エコキュートがずっと沸き上げ中の原因は?止まらない異常の見分け方と電気代を抑える設定術

「エコキュートがずっと沸き上げ中になっている…」とお悩みの方もいるでしょう。
エコキュートがずっと沸き上げ中になっている状態を放置すると、部品の劣化や故障につながる恐れがあります。
一刻も早く対処法を知りたい場合は「こちら」をクリックし、対処法を確認してください。
特に「最近、急に電気代が上がった」「沸き上げ中なのにシャワーのお湯がぬるい」などの症状が出ている場合は、単なる設定ミスではなく、深刻な部品故障や水漏れが起きている可能性が高いです。
放置すると光熱費のムダだけでなく、本体の寿命を縮めることにもなりかねません。
この記事では、エコキュートがずっと沸き上げ中になる理由や対処方法などを解説します。
エコキュートがずっと沸き上げ中でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
そもそも沸き上げとは?湯沸かしに必要な時間

エコキュートの沸き上げとは、エコキュートが貯湯タンクにためるお湯を沸かす機能のことです。
通常、エコキュートが沸き上げをおこなうのは23時〜翌朝の5時ごろまでです。
沸き上げる量はメーカーや外気温によって多少の差がありますが、1時間で50Lほど沸き上がります。
ながお
沸き上げに関しては「エコキュートの沸き上げとは?かかる時間や時間設定・節約方法も解説」でも解説しているため、あわせて参考にしてください。
エコキュートがずっと沸き上げ中になる理由


エコキュートがずっと沸き上げ中になる理由は下記のとおりです。
- 停電や落雷などの問題が起きていた
- 気温が低く沸き上げに時間がかかっている
- 配管が凍結している
- 水漏れが起きている
- ヒートポンプユニットのトラブル
順番に解説します。
停電や落雷などの問題が起きていた
深夜に落雷などによって停電していた場合、沸き上げが一時的に止まります。
停電が終わると沸き上げが再開されますが、停電していた分、沸き上げ時間が足りず朝まで沸き上げが続くことがあります。
深夜にエコキュートの沸き上げが停止していたかどうかは、リモコンの時刻設定で確認可能です。


もし正確な時刻ではなかった場合、深夜に停電がありエコキュートの沸き上げが中止されていた可能性があります。
気温が低く沸き上げに時間がかかっている
寒い地域に住んでいる場合や、冬場は沸き上げに時間がかかります。
エコキュートの貯湯タンクとヒートポンプユニットは室外に設置されていることが多いため、外気温の影響を大きく受けやすいです。


沸き上げ湯量によっては、朝方以降も沸き上げが続く場合があります。
配管が凍結している
外気温が氷点下近くまで下がるとエコキュートの配管が凍結して、お湯の沸き上げができない状態になってしまうことがあります。
配管の凍結は、寒い地域で起こりやすいですが、温暖な気候の場所でも起こるリスクがあるため注意しましょう。
凍結している場合は、リモコンに凍結を意味するエラーコードが出ている場合が多いため、まずはリモコン表示を確認してください。
水漏れが起きている
貯湯タンクや配管から水漏れが起きている場合、いくらお湯を沸き上げてもお湯がたまらないため沸き上げが完了しません。
まずは、リモコンに水漏れのエラーコードが出ていないかチェックしましょう。
ただし、配管から水漏れしている場合はエラーコードが表示されないケースもあります。
蛇口を閉じているのに水道メーターが動いている場合は、配管の水漏れが疑われるため、配管から水漏れしていないか確認しましょう。
貯湯タンクや配管から水漏れしていることが確認できたら、業者に相談してください。
水漏れに関しては「エコキュートが水漏れを起こす5つの原因!症状発見時の応急処置も解説」の記事でも解説しているため、あわせて参考にしてください。
ヒートポンプユニットのトラブル
ヒートポンプユニットのファンにゴミが付着していたり、錆びついていたりすると沸き上げが適切におこなわれない可能性があります。
ヒートポンプユニットは精密部品で構成されているため、壊れやすい機器です。
例えばサーミスタが故障すると自動制御が利かなくなり、リモコン画面にずっと沸き上げ中の表示が出るトラブルが起きます。


エコキュートがずっと沸き上げ中になった際の対処法


エコキュートがずっと沸き上げ中になった際は、以下のポイントを確認して対処しましょう。
- 最初にエラーコードをチェックする
- 凍結の確認と対処法
- 水漏れの確認と対処法
- ヒートポンプユニットのトラブルの確認と対処法
正しい対処方法を覚えておけば、もしもの時も慌てずに対処できるため、ぜひ参考にしてください。
最初にエラーコードをチェックする
エコキュートに問題が起きている場合は、リモコン画面にエラーコードが表示されることが多いため、まずはエラーコードが出ていないか確認しましょう。
エラーコードとは、数字とアルファベットからなる単語のようなもので、どのようなトラブルが発生しているのか確認できます。
ただし、メーカーや機種によってもエラーコードの意味が異なるため、必ず取扱説明書やメーカーの公式ホームページを確認しましょう。
凍結の確認と対処法


配管の凍結が考えられるエラーコードは下記のとおりです。
- ダイキン:「HJ」
- 日立:「Er15」「Er24」「HE22」
- パナソニック:「U22」
- 三菱電機:「C03」「C19」「C20」「C21」「C23」「C26」「C27」「C30」「103」「120」
- コロナ:「E14」「E16」
凍結の場合は、日中気温が上がれば解消されるため、気長に待つのが一番安全な対処法です。
しかし、早急にお湯を使いたい場合もあるでしょう。
すぐにお湯を使いたい場合は、凍結した配管にタオルを巻き、その上から人肌よりも少し温かいぐらいのお湯をかけるといいでしょう。
早く凍結を解消したいからといって高温のお湯をかけてしまうと、配管が破損してしまう恐れがあります。
また、メーカーは自然に凍結が解消されるのを待つことを推奨しているため、配管にぬるま湯をかける場合は自己責任でおこなうようにしましょう。
エコキュートの凍結に関する予防や対策に関する情報は、以下の関連記事をご覧ください。
【関連記事】エコキュートの凍結予防方法と応急対応|凍ってしまう原因も解説!
水漏れの確認と対処法


エコキュート本体からの水漏れが考えられるエラーコードは以下のとおりです。
- ダイキン:「C73」
- 日立:「Er99」
- パナソニック:「F17」
- 三菱電機:「F08」
- コロナ:「E37」
上記のエラーコードが表示されている場合は、使用者が対処できないエラーであるため、業者やメーカーに相談しましょう。
メーカーの問い合わせ先は「対処法がわからない場合はメーカーに問い合わせよう!」でもお伝えするため、ぜひ参考にしてください。
ヒートポンプユニットのトラブルの確認と対処法


ヒートポンプユニットの不具合が考えられるエラーコードは下記のとおりです。
- 日立:「Er31」
- パナソニック:「F19」
- 三菱電機:「102」「C01」
- コロナ:「H50」
ヒートポンプユニットは吸引口や吹き出し口の周辺に物が置かれていると、うまく作動できないことがあります。
そのため、ヒートポンプユニットの周りに障害物がないかチェックしましょう。
また、ヒートポンプユニットのファンにゴミが詰まっている場合も、うまく沸き上げられないことがあります。
エコキュートの修理にかかる費用の目安や、交換すべきかの判断基準など詳しい情報は、以下の記事をご覧ください。
【関連記事】エコキュートの修理代はいくら?メーカー別の相場と出張費の目安・交換すべき判断基準を解説
効率よくお湯を貯める!無駄な追加沸き上げを防ぐ設定方法


故障ではないのに「ずっと沸き上げ中」と表示される場合は、エコキュートの設定が「日中の沸き上げを許可」している可能性が高いです。
以下の3つの設定を見直してみましょう。
- 「おまかせ」モードから「深夜のみ」へ変更
- 「ピークカット設定(沸き上げ停止設定)」の登録
- 学習機能のリセットまたは沸き上げ量の調整
順に解説します。
「おまかせ」モードから「深夜のみ」へ変更
多くの機種に搭載されている「おまかせ」設定は、お湯が少なくなると自動で昼間でも沸き上げを開始します。
来客時などお湯を大量に使う予定がない限りは、沸き上げを夜間のみに制限する設定に切り替えましょう。
「ピークカット設定(沸き上げ停止設定)」の登録
電力会社との契約に合わせて「ピークカット設定」を行うと、電気代が高い日中などの指定した時間帯に、エコキュートが作動するのを強制的に停止できます。
これにより「気づかないうちに昼間沸き上げをしていた」という事態を防げるでしょう。
学習機能のリセットまたは沸き上げ量の調整
エコキュートの学習機能が、過去の使用量に基づいて必要以上に沸かし続けている場合があります。
毎日お湯が余るようであれば、沸き上げ量を「少なめ」に変更するか、一度学習機能をリセットして設定し直すのも有効です。
対処法がわからない場合はメーカーに問い合わせよう!


対処法がわからない場合や、自分で解決できない場合は、エコキュートのメーカーや業者に問い合わせをして修理や交換を依頼しましょう。
エコキュートのメーカーの相談窓口をまとめました。
| エコキュートのメーカー | 電話番号 |
| ダイキン | 0120-88-1081(24時間365日受付) |
| 日立 | 0120-3121-19
9:00~17:30(月~金) (土曜・日曜・祝日と年末年始・夏季休暇などの休日を除く) |
| パナソニック | 0120-872-150(修理相談窓口)
(月~土は9:00~19:00、日・祝・年末年始は9:00~18:00) |
| 三菱電機 | 0120-139-365(365日24時間受付) |
| コロナ | 0120-919-302(365日24時間受付) |
メーカーの保証期間外の場合、メーカーに修理を依頼すると高額な修理費用がかかることがあります。
保証期間外の場合はメーカーに修理を依頼するよりも、比較的リーズナブルな価格で修理対応してもらえる業者に相談するといいでしょう。


また、思い切って交換するのもおすすめです。
【Q&A】エコキュートがずっと沸き上げ中に関連するよくある質問


エコキュートがずっと沸き上げ中に関連する質問は次のとおりです。
- エコキュートがずっと沸き上げ中だと電気代は高くなる?
- 沸き上げ中にシャワーを使っても大丈夫?
- エコキュートは貯湯タンクいっぱいになるまで沸き上げる?
- 沸き上げ後にお湯を使っていないのにお湯の残量が減る理由は?
- 沸き上がったお湯がぬるい理由は?
上記の質問に答えます。
Q1. エコキュートがずっと沸き上げ中だと電気代は高くなる?
A. はい、通常よりも電気代は高くなります。
エコキュートは本来、電気代の安い深夜にお湯を沸かしますが、日中も「ずっと沸き上げ中」の状態が続くということは、単価の高い昼間電力を消費し続けていることを意味します。
特に冬場や水漏れが原因の場合、月数千円単位で電気代が跳ね上がるケースもあるため、異変に気づいたら早めの停止や点検が必要です。
Q2. 沸き上げ中にシャワーを使用しても大丈夫?
A. 沸き上げ中にシャワーを使うと、使えるお湯の量(残湯量)の増え方が遅くなります。
また、お湯を使い切ってしまうと「湯切れ」を起こし、シャワーの途中で水になってしまう恐れがあるでしょう。
ずっと沸き上げ中=お湯が溜まっていないサインでもあるため、残湯量メモリを確認し、半分以上溜まってから使用することをおすすめします。
Q3. エコキュートは貯湯タンクいっぱいになるまで沸き上げる?
A. エコキュートは、貯湯タンクがいっぱいになるまでお湯を沸き上げるわけではありません。
エコキュートは学習機能があり、その日によって沸き上げ湯量を調節します。
そのため、お湯をあまり使わないようになると、エコキュートが沸き上げ湯量を減らしてしまいます。
急な来客がある場合や、いつもよりお湯を多く使う予定がある場合は、あらかじめリモコン画面で「沸き増し」スイッチを押して湯切れを防ぎましょう。
また三菱電機のエコキュートの場合は、「満タンわき増し」機能を使うこともおすすめです。
「満タンわき増し」機能は、お湯を多く使いたい当日でも設定できます。
また、お湯を使うたびに沸き増しをするため湯切れの心配もありません。
Q4. 沸き上げ後にお湯を使っていないのにお湯の残量が減る理由は?
A. 沸き上げ後にお湯を使っていないのにお湯の残量が減る場合、浴室で保温や追いだきしていることが原因かもしれません。
保温や追いだきは貯湯タンクのお湯を利用するため、残湯量表示が減ることがあるからです。
また、冬場などは貯湯タンクの放熱で湯温が下がり、残湯量表示が減ることもあります。
Q5. 沸き上がったお湯がぬるい理由は?
A. 沸き上げたお湯がぬるい場合は、給湯温度の設定を見直しましょう。
特に、サーモスタット混合水栓を使っている場合は、設定次第で水とお湯の割合が変わるため、寒い季節は給湯温度を上げるのがおすすめです。
50~60度に設定すると解決できる場合があるため、ぜひ試してみましょう。


給湯温度に関しては「エコキュートの給湯温度は50〜60度!適切な温度設定を理解して電気代を節約しよう!」でも解説しているため、あわせて参考にしてください。
エコキュートがずっと沸き上げ中になる問題を解決しよう!


この記事では、エコキュートがずっと沸き上げ中になった際の対処法や、メーカーの問い合わせ先をお伝えしました。
エコキュートがずっと沸き上げ中になる原因をおさらいしましょう。
- 停電や落雷などの問題が起きていた
- 気温が低く沸き上げに時間がかかっている
- 配管が凍結している
- 水漏れが起きている
- ヒートポンプユニットのトラブル
まずはリモコン画面のエラーコードを確認し、自分で対処できる場合はこの記事を参考に問題解決しましょう。
自分ではどうしようもない場合は、速やかに業者やメーカーに相談してください。
「お湯が突然出なくなった!」「エラーが頻繁に出る!」など、エコキュートに関するお悩みは交換パラダイスへご相談ください。 エコキュートの買い替えに対する悩みはさまざまで、どう対処したらいいのかわからないことも多いですよね。 交換パラダイスはこれまで、約1,700件以上のエコキュートに関するお悩みを解決してきた実績を持ち、Googleの口コミではありがたいことに★5つの高評価を数多くいただいております。 さまざまなお悩みに最適な提案をいたしますので、エコキュートについてお困りの場合には、ぜひ一度ご相談ください。 ※給湯省エネ事業2026年度については こちらからエコキュートのご購入をご検討なら交換パラダイスにお任せください!


※1 ※2 ※3 注意事項はこちら
※1 経済産業省の給湯省エネ事業2026の補助金対象のエコキュート(以下EQ)への交換における補助額であり、電気温水器からEQの交換の場合最大12万円支給されます。EQからEQの場合は最大10万円となります。また行政・自治体の判断で補助金が打ち切りになる等、給付が確約するわけではございませんので、あらかじめご了承ください。
※運搬費用や部材代、基礎工事などが必要な場合は別途費用が発生する場合がございます。 ※他業者の運営するサイトの中には保証〇年と記載している場合でも、そもそも無料でないケースや商品のメーカー保証のみで工事保証が含まれてない場合がございます。そのような業者にはお気を付けください。無償保証規約はこちらから。なお、店舗やオフィスは無償保証の対象外となります。 ※工事日確定後、キャンセルされる場合は工事日の1週間前までにご連絡をください。1週間以内のキャンセルの場合はキャンセル料が50%発生いたします。 ※最新の本体価格は本記載の金額と異なる場合がございます。
※2 商品保証10年:16,500円 付帯可能となります。工事保証10年間無料付帯となります。
※3【定期点検プランについて】
当社で製品をご購入いただいたお客様を対象に、以下の新プランで定期点検を承ります。 点検は「施工3か月後に1回」実施し、その後は工事日を起算日として「年1回目安」で訪問点検を行います。
■定期点検パック(訪問点検/年1回目安)
・1年(計2回):33,000円(税込)
・5年(計6回):77,000円(税込)
・10年(計11回):121,000円(税込)
■スポット点検(希望時):16,500円/回(税込)
※本プラン改定前にご契約いただいたお客様につきましては、従来の点検内容・価格のまま(変更なし)となります。 購入した製品の製品不備確認(リコールだった場合メーカーへ打診協議をお客様の代わりに行います)や施工不備による部分修理などを全て無償で行います。 蓄電池や太陽光パネルを設置している場合、それらの点検・簡易修理も無償で承ります。その他住宅関連の点検も希望される場合は、点検のご連絡の際にお伝えいただければ無償で点検対応いたします。 なお、一部エリアは対象外となります。詳しくはスタッフまでお尋ねください。










