エコキュートの買い替え費用はいくら?交換にも使える補助金やコストを抑える方法を紹介!
「エコキュートを買い替えたいけど費用が気になる」
「エコキュートの交換費用を抑える方法は?」
「補助金は使えるの?」
エコキュートをお持ちの方で、上記のような疑問をお持ちの方は少なくないでしょう。
エコキュートの買い替え・交換にかかる費用の相場は40〜50万円だといわれています。
しかし、キャンペーンや補助金などを利用すればもっとお得になります。
そこでこの記事では、エコキュートの買い替え費用や、エコキュートの交換費用を抑える方法などについて解説します。
この記事を読んでお得にエコキュートを買い替えましょう。
エコキュートの買い替え費用はいくら?
まずはエコキュートの買い替え費用について、いくつかのポイントに分けて解説します。
- エコキュートの買い替え・交換費用の内訳
- エコキュートからエコキュートへの買い替え費用
- ガス給湯器からエコキュートへの買い替え費用
- 電気給湯器からエコキュートへの買い替え費用
エコキュートの買い替え費用の目安を押さえておきましょう。
エコキュートの買い替え・交換費用の内訳
エコキュートの買い替え・交換費用は、3つの項目で構成されています。
- エコキュートの本体費用:最新機種や高性能の機種の場合、値段が高くなりやすい
- 工事費用:設置条件や工事内容によっても異なる
- 保証費用:一般的な保証期間は1年~5年だが、追加料金を支払えば保証期間を延ばせる
また、エコキュートをお得に買い替える方法は、「エコキュートの買い替え・交換費用を抑える方法」でも解説しているため、併せて参考にしてください。
エコキュートからエコキュートへの買い替え費用
エコキュートからエコキュートへの買い替え費用の目安をまとめました。
項目 | 費用の目安 |
新しいエコキュートの本体費用 | 30~60万円 |
新しいエコキュートの取り付け工事費用 | 5~10万円 |
既存エコキュートの処分費用 | 数万円 |
総費用 | 35~70万円 |
古いエコキュートの処分費用はかからないケースが多いですが、業者によっては費用がかかる場合もあります。
また、同じタイプのエコキュートに買い替えた場合、既にある配管や設置場所をそのまま利用できるため、工事費用を安く抑えられます。
ガス給湯器からエコキュートへの買い替え費用
ガス給湯器からエコキュートへの買い替え費用の目安は以下のとおりです。
項目 | 費用の目安 |
エコキュートの本体費用 | 30~60万円 |
エコキュートの取り付け工事費用 | 20~40万円 |
総費用 | 50~100万円 |
ガス給湯器からエコキュートに交換する場合、ガス配管を取り除いて新しい電気配管を取り付けるため、工事費用が高くなるケースが多いです。
しかし、将来の光熱費を考慮すれば初期費用の高さは気にならないでしょう。
電気温水器からエコキュートへの買い替え費用
電気温水器からエコキュートへの買い替え費用の目安は以下のとおりです。
項目 | 費用の目安 |
エコキュートの本体費用 | 30~60万円 |
エコキュートの取り付け工事費用 | 10~20万円 |
総費用 | 40~80万円 |
電気温水器とエコキュートは同じ電気式の給湯システムで、既にある配管をそのまま利用できるケースが多いです。
よって、ガス給湯器からの買い替えよりも工事費用を抑えられる傾向にあります。
エコキュートの買い替え・交換のタイミングは?
エコキュートの買い替え・交換は、以下のタイミングに行うとよいでしょう。
- 10年以上経った時
- 不具合が目立つようになった時
- 震災被害に遭った時
それぞれ解説します。
10年以上経った時
エコキュートの寿命は10年前後といわれています。
10年以上経つと下記のようなデメリットが出てくるため、10年以上経つ場合は買い替えを検討しましょう。
- 故障するリスクが高まる
- ランニングコストが高まる
- 修理の際に交換できる部品が少なくなっていく
また、エコキュートは数年ごとにモデルチェンジしているため、10年以上前の機種よりも今の機種のほうが機能性が高くなっているケースが多いです。
【関連記事】エコキュートの寿命はどれくらい?長持ちさせる方法と買い替えのタイミングを解説
不具合が目立つようになった時
エコキュートを使用していて、不具合が目立つようになった時も買い替えのタイミングといえます。
- 頻繁にリモコンのモニター画面にエラーコードが表示されるようになった
- お湯が出るまで時間がかかるようになった
- 設定した温度までお湯が温まらなくなった
- 異音がする
- 急に水が出る
不具合が目立つようになってきた場合、1箇所修理してもまた別の箇所が故障してしまうケースが多いです。
また、修理内容によっては、エコキュートの本体代の半分以上の費用がかかるケースもあります。
そのため、買い替えたほうが安全にエコキュートを使用できます。
震災被害に遭った時
震災被害に遭った場合は、まずはメーカーや業者などにエコキュートの点検を依頼し、必要に応じて買い替えましょう。
なぜなら外観は損傷していなくても、震災被害を受けてしまうと目に見えない内部に負担がかかっている場合があるからです。
目に見えない部分に負担がかかっていると、故障のリスクが高まったり、機能性が低下したりする可能性もあります。
地震だけではなく津波や大雨による浸水、台風で飛んできた海水の付着などが原因でヒートポンプが故障する事例もあります。
エコキュートの買い替え・交換費用を抑える方法
エコキュートの買い替え・交換費用を抑える方法は、以下のとおりです。
- キャンペーンを利用する
- 補助金の交付を受ける
1つずつ解説します。
キャンペーンを利用する
キャンペーン時期を見計らってエコキュートを購入すると、お得にエコキュートを買い替えられます。
メーカーや給湯器専門業者はキャンペーンを行っていることがあります。
キャンペーンは以下の時期に実施されていることが多いです。
- エコキュートの新型モデルが発売された時(多い時期は4月や12月)
- 6月~8月にかけて
エコキュートは冬に壊れやすいため、冬になる前に新しいエコキュートに買い替えることがおすすめです。
補助金の交付を受ける
エコキュート補助金はエコキュートの導入や買い替えに対して、国や自治体などから支給されるお金のことです。
2024年時点では、「給湯省エネ2024事業」の補助金を利用できます。
給湯省エネ2024事業の補助金では、2023年11月2日以降に工事に着工した対象機器(エコキュートも含まれる)に対して補助金をもらうことが可能です。
ただし、過去に給湯省エネ事業で補助金を受け取ったことがある場合は、補助金の対象外となるため注意しましょう。
給湯省エネ2024事業の補助金を利用してエコキュートを導入・買い替えると、1台あたり8万〜13万円の補助金をもらえます。
参考:給湯省エネ2024事業
新しいエコキュートを選ぶポイント
新しいエコキュートを選ぶ際のポイントは以下のとおりです。
- 家族構成・生活に合った容量を選ぶ
- こだわりの機能で選ぶ
- 設置場所に置けるサイズのものを選ぶ
詳しくみていきましょう。
家族構成・生活に合った容量を選ぶ
家族構成別の目安の容量は以下の表のとおりです。
家族の人数 | 目安の容量 |
1~2人 | 370L以下のエコキュート |
3~5人 | 370Lのエコキュート |
4~7人 | 460Lのエコキュート |
5~8人 | 550~660Lのエコキュート |
また、子供や孫、友人が泊まりに来る頻度が高い場合、目安の容量より大きいサイズのエコキュートの購入を検討してもよいでしょう。
加えて、1日に数回シャワーを浴びる習慣がある方や、寒い地域に住んでいて使用する湯量が多い方は大きめの容量のエコキュートを選ぶことがおすすめです。
こだわりの機能で選ぶ
エコキュートのなかには、メーカー独自の機能が搭載されているものもあります。
具体的には以下の表にある機能です。
メーカー | 機能 |
三菱 | ・「ホットあわー」:微細な泡でぬくもりをキープできる ・「キラリユキープPLUS」:綺麗なお湯をキープできる |
ダイキン | ・「じゃ口閉め忘れお知らせ」:蛇口を閉め忘れている場合、表示とアラームでお知らせする ・「パワフル高圧給湯」:お風呂やキッチンなど2箇所で同時にお湯を使っても快適に使用できる |
日立 | ・「ナイアガラタフネス」:配管の詰まりの原因となるカルシウムなどの流入を低減させる ・「きらりUVクリーン」:菌の繁殖を抑制するため、一晩経ってもお湯を綺麗に保てる |
パナソニック | ・「AIエコナビ」:センサーが人の入室を検知し、設定温度まで追い炊きを開始する ・「ぬくもりチャージ」:お風呂の残り湯の熱を活用して夜間の沸き上げを節約する |
ぜひご自身・ご家族に合った機能が搭載されているエコキュートを選んでください。
設置場所に置けるサイズのものを選ぶ
大前提として、エコキュートの設置場所に置けるサイズのものを選ぶことも重要です。
エコキュートには、設置スペースに合わせて選べるタンクの形状が大きく分けて3種類あります。
タンクの形状 | 特徴 |
角型 | 一般的なタイプで、種類も豊富 |
薄型 | 奥行きが薄いため、隣の住宅との隙間が狭い場合におすすめ |
コンパクト型 | 角型よりも設置面積が小さい |
ご自身の住宅環境に合わせてエコキュートを選びましょう。
エコキュートに買い替え・交換するメリット
エコキュートに買い替え・交換するメリットは以下のとおりです。
- 光熱費を節約できる
- 環境にやさしい
- 非常時に貯湯タンクユニットの中のお湯や水を使える
順番に解説します。
光熱費を節約できる
エコキュートの使用頻度や電気料金プランによっても給湯にかかる光熱費は異なりますが、やり方次第では電気代を下げることが期待できます。
エコキュートの電気代を節約する方法は、以下のとおりです。
- 電気料金プランを見直す
- 省エネモードを有効活用する
- ピークカット設定を行う
- お湯を使わない日は昼間の沸き増しを停止する
- 高温足し湯を使う
エコキュートを効果的に使って光熱費を節約しましょう。
環境にやさしい
エコキュートはガスや灯油などの燃料を使わないため、二酸化炭素を排出せず、環境にやさしいです。
エコキュートは大気中の熱エネルギーでお湯を沸かします。
また、電気給湯器などに比べて、少ない電力でお湯を沸かせられます。
電気給湯器と比較すると同じ量のお湯でもおよそ3分の1の電気で沸かすことが可能です。
非常時に貯湯タンクユニットの中のお湯や水を使える
非常時は、エコキュートの貯湯タンクの非常用取水栓から水やお湯を取り出せます。
取り出した水やお湯は飲料水としては適していませんが、生活用水として使えます。
そのため、災害時にもエコキュートは役立つでしょう。
エコキュートを買い替えて光熱費を節約しよう!
この記事では、エコキュートの買い替え費用や、買い替えのタイミングについて解説しました。
エコキュートの買い替え費用の目安は以下のとおりです。
- エコキュートからエコキュート:35~70万円
- ガス給湯器からエコキュート:50~100万円
- 電気温水器からエコキュート:40~80万円
エコキュートを買い替える際はキャンペーンを利用したり、国や自治体の補助金を受けたりして、お得にエコキュートを買い替えることがおすすめです。
光熱費の節約のためにもエコキュートを買い替えて、快適に暮らしましょう。
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