エコキュートの設置場所はどこが最適?タイプ別・地域別の注意点と失敗NG例を解説

エコキュートの設置場所で失敗しないために!注意点や気になるQ&Aも紹介

エコキュートは一度設置すると簡単には動かせないため、「どこに設置するか」は非常に重要なポイントです。

しかし実際には、「音がうるさい」「スペースが足りない」「メンテナンスがしづらい」など、設置場所で失敗したなどの声も少なくありません。

特に、初めて交換・設置を検討している方にとっては、どこに設置するのが正解なのか悩む方も多いでしょう。

この記事では、エコキュートの設置場所でありがちな失敗例や注意点をわかりやすく紹介します。

設置後に後悔しないためにも、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

エコキュート交換の施工実績

エコキュート交換の施工実績

エコキュートの設置は、住まいの環境や敷地条件、周囲との距離感によって、適した施工方法が大きく変わります。

設置スペースが限られている場合や、騒音・冷風への配慮が必要な立地では、事前の設置計画がとても重要です。

以下のページでは、実際に交換パラダイスが行った施工事例を、写真付きで確認できます。

設置場所を検討する際の参考にしてください。

参考:交換パラダイス施工事例

エコキュートは2つのユニットで構成されている

エコキュートの設置にどれくらいのスペースが必要?

エコキュートは、「貯湯タンクユニット」と「ヒートポンプユニット」の2つの機器で成り立っている設備です。

それぞれ役割が違うため、設置場所を考えるときは両方のサイズや動作スペースを確認しておくことが大切になります。

「ダイキン工業株式会社|エコキュート選びかたガイド」

出典:「ダイキン工業株式会社|エコキュート選びかたガイド

貯湯タンクユニット

お湯をためておくタンク部分です。

サイズの一例として、一般的な角型タイプは以下の大きさになります。

【一般的な角型タイプの貯湯ユニットの寸法】
高さ:約1,825mm
幅:約630mm
奥行き:約730mm

ながお
容量によって多少変わりますが、冷蔵庫より少し大きいイメージです。

ヒートポンプユニット

外気から熱を取り込み、お湯を作る装置です。

エアコンの室外機と似た形をしています。

【ヒートポンプユニットの寸法】
高さ:約735mm
幅:約825mm
奥行き:約300mm

​これらの機器を安全かつ効率的に設置するためには、機器周囲に30~50cm程度の作業スペースの確保が推奨されています。​

狭小地やスペースに制約がある場合には、奥行きを抑えた薄型タイプのエコキュートも選択肢の1つです。​

エコキュートの設置に必要なスペースはタイプで変わる

エコキュートの設置に必要なスペースはタイプで変わる

エコキュートは、機種のタイプによって必要なスペースが異なります。

サイズだけで判断して設置してしまうと、あとから「作業しづらい」「交換のときに外せない」「通路が狭くて邪魔」など、思わぬトラブルにつながることがあります。

設置場所は、本体サイズ+作業スペースの余裕を考えながら決めることが大切です。

角型・薄型・コンパクト別のスペース目安

エコキュートにはいくつか種類があり、それぞれ必要な設置スペースが違います。

イメージしやすいように、目安をまとめました。

タイプ 特徴 必要なスペースの目安
角型タイプ(標準) 最も一般的で容量が大きい 本体サイズ+前後左右30〜50cmの作業スペース
薄型タイプ 奥行きが浅く狭い場所でも置ける 横幅が広めなので横方向のスペース確認が必須
コンパクトタイプ 小住宅・アパートなど向け 設置スペースが限られる場合に有効

どのタイプでも、点検や修理のために人が近づけるスペースが必要です。

目安として、30cm以上の余裕があると安心です。

基礎工事の強度や費用も事前に確認する

エコキュートは水が満タンの状態で数百kgになる重たい設備です。

そのため、設置の際はしっかりした基礎が必要です。

基礎の一般的な条件は以下です。

  • コンクリート基礎:縦横80cm以上
  • 厚さ:10cm以上
  • 水平であること
  • 強度が不足している場合は補強が必要

基礎工事費の相場は、状況によって異なりますが 1〜5万円程度が目安です。

(既存基礎が使える場合は不要なケースもあります。)

エコキュートは屋内に設置できない?

エコキュートは屋内に設置できない?

エコキュートは基本的に屋外設置が前提ですが、一部の条件下では屋内に設置されているケースもあります。

特殊な住宅事情や気候条件などにより、屋内設置が選ばれる場面に関していきましょう。

  • 集合住宅
  • 寒冷地

順に解説します。

屋内に設置するケース①:集合住宅

一般的に、エコキュートは戸建住宅のほか、「集合住宅」に設置されるケースもあります。

特に、設計段階で屋外設置スペースが確保されていない物件では、ユニットごと屋内に設置するしかない状況があります。

こうした場合には、専用のユニット収納庫や、室内に設けられた機械室などに貯湯タンクを設置し、換気や排熱処理に対応した設計が必要です。

ただし、ヒートポンプユニットは騒音と熱風を発するため、屋外設置が絶対条件です。

屋内設置の可否は、管理組合との協議や建築構造によっても変わるため、事前の確認が欠かせません。

エコキュートの屋内設置に関して、さらに詳しい情報が知りたい方は下記記事をご覧ください。

【関連記事】エコキュートを屋内設置するメリット・デメリット|室内タイプの注意点も解説!

屋内に設置するケース②:寒冷地

寒冷地では、冬場に外気温が大きく下がるため、エコキュートを屋内に設置するケースがあります。

一般的なエコキュートは、外気温がマイナス10度程度までであれば屋外でも問題ありません。

しかし、外気温がマイナス20度に達する地域で推奨されているのは「寒冷地仕様」のエコキュートです。

これらは、厳しい冬にも対応できるよう、凍結防止ヒーターや耐寒設計が施されているからです。

ただし、外気温がマイナス20度を下回るような極寒地域になると、寒冷地仕様でも屋外設置には限界があり、屋内設置が必要になるケースがあります。

実際に北海道の内陸部などでは、貯湯ユニットを屋内に設置し、換気や排気の設備を整える施工がおこなわれています。

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地域特性を考慮した設置場所の注意点【塩害・積雪】

地域特性を考慮した設置場所の注意点【塩害・積雪】

エコキュートの設置場所を検討する際は、騒音やスペースに加え、居住地域の気候や地理的要因を考慮することが不可欠です。

特に以下の地域特性には十分注意しましょう。

・塩害地域での設置場所
海岸から近い地域(一般的に2km以内)は、潮風による塩分でヒートポンプユニットや貯湯タンクが錆びやすくなります。

この場合、風当たりが強い場所を避け、可能な限り建物や塀で塩害から守られる場所に設置する必要があります。

また、エコキュート本体も「耐塩害仕様」または「重塩害地仕様」の機種を選択することが、長期的な使用には絶対条件となります。

・積雪地域での設置場所
冬場に積雪が多い地域では、ヒートポンプユニットの吸込口や吹出口が雪で塞がれないよう、基礎の高さを確保する必要があります。

地面から約50cm以上の基礎を設けるか、雪が吹き溜まりになりにくい場所に設置することが重要です。

エコキュートの設置場所で注意すべきポイント

エコキュートの設置場所で失敗しないための4つの注意点

エコキュートの設置場所を誤ると、騒音トラブルや効率低下など、さまざまな問題が発生する可能性があります。

設置場所で失敗しないための注意点を順に解説します。

メンテナンス用のスペースを設ける

設置時は気づきにくい落とし穴が、「メンテナンススペースの不足」です。

エコキュートは10年以上使う設備であり、点検や修理のたびに本体周囲へ人の入れるスペースが必要です。

しかし、設置の際に壁際ギリギリに配置したり、物置やフェンスで囲ってしまったりすると、いざというときに作業がしづらくなります。

特に、屋外ユニットの側面や背面にアクセスできない場合、分解や配管の交換ができず、修理費用が高額になってしまうこともあります。

こうした事態を避けるには、本体の左右・背面・前面にそれぞれ最低でも30〜50cmの作業スペースを確保するのが理想です。

設置時には「数年後の点検作業」を想定しておきましょう。

水周りとの距離を15メートル以内にする

エコキュートの貯湯タンクと、浴室やキッチンなどの水回り設備との距離が長いと、湯張りや給湯に時間がかかってしまいます。​

さらに、その間に配管内でお湯が冷めやすくなり、結果としてエネルギーの無駄にもつながります。​

このような失敗は、「外から見えにくい場所に設置したい」「通路の邪魔にならない場所にしたい」などの理由で、住宅の端にユニットを配置したときに起こりがちです。

​設置場所を決める際には、配管の取り回しも含めて設計し、水回りとの距離がなるべく15メートル以内に収まるよう調整しましょう。

​効率的な配管ルートは、省エネにもつながります。​

寝室などの近くに設置するのはNG

エコキュートのヒートポンプユニットは、稼働時に低周波音を発します。​

特に深夜の静かな時間帯に運転するため、寝室の近くに設置すると睡眠の妨げになる可能性があります。​

また、隣家の寝室が近い場合も、騒音トラブルの原因となるため注意しましょう。

やむを得ず近くに設置する場合は、防音対策を施すことが重要です。

例えば、防振ゴムや防音シート、防音壁などを設置して、振動や音を軽減する方法があります。​

これらの対策により、騒音トラブルを未然に防ぐことができます。​

騒音対策については以下の記事を参考にしてください。

【関連記事】エコキュートは騒音対策が必須!苦情・トラブルを避けるための対策9選!

音が反響しないところへ設置する

エコキュートの設置場所が、壁や塀に囲まれていて狭い空間になっていると、音が反響して広範囲に届いてしまう恐れがあります。

​また、エアコンの室外機近くに置いておくと共振によって音が増幅される可能性もあります。

​エコキュートを設置する際は、道路側や庭など広い場所に向けるか、防音壁の設置を検討してみましょう。​

また、防音シートや防振ゴムの活用により、音の反響を抑えることができます。​

これらの対策により、音の問題を軽減し、快適な生活環境が維持できるでしょう。

隣家に冷風が吹きこまないようにする

エコキュートのヒートポンプユニットは、運転時に冷風を排出します。

​この冷風が隣家の窓や通気口に直接当たると、室温の低下や結露の原因となり、トラブルに発展する可能性があります。​

特に冬場は、排出される冷風の温度がマイナス10度程度になることもあり、近隣への影響も少なくありません。​

設置場所を選ぶ際は、隣家の窓や通気口から離れた場所を選び、冷風の排出方向にも注意を払いましょう。

​必要に応じて、風向きを調整するためのガイドや防風板の設置も検討が必要です。

​これにより、近隣とのトラブルを未然に防ぐことができます。

エコキュートを設置する際に気を付けるポイントは、以下の記事もご覧ください。

【関連記事】エコキュート設置時の5つの確認ポイント!工事の流れや費用相場・業者選びを解説

エコキュートの設置場所に関するQ&A

エコキュートの設置場所に関するQ&A

エコキュートの設置場所に関してよくある質問を3つ紹介します。

  • エコキュートの音ってどのくらいうるさい?
  • 隣家から苦情が来たらどう対処すべき?
  • 設置場所の変更は後からできる?
  • マンションのベランダに設置する際の注意点は?
  • 低周波音は健康に影響しますか?

順にみていきましょう。

Q1:エコキュートの音ってどのくらいうるさい?

エコキュートは稼働時に約40dB(デシベル)の音を発します。

これは図書館の静けさと同程度で、日中であれば気にならないレベルですが、静かな住宅街や夜間には意外と響くことがあります。

特に駅から離れた閑静な地域や商業施設が少ないエリアでは、近隣住民の睡眠を妨げる可能性もあるため注意が必要です。

また、住宅同士の距離が近いエリアでは、音が直接隣家に届きやすく、トラブルの原因になることもあります。

設置場所が隣家の寝室付近だったり、周囲に物を置いていると、共振で音が増幅されるケースもあるため要注意です。

こうしたリスクを避けるには、なるべく生活空間から離し、防音対策も講じることが大切です。

Q2:隣家から苦情が来たらどう対処すべき?

もしエコキュートの騒音で隣家から苦情が寄せられた場合は、放置せず速やかな対処が重要です。

苦情を無視し続けると、最悪の場合は訴訟問題に発展するリスクもあります。

多くのケースでは、ヒートポンプユニットの設置位置が寝室に近いなど、配置の問題が原因となっています。

まずは専門業者に相談し、設置場所を移動できるか検討してもらいましょう。

また、エコキュートの定期メンテナンスも重要です。

経年劣化や故障が原因で、通常よりも大きな音や振動が発生している可能性があります。

機器を正常な状態に保ち、近隣トラブルを未然に防ぐ姿勢が求められます。

Q3:設置場所の変更は後からできる?

エコキュートの設置場所は「後から変更できる」のが結論ですが、基本的には移動しないほうが望ましいとされています。

なぜなら、設置場所は建築時点で水回りとの距離や配管の長さを考慮して設計されており、無理に動かすとお湯が出るまでの時間が延びたり、凍結のリスクが高まったりするからです。

とはいえ、隣家が建ってスペースが狭くなった場合や、型番変更により新しい機種が既存スペースに収まらなくなったなど、正当な理由があれば移設は可能です。

ただし、基礎工事や配管延長などが必要になるため、移設費用は一般的に3~7万円程度が目安です。

変更を希望する場合は、事前に専門業者への相談をおすすめします。

Q4:マンションのベランダに設置する際の注意点は?

 ベランダ設置はスペースの制約が大きく、以下の点に注意が必要です。

①耐荷重の確認(満水時の重さに耐えられるか)
②排水ドレンの処理(排水が階下に漏れないようにする)
③騒音・振動対策(下階や隣戸への配慮)

特にヒートポンプユニットの騒音・振動が問題になりやすいため、防振ゴムの設置は必須です。

Q5:低周波音は健康に影響しますか? 

エコキュートの低周波音(特に夜間の運転音)が、ごく一部の方に頭痛、不眠、圧迫感などの体調不良を引き起こす可能性が指摘されています。

科学的な影響の因果関係は明確にされていませんが、万全を期すため、寝室から離れた場所に設置すること、そして隣家との距離を十分に確保することが最も現実的な対策です。

まとめ|エコキュートの設置場所で失敗しないために専門業者に相談しよう!

エコキュートの設置場所で失敗しないために専門業者に相談しよう!

エコキュートの設置場所は、快適さや省エネ性能、さらには近隣とのトラブル回避にも関わる重要なポイントです。

騒音やメンテナンス性、水回りとの距離など、考慮すべき点が多いため、自己判断だけで設置位置を決めてしまうのは危険です。

そこで頼りになるのが、エコキュートの施工実績が豊富な専門業者です。

プロならではの視点で、自宅の構造や生活環境に合った最適な設置場所を提案してくれます。

設置後に後悔しないためにも、早い段階から専門家に相談し、万全の準備を整えておきましょう。

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さまざまなお悩みに最適な提案をいたしますので、エコキュートについてお困りの場合には、ぜひ一度ご相談ください。

※1 ※2 ※3 注意事項はこちら

※1 経済産業省の給湯省エネ事業2025の補助金対象のエコキュート(以下EQ)への交換における補助額であり、電気温水器からEQの交換の場合最大17万円支給されます。

EQからEQの場合は最大13万円となります。

当社はお客様の代わりに申請書類作成のサポートを行いますが、申請者はあくまでお客様自身となります。

また行政・自治体の判断で補助金が打ち切りになる等、給付が確約するわけではございませんので、あらかじめご承知おきください。

※2 実質無料キャンペーン含む。無償保証規約はこちらから。

※3 10年間毎年1回点検について… 当社で製品を購入していただいたお客様限定で、ご契約時に定期点検(別途有料:49,500円(税込))をお申し込みいただいた場合に限ります。

施工後10年間にわたり、毎年1回(初年度は3か月後、1年後の2回)、合計11回にわたり弊社が設置した給湯器に不具合がないかを無償で点検いたします。 

購入した製品の製品不備確認(リコールだった場合メーカーへ打診協議をお客様の代わりに行います)や施工不備による部分修理などを全て無償で行います。 

蓄電池や太陽光パネルを設置している場合、それらの点検・簡易修理も無償で承ります。

その他住宅関連の点検も希望される場合は、点検のご連絡の際にお伝えいただければ無償で点検対応いたします。

 なお、一部エリアは対象外となります。詳しくはスタッフまでお尋ねください。

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この記事の監修者

長尾 太一のアバター 長尾 太一 エコキュートのプロ

交換パラダイスの長尾です。

・「何よりもお客様を大切にする」という会社の理念に共感し、北海道から「愛と情熱」を原動力に上京
・現在、家回り全般に対応できる総合リフォーム会社のエコキュート専門チームに所属
・お客様一人ひとりと真剣に向き合うことを最優先に生きています。
・モットーは「猪突猛進」
・「長尾さんにお願いして本当によかった!」という言葉が一番の大好物
・「エコキュートのことなら長尾」とお客様だけでなく社員からも頼られる存在

エコキュートのプロフェッショナルとして、商品知識・施工知識・住宅全般の知識、すべてに精通し、お客様のどんなお悩みにもお応えいたします。皆様の生活がより豊かにできるような安心・快適な住まいづくりのお手伝いに全力投球いたします。

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