エコキュートの撤去費用はいくらかかる?処分方法や注意点、交換時のポイントを解説!

エコキュートの撤去費用はいくらかかる?処分方法や注意点、交換時のポイントを解説!

エコキュートを10年近く使っていると、そろそろ交換や撤去を考える方も多いのではないでしょうか。

特に気になるのが「撤去費用がどれくらいかかるのか」という点です。

実はエコキュートの処分方法によって、かかる費用や手間は大きく異なります。

この記事では、エコキュートの撤去費用の相場や処分方法、注意点をわかりやすく解説します。

さらに、新しいエコキュートへの交換費用や、お得に設置するためのポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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目次

エコキュートの撤去費用を解説

エコキュートの撤去費用を解説

エコキュートの撤去費用は、依頼先や処分方法によって大きく異なります。

一般的に、エコキュート本体の取り外しや搬出、処分費用を含めた相場は1万5,000円〜5万円程度が目安とされています。

しかし、これはあくまで一例であり、設置場所の状況や本体の大きさ、依頼する業者によって費用は変動します。

特に、新しいエコキュートへの交換を同時に依頼する場合は、撤去費用が無料または割引になるケースが多いため、コストを抑えたい方は交換とセットで依頼するのが賢い方法です。

一方、転居などで撤去のみを依頼するケースでは、処分業者やリサイクル業者への依頼が必要になる場合もあります。

エコキュートの撤去費用は、「誰に・どのように依頼するか」で大きく変わるため、事前の確認と比較が重要です。

エコキュートを処分する方法は4つ

エコキュートを処分する方法は4つ

エコキュートを処分する方法は、下記の4つです。

  • エコキュートを交換する際に給湯業者に引き取ってもらう
  • 買い取り業者やリサイクル業者に依頼する
  • 処分業者や廃品回収業者に依頼する
  • 自治体に粗大ごみとして出す

まずは、下表をご覧ください。

処分方法 費用相場 特徴・注意点
給湯器施工業者に依頼 10,000~20,000円 交換時にまとめて依頼が楽業者によって無料サービスもあり
買取・リサイクル業者に依頼 機種・状態による(買取の場合あり) 新しい機種や人気機種なら買取の可能性あり条件確認必須
処分・廃品回収業者に依頼 10,000~30,000円以上 取り外し費・運搬費・処分費が発生複数社比較がおすすめ
自治体に粗大ごみで出す 約2,000円~(地域差あり) 自分で取り外し・搬出が必要自治体のルール確認が必要

それぞれ詳しくみていきましょう。

方法①:エコキュートを交換する際に給湯業者に引き取ってもらう

もっとも一般的で手間の少ない方法が、新しいエコキュートへ交換する際に施工業者に撤去を依頼する方法です。

多くの給湯器交換業者では、取り外し・搬出・処分までを一括対応してくれるため、費用面でも工事費に含まれるケースや、サービスとして無料になることもあります。

交換と撤去を別々に依頼すると割高になることが多いため、コストを抑えたい方は、交換時にまとめて依頼するのがおすすめです。

見積もりの段階で、撤去費用が含まれているか、追加料金がかかるのかを必ず確認しておきましょう。

方法②:買い取り業者やリサイクル業者に依頼する

まだ使用年数が浅いエコキュートや人気メーカー、新しいモデルの場合は、買取業者やリサイクル業者に依頼する方法もあります。

買取が成立すれば、撤去費用どころか逆にお金が戻ってくる可能性もあります。

ただし、使用年数が10年を超えているエコキュートは買取対象外になるケースも多いため注意が必要です。

見積もりや出張買取に対応している業者もあるので、まずは問い合わせてみるとよいでしょう。

方法③:処分業者や廃品回収業者に依頼する

交換予定がない場合や急いで処分したい場合には、処分業者や廃品回収業者に依頼する方法もあります。

費用相場は10,000〜30,000円程度ですが、取り外し作業や運搬費、処分費が別途かかることも多いため、事前の見積もり確認が重要です。

複数の業者で料金を比較すれば、安く抑えられる場合もあります。

回収までのスピードが早い業者も多いので、急ぎの撤去や、不用品とまとめて処分したい方には便利な方法です。

方法④:自治体に粗大ごみとして出す

費用をもっとも安く抑えたい方は、自治体の粗大ごみ回収を利用する方法もあります。

地域によって料金は異なりますが、一般的には2,000〜5,000円程度で処分できます。

ただし、自分で取り外し・搬出をおこない、指定場所まで運ぶ必要があるため、労力と時間がかかります。

また、自治体によってはエコキュート(給湯器)の回収を受け付けていない場合もあるので、必ず事前に確認しましょう。

処分ルールや回収日が決められているので、スケジュール管理も大切です。

エコキュートを撤去する際の注意点

エコキュートを撤去する際の注意点

エコキュートを撤去する際は、費用だけでなく、安全面や工事資格にも注意が必要です。

エコキュートは、電気と空気の熱を利用する給湯器のため、取り外しには電気工事や給排水工事に関する専門的な知識が求められます。

具体的には、第二種電気工事士や給水装置工事主任技術者などの資格が必要とされる場合が多いため、原則として自分で撤去するのは避けるべきです。

実際には、取扱説明書や動画を参考に自己撤去する事例もありますが、誤った作業によるトラブルや事故、漏水・感電のリスクが高まります。

特に、電源や配管の処理が不十分なまま放置すると、後々の修理費用が高額になることもあります。

撤去前には、タンク内の水抜き作業が必要であることも忘れてはいけません。

安全に撤去をおこなうためにも、資格を持つ専門業者に依頼し、事前に撤去費用の内訳や撤去後の対応の確認が重要です。

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エコキュートを処分・交換するタイミング

エコキュートを処分・交換するタイミング

エコキュートを処分・交換するタイミングは、以下のとおりです。

  • エコキュートを設置してから10年以上経っている
  • エコキュートの不具合がたびたび発生している
  • エコキュートが故障して修理代が高い
  • 転居などでエコキュートが不要になった

順に説明します。

エコキュートを設置してから10年以上経っている

エコキュートの寿命は、一般的に10〜15年とされています。

特に10年を過ぎると、内部部品の劣化や貯湯タンク、ヒートポンプユニットの不具合が発生しやすくなります。

メーカー保証が切れているケースも多く、故障時には全額自己負担となるため、メンテナンス費用も高くなりがちです。

省エネ性能も新製品と比べて劣っているため、長く使い続けるよりも最新の省エネ型エコキュートへ交換したほうが、電気代の節約にもつながります。

設置から10年以上経過している場合は、故障する前に交換を検討すると安心です。

エコキュートの不具合がたびたび発生している

お湯がぬるい、お湯が出ない、リモコンにエラーコードが表示されるなどの不具合がたびたび起こる場合は、エコキュートの寿命が近づいているサインです。

修理で対応できることもありますが、修理費用が重なるとトータルコストが高くついてしまいます。

特に10年以上使用しているエコキュートの場合、不具合が頻発しているなら本体の交換を検討しましょう。

また、不具合が続くと生活への支障も大きくなるため、早めの対応をおすすめします。

エコキュートが故障して修理代が高い

エコキュートが完全に故障してしまった場合、修理か交換かで迷う方も多いですが、修理費用が高額になるなら交換したほうが、結果的にお得なケースもあります。

ヒートポンプユニットの交換や基盤の修理など、大きな部品の故障では数万円〜10万円以上かかることも珍しくありません。

さらに、古いエコキュートの場合は部品が生産終了していて修理できないこともあります。

修理費用が高額な場合や、再発リスクが高い場合は、最新機種への交換と撤去を同時に依頼するのがおすすめです。

転居などでエコキュートが不要になった

転勤や引っ越し、住宅の売却などでエコキュートが不要になるケースもあります。

この場合は、撤去のみを依頼する必要がありますが、撤去費用は依頼先によって大きく異なります。

自治体の粗大ごみ回収を利用すれば費用は安く抑えられますが、自分で取り外しや運搬が必要です。

時間や手間をかけたくない場合は、撤去専門業者や廃品回収業者への依頼が便利です。

もし買取可能な機種であれば、リサイクル業者に相談するのも1つの方法です。

状況に合わせて最適な方法を選びましょう。

エコキュート交換の費用相場

エコキュート交換の費用相場

エコキュートを新しく交換する場合、費用相場は本体価格と工事費用を合わせて約40〜80万円程です。

本体価格はメーカーや機種のグレードによって異なり、安価なモデルで30万円台、高性能モデルでは50万円以上になることもあります。

さらに、設置工事費や撤去費用が10〜20万円程度かかります。

ただし、交換時に撤去費用が無料になる業者もあるため、見積もり段階での確認が大切です。

最近では、省エネ性能の高いエコキュートへの交換で補助金が受けられるケースもあるため、活用すれば費用を抑えることも可能です。

エコキュートを安く交換する方法

エコキュートを安く交換する方法

エコキュートを安く交換する方法を3つ紹介します。

  • キャンペーンを利用する
  • 補助金を利用する
  • リースを検討する

順に説明します。

キャンペーンを利用する

多くのエコキュート販売業者や工事業者では、期間限定のキャンペーンを実施しています。

たとえば、工事費用の割引や撤去費用無料などが挙げられます。

特にインターネット販売専門店や地域密着型のリフォーム業者では、独自のキャンペーンをおこなっていることも多いため、複数の業者のホームページをチェックしておくとよいでしょう。

タイミングが合えば、通常よりも数万円安くなることもあるので、交換を検討する際はキャンペーン情報をこまめにチェックしておくことが大切です。

補助金を利用する

エコキュートの交換には、国や自治体が実施している省エネ設備導入支援の補助金を活用するのも効果的です。

特に、2025年度までは「給湯省エネ2025事業」が実施されており、対象の高効率エコキュートを設置すれば1台あたり最大13万円の補助金を受けられます。

補助金を利用するには、指定の条件を満たす製品を選ぶことや、登録事業者で工事をおこなう必要があります。

自治体によっては独自の補助制度を実施しているケースもあるため、最新情報を確認し、併用できる制度がないかも調べておくとよいでしょう。

エコキュートの補助金に関する詳しい情報は、下記の記事をご覧ください。

【関連記事】【最新版】エコキュート補助金「給湯省エネ2025事業」を徹底解説!

リースを検討する

初期費用を大幅に抑えたい場合は、エコキュートのリース契約を検討する方法もあります。

リースとは、月々一定の利用料金を支払うことでエコキュートを利用できる仕組みで、設置費用や撤去費用、修理費用なども含まれていることが多いのも特徴です。

特に、賃貸物件や転勤が多い方、一時的な設置を考えている方におすすめです。

ただし、長期間リースを続けると購入より総支払額が高くなる可能性もあるため、契約内容や支払総額を事前に確認しておきましょう。

エコキュート交換にリースを利用する際の詳しい情報は、下記の記事を参考にしてください。

【関連記事】エコキュートをリース利用するメリット・デメリットとは?審査に落ちた場合の対処法

エコキュート交換業者を選ぶ際のポイント

エコキュート交換業者を選ぶ際のポイント

エコキュートの交換は、高額な費用がかかるだけでなく、設置後の安全性や快適さにも影響するため、交換業者の選び方は重要です。

ここでは、業者を選ぶ際のポイントを4つ紹介します。

  • 豊富な施工実績があるか
  • 料金体系は明確か
  • 必要な専門資格を持つ技術者がいるか
  • アフターサービスは万全か

順にみていきましょう。

豊富な施工実績があるか

エコキュートの交換業者を選ぶ際は、施工実績の多い業者を選ぶと安心です。

経験豊富な業者であれば、設置場所の条件や機種ごとの特性を理解しているため、適切な施工が期待できます。

また、施工実績はホームページや口コミで確認できることが多いので、事前にチェックしておきましょう。

施工実績が多い業者はトラブル対応にも慣れているため、万が一の不具合や工事後のフォローもスムーズに対応してもらえるでしょう。

エコキュートを交換する際の、失敗しない業者の選び方については、下記記事を参考にしてください。

【関連記事】【知らなきゃ損】エコキュートの交換はどこに頼む?失敗しない業者選びのポイント5つを徹底解説

料金体系は明確か

業者によっては、見積もり時に提示される金額が実際の請求額と異なるケースもあります。

そのため、料金体系が明確でわかりやすい業者を選ぶことが重要です。

エコキュートの交換費用には、本体価格、工事費用、撤去費用、配管工事費などが含まれることが多いですが、これらがすべて含まれているかを必ず確認しましょう。

特に「追加料金が発生しないか」「キャンセル時の費用はどうなるか」などの細かい部分も事前に確認しておくと安心です。

複数の業者で相見積もりを取るのも有効です。

必要な専門資格を持つ技術者がいるか

エコキュートの設置や撤去には、電気や給排水に関する専門的な知識と資格が必要です。

主に「第二種電気工事士」や「給水装置工事主任技術者」「排水設備工事責任技術者」などの資格を持つ技術者が工事をおこなう必要があります。

無資格の作業員による工事は、安全性に問題があるだけでなく、後々のトラブルや保証の対象外になるリスクもあります。

業者選びの際は、これらの資格保有者が在籍しているか、公式サイトや見積もり時にしっかり確認するようにしましょう。

アフターサービスは万全か

エコキュートは設置して終わりではなく、その後のメンテナンスや万が一のトラブル対応も重要です。

アフターサービスが充実している業者を選ぶことで、安心して長く使い続けることができます。

保証期間の有無や内容(本体保証・工事保証)、定期点検の有無、トラブル時の対応スピードなどは必ず確認しておきましょう。

特に地域密着型の業者は、対応が早く、柔軟にサポートしてくれることが多いのでおすすめです。

安心して任せられる業者を選ぶことが、結果的に費用対効果の高い交換につながります。

エコキュートの撤去と交換はセットで依頼するのがベスト

エコキュートの撤去と交換はセットで依頼するのがベスト

エコキュートの撤去と交換は、同じ業者にまとめて依頼するのが、もっとも効率的で費用面でもお得です。

交換工事と同時に撤去を依頼すれば、取り外し費用が無料になったり、割引になったりするケースが多いため、別々に依頼するよりもコストを抑えられます。

また、撤去と設置を同時におこなうことで、工期が短縮されるだけでなく、トラブルや手間を防げます。

転居などで給湯器が不要になったなど、特別な事情がない限りは、新しいエコキュートへの交換と撤去をセットで依頼するのがベストな選択といえるでしょう。

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※1 ※2 ※3 注意事項はこちら

※1 経済産業省の給湯省エネ事業2025の補助金対象のエコキュート(以下EQ)への交換における補助額であり、電気温水器からEQの交換の場合最大17万円支給されます。

EQからEQの場合は最大13万円となります。

当社はお客様の代わりに申請書類作成のサポートを行いますが、申請者はあくまでお客様自身となります。

また行政・自治体の判断で補助金が打ち切りになる等、給付が確約するわけではございませんので、あらかじめご承知おきください。

※2 実質無料キャンペーン含む。無償保証規約はこちらから。

※3 10年間毎年1回点検について… 当社で製品を購入していただいたお客様限定で、ご契約時に定期点検(別途有料:49,500円(税込))をお申し込みいただいた場合に限ります。

施工後10年間にわたり、毎年1回(初年度は3か月後、1年後の2回)、合計11回にわたり弊社が設置した給湯器に不具合がないかを無償で点検いたします。 

購入した製品の製品不備確認(リコールだった場合メーカーへ打診協議をお客様の代わりに行います)や施工不備による部分修理などを全て無償で行います。 

蓄電池や太陽光パネルを設置している場合、それらの点検・簡易修理も無償で承ります。

その他住宅関連の点検も希望される場合は、点検のご連絡の際にお伝えいただければ無償で点検対応いたします。

 なお、一部エリアは対象外となります。詳しくはスタッフまでお尋ねください。

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この記事の監修者

長尾 太一のアバター 長尾 太一 エコキュートのプロ

交換パラダイスの長尾です。

・「何よりもお客様を大切にする」という会社の理念に共感し、北海道から「愛と情熱」を原動力に上京
・現在、家回り全般に対応できる総合リフォーム会社のエコキュート専門チームに所属
・お客様一人ひとりと真剣に向き合うことを最優先に生きています。
・モットーは「猪突猛進」
・「長尾さんにお願いして本当によかった!」という言葉が一番の大好物
・「エコキュートのことなら長尾」とお客様だけでなく社員からも頼られる存在

エコキュートのプロフェッショナルとして、商品知識・施工知識・住宅全般の知識、すべてに精通し、お客様のどんなお悩みにもお応えいたします。皆様の生活がより豊かにできるような安心・快適な住まいづくりのお手伝いに全力投球いたします。

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