エコキュートの交換前日にやるべきことは?掃除・水抜き・工事準備を解説

「エコキュートの交換前日には何をする?」
「掃除や水抜きはどうやるの?」
「工事には何日かかる?」
このような疑問を持っている方は多いのではないでしょうか?
エコキュートを交換する際、前日までにやっておくことがいくつかあります。
準備をしておかないと、工事が即日で完了しないかもしれません。
この記事ではエコキュート交換前日までにやることや、工事概要などに関して解説するので、参考にしてください。

エコキュートの交換前日にやること一覧
エコキュートの交換前日にやることとして以下があげられます。
- エコキュートの周辺を掃除する
- お湯・水が使えなくなることに対して備える
- 工事の挨拶をおこなう
- 設置スペースと運搬経路を確保する
- 水抜きを実施する
それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。
エコキュートの周辺を掃除する
まず、エコキュートの周辺を掃除しましょう。
主にヒートポンプユニットの周辺を綺麗にします。
雑草や落ち葉などが多いと、交換業者が作業しにくく、また事故にもつながりかねません。
交換当日を迎える前に、周辺だけでも綺麗にしておきましょう。
お湯・水が使えなくなることに対して備える
お湯や水が使えなくなることに対して備えておきましょう。
エコキュートの交換が始まったら、完了するまでは、お湯だけでなく水も給湯できません。
事前にペットボトルやバケツに水を溜めておいたり、事前に入浴を済ませたりしておきしましょう。
工事の挨拶をおこなう
前日には、周辺の住宅に挨拶にうかがいましょう。
エコキュートの交換工事では、一定の人の出入りと騒音があり、周辺住民に若干の迷惑がかかるかもしれません。
しかし、事前に工事があることを伝えておけば、トラブルを防止できます。
また、工事は長期間ではなく、即日で終わることを伝えれば安心してもらえるでしょう。
設置スペースと運搬経路を確保する
エコキュートの設置スペースと運搬経路を確保しましょう。
新しいエコキュートを搬入し、古い機器を運び出すためには、十分なスペースと通路が必要です。
例えば自転車や鉢植え、物などが置かれていると、搬入が妨げられ工事が遅れる可能性があります。
前日までに片付けて通路を広くしておきましょう。
水抜きを実施する
水抜きを実施するのも大切です。
以下の方法で水抜きを実施しましょう。
- 漏電遮断器を「OFF」にする
- 給水止水栓を閉める
- 逃し弁を開ける
- 排水栓を開けて排水する
- 排水栓を閉じる
- 漏電遮断機を「ON」にする
ただし、施工業者によっては水抜きを当日におこなう場合もあるため、事前に指示を確認しておきましょう。
【関連記事】エコキュートの水抜きしないとどうなる?水抜きの正しいやり方やタイミング・頻度を解説!
エコキュートの交換に関する概要
エコキュートを交換する際は、いくつか知っておきたいことがあります。
- エコキュートの交換にかかる費用
- 交換作業の流れと当日にやること
- 工事期間は半日から1日
- 交換直後は給湯ができない
それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。
エコキュートの交換にかかる費用
エコキュートの交換費用は、本体価格と工事費用を合わせておよそ40〜80万円です。
総額は、機種のグレードや容量、追加工事の有無によって変動します。
例えば、配管や基礎のやり直しが必要な場合では、より多くの費用がかかるでしょう。
なお、補助金などを利用すれば、交換費用を安く抑えられるかもしれません。
詳しくは、「エコキュートの交換費用は?買い替え時期やメリット・補助金活用について徹底解説!」を参考にしてください。
交換作業の流れと当日にやること
交換作業の流れはおおむね以下のとおりです。
- 古い機器を撤去する
- 新しいエコキュートを搬入する
- 配管・電気工事をおこなう
- 試運転を実施する
その他、契約書へのサインや原状回復の確認などをおこなう場合があります。
また、後述するように交換作業中はお湯が使えないため、前日までに入浴や水の確保を済ませる必要があります。
工事期間は半日から1日
エコキュートの交換には、半日から1日の工事期間が必要です。
特に追加工事がなく、搬入もスムーズだった場合は、6時間程度で終わることも。
一方で、追加工事があったり、搬入を妨げるものがあったりすると、より多くの時間がかかります。
とはいえ、何日もかかる工事ではないため、トラブルがなければ、日をまたぐことはまずないでしょう。
エコキュートの交換が必要なタイミング
エコキュートの交換が必要なタイミングには以下があげられます。
- 耐用年数の10年を超えている
- 明らかな故障が生じている
- 保証期間が終わっている
- 家族構成が変わった
いずれかに該当したとき、交換を検討するのがおすすめです。
それぞれのタイミングに関して解説するので参考にしてください。
耐用年数の10年を超えている
エコキュートの耐用年数である10年を超えている場合には、交換するのを強くおすすめします。
使用から10年以上経過すると、内部部品の劣化が進み、故障のリスクが跳ね上がります。
故障に至らなくても、性能が低下する、衛生状態が悪くなるなどの懸念も出てきます。
また、エネルギー効率が低下して電気代が割高になることも。
耐用年数の10年を超えたら、エコキュートの交換を検討しましょう。



明らかな故障が生じている
明らかな故障が生じている場合も、エコキュートを交換するのがおすすめです。
例えば、お湯が出ない、異音がする、水漏れがあるなどのケースです。
一時的に改善しても、再び故障するリスクが高く、安心して使い続けられません。
また、重大な故障の場合には、修理費用が高くなることもあります。
重大な故障が起こる前に、点検もしくは交換を実施するのが大切です。
保証期間が終わっている
保証期間が終わっていたら、エコキュートを交換するのが無難です。
メーカー保証が終了したエコキュートが故障した場合、修理費用がすべて自己負担になります。
しかし、エコキュートを交換すれば、再び長期間の保証を受けることが可能。
自費での修理を避けるためにも、保証期間が終わっているなら交換を検討しましょう。
家族構成が変わった
家族構成が変わった場合、エコキュートの交換を検討しましょう。
家族が増えたり減ったりすると、必要なお湯の量が変わります。
人数に合わない容量のエコキュートを使っていると、給湯量の不足や電気代の無駄遣いにつながります。
家族構成の変化があったら、エコキュートの交換を検討しましょう。
エコキュートを交換する際の注意点
エコキュートを交換する際には、いくつか注意することがあります。
- 交換中は給湯ができない
- 保証内容を確認しておく
- 古い機種の処分方法を確認しておく
特に、交換中の給湯に関しては注意が必要です。
それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。
交換中は給湯・給水できない
エコキュートの本体を交換している間は、給湯だけでなく給水もできません。
エコキュートの交換工事をする際、安全のために水道管の元栓を締めるためです。
トイレや手洗いなど、必要な水が使えないため、事前に対策する必要があります。
ペットボトルに水を溜めたり、入浴を済ませたりして準備しましょう。
保証内容を確認しておく
事前に保証内容も確認しておきましょう。
メーカー保証や販売店独自の延長保証によって、修理費用や交換費用が補助される場合があります。
保証内容を知らずに自己負担してしまうと損をするので注意してください。
契約書や保証書を確認し、不明点があれば業者に質問しておくのがおすすめです。
古い機種の処分方法を確認しておく
エコキュートを交換する場合は、古い機種の処分方法も確認しておきましょう。
業者によっては回収費用が別途かかる場合があり、処分費用が見積もられていないケースもあります。
自分で処分する場合は、自治体における手続き方法を確認し、それに従う必要があります。
市区町村のホームページを参照し、正しい方法で処分しましょう。



エコキュートの交換に関するよくある質問
この記事では、エコキュートの交換に関して解説しました。ここでは、よくある質問に回答します。
- エコキュート工事中にトイレは使える?
- 即日で交換できる?
- 電気温水器からエコキュートに交換する場合の工事日数は?
それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。
Q.エコキュート工事中にトイレは使える?
エコキュート工事中でも、トイレのタンク内に水が溜まっていればトイレは使用できます。
エコキュートの交換を実施している間は、水が使えないため、再度タンクに貯める用の水を事前に用意しておくとよいでしょう。
Q.即日で交換できる?
ほとんどの場合、エコキュートは即日で交換できます。
特にトラブルがなければ、半日もしくは1日で完了するでしょう。
ただし、清掃の必要があったり、搬入が妨げられたりすれば、より長い時間がかかります。
Q.電気温水器からエコキュートに交換する場合の工事日数は?
電気温水器からエコキュートに交換する場合も、たいてい半日から1日の工事日数です。
ただし、追加の電気工事が必要な場合などは、日をまたいでしまうかもしれません。
電気温水器からエコキュートに交換する場合は、2日間、給湯できなくても問題がないよう、準備しておくと安心です。
まとめ:エコキュート交換前日には工事しやすいよう準備しよう!
この記事では、エコキュートの交換前日にやることを解説しました。
エコキュートを交換するうえで、前日までの準備は思っているよりも大切です。
特に、掃除や水の確保、入浴などはきちんと済ませておきましょう。
また、工事前の周辺住宅の挨拶や、設置スペースと搬入経路の確保も大切です。
事前に準備しておけば、スムーズに工事を完了できるでしょう。
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