エコキュートの電気代を節約する方法10選!入浴時のコツや料金の目安を解説

エコキュートの電気代を節約する方法10選!入浴時のコツや料金の目安を解説

「エコキュートの電気代の効果的な節約方法は?」
「エコキュートの電気代の目安はどれくらい?」などとお考えではありませんか。

エコキュートは従来のガス給湯器や電気給湯器と比較すると、省エネ効果が高い給湯器ですが、使い方の工夫によって、より電気代を抑えることが可能です。

本記事では、エコキュートの電気代の節約方法10選を解説します。

光熱費を抑えるための入浴のコツやエコキュートの電気料金の目安も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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目次

エコキュートの電気代の節約方法10選

エコキュートの電気代の節約方法10選

エコキュートの電気代を節約する際、以下の10の方法があげられます。

  1. 季節に応じたモードを使用する
  2. お湯を使わないときは沸き上げをしない
  3. ピークカット設定をおこなう
  4. 追い焚きよりも高温足し湯を利用する
  5. 休止モードを活用する
  6. 夜間の電気料金が安い電力会社・プランに変更する
  7. 生活スタイルにあったエコキュートを選ぶ
  8. お湯切れが起きないように生活スタイルを見直す
  9. 給湯温度を低めに設定する
  10. ヒートポンプ周辺の環境を整える

各方法を詳しくみていきましょう。

季節に応じたモードを使用する

季節ごとにエコキュートの運転モードを見直すと、電気代の無駄を減らせます。

各エコキュートの省エネモードを活用すると、電気代の節約が可能です。

ただし、省エネモードでは湯量が足りず、日中に沸き増しが必要になると、かえって電気代が高くなる場合があります。

冬は湯量を多めに沸かす設定にし、夏は省エネモードに切り替えるなど、運転モードを切り替えて効率よくエコキュートを活用しましょう。

お湯を使わないときは沸き上げをしない

日中にお湯を使わない場合は、昼間の沸き上げを停止しましょう。

エコキュートは自動で湯量を検知し、日中でも沸き増しをおこなう場合があります。

夜間の電気料金が安いプランを契約している場合、電気料金が割り増しになる日中の沸き増しは光熱費がかさむ原因の1つです。

外出予定があり、日中にお湯を使わないときは、沸き上げを休止するモードの活用がおすすめです。

不要な沸き上げを防止するよう設定を工夫すると、エコキュートの電気代の節約につながります。

ピークカット設定をおこなう

ピーク時間帯にエコキュートを運転させないためには、ピークカット設定の利用がおすすめです。

電気使用量が多く、料金が高くなりやすい時間帯の沸き増しを防止するピークカット設定を利用すると、電気代の節約効果が期待できます。

エコキュートの多くには、ピーク帯の自動沸き増しを避ける機能が搭載されています。

ピークカット機能の具体的な名称は、エコキュートのメーカーごとに異なりますが、購入の際は機能の有無や詳細をよく確認しましょう。

エコキュートの電気代を抑えるために、ピークカット機能の活用が重要です。

追い焚きよりも高温足し湯を利用する

浴槽の湯温を上げたい場合は追い焚きよりも、高温足し湯がおすすめです。

追い焚きは湯船の水を循環させつつ加熱するため、足し湯よりも電気代が高くなる傾向にあります。

浴槽のお湯がぬるくなった場合、お湯を排水しつつ、高温のお湯を追加する足し湯を活用して湯温を上げましょう。

日常的に追い焚きよりも足し湯を優先すると電気代の節約につながります。

休止モードを活用する

数日間家を空ける場合には、エコキュートの「休止モード」を活用しましょう。

旅行や出張などでお湯を使わない日でも、エコキュートは通常どおり運転します。

その際、無駄な沸き上げを防ぐために、前もって休止設定をおこなうと電気代の節約につながります。

メーカーごとに休止モードの設定方法は異なりますが、リモコンから操作可能です。

夜間の電気料金が安い電力会社・プランに変更する

夜間の電気料金が安い料金プランへの変更も、電気代の節約に効果的です。

東京電力の「夜トク8」をはじめ、深夜料金が日中の電気料金よりも低く設定されているプランなら、夜間に沸き上げをおこなうエコキュートとの相性が良く、電気代を抑えられます。

また、契約する電力会社そのものを変更すると、お得なプランを選べる場合があります。

現在契約している電力会社のプランを比較するだけでなく、複数の電力会社の電気料金の比較も重要です。

生活スタイルにあったエコキュートを選ぶ

家族構成やライフスタイルに合ったエコキュートを選ぶことで、電気代の無駄を省けます。

エコキュートのタンク容量が大きすぎると、必要以上にお湯を沸かすことで、保温や再加熱の電気代が余計にかかります。

逆に、タンク容量が小さすぎるとお湯切れが生じやすくなり、日中の沸き増しによって、結果的に電気代が高くなりやすいです。

エコキュートの種類や選び方は以下のページで詳しく解説しているので、参考にご覧ください。

【関連記事】エコキュートの種類は?タンク容量や給湯タイプ・メーカーなどの違いから選び方まで解説

お湯切れが起きないように生活スタイルを見直す

日中に沸き増しをおこなわないよう、お湯切れを防ぐことで、電気代の節約効果が期待できます。

特に冬場はエコキュートの電気代が高くなるうえに、お湯の使用量が増えることから、お湯切れが起きやすいため注意が必要です。

シャワーのお湯を出しっぱなしにしないほか、必要に応じて沸き上げる湯量を多めにする設定を活用するなどの工夫をおこないましょう。

普段からタンクの湯量を確認しつつ、お湯切れを起こさないような使い方が重要です。

給湯温度を低めに設定する

給湯温度を低く設定するだけでも、電気代の節約につながります。

水から高温まで加熱するには電力を多く消費するため、設定温度を数度下げるだけでも電力使用量の削減が可能です。

例えば、60度の設定を50度に変えると、実際に体感する温度の差は小さいものの、電気代の節約につながる場合があります。

特に、夏場や食器洗いなどに使用する場合は、高温のお湯が必要ないシーンが多いため、状況に応じて調整しましょう。

ヒートポンプ周辺の環境を整える

ヒートポンプの周辺環境を整理すると、エコキュートが効率よく稼働できます。

エコキュートは、空気中の熱を取り込んで湯沸かしをおこなう仕組みなため、通気が悪いと給湯効率が落ち、電力を余計に消費する場合があります。

ヒートポンプの周辺に物が密集していたり、草木で塞がれたりしている場合は、物品の整理や除草が必要です。

また、ヒートポンプ周辺の環境を整えると、電気代の節約だけでなく、故障リスクの軽減も期待できます。

エコキュートの電気代を節約する入浴時の4つのコツ

エコキュートの電気代を節約する入浴時の4つのコツ

エコキュートの電気代を節約するためには、入浴時に以下4つのコツを取り入れることもおすすめです。

  • 家族が入浴する間隔を短くする
  • 浴槽の水位をできるだけ抑える
  • 浴槽にふたをしてお湯の温度を保つ
  • シャワーのお湯を出しっぱなしにしない

電気代節約につながる入浴時のコツを詳しくみていきましょう。

家族が入浴する間隔を短くする

家族が間隔を空けずに続けて入浴すると、エコキュートの電気代を効率的に節約できます。

入浴間隔が長いと浴槽の湯温が下がり、追い焚きや足し湯をおこなう必要性が高まり、逆に入浴間隔が短いと湯温の低下が抑えられ、その分、電力消費を抑えられます。

湯温が高いうちに入浴を済ませる工夫は、シンプルながら効果的な節電方法です。

浴槽の水位をできるだけ抑える

浴槽の水位を最小限に抑えると、エコキュートの加熱に必要な電力量を減らせます。

自身が入った際の水位の上昇を考慮して、浸かった際、お湯が浴槽の外に溢れないよう、浴槽のお湯の量を調整しましょう。

ときには、少なめの湯量で半身浴を楽しむことで、電気代の節約も可能です。

浴槽にふたをしてお湯の温度を保つ

浴槽にふたをすると、湯温の低下を防ぎ、保温運転や追い焚き、足し湯の回数を減らせます。

お湯は何も対策をしなければ自然に冷めてしまい、そのたびに湯温を上げる必要があります。

浴槽にふたをするだけで、熱の放出を抑えられ、電気代の節約が可能です。

特に、家族の入浴間隔が開きやすい場合は、ふたの活用がおすすめです。

シャワーのお湯を出しっぱなしにしない

シャワーの使用時は、お湯をこまめに止めると、電気代を節約できます。

エコキュートは貯湯式で、使った分だけタンク内の湯量が減り、足りなくなると沸き増しがおこなわれる仕組みです。

日中の沸き増しをできるだけ避けることで、余計な電力使用を削減できます。

また、シャワーの使い方を見直すと、電気代の節約だけでなく節水にも効果的です。

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エコキュートの電気代はどれくらい?

エコキュートの電気代はどれくらい?

エコキュートの1カ月あたりの電気代の目安は、1,500円から5,000円です。

ただし、エコキュートの使い方や契約プラン、季節によって電気代は変動します。

特に、使用する湯量が多いご家庭や気温と水温が低くなる冬は電気代が高くなりやすいです。

エコキュートの電気代の目安は以下のページで詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてください。

【関連記事】エコキュートの電気代はどれくらい?安くできる節約方法やシミュレーションを紹介

エコキュートの電気代が安い時間帯

エコキュートの電気代が安い時間帯

エコキュートの電気代が安い時間は、一般的に深夜帯です。

電力使用量が少ない深夜の電気料金を安価に設定している電力会社は多く、夜間の電気代が安いプランの場合、夜間に沸き上げをおこなうことで、電気代を節約できます。

ただし、夜間に沸き上げをおこなった際に電力が抑えられるのは、あくまで夜間電力が安いプランを契約している場合に限られます。

また、夜間の電気料金が安いプランは、日中の電気代が割高になる傾向にあり、日中に沸き増しをおこなうと、かえって電気代が高くなる点に注意してください。

エコキュートの電気代が安い時間帯は以下のページで詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてください。

【関連記事】エコキュートの電気代が安い時間帯は?電気代節約のコツを解説

エコキュートの設置費用の目安

エコキュートの設置費用の目安

一般的なエコキュートの工事費を含めた設置費用の総額は、40〜80万円程度です。

既存設備の撤去や特殊な工事が必要な場合はさらに高額になる場合があります。

ただし、エコキュートの設置には国や自治体による補助金制度があり、補助金の利用で導入費用の負担軽減が可能です。

また、エコキュートの導入を検討する際は、複数の業者から見積もりを取って業者を比較すると失敗しにくいです。

エコキュートの補助金や設置費用の目安は、以下のページで詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてください。

【関連記事】【最新版】エコキュート補助金「給湯省エネ2025事業」を徹底解説!

【関連記事】エコキュート工事費込みの価格はいくら?注意点や交換費用もチェック!

エコキュートを設置して電気代が高くなることはある?

エコキュートを設置して電気代が高くなることはある?

エコキュートは省エネ性能が高い給湯器ですが、使い方によって、設置後に電気代が高くなるケースがあります。

エコキュートの電気代が高くなる3つのケースは以下のとおりです。

  • 日中の沸き増しを多用している
  • 設定を最適化していない
  • エコキュートが寿命を迎えている

各ケースの詳細と対処法を説明していきましょう。

日中の沸き増しを多用している

エコキュートは深夜電力を利用してお湯を沸かす仕組みですが、日中に沸き増しをおこなうと電気代が高くなりやすいので、注意してください。

電力会社の契約プランによって変動しますが、日中の電気料金は夜間よりも高めに設定されているためです。

日中の沸き増しが多い場合、夜間に沸き上げる湯量が不足している場合があります。

エコキュートの運転モードの見直しや、よりタンク容量が大きいエコキュートへの交換を検討しましょう。

設定を最適化していない

エコキュートの設定が最適化されていないと、効率的にエコキュートを活用できていない場合があります。

初期設定のまま使用していると、不要な時間に沸き上げが起こり、電力消費の無駄につながりやすいです。

エコキュートのモデルによっては、さまざまな機能が搭載されており、効果的に活用すると電気代の節約につながります。

リモコンやスマホアプリで、現在の設定が生活スタイルや電力プランに合っているかを定期的に確認し、こまめに設定を調整しましょう。

エコキュートが寿命を迎えている

エコキュートの寿命(耐用年数)は一般的に約10年が目安です。

ただし、エコキュートを設置する環境や使用する頻度によって寿命は変動し、15〜18年持つ場合もあれば、10年もたない場合もあります。

エコキュートが寿命を迎えると、経年劣化によって不具合やトラブルが頻発するほか、お湯の沸き上げに必要な消費電力が高くなっているおそれがあります。

エコキュートの寿命は以下のページで詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてください。

【関連記事】エコキュートの寿命はどれくらい?長持ちさせる方法と買い替えのタイミングを解説

エコキュートのメリット・デメリット

エコキュートのメリット・デメリット

エコキュートのメリットとデメリットを以下の表にまとめました。

メリット デメリット
・省エネ性能と環境への配慮・ランニングコストの削減・安全性と静音性・多様な給湯ニーズへの対応・オール電化との相性のよさ ・初期導入コストの高さ・設置スペースの確保・寒冷地での性能低下

エコキュートは高い省エネ性能に加え、ガス給湯器と比較すると火災やガス漏れ、一酸化中毒のリスクが低いメリットがあります。

一方で、従来の給湯器と比較すると、初期導入コストが高く広い設置スペースが必要などのデメリットがあり、導入時は注意が必要です。

エコキュートの設置や交換を検討する際は、メリットとデメリットの両面を把握し、ご家庭に適した給湯器を選びましょう。

エコキュートのメリット・デメリットは以下のページで詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてください。

【関連記事】エコキュートとは?省エネ技術の仕組み・メリット・デメリット・選び方を徹底解説

エコキュートの使い方を工夫して電気代を節約しよう

エコキュートの使い方を工夫して電気代を節約しよう

電気代を節約するためには、エコキュートの使い方の工夫が重要です。

省エネ性能を高めるために運転モードを切り替えることや、給湯温度を低めに設定すると、電気代の節約につながります。

また、入浴時のお湯の使いすぎを控えたり、家族の入浴間隔を狭めたりすることで、エコキュートの電気代を抑えられます。

省エネ性能が高いエコキュートは、補助金の利用によって経済的な負担を抑えて設置や交換をおこなうことも可能です。

生活スタイルや重視する要素からご家庭に適したエコキュートに交換し、快適な生活を実現しましょう。

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この記事の監修者

長尾 太一のアバター 長尾 太一 エコキュートのプロ

交換パラダイスの長尾です。

・「何よりもお客様を大切にする」という会社の理念に共感し、北海道から「愛と情熱」を原動力に上京
・現在、家回り全般に対応できる総合リフォーム会社のエコキュート専門チームに所属
・お客様一人ひとりと真剣に向き合うことを最優先に生きています。
・モットーは「猪突猛進」
・「長尾さんにお願いして本当によかった!」という言葉が一番の大好物
・「エコキュートのことなら長尾」とお客様だけでなく社員からも頼られる存在

エコキュートのプロフェッショナルとして、商品知識・施工知識・住宅全般の知識、すべてに精通し、お客様のどんなお悩みにもお応えいたします。皆様の生活がより豊かにできるような安心・快適な住まいづくりのお手伝いに全力投球いたします。

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