エコキュートが水漏れを起こす5つの原因!症状発見時の応急処置も解説

エコキュートを使用していると、お湯が出なくなったりリモコンにエラー表示が出たりする事態に遭遇した人は多いでしょう。

今回はエコキュートの水漏れが起こす5つの症状と原因、応急処置の方法を解説します。

また、お得に購入・買い替えを進めるための補助金制度も紹介。

この記事を参考にしてエコキュートの知識を深め、水漏れ時の対処法を身につけましょう。

目次

エコキュートの水漏れによって起こる5つの症状

エコキュートの水漏れによって起こる5つの症状

エコキュートの水漏れは5つの症状を起こします。

  • 水道代などの光熱費が突然高くなる
  • お湯がすぐに水になる・お湯が出ない
  • リモコンにエラー表示が出る
  • 室外機周辺が湿ったり錆びたりしている
  • 配管から結露ではない水漏れが確認できる

確認方法を1つずつチェックしていきましょう。

水道代などの光熱費が突然高くなる

水道代などの光熱費が突然高くなった際は、エコキュートが水漏れしている可能性があります。

気付かない内に機器から水が垂れ流しになってしまい、水道代がかさんでいるかもしれません。

水の使用が増えていないにもかかわらず光熱費が高くなっている場合は、すぐに水道のメーターを確認しましょう。

お湯がすぐに水になる・お湯が出ない

水漏れが起きているとお湯が使えない、あるいはお湯がすぐに水に変わってしまう症状が発生します。

給湯済みのお湯が漏れてしまい、通常の水しか使えなくなってしまっている状態です。

リモコンにエラー表示が出る

エコキュートの水漏れが起きた場合、リモコンのエラー表示で異常を確認できます。

参考までにパナソニック商品のエラー表示をまとめました。

  • H18:暖房水漏れ異常
  • H52:補水弁異常・補水異常
  • F17:漏水検知

上記のエラー表示が、パナソニックのエコキュートの水漏れに関わる主な一例です。

個人では対応できない異常とされているため、すぐに専門業者に連絡しましょう。

【参考】パナソニック公式サイト「異常表示一覧表」

室外機周辺が湿ったり錆びたりしている

室外機周辺の地面が湿っている事態は、水漏れの症状の一つです。

湿気によって、室外機本体や部品が錆びる可能性もあります。

機器の修理・交換のリスクを抑えるためにも、専門業者にみてもらいましょう。

配管から結露ではない水漏れが確認できる

エコキュートや室外機に結露以外の原因で水漏れが起きている場合、配管の故障がありえます。

加熱されたお湯は配管に影響を与えやすく、夏冬の高温低温の環境に晒されれば、部品が壊れる可能性は高まります。

エコキュートの水漏れの原因5選

エコキュートの水漏れの原因5選

エコキュートが水漏れを起こす原因は、大きく分けて5つです。

  • エコキュートの寿命
  • エコキュートを長期間使用していない
  • エコキュートからホースが外れている
  • エコキュートの部品が欠損・破損している
  • エコキュートのメンテナンス不足

順番に解説します。

エコキュートの寿命

エコキュートの平均的な寿命は10年ほどです。

メンテナンスの頻度や使用する地域によっても寿命は変わり、長ければ18年持つ場合もあります。

10年以上経っている場合には、経年劣化による寿命が原因の可能性も考慮しましょう。

エコキュートを長期間使用していない

エコキュートを長期間使用していない場合、本体の破損・配管の摩耗・低温下の凍結などによって水漏れが起きる可能性があります。

特に、冷えやすい地域では配管の水分が凍りやすく、水抜きを怠ると配管の凍結から破裂を招きます。

長期旅行などでエコキュートの使用機会が減る予定があれば、貯湯タンクから水を抜いて電源をオフにしておきましょう。

エコキュートからホースが外れている

わかりやすい水漏れの原因として、エコキュートからホースが外れている場合があげられます。

メンテナンスの際に本体を移動させると、ホースの接続が途切れてしまう可能性も高いです。

また、長年の消耗によってホースが劣化し、部品に隙間ができてしまうケースも。

定期的な外観チェックで、ホースに異常がないか確認しましょう。

エコキュートの部品が欠損・破損している

エコキュートの部品の欠損・破損は、水漏れを起こす大きな原因です。

夏や冬の極端な温度環境では、配管の歪みや凍結が起こりやすくなります。

配管は基本的に、耐久性を維持するために保温材・遮光テープなどで保護されています。

しかし、保護策が万全に実施されていないケースもあるため、エコキュートの設置時には部品周りに問題がないかを業者に相談しておきましょう。

エコキュートのメンテナンス不足

メンテナンス不足のエコキュートは、水漏れを起こしやすくなります。

定期的に外観をチェックしておけば、ホースの接続部分の隙間や配管の破損を発見できるでしょう。

室外機周辺の水漏れに素早く気付ければ、水漏れによる水道代の余分な出費も抑えられます。

自分でのチェックには限界があるため、定期的に専門業者にメンテナンスを依頼することがおすすめです。

エコキュートが水漏れした際の応急処置

エコキュートが水漏れした際の応急処置

エコキュートの水漏れに対する、応急処置の方法を紹介します。

  • エコキュートの電源を切り止水栓を締める
  • 水漏れが故障ではない場合もあるため確認する
  • 専門業者へ連絡する

症状を悪化させないように落ち着いて対処しましょう。

エコキュートの電源を切り止水栓を締める

水漏れに気付いた際は、まずエコキュートの電源を切って止水栓を締めましょう。

電源を切れば給湯が止まり、止水栓を締めれば貯湯タンクへの入水も停止できます。

水道代の高騰を防ぐために欠かせない処置です。

止水栓は基本的に、メーターと貯湯タンクの間にある給水配管周りに設置されています。

しかし、製品によって位置が変わる場合もあるため、わからない場合は説明書や業者へ確認をおこないましょう。

水漏れが故障ではない場合もあるため確認する

水漏れはエコキュートの故障が原因ではない場合もあります。

具体的には下記2つのケースです。

  • 貯湯ユニット周りの配管からの排水(膨張水)
  • ヒートポンプユニット周辺の結露(結露水)

貯湯ユニットには排水のための配管が設置されており、加熱によって気化した水分を逃がす機構が備わっています。

また、エコキュートは熱交換によって一部分が冷却されるため、結露も起きます。

水漏れが必ずしも故障を示しているわけではないため、注意しましょう。

エコキュートの故障については、下記記事で詳しく解説しているので、気になる方はぜひご覧ください。

【関連記事】エコキュートが故障!?原因や対処方法・修理・交換の見極めポイントも解説!

専門業者へ連絡する

水漏れが起きた場合は、すぐに専門業者へ連絡しましょう。

個人で対応できたとしても、外観からでは判別できない問題が起きている可能性があります。

一時的に症状が解消されても、細かな部分で部品が壊れているかもしれません。

部品欠損の見落としで、修理・交換費用が増えるケースもあるため、応急処置を済ませたら、できる限り早めに業者に相談しましょう。

エコキュートの水漏れ修理代の相場

エコキュートの水漏れ修理代の相場

エコキュートの一般的な水漏れ修理代を、パナソニックの製品を例にしてまとめました。

症状 修理代の相場
お湯が出ない場合 30,000円~
お湯張りができない 22,000円~
お湯が沸かない 80,000円~

上記の金額は、技術料・出張料・部品代の合計額の目安です。

部品の破損が多ければ修理代は増えるため、異常を見落とさないためにも、日常的なメンテナンスを欠かさず実施しましょう。

【参考】パナソニック公式サイト「一般的な修理費用」

エコキュートの購入・交換には補助金の活用がおすすめ!

エコキュートの購入・交換には補助金の活用がおすすめ!

エコキュートの購入・交換時には「給湯省エネ2024事業」の補助金制度を活用しましょう。

この制度は、家庭の給湯エネルギー消費の効率化を目的としており、高効率の給湯機導入を支援しています。

エコキュート1台につき80,000円の補助を受けられ、機器の性能によってはさらに最大50,000円加算されます。

加算条件は下記のとおりです。

  • A要件(20,000円/台):インターネットに接続可能な機種で、翌日の天気予報や日射量予報に連動することで、昼間の時間帯に沸き上げをシフトする機能を有するものであること。
  • B要件:(40,000円/台):補助要件下限の機種と比べて、5%以上CO2排出量が少ないものとして、a又はbに該当するものであること。
    (a.2025年度の目標基準値(JIS C 9220 年間給湯保温効率又は年間給湯効率(寒冷地含む))+0.2以上の性能値を有するもの、又は、b.おひさまエコキュート)

基本額にAとBを合わせれば、最大130,000円の補助金をエコキュートの購入・交換費用に充てられます。

9月26日時点で予算上限の62%まで達しており、上限に到達次第、2024年の申請受付は終了します。(※次年度の制度実施は11月に決定予定)

エコキュートの導入を検討している人は、早めに補助金制度を活用できるかチェックしましょう。

【参考】給湯省エネ2024事業【公式】「対象機器の詳細【エコキュート】」

【まとめ】エコキュートの水漏れ対策は日頃のメンテナンスが肝

エコキュートの水漏れが起きる大きな原因には、メンテナンス不足があります。

日常的に機器の外観をチェックするだけでも、室外機周辺の湿気や部品の問題箇所を発見できるでしょう。

早めに異常に気付ければ、部品の修理・交換費用を抑えられる可能性も高まります。

水漏れが起きる可能性は環境や使用回数によって上下しますが、こまめなメンテナンスで水漏れを防ぎやすくなります。

個人での点検だけでなく、専門業者にも定期的なチェックを依頼しましょう。

エコキュートのご購入をご検討なら交換パラダイスにお任せください!

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エコキュートの買い替えに対する悩みはさまざまで、どう対処したらいいのかわからないことも多いですよね。

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さまざまなお悩みに最適な提案をいたしますので、エコキュートについてお困りの場合には、ぜひ一度ご相談ください。

※1 ※2 ※3 注意事項はこちら

※1 経済産業省の給湯省エネ事業2024の補助金対象のエコキュート(以下EQ)への交換における補助額であり、電気温水器からEQの交換の場合最大18万円支給されます。

EQからEQの場合は最大13万円となります。

当社はお客様の代わりに申請書類作成のサポートを行いますが、申請者はあくまでお客様自身となります。

また行政・自治体の判断で補助金が打ち切りになる等、給付が確約するわけではございませんので、あらかじめご承知おきください。

※2 実質無料キャンペーン含む。無償保証規約はこちらから。

※3 10年間毎年1回点検について… 当社で製品を購入していただいたお客様限定で、ご契約時に定期点検(別途有料:49,500円(税込))をお申し込みいただいた場合に限ります。

施工後10年間にわたり、毎年1回(初年度は3か月後、1年後の2回)、合計11回にわたり弊社が設置した給湯器に不具合がないかを無償で点検いたします。 

購入した製品の製品不備確認(リコールだった場合メーカーへ打診協議をお客様の代わりに行います)や施工不備による部分修理などを全て無償で行います。 

蓄電池や太陽光パネルを設置している場合、それらの点検・簡易修理も無償で承ります。

その他住宅関連の点検も希望される場合は、点検のご連絡の際にお伝えいただければ無償で点検対応いたします。

 なお、一部エリアは対象外となります。詳しくはスタッフまでお尋ねください。

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