冬の電気代が高いのはなぜ?エコキュートは?高くなる理由と安く抑える方法

冬の電気代が高いのはなぜ?エコキュートは?高くなる理由と安く抑える方法

「エコキュートの冬の電気代が高い」
「なぜ、冬場は電気代が高くなるの?」
「どうすれば、電気代を安く抑えられる?」

このような疑問を持っている方は多いのではないでしょうか?

電気代は、一般的に冬になると高くなる傾向にあります。

これには暖房器具の使用頻度や、断熱性の低下などが影響しています。

しかし、いくつかの工夫により、冬場でも電気代を抑えるのはむずかしくありません。

この記事では、冬の電気代の平均額や高騰の原因を解説します。

あわせて、電気代を抑える方法に関しても解説しているので参考にしてください。

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目次

冬の電気代の平均額

冬の電気代の平均額

冬(1〜3月)の電気代の平均額は、月あたりおおむね5,000〜12,000円です。

世帯数 電気代 オール電化住宅の場合の電気料金
1人 5,482円 10,777円
2人 9,183円 13,406円
3人 10,655円 14,835円
4人 11,376円 16,533円

参考:総務省統計局家計調査、関西電力 オール電化世帯人数別の電気代平均額

調査年度や世帯数によってばらつきがありますが、冬季以外と比較して1,000〜2,000円ほど高いと考えて問題ありません。

もちろん、使用状況によっても電気代は変動します。

節電を心がけていないと、数万円単位の電気代がかかるケースもあります。

冬の電気代が高い4つの理由

冬の電気代が高くなる主な原因として以下が考えられます。

  • 使用する暖房器具が増える
  • 断熱性・保温効率が悪いため
  • 暖房器具の効率が低い
  • 給湯システムの性能が低い

これらが重なり、電気代が高くなっています。

それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。

使用する暖房器具が増える

まず、使用する暖房器具が増える点があげられます。

冬場では、エアコンやこたつ、ストーブや電気毛布など、さまざまな暖房器具を使用します。

また、電子ケトルなどの調理器具の使用頻度も高まるでしょう。

このように使用する暖房器具が増えた結果、より多くの電気代が発生します。

特にエアコンは消費電力が高く、新しく使用し始めた場合は電気代高騰の大きな原因です。

断熱性・保温効率が悪いため

断熱性や保温効率が悪くなり、電気代が高くなることもあります。

これらが悪いと、暖房で温めた空気がすぐに外へ逃げてしまうため、暖房を使い続けなければいけません。

また、換気の回数が多い、窓や扉を開けっぱなしにするケースがあるといった場合は、より多くの電気代がかかってしまうでしょう。

暖房器具の効率が低くなるため

冬場は暖房器具の効率が落ちやすく、これが電気代の高騰につながりやすいです。

たとえばエアコンの場合、外気が冷たくなるほど熱を取り込みにくいです。

設定温度まで上げるためにより多くの電力を消費するため、電気代の上昇は避けられません。

また、それをカバーするためのファンヒーターや電気ストーブ・電気毛布も使用時間が長くなるでしょう。

さらに冬場は室外機に霜が付きやすく、霜取り運転が増えます。

このように暖房器具の効率が落ちるため、電気代が高くなりがちです。

給湯効率が低くなるため

給湯効率の低下により、電気代が高くなることもあります。

冬場は水道水の温度が大きく下がるため、お湯を作るのに必要なエネルギー量が増えます。

適切な温度にするために、より多くの電力を使って加熱しなければならないのです。

さらに外気温の低下により熱交換効率も下がり、湧き上げに時間がかかる、消費電力が増える、といった状況が発生しやすくなります。

エコキュートの冬の電気代は高い?

エコキュートの冬の電気代は高い?

エコキュートの冬の電気代に関して、心配している方も多いのではないでしょうか?

エコキュートは、暖房器具同様に冬場にはより多くの電気代がかかります。

元々、電気代を安くする効果がありますが、冬季に限ってはある程度の工夫がなければ電気代が高騰する可能性もあります。

ここでは、エコキュートの電気代が高くなる理由と、少しでも安く抑える方法に関して解説します。

エコキュートの冬の電気代が高くなる理由

エコキュートの冬の電気代は、そのほかの季節と比較して高くなりがちです。

冬は水道水の温度が低くなり、より多くの電力エネルギーを要するからです。

また、外気温が低いことから、ヒートポンプユニットが空気から得られる熱エネルギーも多くはありません。

さらに、冬場は皿洗いなどでもお湯を使う、追い焚き機能を使用するケースが増える傾向にあります。

これらの理由から、エコキュートの冬の電気代は高くなりがちです。

高くなったエコキュートの電気代を抑える方法

エコキュートの電気代が高くなった場合でも、さまざまな方法で安く抑えられます。

一例として以下があげられます。

  • 節電モードと休止モードを利用して消費電力を減らす
  • おまかせモードの設定を見直し、余計な給湯などを避ける
  • 追い焚きではなく高温足し湯機能を使う
  • 自動沸き増し機能をオフにする

これらの方法を使うだけでも、エコキュートの電気代は十分に抑えられます。

詳細は「エコキュートの電気代はどれくらい?安くできる節約方法やシミュレーションを紹介」で詳しく解説しているので参考にしてください。

冬の電気代を安くする8つの方法

冬の電気代を安くする8つの方法

冬の電気代は、さまざまな方法で安く抑えられます。

一つひとつの効果は小さくても、いくつか同時に実施するだけで、まとまった節電効果が得られます。

  • 最低限の暖房器具で効率よく暖める
  • 体感温度を上げる
  • エアコンの設定温度を見直す
  • 自動運転を使う
  • 暖房器具の清掃を実施する
  • 古い暖房器具は買い換える
  • 給湯器を買い換える

それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。

最低限の暖房器具で効率よく暖める

電気代を安くするには、最低限の暖房器具で効率よく暖めるのが大切です。

いくつもの暖房器具を使っていると、必要以上に電気代がかかります。

たとえばエアコンだけでも十分に暖かいのに、こたつや床暖房まで使ってしまう、といったケースが考えられるでしょう。

しかし、「エアコンで暖かいなら、それ以外は使わない」「ストーブで十分なら、エアコンを入れない」などと、使用する暖房器具を最低限にすれば、電気代は抑えられます。

なお、暖房器具のなかでもっとも多くの電力を使用するのはエアコンです。

なるべくエアコンを使わない形を取るようにしましょう。

そのほか、気温が比較的高い日中などは、暖房器具を使わないといった方法もあるでしょう。

体感温度を上げる

体感温度を上げる工夫も、電気代をおさえるうえで非常に有効です。

たとえば、厚手のカーテンやラグを敷くと床面の冷えが軽減し、同じ室温でも暖かく感じられます。

また、身につけるインナーを保温性の高いものに変えるだけでも体感温度が高まるでしょう。

そのほか加湿器を使う、腹巻きを着用するといったことでも効果が得られます。

体感温度を上げることは、簡単に取り組めるうえ、十分な節電効果が得られます。

無理に寒さに耐える必要はありませんが、体感温度を高めて、電気代を抑えましょう。

エアコンの設定温度を見直す

冬の電気代を抑えるためには、エアコンの設定温度を見直すことが非常に効果的です。

一般的に、暖房時の設定温度を1℃下げると、およそ10%の電力を節約できるとされています。

可能なら、設定温度を1〜2℃下げるとよいでしょう。

あわせて、運転時間をタイマーで制限する、風向きを調整するなどの取り組みも有効です。

一方でエアコンの設定温度を上げたいと考えたら、ほかの方法で体感温度を上げれないか検討するのがよいでしょう。

エアコンは自動運転を使う

エアコンの「自動運転」を活用することも、冬の電気代を抑えるうえで効果的です。

自動運転は、室温に応じて、エアコン自体が最適な風量・運転モードを判断するシステム。

たとえば、エアコンの暖房は「運転開始時には高温の強風で一気に暖める」と節電になると言われていますが、このような運転を自動で実施します。

機種によっては、「AIセンサーで人の出入りを把握し、それに応じてモードを切り替える」といった機能が搭載されていることも。

エアコンに自動運転機能があるなら、ぜひ使ってみましょう。

暖房器具の清掃を実施する

暖房器具の清掃を定期的に行うことも、冬の電気代を抑えるために欠かせません。

たとえば、エアコンのフィルターが汚れていると、うまく空気が循環せず、設定温度まで暖めるために余計な電力を消費します。

ファンヒーターや加湿器も内部にホコリがたまると性能低下につながり、燃費・電気消費量が増えてしまいます。

このように暖房器具の清掃が行き届いていないと、大幅な電力消費につながるでしょう。

一方で、フィルターや吸気口を簡単に清掃するだけでも、ある程度の節電効果が得られます。

冬前にまとめて暖房器具を清掃し、余計な電力の消費を防ぎましょう。

古い冷暖房器具は買い換える

古い冷暖房器具を使っている場合は、買い替えを検討しましょう。

最新機種と比べてエネルギー効率に劣り、電気代を高騰させる原因になり得ます。

たとえば古いエアコンや電気ストーブは、同じ室温にするまでに多くの電力を必要とするでしょう。

また、経年劣化で電力効率が落ちているケースも考えられます。

一方、新しい機種は基本的にはエネルギー効率が高く、古い機種ほど電力を要しません。

先述のような自動運転やAIセンサーによるモード切り替えなど、高度な節電機能を備えている場合も。

金銭的に余裕があるなら、古い冷暖房器具は買い替えて、今後の電力消費を抑えていきましょう。

給湯器を買い替える

必要に応じて、給湯器を買い替えるのも重要です。

冷暖房器具同様、古い給湯器はエネルギー効率が低く、電気代を高騰させる原因になり得ます。

たとえば、エコキュートや電気温水器の寿命は10〜15年程度。

これを超過すると熱交換効率が低下し、余計な電気代が発生します。

一方で、最新の省エネ型エコキュートなどは高度なヒートポンプユニットを有しており、少ない熱エネルギーでも効率的に給湯できます。

そのほか、節電モードや自動運転・モニタリングをはじめとした、節電に役立つ機能も、多くの機種で搭載されています。

おひさまエコキュートなどもおすすめです。

おひさまエコキュートは、太陽光発電と連携し、日中の余剰電力を活用して給湯する給湯器です。

太陽光を利用できれば、電気代を支払わずとも、家庭で発電した電力で給湯をまかなうことが可能。

余裕があれば、おひさまエコキュートの導入も検討しましょう。

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【関連記事】薄型「おひさまエコキュート」モデルの全貌と導入ガイド|新時代の給湯器の選び方

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エコキュートの電気代に関するよくある質問

エコキュートの電気代に関するよくある質問

この記事では、エコキュートの電気代に関して解説しました。

ここではよくある質問に回答します。

  • 世帯人数ごとの冬の電気代の平均はいくら?
  • 冬に電気代の補助を受けられる?
  • 電気会社を変えると電気代が安くなる?
  • 換気はどのくらいのペースでおこなう?

それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。

Q.世帯人数ごとの冬の電気代の平均はいくら?

総務省統計局によれば、世帯人数ごとの冬の電気代の月額平均は以下です。

世帯数 電気代 オール電化住宅の場合の電気料金
1人 5,482円 10,777円
2人 9,183円 13,406円
3人 10,655円 14,835円
4人 11,376円 16,533円

参考:総務省統計局家計調査、関西電力 オール電化世帯人数別の電気代平均額

これを目安として、節電にどの程度力を入れるのか決めるとよいでしょう。

Q.冬に電気代の補助を受けられる?

冬季に電気代などを補助する支援制度があります。

たとえば資源エネルギー庁では、「電気・ガス料金負担軽減支援事業」として、1〜3月使用分の電気・ガス料金を値引きする措置を実施しています。

対象の家庭であれば使った電力量に応じて、自動的に割引される仕組みです。

特別な手続きや申請は不要で、毎月の請求書や検針表に自動的に値引き額が反映されます。

Q.電気会社を変えると電気代が安くなる?

電気会社を変えることで、電気代が安くなる可能性はあります。

電力自由化によって多くの新電力会社が参入し、これらがより安い電力プランを提案するようになりました。

ただし、すべての家庭が乗り換えで安くなるわけではありません。

使用量が少ない家庭や、特定の時間帯に電力を多く使う場合などは、逆に高くなるケースもあります。

乗り換え前に、電気料金比較サイトなどでシミュレーションするのが大切です。

Q.換気はどのくらいのペースでおこなう?

冬場でも、1時間に5〜10分ほどの換気を1〜2回おこなうのが目安です。

窓を閉め切る時間が長いと、二酸化炭素が増えて空気が汚れます。

そうすると、頭痛・だるさ・集中力低下などが起こるかもしれません。

さらに、ウイルス・菌・ホコリが滞留するうえ、臭いなどがこもることも。

これらを防ぐために、冬場でも換気を実施するのが大切です。

まとめ:冬の電気代が高いなら暖房器具などの買い替えも検討しよう!

まとめ:冬の電気代が高いなら暖房器具などの買い替えも検討しよう!

この記事では、冬の電気代に関して解説しました。

冬の電気代は、暖房器具の使用増加や暖房効率の悪化・外気温の低下などにより高くなりがちです。

特に寒さが厳しい地域や、古い暖房器具を使用するケースでは、何も対策をしなければ大きな負担になるでしょう。

しかし、電気代はさまざまな工夫を用いて安く抑えられます。

「生活動線や暖房方法を見直す」「エアコン設定温度を調整する」「暖房器具やフィルターを清掃する」といったことで節電できます。

また、暖房器具や給湯システムが古い場合は、最新の省エネ性能を備えた機種に買い替えるのもおすすめです。

より高い節電効果が得られ、また不具合による余計な電力消費も改善できます。

冬の電気代が気になる方は、まずできる範囲の工夫から始めつつ、必要に応じて設備の見直しも検討しましょう。

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この記事の監修者

長尾 太一のアバター 長尾 太一 エコキュートのプロ

交換パラダイスの長尾です。

・「何よりもお客様を大切にする」という会社の理念に共感し、北海道から「愛と情熱」を原動力に上京
・現在、家回り全般に対応できる総合リフォーム会社のエコキュート専門チームに所属
・お客様一人ひとりと真剣に向き合うことを最優先に生きています。
・モットーは「猪突猛進」
・「長尾さんにお願いして本当によかった!」という言葉が一番の大好物
・「エコキュートのことなら長尾」とお客様だけでなく社員からも頼られる存在

エコキュートのプロフェッショナルとして、商品知識・施工知識・住宅全般の知識、すべてに精通し、お客様のどんなお悩みにもお応えいたします。皆様の生活がより豊かにできるような安心・快適な住まいづくりのお手伝いに全力投球いたします。

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