブルを回避してください。

目次

エコキュートが壊れたけどお金がない!4つの対処法

エコキュートが壊れたけどお金がない!4つの対処法

エコキュートが壊れたけどお金がない場合、まずは本当に故障したのか確認しましょう。

ここでは、エコキュートが壊れたと思った際にとるべき対処法を4つ紹介します。

  1. エコキュートが本当に壊れたか確認する
  2. メーカーの保証期間を確認する
  3. 販売店や設置業者の保証期間や内容を確認する
  4. 火災保険を適用できないか確認する

エコキュートが壊れたと思った際は、まずはこれらの対処法から試してみましょう。

エコキュートが本当に壊れたか確認する

お風呂やキッチンなどからお湯が出なくて「エコキュートが壊れたかもしれない」と感じたら、まずは自分で不具合の原因を探しましょう。

エコキュートに不具合が生じた場合、操作パネルやリモコンにエラーコードが表示されます。

エラーコードはメーカーや機種によって異なりますが、取扱説明書を確認したり、「機種名 表示されているエラーコード」などのキーワードで検索したりすると、どのように対処すべきか分かるはずです。

エコキュートの調子が悪いからといって、必ずしも専門業者の力を借りる必要はありません。

自分で対処できる場合もあるため、まずは表示されたエラーコードから故障の原因を検討しましょう。

以下の記事で、エコキュートのお湯が出ない場合の対処法を詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。

関連記事:エコキュートのお湯が出ない!13の原因と試してほしい対策を解説

サポートセンターへの問い合わせがおすすめ

エコキュートが壊れた原因を自分で突き止められなかったり、対処法に不安があったりする場合は、サポートセンターに問い合わせましょう。

サポートセンターへの問い合わせは無料でできるうえ、エラーの対応には慣れています。

ほかにも、取扱説明書やメーカーの公式サイトには「よくあるご質問」などと題して、エコキュートの故障に関する問い合わせをまとめているケースが多いです。

自分だけで原因を判断せず、製造元に問い合わせて対処法の確認をおすすめします。

エコキュートの寿命は10年前後

一般的に、エコキュートの寿命は10年ほどとされています。

エコキュートを導入して10年以上経過した場合、修理では対応できず、交換するしかないケースもあるでしょう。

エコキュートに限らず、住宅設備を長く使い続けると思わぬ事故が発生しかねないため、適正な使用期間を遵守しましょう。

メーカーの保証期間を確認する

エコキュートに不具合が出た際は、メーカーの保証期間を確認してください。

購入時に保証期間が設定されており、期間内であれば無料で修理を依頼できる可能性があります。

エコキュートが正常に動作しない場合は、取扱説明書で表示されているエラーコードの意味を確認するだけでなく、保証期間もチェックしましょう。

販売店や設置業者の保証期間や内容を確認する

エコキュートの保証は、メーカーだけでなく販売店や設置業者の保証が付帯されていることもあります。

場合によっては、無償の保証とは別に、有償で依頼した延長保証をつけているケースもあるので、それぞれの有無や内容も確認してみましょう。

なお、故障の原因によっては保証の対象外になる場合もあるため注意が必要です。

以下の記事では、エコキュートの故障の原因やメーカー別の問い合わせ先をまとめているので、あわせて参考にしてください。

関連記事:エコキュートが故障!?原因や対処方法・修理・交換の見極めポイントも解説!

火災保険を適用できないか確認する

エコキュートの故障に関して、火災保険を適用できる場合があります。

火災保険の契約内容によってはエコキュートの故障に対して保険金を請求できるため、契約内容を確認してください。

一般的に、「エコキュート=建物の一部」とみなされることから、火災や落雷などが原因で故障した場合、火災保険が適用されるケースがあります。

一方、経年劣化や地震が原因による故障などは、火災保険の適用外になるケースが多いです。

エコキュートが壊れた際にかかるお金の目安

エコキュートが壊れた際にかかるお金の目安

エコキュートが壊れた場合、保証が適用できなければ実費で費用を負担して修理・交換しなければなりません。

以下で、エコキュートが壊れた際にかかる修理・交換費用の目安を紹介します。

エコキュートの修理費用相場

エコキュートの修理費用は、20,000円前後で収まる場合もあれば、180,000円ほどの費用がかかることもあります。

修理の内容別の費用相場は下表のとおりです。

修理の種類 修理費用の相場
水漏れ、お湯が出ない、お湯が貯まらないなど 20,000〜60,000円ほど
異音がする 30,000円前後
ヒートポンプに関する不具合 60,000〜180,000円ほど

修理費用は内容によって異なり、ヒートポンプは高額になることが多いです。

専門業者に修理を依頼する際は、費用相場を理解したうえで、金額が適正かどうか判断しましょう。

エコキュートの修理に関しては以下の記事でも詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。

関連記事:エコキュートの修理業者はどこがおすすめ?修理の費用相場やタイミングを解説

エコキュートの交換費用相場

エコキュートの交換は本体のスペックによって異なるものの、40〜80万円が相場です。

施工業者によっては工事費が別途かかるケースもあるため、エコキュートの交換を依頼する際は、本体価格と工事費の総額を確認しましょう。

記事の後半で紹介する、エコキュートの交換費用を抑える方法や業者を選ぶポイントも参考にしてください。

エコキュートが壊れたと思ったら?修理・交換を判断する基準

エコキュートが壊れたと思ったら?修理・交換を判断する基準

エコキュートに不具合が起きた際、修理と交換のいずれをすべきか判断に迷う人は多いです。

ここでは、エコキュートの修理・交換を判断する際の基準を紹介します。

自分の状況と照らし合わせて、どのように対処すべきか考えてみてください。

7年以内なら修理

エコキュートを使い始めて7年以内に発生した不具合であれば、修理で対応できるケースが多いです。

使用状況や周囲の環境などにもよりますが、経年劣化が原因のトラブルは起こりづらく、修理に必要な部品の調達も比較的簡単です。

費用対効果の観点においても、エコキュートを使い始めて7年に満たない場合は修理で対応したほうが賢い選択といえます。

8〜10年程度なら修理と交換のいずれか

エコキュートを使用して8〜10年ほどの間に不具合が発生した際は、修理と交換のどちらも選択肢に入ります。

  • 修理または交換費用の差額はどの程度か
  • 修理したとして、あと何年くらい使い続けられるか
  • 修理に必要な部品はあるのか

エコキュートの修理または交換を検討する際、上記のような基準で判断するのが一般的です。

エコキュートを使い始めて10年ほどになると、経年劣化によるトラブルも増えてきます。

故障が頻発して何度も修理を依頼するより早めに交換したほうが、トータルの費用を抑えられることもあるでしょう。

10年以上経つなら交換

エコキュートを使い始めて10年以上が経過しているなら、トラブルが起きたタイミングで交換するのがおすすめです。

エコキュートの寿命は10年ほどとされており、修理してすぐに不具合が発生する可能性もあります。

エコキュートの性能も年々向上しており、より省エネな機種を選べば月々の家計の負担も抑えられるでしょう。

修理する際の部品調達の難しさも踏まえると、エコキュートの使用から10年以上経過するなら交換がおすすめです。

以下の記事では、エコキュートの寿命を伸ばす方法を解説しているので、あわせて参考にしてください。

関連記事:エコキュートの寿命はどれくらい?長持ちさせる方法と買い替えのタイミングを解説

お金がないのにエコキュートが壊れた!修理・交換費用を抑える方法

お金がないのにエコキュートが壊れた!修理・交換費用を抑える方法

「エコキュートが壊れたけどお金がない」場合には、複数の業者に見積もりを依頼したり、補助金を利用したりするのがおすすめです。

ここでは、エコキュートの修理・交換費用を抑える方法を詳しく解説します。

  1. 複数の業者に修理・交換の見積もりを依頼する
  2. 部品の交換で対応できないか問い合わせる
  3. 補助金を利用する

エコキュートの修理や交換を安価に済ませたい方は、以下の方法をぜひ試してください。

複数の業者に修理・交換の見積もりを依頼する

エコキュートの修理・交換費用を抑えたいなら、複数業者への相見積もりが欠かせません。

見積もりを一社だけに依頼すると、提示された金額が適正であるか判断するのは困難です。

先述したエコキュートの修理・交換費用の相場を理解したうえで、複数の業者から見積もりをとることで、適正な価格で依頼できる業者を見つけやすいです。

複数業者の見積もりがあれば、値下げ交渉もしやすいでしょう。

部品の交換で対応できないか問い合わせる

エコキュートに不具合が発生した際、部品の交換が可能か確認するのもおすすめです。

故障の原因はさまざまで、場合によっては特定の部品を交換するだけで済むケースもあります。

部品交換で対応できれば費用も比較的安価なうえ、交換後の動作を踏まえて本体を買い換えるべきか検討できます。

専門業者に不具合の原因を調査してもらったら、部品交換で対応できないか検討してみましょう。

補助金を利用する

エコキュート交換の費用負担が難しい場合でも、補助金を活用すれば費用を抑えられます。

エコキュートに限らず、太陽光パネルや蓄電池を含む住宅設備の交換に関して自治体や国が補助金制度を用意しており、利用しない手はありません。

例えば、国の補助金制度である「給湯省エネ2025事業」を利用すれば、エコキュートの交換に対して最大13万円の補助を受け取れます。

専門業者に補助金を利用したい旨を伝えれば、手続きのサポートなども受けられるでしょう。

以下の記事では、エコキュートに関する最新の補助金情報をまとめているので、あわせて参考にしてください。

関連記事:【最新版】エコキュート補助金「給湯省エネ2025事業」を徹底解説!

エコキュートの修理・交換業者を選ぶ際のポイント

エコキュートの修理・交換業者を選ぶ際のポイント

エコキュートの修理・交換業者を選ぶ際は、以下のポイントを押さえて検討しましょう。

  1. アフターサポートが充実している業者に依頼する
  2. 地域密着型の業者に依頼する
  3. お金がないからと費用だけで業者を選ばない

それぞれについて詳しく解説するので、エコキュートの修理・交換業者選びの参考にしてください。

アフターサポートが充実している業者に依頼する

エコキュートの修理は複数回依頼することもあるため、アフターサポートが充実している業者を探して依頼するのがおすすめです。

  • サポートの対象が製品と工事のいずれも含む
  • 修理の部品代や出張費がかからない
  • 修理の回数や金額に制限がない

上記のような基準をもとに、手厚いサービスを受けられそうな業者を探しましょう。

地域密着型の業者に依頼する

エコキュートの修理・交換業者を探す際は、自宅が対応エリアに入っているか確認しましょう。

対応エリアであることが確認できたうえで、修理・交換を依頼するなら地域に根付いた業者のほうがおすすめです。

エコキュートの不具合はすぐに対応してほしいケースが大半で、問い合わせしてすぐに駆けつけてもらえるほうが安心できます。

口コミの評価も参考にすると、業者選びで失敗するリスクを下げられるでしょう。

お金がないからと費用だけで業者を選ばない

「エコキュートが壊れたけどお金がない」からといって、安さだけで業者を比較するのはおすすめできません。

  • 耐久性がイマイチで安価な部品を使用している
  • 出張費用を別途請求される
  • 工事が手抜きである

修理・交換費用が異様に安いのには上記のような理由があり、結果的に高額な修理や本体の交換が必要になることもあるでしょう。

また、見積書の記載が「修理一式」などの場合、追加で費用がかかる可能性があるため注意が必要です。

安さだけで判断せず、見積書に記載された工事の内容を確認したうえで複数の業者を比較しましょう。

エコキュートの修理・交換以外で費用を安く抑える方法

エコキュートの修理・交換以外で費用を安く抑える方法

エコキュートを修理・交換するだけでなく、エコキュートのリースやガス給湯器への変更も視野に入れると、費用を安く抑えられるでしょう。

ここでは、エコキュートの修理・交換以外で費用を安く抑える方法を解説します。

リースを検討する

「エコキュートが壊れたけど交換するお金がない」場合には、リースやレンタルを検討してもよいでしょう。

エコキュートの交換とは異なり、リースであれば初期費用がかからず、毎月の利用料を払うことでエコキュートを使用できます。

また、リースであれば定期的なメンテナンスや修理などを、貸出側の会社がおこなってもらえるメリットもあります。

ただし、リースの場合は希望する機種を取り扱っていなかったり、交換に比べてトータルのコストが高くなったりする点には注意が必要です。

ガス給湯器に戻すことを視野に入れる

エコキュートの交換費用がネックに感じる場合、ガス給湯器に切り替えることも検討しましょう。

一般的に、エコキュートに比べてガス給湯器のほうが、本体価格や工事費は安価です。

ガス給湯器であれば150,000円ほどで交換可能なので、初期費用を抑えたい場合は視野に入れてみてください。

なお、給湯にかかる費用はエコキュートのほうが安く、長期的なコストで見るとガス給湯器は高くつきます。

また、オール電化の家庭であればガス管の引き込み工事も必要になるため、ガス給湯器への変更がお得になるケースは限定的です。

エコキュートの修理・交換は相見積もりで費用を抑えられる

エコキュートの修理・交換は相見積もりで費用を抑えられる

エコキュートの故障が疑われる際、まずはエラーコードをチェックし、自分で対処できないか確認してください。

メーカーや販売店・設置業者の保証期間を確認するのはもちろん、場合によっては火災保険を適用できる場合もあるため、それぞれの保障内容も確認しましょう。

エコキュートの修理・交換費用を抑えるには、複数業者への相見積もりが欠かせません。

費用相場を踏まえて各社の見積もりを比較検討しつつ、補助金を活用すれば、安価にエコキュートを交換できます。

本記事の内容を参考に、お金がない状況においても賢くエコキュートを修理・交換しましょう。

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※1 ※2 ※3 注意事項はこちら

※1 経済産業省の給湯省エネ事業2025の補助金対象のエコキュート(以下EQ)への交換における補助額であり、電気温水器からEQの交換の場合最大17万円支給されます。

EQからEQの場合は最大13万円となります。

当社はお客様の代わりに申請書類作成のサポートを行いますが、申請者はあくまでお客様自身となります。

また行政・自治体の判断で補助金が打ち切りになる等、給付が確約するわけではございませんので、あらかじめご承知おきください。

※2 実質無料キャンペーン含む。無償保証規約はこちらから。

※3 10年間毎年1回点検について… 当社で製品を購入していただいたお客様限定で、ご契約時に定期点検(別途有料:49,500円(税込))をお申し込みいただいた場合に限ります。

施工後10年間にわたり、毎年1回(初年度は3か月後、1年後の2回)、合計11回にわたり弊社が設置した給湯器に不具合がないかを無償で点検いたします。 

購入した製品の製品不備確認(リコールだった場合メーカーへ打診協議をお客様の代わりに行います)や施工不備による部分修理などを全て無償で行います。 

蓄電池や太陽光パネルを設置している場合、それらの点検・簡易修理も無償で承ります。

その他住宅関連の点検も希望される場合は、点検のご連絡の際にお伝えいただければ無償で点検対応いたします。

 なお、一部エリアは対象外となります。詳しくはスタッフまでお尋ねください。

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この記事の監修者

長尾 太一のアバター 長尾 太一 エコキュートのプロ

交換パラダイスの長尾です。

・「何よりもお客様を大切にする」という会社の理念に共感し、北海道から「愛と情熱」を原動力に上京
・現在、家回り全般に対応できる総合リフォーム会社のエコキュート専門チームに所属
・お客様一人ひとりと真剣に向き合うことを最優先に生きています。
・モットーは「猪突猛進」
・「長尾さんにお願いして本当によかった!」という言葉が一番の大好物
・「エコキュートのことなら長尾」とお客様だけでなく社員からも頼られる存在

エコキュートのプロフェッショナルとして、商品知識・施工知識・住宅全般の知識、すべてに精通し、お客様のどんなお悩みにもお応えいたします。皆様の生活がより豊かにできるような安心・快適な住まいづくりのお手伝いに全力投球いたします。

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