エコキュート高圧・標準タイプ徹底比較!水圧や費用などの違いから最適な選び方を解説

高圧タイプと標準タイプのエコキュートには、水圧や価格、機能面で大きな違いがあります。
なぜなら、ガス給湯器の水圧に慣れた方や2階以上でお湯を使う家庭など、使用環境によって求められる給湯性能が大きく変わるからです。
例えば、シャワーの勢いが物足りないと感じている場合、高圧タイプへの買い替えによって快適性が大幅に向上します。
この記事では、高圧タイプと標準タイプの違いを具体的な数値やメリット・デメリットとともに解説し、あなたに合った選び方を提案します。
水圧不足にお悩みの方や、エコキュートを買い替えたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
エコキュートの「高圧」と「標準」の違いとは?水圧を数値で比較!
エコキュートを導入するときは、高圧タイプと標準タイプの違いが重要です。
特に水圧が不足するとシャワーが弱く、お風呂やキッチンで同時にお湯を使う際に問題が起きやすい傾向があります。
ここでは、数値比較やパワフル高圧の特徴を解説し、快適な給湯器選びに役立つ情報を提供します。
Paや貯湯タンクなどの仕組みを理解し、例えば、3階建て住宅でも満足な圧力を確保できるポイントを探りましょう。
※Pa(パスカル)とは「面積1平方メートルあたりに加わる力」を表す圧力の単位です。数値が高くなるほど圧力も高くなります。
エコキュートの水圧の「標準」とは?
標準タイプのエコキュートは、約170~190kPaの給湯圧力が一般的です。
減圧システムでタンクにお湯を貯める構造のため、ガス給湯器より圧力が低めです。
複数の箇所で同時使用すると、水道圧力が一時的に下がり、シャワーが弱く感じる場合があります。
肌への刺激を抑えたい方や、価格を抑えたい場合には標準タイプが選ばれます。
しかし3階建てなど住宅条件によっては、水圧面でデメリットが大きい場合もあるため注意が必要です。
エコキュートの「パワフル高圧」とは?
パワフル高圧タイプは、標準タイプより給湯圧力を高めたエコキュートです。
浴槽へのお湯はりやシャワー時に、勢いが強くなるため快適性が増します。
ダイキンや日立、パナソニックなどのメーカーが高圧対応機種を販売しています。
特に日立の水道直圧タイプは最大500kPaを実現しているため、ガス給湯器に近い水圧が得られるでしょう。
加圧ポンプなどを追加する方法と比べても、設置時から高圧を体感できる点がパワフル高圧タイプの魅力です。
エコキュートの水圧はガス給湯器と比べてどうなのか?
ガス給湯器は水道圧力をそのまま使うため、約500kPaもの水圧が得られます。
一方でエコキュートは貯湯タンク方式なので、減圧弁により圧力が調整されます。
標準タイプは約180kPa程度で、ガス給湯器の半分以下です。
パワフル高圧を選ぶと約300〜500kPaまで高められ、同時使用の際でも安定した給湯が可能です。
もし圧力不足に悩む場合は、高圧タイプへの交換やシャワーヘッドの工夫を検討してみましょう。
なぜ重要?エコキュート選びで水圧が注目される理由
エコキュートを検討する際は、水圧の影響を知っておく必要があります。
シャワーの勢いが弱いと、入浴時の快適度が大きく変わります。
また、キッチンや洗面所とお風呂を同時に使う場面でも、水圧不足がストレスになりがちです。
3階建て住宅なら、さらに圧力低下のリスクが高まります。
高圧タイプの導入で、複数箇所の給湯にも対応しやすくなり、生活の質が向上するでしょう。
【メリット】快適なシャワーとスピーディーな湯はり
高圧タイプのエコキュートの最大のメリットは、快適なシャワータイムとスピーディーな湯はりを実現できることです。
シャワーの水圧が高いと、まるでマッサージを受けているような心地よさを感じられます。
また、短時間で体を洗い流せるため、忙しい朝の時間帯にも便利です。
さらに、節水タイプのシャワーヘッドと組み合わせることで、水道代の節約にもつながります。
また、浴槽へのお湯はり時間も、標準タイプと比べて短いです。
例えば、ダイキンのパワフル高圧給湯では、約180リットルの浴槽に約11〜14分でお湯はりが完了します。
標準タイプと比べて、約5〜7分程度の時間を短縮できます。
お風呂の準備が素早くできることは、特に共働きで忙しい家庭や、小さなお子様のいる家庭にとって、大きなメリットとなるでしょう。
エコキュート高圧タイプのデメリット
高圧タイプのエコキュートは魅力的な選択肢ですが、いくつかのデメリットも存在します。
導入を検討する際には、メリットだけでなくデメリットも把握しておくことが大切です。
ここでは、高圧タイプ特有のデメリットと、それらを軽減するための対策を解説します。
【デメリット】費用と注意点を理解しよう
高圧タイプのエコキュートのデメリットとして、主に以下の点があげられます。
1. 初期費用が高めになる
高圧対応のパワフル機種は部品コストが上乗せされ、標準タイプより価格が高くなる傾向です。
また、減圧弁や給水配管の調整が必要になる場合もあります。
対策:補助金制度や複数企業への見積り依頼をおこなうと費用を抑えやすいです。
2. ランニングコストが増える可能性
水圧が強い分、シャワー時のお湯の使用量が増えがちです。
結果、電気代や水道代が上昇する事例もあります。
対策:省エネモードや温度管理の活用、節水シャワーヘッドの導入が有効です。
3. 水道圧が低い地域では効果が限定的
パワフル高圧タイプでも、元の水道圧が不足すると十分な圧力を得られません。
3階以上の給湯や複数同時使用が想定される場合は、事前確認が必要です。
対策:必要に応じてポンプの追加や配管交換を検討し、メーカーや施工業者に質問してください。
4. メンテナンスコストと部品交換
高圧仕様のシステムは部品構造が複雑で、故障時の修理費が高くなる可能性があります。
定期点検を怠ると、タンク内部の不具合が起きやすいです。
対策:長期保証付きの製品を選び、メンテナンス契約でリスクを抑えましょう。
5. 騒音や振動による近隣トラブル
ヒートポンプは夜間に動作するため、稼働音が気になるとの声があります。
高圧タイプは特にパワフル運転で音量が上がる傾向です。
対策:防振ゴムの設置や設置位置の工夫で振動と騒音を軽減できます。
6. 設置環境次第で施工が難航
古い住宅や配管が老朽化している場合は、工事内容が追加される場合があります。
対策:事前に無料の下見やアンケートを活用し、施工事例を比較すると安心です。
デメリットについてより詳しい情報をお求めの方は、下記の関連記事をご覧ください。
【関連記事】エコキュートを導入すると後悔する?おすすめしない派の意見・やめとけといわれる理由
「エコキュートを導入する際の後悔しない選び方」も含めて詳しく解説しています。
エコキュート標準タイプのメリット
エコキュートを選ぶ際、標準タイプと高圧タイプのどちらを選ぶべきか迷う方も多いでしょう。
特に標準タイプは、高圧タイプと比べて導入コストを抑えられる点で注目を集めています。
さらに、機種の選択肢が豊富なため、家庭のニーズに合わせた製品選びがしやすい特徴があります。
ここでは、標準タイプならではの魅力を紹介します。
【メリット】導入のしやすさとコストパフォーマンス
標準タイプのエコキュートは、高圧タイプと比べて製品価格が安価なため、初期費用を抑えて導入できる点が最大の魅力です。
一般的に、高圧タイプより10万円以上安く購入できるケースもあり、予算が限られている場合でも導入しやすい給湯器といえます。
特に、高い給湯圧力を必要としない家庭にとっては、標準タイプでも十分に快適な給湯が可能です。
シャワーの水圧に強いこだわりがない場合や、お湯の使用量が少ない家庭、2階建て住宅で1階のみでお湯を使う場合などは、標準タイプで十分なケースも多いです。
加えて、エコキュートの標準タイプの方が高圧タイプよりも機種のラインナップが豊富です。
機能やサイズなど、自分のニーズに合った製品を選びやすいことも標準タイプのメリットです。
エコキュート標準タイプのデメリット
標準タイプは導入や維持費の面で優位ですが、一方でいくつかの課題も存在します。
具体的には、シャワー圧力の弱さや同時使用時の湯切れなど、使い方によっては物足りないと感じる場面があるでしょう。
以下では、デメリットと解決策をまとめて解説します。
【デメリット】使い方によっては物足りなさも
エコキュートの標準タイプには、水圧に対していくつかデメリットを感じてしまう場面があるかもしれません。
しかし、適切な対策を講じることで、これらの課題はおさえられます。
1. 水圧が弱い
標準タイプは減圧構造を採用するため、ガス給湯器ほどの勢いがありません。
対策:低水圧対応のシャワーヘッドを使い、使用箇所を分散するなど工夫しましょう。
2. 同時使用で湯切れリスク
家族みんなが一斉にお湯を使うと、タンク内のお湯が足りなくなる可能性があります。
対策:事前に「沸き増し」機能を活用したり、タンク容量を大きめにしたりすることで対応が可能です。
3. 3階以上での給湯が厳しい場合も
減圧式ゆえ、水道圧自体が低い地域や上階の浴室ではシャワーの勢いが物足りないことがあります。
対策:ポンプ追加や配管工事を検討し、必要に応じてメーカーや施工業者に相談すると安心です。
これらの点を踏まえておくと、標準タイプでも快適な使い方をみつけられます。
導入前に家族構成や使用状況を整理し、デメリット解消の対策を検討すれば、コストを抑えつつエコキュートを上手に活用できるでしょう。
エコキュート高圧タイプと標準タイプの価格の違い
エコキュートの導入を検討する際、高圧タイプと標準タイプのどちらを選ぶかは、多くの方が悩むポイントです。
ここでは、初期費用とランニングコストの両面から、高圧タイプと標準タイプの価格の違いを解説します。
また、補助金制度の利用で、価格差をどの程度縮められるのかも紹介します。
初期費用(導入費用)とランニングコスト(電気代・水道代)の違い
高圧タイプは標準タイプより10万程度価格が高い傾向があります。
パワフルな給湯を実現するための部品コストや、減圧弁・配管調整などの追加工事が必要になる場合があるためです。
一方、ランニングコストに関しては「電気代」は大きく変わらないケースが多いとされています。
エコキュートは夜間の割安な電力を活用できるため、どちらのタイプでも省エネ効果を期待できます。
ただし、シャワーの出湯量が増えることによって「水道代」がわずかに上がる可能性がある点には注意しましょう。
【関連記事】エコキュートの電気代はどれくらい?安くできる節約方法やシミュレーションを紹介
エコキュート補助金の利用で価格差は縮まる?
最新の補助金制度「給湯省エネ2025事業」を活用すると、高圧タイプでも実質負担を抑えることが可能です。
高効率機種や通信機能を備えた製品は、通常よりも高い額の補助金が受けられることがあります。
さらに電気温水器からの買い替えなら、追加補助が加わるケースもあるため、初期費用の差が数万円程度まで縮まることもあるでしょう。
ただし、補助金の対象機種や申請条件は年度によって変わるため、最新の情報を必ず確認してください。
補助金を使えば、高圧タイプのメリット(水圧の強さ)を得ながら、標準タイプとの価格差を最小限に抑えられるでしょう。
【関連記事】【最新版】エコキュート補助金「給湯省エネ2025事業」を徹底解説!
家族構成・ライフスタイル別!最適なエコキュートの選び方
エコキュートを導入する際は、家庭の人数や住まいの構造など、多角的な視点からの検討が重要です。
ここでは、シャワーの水圧や価格重視などのポイント別に、最適なエコキュートの選び方を解説します。
シャワーの水圧重視や2階以上にお風呂があるなら「高圧」または「パワフル高圧」がおすすめ
シャワーの勢いを重視する方や、2階以上に浴室がある住宅で快適にお湯を使いたい場合は、エコキュートの「高圧」タイプ(パワフル高圧タイプを含む)を選ぶのが最適です。
【おすすめの理由】
- 強い水圧:ガス給湯器並みの圧力を実現できる場合が多い
- 快適な入浴体験:シャワー時のストレスが軽減される
- 高層階でも安心:3階以上のバスルームにも対応しやすい
【注意点】
- 初期費用が高くなる傾向がある
- 水道圧が極端に低い地域では性能を十分に発揮できない
また、高圧タイプのなかでも、特に給湯圧力が高い「パワフル高圧」タイプは、ダイキンなど、一部のメーカーから販売されています。
これらの機種は、標準タイプの約2倍近い給湯圧力を実現しており、より快適なシャワータイムを求める方におすすめです。
今使っている給湯器の水圧と比較して考える
エコキュートを導入する前に、まずは現在の給湯器がどれくらいの水圧を提供しているかを把握しましょう。
特にガス給湯器は約500kPaもの水道圧をそのまま使う傾向があり、標準タイプへ切り替えると勢いの差に驚くことがあります。
1. ガス給湯器からの交換
- 現在の水圧に近づけたいなら、高圧タイプやパワフル高圧を検討
- 今までの使い勝手を維持したい方におすすめ
2. 電気温水器からの交換
- すでに減圧方式に慣れている場合、標準タイプでも十分と感じることが多い
- 湯切れや圧力不足に不満があるなら、高圧タイプへアップグレードすると快適度が増す
現在お使いの給湯器の種類や、水圧に対する満足度を考慮して、最適なタイプを選ぶようにしましょう。
【メーカー別】エコキュート高圧タイプの特徴と選び方
高圧タイプのエコキュートは、各メーカー独自の技術や機能を搭載しています。
ここでは、代表的なメーカーが提供する高圧タイプの特徴や選び方のポイントをまとめました。
- ダイキン
- 日立
- パナソニック
- 三菱電機
- コロナ
それぞれ、みていきましょう。
ダイキン|パワフル高圧で爽快シャワー&湯はりも快速!
【出典】ダイキン工業株式会社
ダイキンのエコキュートの最大の特徴は、パワフル高圧給湯機能です。
最大330kPaの水圧を実現し、業界トップクラスの給湯圧力を誇ります。
高圧給湯により、以下のメリットがあります。
- 爽快なシャワー体験
強い水圧で快適な入浴が可能 - 2カ所同時使用でも安定した給湯
キッチンと浴室で同時にお湯を使用しても水圧低下が少ない - 湯はり時間の短縮
高水圧により、浴槽への湯はりがスピーディー
さらに、ダイキンのXシリーズは年間給湯保温効率3.7という高い省エネ性能を実現しています。
また、「おゆぴかUV」機能により、貯湯タンク内のお湯を除菌し、清潔に保つことができます。
【参考】ダイキン工業株式会社「快適|エコキュート」
【商品紹介】
項目 | 詳細 |
容量 | 370L |
型番 | Xシリーズ EQX37YFV |
価格(税込、工事費込) | 435,000円 |
備考 | フルオート、パワフル高圧 |
最大使用圧力 | 330kPa |
商品の詳細情報はこちら!「ダイキン エコキュート Xシリーズ EQX37YFV」」
日立|水道直圧給湯方式で圧倒的水圧!
【出典】日立製作所
日立のエコキュート最大の魅力は、水道直圧方式「ナイアガラ出湯」です。
最高500kPaもの圧力を確保し、ガス給湯器並みのシャワーの勢いを体験できます。
- 強力なシャワー水圧
2階や3階のお風呂でも、水圧が物足りなくなりにくい - 同時使用でも湯量が安定
キッチンと浴室を同時に使っても、シャワーが弱くなりにくい仕様 - 「きらりUVクリーン」機能
タンク内のお湯を除菌し、毎日の入浴をより清潔に保つ
【参考】日立の家電品「浴室と台所など同時にパワフル給湯で快適に[水道直圧給湯]:エコキュート」
【商品紹介】
項目 | 詳細 |
容量 | 370L |
型番 | BHP-F37XD |
価格(税込、工事費込) | 390,000円 |
備考 | フルオート、水道直圧給湯 |
最大使用圧力 | 500kPa |
【日立 エコキュート詳細説明/納期・工事費のご確認】
日立 エコキュート BHP-F37XD
パナソニック|高耐圧貯湯タンク搭載でシャワー圧力UP!
パナソニックのエコキュートは、高耐圧貯湯タンクを採用しています。
標準タイプより強い圧力で、快適なシャワーを実現できる点が特長です。
- ウルトラ高圧で水圧をキープ
2階以上の浴室でも勢いが落ちにくく、お風呂やシャワーも快適 - AIエコナビ機能
使用状況を学習し、効率的な湯沸かし運転を実現 - 快適な湯はり
高圧タンクが短時間での浴槽給湯をサポートし、忙しい家庭にも◎
【参考】Panasonic「ウルトラ高圧給湯|特長一覧|エコキュート」
【商品紹介】
項目 | 詳細 |
容量 | 370L |
型番 | HE-JPU37LQS |
価格(税込、工事費込) | 特別価格 |
備考 | フルオート、高耐圧タンク |
最大使用圧力 | 325kPa |
【パナソニック エコキュート詳細説明/納期・工事費のご確認】
パナソニック エコキュートHE-JPU37LQS
三菱電機|2つの工夫でパワフルな出湯量を実現!
三菱電機のエコキュートは、「ハイパワー給湯」と「お急ぎ湯はり」の2つで高い給湯性能を実現しています。
- ハイパワー給湯
同時使用時でも湯圧が下がりにくく、シャワーが快適 - お急ぎ湯はり
浴槽への給湯を短時間でおこない、時間の節約が可能 - ホットあわー機能
お湯に微細な泡を含ませ、あたたかさが長持ち
【参考】三菱電機「ハイパワー給湯 | 機能情報 | 三菱 エコキュート」
【商品紹介】
項目 | 詳細 |
容量 | 370L |
型番 | SRT-P376B |
価格(税込、工事費込) | 特別価格 |
備考 | フルオート、パワフル給湯 |
最大使用圧力 | 290kPa |
【三菱電機 エコキュート詳細説明/納期・工事費のご確認】
三菱電機 エコキュート SRT-P37UB
コロナ|高コスパが魅力!
【出典】株式会社コロナ
コロナのエコキュートは、シンプルな設計ながら、必要十分な高圧性能を備えています。
- キッズデザイン賞受賞
子育て中にある不安を軽減できる機能が豊富 - シンプル設計
わかりやすい操作パネルで、メンテナンス性も高い - 安定した給湯圧力
上階での使用で極端に水圧が落ちる心配が少なく、日常使いに十分
【商品紹介】
項目 | 詳細 |
容量 | 370L |
型番 | CHP-E37AZ1 |
価格(税込、工事費込) | 特別価格 |
備考 | オートタイプ、高圧対応 |
最大使用圧力 | 260kPa |
【コロナ エコキュート詳細説明/納期・工事費のご確認】
コロナ エコキュート CHP-E37AZ1
どのメーカーにも独自の強みがあります。
高圧タイプを選ぶ際は、家族構成や予算、設置環境などを踏まえて比較検討するといいでしょう。
エコキュートの水圧の違いに関してよくある質問
ここでは、エコキュートの水圧に関するよくある質問と回答をまとめました。
高圧タイプと標準タイプの違いや、導入前に知っておきたいポイントなどを、Q&A形式でわかりやすく解説します。
ぜひ、エコキュート選びの参考にしてください。
Q:エコキュート高圧タイプの仕組みは?標準タイプと何が違うの?
A:高圧タイプは「水道圧」を活かして給湯する仕組みや、タンク本体の耐圧性能を上げることで強い水圧を実現しています。
標準タイプ(約170〜190kPa)と比べると、高圧タイプは約280〜320kPa、または「水道直圧」を採用した機種で最大500kPaほどの水圧を確保できます。
以上の違いで、シャワーの勢いや同時使用時の安定度が向上する点が特徴です。
Q:古い配管に高圧タイプは大丈夫?破損リスクは?
A:古い配管でも高圧タイプの給湯器は使用可能です。
ただし、配管によっては劣化している可能性もあるため、破損リスクはあります。
そのため、万が一のリスクに備えて、設置前に配管の目視点検をおこなう業者がほとんどです。
業者に相談して問題がなければ、古い配管でも高圧タイプのエコキュートが導入できるでしょう。
Q:エコキュートの水圧は後から調整できる?
A:本体内部の設定や減圧弁の調整で、ある程度は水圧を変えられます。
しかし、大幅な増圧が必要な場合は給湯加圧ポンプの設置など、追加工事が必要です。
軽微な水圧不足なら、専門業者に依頼して調整してもらうことで改善できるケースがあります。
【関連記事】エコキュートの水圧は弱いって本当?原因から強くする方法まで解説!
Q:シャワーヘッドの交換で水圧は改善できる?
A:節水タイプや低水圧用のシャワーヘッドを導入すると、水量が少なくても勢いを感じやすいです。
根本的な水圧アップではありませんが、体感的な改善が期待できるため、手軽に試せる方法の1つです。
Q:エコキュートの号数と水圧は関係ある?
A:号数は「1分間に供給できるお湯の量」を示すもので、水圧とは直接的な関係はありません。
また号数は、ガス給湯器で表現するもので、エコキュートでは「号数」と表現せず、出湯量などと表現されることが多いです。
Q:エコキュートのメンテナンスに違いはあるの?
A:高圧タイプも標準タイプも、基本的なメンテナンス(タンク内の清掃や点検)は共通です。
どちらのタイプも、貯湯タンクの水抜きや、逃し弁、漏電遮断器の点検など、定期的なメンテナンスが必要です。
【関連記事】エコキュートのメンテナンス方法は?お手入れのペースや具体的な掃除のやり方を解説
Q:エコキュートの水圧が弱いと感じたら?自分でできる対処法
A:エコキュートの水圧が弱いと感じたら、まずは以下の方法を試してください。
【給湯温度を上げてみる】
給湯温度を50〜60度程度に設定し、水栓で水と混ぜて使います。
温度の高いお湯を出すことで、体感的な水圧が上がります。
【ストレーナーやシャワーヘッドの清掃】
ゴミや水垢の詰まりを取り除きます。
【止水栓・給水栓の開き具合を確認】
完全に開いていないと水圧が低下することがあります。
【シャワーヘッドの交換】
低水圧対応タイプに替えると、少ない水量で勢いを感じやすいです。
【同時使用を控える】
キッチンや洗面所など複数の場所での使用を避けると圧力低下を防げます。
これらの方法を試しても改善されない場合は、エコキュート本体や配管に問題がある可能性があります。
専門業者に点検を依頼しましょう。
【まとめ】エコキュート高圧・標準タイプの違いを理解して最適な一台を選ぼう!
エコキュートを選ぶときは、水圧や価格、住宅環境など多角的な検討が重要です。
高圧タイプはシャワーの勢いや高層階での使用に優れていますが、導入コストが上がりやすい点に注意が必要です。
標準タイプは価格を抑えやすい一方、水圧面で物足りなさを感じることがあります。
配管の状況や家族構成を踏まえて、適切なメンテナンスプランや操作法を考慮しながら、理想的な給湯環境を整えましょう。
最終的には、日々の生活スタイルや住宅の条件に合ったエコキュートを選ぶことが、長期間の快適性や省エネ効果をもたらすでしょう。
「お湯が突然出なくなった!」「エラーが頻繁に出る!」など、エコキュートに関するお悩みは交換パラダイスへご相談ください。 エコキュートの買い替えに対する悩みはさまざまで、どう対処したらいいのかわからないことも多いですよね。 交換パラダイスはこれまで、約1,700件以上のエコキュートに関するお悩みを解決してきた実績を持ち、Googleの口コミではありがたいことに★5つの高評価を数多くいただいております。 さまざまなお悩みに最適な提案をいたしますので、エコキュートについてお困りの場合には、ぜひ一度ご相談ください。 ※1 経済産業省の給湯省エネ事業2025の補助金対象のエコキュート(以下EQ)への交換における補助額であり、電気温水器からEQの交換の場合最大17万円支給されます。 EQからEQの場合は最大13万円となります。 当社はお客様の代わりに申請書類作成のサポートを行いますが、申請者はあくまでお客様自身となります。 また行政・自治体の判断で補助金が打ち切りになる等、給付が確約するわけではございませんので、あらかじめご承知おきください。 ※2 実質無料キャンペーン含む。無償保証規約はこちらから。 ※3 10年間毎年1回点検について… 当社で製品を購入していただいたお客様限定で、ご契約時に定期点検(別途有料:49,500円(税込))をお申し込みいただいた場合に限ります。 施工後10年間にわたり、毎年1回(初年度は3か月後、1年後の2回)、合計11回にわたり弊社が設置した給湯器に不具合がないかを無償で点検いたします。 購入した製品の製品不備確認(リコールだった場合メーカーへ打診協議をお客様の代わりに行います)や施工不備による部分修理などを全て無償で行います。 蓄電池や太陽光パネルを設置している場合、それらの点検・簡易修理も無償で承ります。 その他住宅関連の点検も希望される場合は、点検のご連絡の際にお伝えいただければ無償で点検対応いたします。 なお、一部エリアは対象外となります。詳しくはスタッフまでお尋ねください。エコキュートのご購入をご検討なら交換パラダイスにお任せください!
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