パナソニックエコキュートのエラーコード「H88」の意味は?自力での対処法や修理方法を解説

パナソニックエコキュートのエラーコード「H88」の意味は?自力での対処法や修理方法を解説

「パナソニックエコキュートのリモコンに『H88』と表示された」「急にお湯が出なくなりエラーが出て困っている」とお困りではありませんか。

エコキュートのエラーコードは、故障や不具合の原因を示すアラートで、なかでも「H88」はふろ混合弁の異常を示すエラーコードです。

「H88」が表示されると、浴槽に適切な温度のお湯を供給できなくなる恐れがあります。

この記事では、パナソニックエコキュートのエラーコード「H88」の意味や原因を解説します。

さらに自力でのリセット方法、修理が必要なケース、業者に依頼すべきポイントも紹介するので、エコキュートのエラーでお困りの方はぜひ参考にしてください。

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目次

パナソニックエコキュートのエラーコード「H88」の意味

パナソニックエコキュートのエラーコード「H88」の意味

パナソニックのエコキュートに表示される「H88」は、ふろ混合弁に関連する異常を示しています。

以下でエラーコード「H88」の代表的な原因を詳しく確認していきましょう。

パナソニックエコキュートのエラーコード一覧は以下のページにまとめているので、参考にご覧ください。

【関連記事】【パナソニック】エコキュートのエラーコード一覧

ふろ混合弁温度の異常を示すエラーコード

エラーコード「H88」は、ふろ混合弁が正常に働かず、設定した温度でお湯を供給できないときに発生します。

リモコン画面に「H88」が表示される場合、ふろ混合弁自体の故障やセンサーのエラーが疑われます。

まずはエラーコードの詳細な原因を特定することが正しい対処につながります。

ながお
調べてみてもエラーの原因が分からない場合や対処に不安がある場合は、お気軽にご相談ください!

そもそもふろ混合弁とは?

ふろ混合弁とは、浴槽へ給湯する際に水とお湯を混ぜて温度を一定に保つ装置です。

エコキュートにおいてふろ混合弁は、設定温度のお湯を安定して浴槽に送るために欠かせません。

この部品が故障すると、お湯の温度が安定せず、冷たいお湯が出たり高温になりすぎたりするトラブルが発生します。

「H88」のエラーコードが表示された場合、ふろ混合弁のチェックが重要です。

原因①ふろ混合弁の故障

エラーコード「H88」の代表的な原因が、ふろ混合弁そのものの故障です。

ふろ混合弁は内部にモーターやバルブがあり、長期間の使用によって劣化や摩耗が進みます。

部品が正常に動かなくなると、湯温をコントロールできず異常を検知して「H88」と表示されます。

この場合、部品の交換が必要であり、自力での修理は困難です。

原因②ふろ給湯サーミスターのコネクタ接続不良

ふろ給湯サーミスターは、お湯の温度を検知するセンサーです。

この部品と基板をつなぐコネクタが外れていたり接触不良を起こしたりすると、正しい温度情報が伝わらなくなりやすいです。

その結果、ふろ混合弁が誤作動を起こし「H88」のエラーが発生します。

コネクタの接続不良は一見小さなトラブルですが、放置すると頻繁にエラーが起こりやすくなります。

原因③ふろ給湯サーミスターの不具合や故障

ふろ給湯サーミスター自体が故障している場合もあります。

サーミスターは温度変化を電気信号に変換する部品で、劣化や断線によって正常に機能しなくなることがあります。

センサーが異常な値を出力すると、ふろ混合弁は誤った動作をし、リモコンに「H88」が表示される仕組みです。

ふろ給湯サーミスターの故障も部品交換が必要で、専門業者に依頼しなければ解決できません。

原因④一時的なシステムのエラー

落雷や停電、電圧の変動などによって一時的にシステムが誤作動し、「H88」が表示される場合があります。

システムの誤作動によるエラーコードの表示は、実際に部品が壊れているわけではないため、リセットがエラー解消に効果的です。

ただし再発するようなら、内部に不具合が隠れている可能性があります。

繰り返しエラーが出る場合は業者への相談が安心です。

パナソニックエコキュートのエラーコード「H88」への対処法は?

パナソニックエコキュートのエラーコード「H88」への対処法は?

パナソニックエコキュートのエラーコード「H88」への対処は、以下のとおりです。

  • まず電源リセットしてみる
  • 自分での交換・修理は難しい
  • 専門業者に相談して対処する

各項目の詳細を説明します。

まず電源リセットしてみる

一時的なシステムエラーが原因で「H88」が出ている場合は、電源リセットで解消する場合があります。

具体的には、エコキュートの電源を一度オフにして数分待ち、再度電源をオンにして再起動してください。

電源のリセット操作でエラーが解消される場合があります。

ただし、電源をリセットしても何度も同じエラーが出る場合は、部品が故障している可能性があります。

自分での交換・修理は難しい

ふろ混合弁やサーミスターの交換は、専門的な知識と工具が必要です。

また、誤った作業は水漏れや感電のリスクにつながり、かえって修理費用が高額になる可能性もあります。

そのためエラーコード「H88」の原因が部品故障である場合、自分での修理は控えたほうが良いでしょう。

専門業者に相談して対処する

電源リセットで解決しない場合は、早めに専門業者に相談しましょう。

業者に依頼すれば、原因を正確に診断し、必要に応じてふろ混合弁やサーミスターの交換をおこなってもらえます。

また、パナソニックの保証期間内であれば、無償修理の対象になる場合もあるため、保証書の確認も重要です。

パナソニックエコキュートのエラーコード「H88」を相談できる業者

パナソニックエコキュートのエラーコード「H88」を相談できる業者

パナソニックエコキュートのエラーコード「H88」を相談できる業者は、以下のとおりです。

  • エコキュートの販売店
  • エコキュートの専門業者

各相談先の詳細を説明します。

エコキュートの販売店

エラーコード「H88」が表示されたときは、エコキュートを購入した販売店に相談しましょう

販売店は取り扱いメーカーの製品情報を把握しており、保証の有無や修理の手続きもスムーズに対応してもらえます。

また、販売店を通してメーカー修理を依頼できるケースも多いため、初めてトラブルに直面した方には安心感があります。

特に保証期間内なら修理費用を抑えられるため、保証の期間や内容によっては、販売店への相談がおすすめです。

エコキュートの専門業者

給湯器やエコキュートに特化した専門業者も、エラーコード「H88」の相談先におすすめです。

専門業者は修理経験が豊富であり、「H88」をはじめとしたエラーへの迅速な対応が期待できます。

また、修理に必要な部品を保有している業者なら、スピーディーな部品交換が可能です。

業者によって技術力やアフターサービスの内容が異なるため、複数の業者を比較して信頼できる業者の選定が大切です。

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交換パラダイスのエコキュート交換は、低価格かつ高品質な施工、充実のアフターサポートが強みです。エコキュート交換をお考えでしたらお気軽にご相談ください!

パナソニックエコキュートのエラーコード「H88」の修理費用の相場

パナソニックエコキュートのエラーコード「H88」の修理費用の相場

「H88」の修理費用は、原因や修理方法によって異なります。

ふろ混合弁やサーミスターの交換であれば、2〜5万円程度が相場です。

一方で本体の基板や内部システムに問題がある場合は、10万円を超える修理になる場合もあります。

エコキュート本体が寿命を迎えている場合は、修理ではなく本体交換を検討するケースも少なくありません。

修理費用と交換費用を比較し、長期的なコストを見据えて判断することが重要です。

エコキュートの交換にかかる費用は以下のページにまとめているので、参考にご覧ください。

【関連記事】エコキュートの交換費用は?買い替え時期やメリット・補助金活用について徹底解説!

パナソニックエコキュートのエラーコード「H88」の修理依頼時のポイント

パナソニックエコキュートのエラーコード「H88」の修理依頼時のポイント

修理を依頼するときには、ただ業者を呼ぶだけではなく、いくつか確認すべき注意点があります。

パナソニックエコキュートのエラーコード「H88」の修理を依頼する際のポイントは、以下のとおりです。

  • 保証期間を確認する
  • エコキュートの設置から10年以上経っているなら交換を検討する

エコキュート修理時の各ポイントの詳細を説明します。

保証期間を確認する

修理依頼をする前に、メーカー保証や販売店の延長保証の有無を確認してください。

メーカー保証が残っていれば、部品交換や修理を無償で受けられる場合があります。

また販売店独自の延長保証サービスに加入している場合も、費用を抑えて修理が可能です。

保証内容を確認せずに業者へ依頼すると、不要な出費につながることもあるため注意が必要です。

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例えば、交換パラダイスでは、エコキュートの商品は10年、工事は15年間、無料修理対応をしています!

エコキュートの保証期間の詳細は以下のページにまとめているので、参考にご覧ください。

【関連記事】エコキュートの保証期間はどのぐらい?延長保証やメーカーごとの違いを解説

エコキュートの設置から10年以上経っているなら交換を検討する

エコキュート本体の寿命は10〜15年です。

設置から10年以上経過している場合、エラーコード「H88」の修理をしても再び別の箇所が故障するリスクが高まります。

長期的に見れば修理を繰り返すより、新しいエコキュートに交換したほうが、結果として光熱費の削減や機能面でのメリットが大きい場合があります。

特に省エネ性能や節電機能が進化している最新モデルを導入すると、トータルコストの削減が期待できます。

エコキュートの寿命の詳細は以下のページにまとめているので、参考にご覧ください。

【関連記事】エコキュートの寿命はどれくらい?長持ちさせる方法と買い替えのタイミングを解説

エラーコード「H88」の対処は専門家に相談しましょう

エラーコード「H88」の対処は専門家に相談しましょう

エラーコード「H88」はふろ混合弁やサーミスターに関する異常を示し、DIYでの改善は困難です。

一時的なシステムエラーなら電源リセットで改善する場合もありますが、繰り返しエラーコードが表示される場合は、部品の劣化や故障の可能性があります。

根本的な対処をおこなわずにエコキュートの使用を続けると、給湯効率の低下や湯温が不安定になるほか、エコキュート本体の故障のリスクも高まります。

エラーコード「H88」が表示された際は、信頼できる業者に相談し、エコキュートの不具合を早めに改善しましょう。

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エコキュートの買い替えに対する悩みはさまざまで、どう対処したらいいのかわからないことも多いですよね。

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※1 ※2 ※3 注意事項はこちら

※1 経済産業省の給湯省エネ事業2025の補助金対象のエコキュート(以下EQ)への交換における補助額であり、電気温水器からEQの交換の場合最大17万円支給されます。

EQからEQの場合は最大13万円となります。

当社はお客様の代わりに申請書類作成のサポートを行いますが、申請者はあくまでお客様自身となります。

また行政・自治体の判断で補助金が打ち切りになる等、給付が確約するわけではございませんので、あらかじめご承知おきください。

※2 実質無料キャンペーン含む。無償保証規約はこちらから。

※3 10年間毎年1回点検について… 当社で製品を購入していただいたお客様限定で、ご契約時に定期点検(別途有料:49,500円(税込))をお申し込みいただいた場合に限ります。

施工後10年間にわたり、毎年1回(初年度は3か月後、1年後の2回)、合計11回にわたり弊社が設置した給湯器に不具合がないかを無償で点検いたします。 

購入した製品の製品不備確認(リコールだった場合メーカーへ打診協議をお客様の代わりに行います)や施工不備による部分修理などを全て無償で行います。 

蓄電池や太陽光パネルを設置している場合、それらの点検・簡易修理も無償で承ります。

その他住宅関連の点検も希望される場合は、点検のご連絡の際にお伝えいただければ無償で点検対応いたします。

 なお、一部エリアは対象外となります。詳しくはスタッフまでお尋ねください。

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この記事の監修者

長尾 太一のアバター 長尾 太一 エコキュートのプロ

交換パラダイスの長尾です。

・「何よりもお客様を大切にする」という会社の理念に共感し、北海道から「愛と情熱」を原動力に上京
・現在、家回り全般に対応できる総合リフォーム会社のエコキュート専門チームに所属
・お客様一人ひとりと真剣に向き合うことを最優先に生きています。
・モットーは「猪突猛進」
・「長尾さんにお願いして本当によかった!」という言葉が一番の大好物
・「エコキュートのことなら長尾」とお客様だけでなく社員からも頼られる存在

エコキュートのプロフェッショナルとして、商品知識・施工知識・住宅全般の知識、すべてに精通し、お客様のどんなお悩みにもお応えいたします。皆様の生活がより豊かにできるような安心・快適な住まいづくりのお手伝いに全力投球いたします。

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