コロナエコキュートのエラーコード「E25」はリセットで解決できる?原因と対処法を解説

「コロナエコキュートに「E25」と表示されているけど、本体のリセットで解決できる?」とお考えではありませんか。
コロナ製のエコキュートでは「E25」のエラーコードが出る場合があります。
「E25」はふろミキシング弁に関する不具合を示しており、状況によってはリセットで一時的に解消する場合があります。
しかし、ふろミキシング弁の故障や本体の劣化など、根本的な原因がある場合は、専門業者による修理や交換が必要です。
この記事では「E25」エラーの意味や原因、リセットの可否、具体的な対処法を詳しく解説します。
同様に混同されやすい「E24」との違いや修理費用の相場、対処時の注意点もあわせて紹介するので、トラブル解決の参考にしてください。
コロナエコキュートのエラーコード「E25」とは?
「E25」は、コロナエコキュートのエラーコードの一種です。
エラーコードはエコキュートが検知した異常の内容を表示するアラートで、エラーコードの意味を理解すると、エコキュートの不具合に適切に対処できます。
まずはエラーの仕組みと意味を正しく理解しておきましょう。
コロナエコキュートのエラーコード一覧は以下のページにまとめているので、参考にご覧ください。
【関連記事】【コロナ】エコキュートのエラーコード一覧
ふろミキシング弁の異常を示すエラー
エコキュートに表示される「E25」は、ふろミキシング弁に関連するエラーを示しています。
ふろミキシング弁は浴槽の湯温を調整する重要な部品であり、正常に動作しないとお湯の温度が安定しません。
多くの場合、センサーが異常を感知して自動的に運転を停止させるため、エラー表示とともに給湯が止まります。
ふろミキシング弁は浴槽の湯温を調整する弁
ふろミキシング弁は浴槽専用の部品であり、蛇口やシャワーのお湯とは直接関係しません。
蛇口やシャワーのお湯は給湯ミキシング弁が調整していますが、浴槽のお湯張りや追い焚きに関してはふろミキシング弁が担当しています。
ふろミキシング弁の不調は浴槽だけに影響が出るため、「E25」が表示されていても、シャワーは問題なく使える場合があります。
ながお
原因①ふろミキシング弁の故障
「E25」が表示される原因として最も多いのが、ふろミキシング弁そのものの故障です。
内部のモーターや制御部品が経年劣化すると、弁が開閉しづらくなり、正常に湯温を調整できなくなります。
ふろミキシング弁そのものが故障している場合は、リセット操作をおこなっても再びエラーが出る可能性が高いため、根本的な修理が必要です。
原因②浴槽アダプターの詰まり
浴槽に取り付けられている吸込み口や、アダプター部分にゴミや汚れが詰まっていると、ふろミキシング弁に異常が出る場合があります。
吸込み口が塞がれると循環がうまくいかず、お湯の温度が安定しなくなるためです。
フィルターに髪の毛や皮脂汚れが付着しているケースも多いため、定期的な掃除でエラーを解消できる場合があります。
特にご家族が多い家庭では汚れが溜まりやすいため、頻繁にフィルターやアダプター周りを清掃しましょう。
原因③一時的なシステムのエラー
システムの誤作動が原因で「E25」が表示されるケースもあります。
電源の瞬断やセンサーの一時的な不具合によって誤検知が起きた結果、エラーが表示される仕組みです。
一時的なシステムのエラーなら、業者による修理を依頼せず、自力で対処可能な場合があります。
コロナエコキュートのエラーコード「E25」はリセットで解決できる?
エラーコード「E25」が表示された際、エコキュートのリセットで対処できる場合があります。
ここでは、エラーコード「E25」にリセットでの対処について、以下の項目を説明します。
- 一時的なエラーの場合はリセットでの対処が可能
- コロナエコキュートをリセットする手順
各項目の詳細をみていきましょう。
一時的なエラーの場合はリセットでの対処が可能
一時的な誤作動やセンサーの不安定な動きによって表示される「E25」は、エコキュート本体のリセットで改善できる場合があります。
リセットをおこなうと内部のシステムが再起動し、エラーコードの表示が解消されます。
ただし、システムエラーではなく、ふろミキシング弁や制御基盤が故障している場合は、リセットしても再びエラーが出るため注意が必要です。
一度リセットでエラーが解決した場合でも、様子を見ながらエコキュートを使用しましょう。
コロナエコキュートをリセットする手順
コロナエコキュートのリセットの手順は以下のとおりです。
- エコキュート専用のブレーカーを落とす
- 1〜2分ほど待つ
- 再度ブレーカーを上げて電源を入れる
- エラー表示が消えているか確認する
リセットをおこなうことでシステムが再起動され、一時的なエラーであれば改善する可能性があります。
リセット後に正常に動作すれば、そのままエコキュートを使用しても問題ありません。
コロナエコキュートのエラーコード「E25」の対処法
エラーコード「E25」がリセットで解消しない場合には、根本的な対応が必要です。
コロナエコキュートのエラーコード「E25」が表示された際の対処法は、以下のとおりです。
- メーカーに修理を相談する
- 専門業者に相談する
各対処法の詳細を説明します。
メーカーに修理を相談する
コロナはエコキュートのサポート体制を整えているため、まずはメーカーへの修理依頼を検討しましょう。
特に、保証期間内であれば、無償で修理を受けられる可能性があります。
保証書や購入時の書類を確認し、製品の型番とエラー内容を伝えることで、スムーズに対応してもらえます。
純正部品を使用して修理してもらえるため、今後のトラブル・故障を防ぐ意味でもメーカーへの依頼はおすすめです。
専門業者に相談する
メーカー以外にも、エコキュートを専門に扱う業者に相談する方法もおすすめです。
地域密着型の業者であれば対応が早いため、急ぎで修理が必要な場合にも安心です。
ただし、業者によって技術力や修理実績に差があるため、実績や口コミを確認して選ぶようにしましょう。
コロナエコキュートのエラーコード「E25」と「E24」の違いは?
コロナエコキュートでは「E25」と似たエラーに「E24」があります。
エラーコード「E25」と「E24」の違いは以下のとおりです。
- 「E24」は給湯ミキシング弁の異常を示す
- 「E24」は蛇口やシャワーの湯温に異常がみられる
- 「E24」が表示される場合は湯はりは可能
各項目の詳細をみていきましょう。
「E24」は給湯ミキシング弁の異常を示す
「E24」は、給湯ミキシング弁の異常を示すエラーコードです。
給湯ミキシング弁は、蛇口やシャワーのお湯の温度を調整する役割を担っています。
一方で「E25」はふろミキシング弁に関するエラーのため、浴槽のお湯張りに影響します。
似たような表示でも異常箇所と影響範囲は異なるため、注意が必要です。
「E24」は蛇口やシャワーの湯温に異常がみられる
「E24」の場合、蛇口やシャワーのお湯の温度が安定しない症状が現れます。
お湯がぬるかったり、急に熱くなったりするため、快適にお湯を使えなくなる点は「E25」と同様です。
特に、「E24」が表示されると、シャワーを頻繁に使う家庭では不便を感じやすく、早めの修理対応が必要です。
「E24」が表示される場合は湯はりは可能
「E24」が出ていても、浴槽へのお湯張りや追い焚きは正常におこなえる場合があります。
シャワーや蛇口に不具合がある一方で、浴槽は問題なく使える点が「E24」の特徴です。
一方で「E25」は浴槽専用の部品が関係しているため、お湯張りや追い焚きに支障が出やすいです。
コロナエコキュートのエラーコード「E25」の修理費用相場
「E25」の修理費用は、不具合の原因によって異なります。
ふろミキシング弁の交換が必要な場合、部品代と工賃を含めて2〜4万が修理費用の目安です。
浴槽アダプターの清掃で解決する場合は比較的安価ですが、部品交換になると修理費用が高くなりやすいです。
また、本体の設置から10年以上経過している場合は、修理よりも本体交換がおすすめな場合があります。
コロナエコキュートの修理費用や修理時の注意点は、以下のページにまとめているので、参考にご覧ください。
【関連記事】コロナ製エコキュートが壊れたら?修理・交換時の注意点を知っておこう!
コロナエコキュートのエラーコード「E25」に対処する際の注意点
コロナエコキュートのエラーコード「E25」に対処する際の注意点は、以下のとおりです。
- 保証期間や保証内容を確認する
- エコキュートが寿命を迎えていないか確認する
- 専門業者を選ぶ際は施工品質やアフターサポートを確認する
各注意点の詳細を説明します。
保証期間や保証内容を確認する
修理を依頼する前に、保証期間と保証内容を確認しましょう。
保証期間内なら、無償でエコキュートの修理や部品交換を受けられる場合があります。
もしメーカーの保証期間が過ぎている場合でも、延長保証や販売店、施工店の独自保証が適用できるケースもあります。
保証を活用すると修理費用の負担を抑えられるため、必ず保証期間と保証内容を確認してください。
エコキュートが寿命を迎えていないか確認する
エコキュートの寿命は、10〜15年が目安です。
エコキュートの設置から10年以上経過している場合は、すでに本体が寿命を迎えている可能性が高く、部品交換をしても再び別の不具合が出るおそれがあります。
無理に修理を繰り返すより、エコキュート本体を交換した方が長期的にコストを抑えられる場合があります。
エコキュートの寿命の目安は以下のページにまとめているので、参考にご覧ください。
【関連記事】【耐用年数】エコキュートの「寿命」は平均10年~14年|その理由と「長持ちさせる」方法・交換時期を紹介
専門業者を選ぶ際は施工品質やアフターサポートを確認する
専門業者に依頼する場合には、技術力だけでなくアフターサポートの体制も確認しましょう。
施工実績や資格を持ったスタッフが対応しているか、修理後の保証があるかどうかは重要なポイントです。
また見積もりの内容が明確で、追加費用が発生しないかの確認も欠かせません。
信頼できる業者を選べば安心して修理を任せられます。
リセットで「E25」エラーが解決しない場合は専門業者に相談しましょう
コロナエコキュートに「E25」のエラーコードが表示された場合、一時的なシステムの不具合であれば、リセット操作で解消するケースがあります。
しかし、エラーコードが表示される原因が、ふろミキシング弁の故障や浴槽アダプターの詰まりが原因の場合は、リセットだけでは改善が期待できません。
不具合を放置して使い続けると、故障が悪化して修理費用が高額になるリスクがあります。
「E25」エラーが繰り返し表示される場合には、早めにメーカーや専門業者へ相談しましょう。
保証期間内であれば購入先やメーカーで、無償修理を受けられる可能性があります。
また、保証が切れている場合は、信頼できる専門業者へ修理やエコキュート本体の交換の依頼がおすすめです。
「E25」のエラーコードが表示された際は適切に対処し、安心してエコキュートを使用できる環境を整えましょう。
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