エコキュートが故障!?原因や対処方法・修理・交換の見極めポイントも解説!

エコキュートが故障!?原因や対処方法・修理・交換の見極めポイントも解説!

「エコキュートが壊れたのかもしれないけど対処法がわからない!」

「エコキュートをお得に修理するポイントは?」

などとお悩みの方もいるでしょう。

この記事では、エコキュートの故障のチェックポイントと対処法や、お得に修理するポイントについて解説しています。

エコキュートの故障について、チェックポイントや対処法が知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

エコキュートの故障は3種類にわかれる!

エコキュートの故障は3種類にわかれる!

エコキュートの故障は「初期故障」「偶発故障」「摩擦故障」の3種類にわかれます。

順番にどのような故障か解説します。

初期故障

初期故障はエコキュートの本体を設置して、年月が経たないうちに起こる故障のことです。

初期故障の主な原因は設置するうえでの業者のミスや、エコキュートそのものの初期不良であるケースが多いです。

エコキュートの使用者に責任がないため、施工をおこなった業者やメーカーに問い合わせれば無償で対応してもらえるでしょう。

保証期間が過ぎると修理や交換に費用が掛かるため、故障している場合は早めに業者やメーカーに連絡することが大切です。

偶発故障

偶発故障はエコキュートを設置した時点からあった些細な不具合が、時間が経つにつれて悪化し、故障の原因になってしまうことです。

エコキュートを設置した業者のミスが主な原因ですが、業者のミスを証明することが難しく、保証期間が過ぎてしまっているケースもあります。

そのため、エコキュートの使用中に不具合があった場合は、速やかに業者に連絡することが重要です。

加えて、定期的にエコキュートを点検してもらうことも大切です。

摩擦故障

摩擦故障は長い年月にわたりエコキュートを使うことで、エコキュート内の部品が摩耗し、壊れてしまうことです。

エコキュートの寿命は一般的に約10年なので、10年以上エコキュートを使用しているのであれば交換を検討しましょう。

「エコキュートをできるだけ長く使いたい」と考える方も少なくないでしょう。

しかし10年使用していると、1箇所直したとしてもまた別の箇所が壊れてしまうことが少なくありません。

むしろ故障の種類によっては、修理費用の方が交換費用よりも高いケースがあることを考慮すると、早いうちにエコキュートを交換した方が経済的です。

エコキュートの寿命については、「エコキュートの寿命はどれくらい?長持ちさせる方法と買い替えのタイミングを解説」の記事でも解説しているので、エコキュートを長持ちさせるためにもぜひ参考にしてください。

エコキュートが故障!チェックするポイントと対処法は?

エコキュートが故障!チェックするポイントと対処法は?

エコキュートの故障を疑うポイントをまとめてみました。

  • ヒートポンプから音が聞こえる
  • エコキュートから水漏れしている
  • お湯が出ない
  • 勝手に水やお湯が出る
  • お湯が浴槽からあふれてしまう
  • お湯の温度にムラが生じる
  • リモコンにエラーコードが表示される

それぞれの対処法も含めて解説します。

ヒートポンプから音が聞こえる

ヒートポンプから音が聞こえる場合、故障の場合と故障ではない場合があります。

故障ではない場合は、使用中に発生する動作音が異音の原因です。

  • 沸き上げ時のヒートポンプの動作音
  • 除霜運転の動作音

もし上にあるようなケースにあてはまらない場合は、故障の可能性があるため、メーカーや業者に点検や修理を依頼しましょう。

エコキュートから水漏れしている

エコキュートから水漏れしている場合には、下記のポイントをチェックしましょう。

  • 沸き上げ中に貯湯タンクの排水口から水漏れし、地面がぬれてしまっているか
  • ヒートポンプから水が漏れているか・ヒートポンプの下がぬれているか

上にあてはまらないケースの場合は、点検や修理の必要があります。

点検や修理の前には、貯湯タンクの給水配管専用止水栓を閉じておきましょう。

お湯が出ない

お湯が出ない場合は、故障ではなくお湯切れを起こしている場合が多いです。

まずはエコキュートのリモコンから、お湯の残量をチェックしてみてください。

もしお湯切れしている場合は、沸き増し機能を使うとお湯が使えるようになります。

それでも解決できない場合は、エコキュートの配管が凍結していたり、エコキュート本体が故障していたりするケースがあります。

メーカーや業者に問い合わせて点検・修理を依頼しましょう。

勝手に水やお湯が出る

エコキュートには自動配管洗浄機能がついているため、勝手に水やお湯が出るときがあります。

加えて、外の気温が低いときは、凍結を防ぐため貯湯タンクのポンプが作動し、水を排出することもあります。

しかし、異常に水やお湯が出る場合には、業者による点検や修理が必要になることもありるので早めの相談がおすすめです。

お湯が浴槽からあふれてしまう

お湯はりの際、設定の水位以上にお湯が出てしまったり、お湯があふれそうになってしまったりすることがあります。

具体的には、

  • 浴槽に残り湯が残っている
  • 浴槽の追い炊き口が汚れている
  • そもそも水位の設定を間違えている

可能性が考えられます。

お湯はり前は残り湯がないかを確認し、水位の設定を間違えていないかチェックしましょう。

浴槽の追い炊き口をブラシなどで掃除することも大切です。

お湯の温度にムラが生じる

お湯の温度にムラが生じる場合は、シャワーや蛇口の温度を調節する水栓が壊れているケースがあります。

その場合は、水栓のメーカーや業者に問い合わせましょう。

もしシャワーと洗面台など、複数の箇所でお湯の温度にムラが出る場合は、エコキュートが故障している場合があります。

その場合もエコキュートのメーカーや業者に修理・交換を依頼しましょう。

リモコンにエラーコードが表示される

エコキュートに問題が発生した場合や異状を感知した場合は、リモコンにエラーコードが表示される場合があります。

取扱説明書やメーカーのホームページを確認して、エラーコードが何を意味しているのかチェックしてみましょう。

自力で解決できない場合は、業者に相談して速やかに対処しましょう。

エコキュートをお得に修理するポイント

エコキュートをお得に修理するポイント

この章では、エコキュートをお得に修理するために知っておくといい情報について解説します。

  • 保証期間内ならメーカーに問い合わせる
  • エコキュートの修理費用の目安
  • エコキュートは火災保険が使える?

エコキュートが壊れている場合はお得に修理しましょう。

保証期間内ならメーカーに問い合わせる

エコキュートの保証期間内であれば、基本的には無償で修理してもらえるため、メーカーに問い合わせましょう。

エコキュートの保証期間はメーカーによっても、エコキュートの部品によっても異なりますが、だいたい1年です。

詳しくはエコキュートの保証書を確認してください。

エコキュートの修理費用の目安

エコキュートを修理する場合は、メーカーや業者に問い合わせます。

メーカーによって修理費用は異なりますが、ここでは三菱電機の修理費用の目安を参考にしてください。

  • 電源が入らない:16,500~48,400円
  • お湯が沸かない・お湯が出ない:18,700~66,000円(室外機ヒートポンプユニット内部の冷媒回路故障の場合は73,700~188,100円)
  • ふろ自動運転しない・追い炊き運転しない:18,700~66,000円
  • 水漏れ:16,500〜68,200円(水漏れの箇所や交換部品により金額は異なり、場合によっては上限を超えることもある)

上の修理費用の目安は、技術料・部品代・出張料を含んだ値段ですが、離島や離島に準ずる遠隔地の場合は出張に掛かる実費が加算されます。

また、業者に修理を依頼する場合、技術料や部品代に加え、出張料や訪問先での有料駐車場料金、高速道路料金、見積料金などが加算されるケースがあるため、あらかじめチェックしておきましょう。

エコキュートは火災保険が使える?

エコキュートが壊れた場合、火災保険が適用される場合があります。

  • 火災保険の対象が「建物」
  • 風災補償に加入している
  • 電気的・機械的事故特約に加入している

上にある条件にあてはまっていても、故障の原因によっては火災保険の対象外となる場合があります。

  • ひょうが降ってきてエコキュートが壊れた場合
  • 落雪でエコキュートが壊れた場合
  • エコキュートが盗まれた

上にある例では火災保険が適用できる可能性がありますが、経年劣化による故障は火災保険の適用外となるため留意しておきましょう。

【メーカー別】故障の問い合わせ先や保証期間

【メーカー別】故障の問い合わせ先や保証期間

メーカー別の故障の問い合わせ先や保証期間の目安は、表のとおりです。

メーカー名 保証期間の目安 連絡先
ダイキン 本体・リモコン:1年

ヒートポンプ:3年

貯湯タンク:5年

0120-88-1081

※365日24時間受付

日立 本体・リモコン:1年

ヒートポンプ:3年

貯湯タンク:5年

0120‐649‐020

※365日24時間受付

パナソニック 本体・リモコン:1年

ヒートポンプ:3年

貯湯タンク:5年

0120-878-554

※月曜~土曜9時~19時(日曜・祝日・休業日9時~17時半)

三菱電機 本体・リモコン:2年

ヒートポンプ:3年

貯湯タンク:5年

0120-139-365(無料)

※365日24時間受付

保証期間はエコキュートの種類によって異なるため、正しい保証期間は保証書を確認しましょう。

また電話を掛ける際は、掛け間違いに注意してください。

エコキュートが故障している!修理・交換の見極めポイント

エコキュートが故障している!修理・交換の見極めポイント

エコキュートが壊れている場合、修理するよりも交換した方が経済的な場合があります。

エコキュートの修理・交換の見極めポイントを解説します。

  • 故障が目立つ場合は交換しよう!
  • 10年経つ場合は交換しよう!
  • 保証期限が過ぎている場合は業者に修理・交換を依頼しよう!

エコキュートを何年使用しているかを確認のうえ、修理・交換の参考にしてください。

故障が目立つ場合は交換しよう!

故障が目立つ場合は交換した方がいいでしょう。

エコキュートは主にヒートポンプと貯湯タンクの2つの機器があり、それぞれ単独の機器ではなく、1つの機器として機能しています。

そのため、1か所故障すると、他の箇所も故障してしまうことがあります。

故障のたびに修理をしていると、修理費用が交換費用を上回るケースがあるため、交換を検討することがおすすめです。

10年経つ場合は交換しよう!

エコキュートを設置して10年が経過する場合は、交換のタイミングといえます。

なぜなら、エコキュートの寿命は約10年だからです。

エコキュートが故障して修理しようとしても、古い型番のエコキュートは部品の製造が終わっていて、修理そのものが困難なケースもあるので注意しましょう。

保証期限が過ぎている場合は業者に修理・交換を依頼しよう!

保証期限が過ぎている場合は、メーカーよりも業者に修理・交換を依頼した方がお得といえます。

なぜなら、修理や交換の工事費用が全額負担であることに加え、メーカーでは割引キャンペーンなどがほとんどないからです。

その反面、業者に頼めば割引キャンペーンを使うことができる場合があり、年中無休で対応してもらえるなどの利点があります。

もしエコキュートがメーカー保証期間内の場合は、メーカーに頼めば基本的には無償で修理してもらえます。

エコキュートの故障を防ぐ方法

エコキュートの故障を防ぐ方法

エコキュートの故障を防ぐためには、日頃からメンテナンスをすることと、住環境に合うエコキュートを選ぶことが重要です。

1つずつ詳しく解説します。

日頃からメンテナンスをする

エコキュートの故障を防ぐためには、日頃から定期的にメンテナンスをすることが重要です。

日常的に必要なお手入れは表の通りです。

お手入れする箇所 お手入れの方法
追い炊き配管の洗浄 ジャバなどを使い洗浄。手順はメーカーによって異なるため、取扱説明書を見ながらお手入れする。
浴槽フィルターの掃除 フィルターを取り外してブラシで汚れを落とす。
貯湯ユニット・ヒートポンプユニットの掃除 乾いた布で機器の表面の汚れを拭き取る。

また、年に2・3回はエコキュートの水抜きや逃し弁の作動点検、水漏れ確認をおこなうようにしましょう。

エコキュートのメンテナンス方法については「エコキュートのメンテナンス方法は?お手入れのペースや具体的な掃除のやり方を解説」の記事でも解説しているので、エコキュートの故障を防ぐためにもあわせて参考にしてください。

メーカーや業者に定期点検を依頼することで、普通は見逃してしまう不具合を発見できることもあります。

住環境に合うエコキュートを選ぶ

エコキュートにはあらゆる地域に対応した機種があります。

たとえば、

  • 井戸水対応
  • 寒冷地対応
  • 耐塩害仕様

などのものです。

とくに気温が低くなりやすい地域に住んでいる場合は、一般向けのエコキュートを選んでしまうと、配管が凍結してしまうリスクがあります。

また、エコキュートには一般的な角型タイプのほか、薄型やコンパクト型などの設置スペースに合わせた形状のものがあります。

自分の住居環境に適切なエコキュートを設置しましょう。

エコキュートの故障を防いで快適な日々を送ろう!

この記事ではエコキュートの故障のチェックポイントや、エコキュートの故障を防ぐ方法について解説しました。

今回解説した内容をおさらいしましょう。

  • ヒートポンプから異音がする場合は、沸き上げ時のヒートポンプの動作音や除霜運転の動作音の場合がある
  • エコキュートから水漏れしている場合でも、故障のケースと故障ではないケースがある
  • 勝手にお湯や水が出るからといって故障とは限らない
  • お湯の温度にムラが生じる場合、エコキュート本体の故障もあるが、水栓が壊れている可能性もある
  • エコキュートの故障を防ぐためには、追い炊き配管の洗浄や水抜きなどのメンテナンスが大切

エコキュートが壊れてしまうと日常生活に支障が出てしまいます。

そうならないためにも、日頃からエコキュートのメンテナンスをおこない、快適な日々を送りましょう。

エコキュートのご購入をご検討なら交換パラダイスにお任せください!

「お湯が突然出なくなった!」「エラーが頻繁に出る!」など、エコキュートに関するお悩みは交換パラダイスへご相談ください。

エコキュートの買い替えに対する悩みはさまざまで、どう対処したらいいのかわからないことも多いですよね。

交換パラダイスはこれまで、約1,700件以上のエコキュートに関するお悩みを解決してきた実績を持ち、Googleの口コミではありがたいことに★5つの高評価を数多くいただいております。

口コミ・評判
交換パラダイスの特徴
  • エコキュートの交換が実質20万円台〜!
  • 経済産業省給湯省エネ事業登録店|補助額最大18万円!※1
  • 商品保証10年無料|工事保証は15年無料!※2
  • 10年間の毎年点検を付帯可能!※3

さまざまなお悩みに最適な提案をいたしますので、エコキュートについてお困りの場合には、ぜひ一度ご相談ください。

※1 ※2 ※3 注意事項はこちら

※1 経済産業省の給湯省エネ事業2024の補助金対象のエコキュート(以下EQ)への交換における補助額であり、電気温水器からEQの交換の場合最大18万円支給されます。

EQからEQの場合は最大13万円となります。

当社はお客様の代わりに申請書類作成のサポートを行いますが、申請者はあくまでお客様自身となります。

また行政・自治体の判断で補助金が打ち切りになる等、給付が確約するわけではございませんので、あらかじめご承知おきください。

※2 実質無料キャンペーン含む。無償保証規約はこちらから。

※3 10年間毎年1回点検について… 当社で製品を購入していただいたお客様限定で、ご契約時に定期点検(別途有料:49,500円(税込))をお申し込みいただいた場合に限ります。

施工後10年間にわたり、毎年1回(初年度は3か月後、1年後の2回)、合計11回にわたり弊社が設置した給湯器に不具合がないかを無償で点検いたします。 

購入した製品の製品不備確認(リコールだった場合メーカーへ打診協議をお客様の代わりに行います)や施工不備による部分修理などを全て無償で行います。 

蓄電池や太陽光パネルを設置している場合、それらの点検・簡易修理も無償で承ります。

その他住宅関連の点検も希望される場合は、点検のご連絡の際にお伝えいただければ無償で点検対応いたします。

 なお、一部エリアは対象外となります。詳しくはスタッフまでお尋ねください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次