エコキュートとエコジョーズを徹底比較!補助金活用でどっちが得?光熱費の差をプロが解説

「エコジョーズとエコキュートで何が違うの?」
「どちらのほうが安いの?」
このような疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。
エコジョーズとエコキュート、いずれも給湯器の一種なのは変わりませんが、お住まいの地域(都市ガスかプロパンガスか)や家族構成によっても異なります。
最近では国を挙げた省エネ推進により、エコキュート導入に手厚い補助金が出るため、実質の初期費用差が縮まっており、エコキュートを選ぶ方が8割を超えています。
重要なポイントとして、エコキュートのほうが、月々の電気代が安く、コストパフォーマンスが高い点があげられるでしょう。
この記事ではエコジョーズとエコキュートの特徴や違い、それぞれのメリットなどを解説します。
交換を検討中の方や両者の違いを知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
エコジョーズとエコキュートの特徴|違いを比較

まずはエコジョーズとエコキュートの特徴や違いなどについて解説します。
- エコジョーズとエコキュートの比較と相違点
- 切り替えにかかる費用
それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。
エコジョーズの特徴
エコジョーズはガス給湯器の1つです。
ガスを利用するのは、ほかの給湯器と変わりません。
しかしエコジョーズは、通常大気中に放出される排気熱を利用して、水を温める機能が搭載されています。
これにより、水を温めるために必要なガスの量が少なくなる仕組みです。
エコジョーズを利用すればガス代を削減できる一方、特殊な工事が必要などのデメリットがあります。
なお、月々の電気料金は3,000〜4,000円ほどが目安になるでしょう。
エコキュートの特徴
エコキュートは給湯システムのひとつで、わずかな電力と、大気から得られる空気熱を利用してお湯を温め、給湯する仕組みです。
空気熱の利用により、必要な電力量が下がるため、一般的な給湯器と比較して電気代が安いことが大きな特徴です。
また補助金を利用できる、火災リスクを低減できるなどの特徴も有しています。
一方で初期費用が40〜80万円と高額である点に注意しましょう。
ただし月々の電気料金は1,500〜2,400円と安く抑えられます。
エコジョーズとエコキュートの違い
エコジョーズとエコキュートの違いを比較表でみてみましょう。
| エコジョーズ | エコキュート | |
| 加熱方式 | ガス+排気熱 | 電気+大気熱 |
| 初期費用 | 20〜40万円 | 40〜80万円 |
| 月額給湯コスト | 3,000〜4,000円 | 1,500〜2,400円 |
| 耐用年数 | 10年前後 | 10年から15年前後 |
| ガス事故リスク | 低いが、不完全燃焼のみ注意 | ガスを使用しないためなし |
| 給湯方式 | 都度加熱して給湯する | 事前に加熱してタンクに貯湯する |
特に重要な月々の電気料金では、エコキュートのほうがお得です。
【重要】プロパンガス(LPガス)世帯ならエコキュートへの切り替えが必須級
比較表のコストはあくまで目安ですが、特に注目すべきは「ガスの種類」です。
都市ガスに比べ単価が高いプロパンガス(LPガス)をご利用の場合、エコジョーズにしても光熱費の負担は依然として重いままです。
一方でエコキュートは、ガスを一切使わず深夜電力や太陽光発電を活用するため、プロパンガス世帯が切り替えた場合、年間で最大6〜8万円もの光熱費削減が見込めるケースも珍しくありません。
エコジョーズからエコキュートへの切り替え費用と差額
エコジョーズからエコキュートへ切り替える費用は、エコキュートの新規導入時と同様に、40〜80万円の費用がかかるでしょう。
なぜならエコジョーズとエコキュートでは、利用している設備が全く異なり、流用できないからです。
また上記に合わせて、エコジョーズの撤去費用として1〜2万円がかかるケースが多いです。
エコジョーズとエコキュートのメリット・デメリットを比較

続いてエコジョーズとエコキュート、それぞれのメリットとデメリットをみてみましょう。
| エコジョーズ | エコキュート | |
| メリット | ・初期費用が安い
・スペースを取られない ・湯切れしない |
・電気代が安くなる
・非常時のお湯を確保できる ・補助金を利用できる ・事故リスクを避けられる ・太陽光発電との連携 |
| デメリット | ・長く使い続けるとコストパフォーマンスが悪くなる
・ドレン排水工事の必要がある ・中和器が必要になる |
・湯切れがある
・やや騒音が気になる |
それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。
エコジョーズの3つのメリット
エコジョーズを利用するメリットとして、以下3点があげられます。
- 初期費用が安い
- スペースを取られない
- 湯ぎれしない
それぞれ詳しく解説します。
①初期費用が安い
まず初期費用が安い点があげられます。
一度、エコジョーズとエコキュートの初期費用を比較してみましょう。
| エコジョーズ | エコキュート | |
| 初期費用 | 20〜40万円 | 40〜80万円 |
エコキュートを導入する際には、40万円以上の費用がかかります。エコジョーズと比較すれば、少なくとも20万円以上は高くなります。
ただし、エコジョーズよりもエコキュートのほうが月々の電気代は安くなるので、長期的な目線で費用を考える必要があるでしょう。
②スペースを取られない
エコキュートと比較すれば、スペースを取らないのも、エコジョーズのメリットです。
エコジョーズのサイズはおおむね小型の電気ストーブほどであり、設置場所には困りません。
また、設置した結果通路が狭くなるといったことも、起こりにくいでしょう。
③湯切れしない
また湯切れしないのも大きなメリットです。
エコジョーズは、エコキュートと違い、都度加熱して給湯します。
したがってエコジョーズが故障するなどのトラブルがない限り、湯切れしません。
エコジョーズの3つのデメリット
一方でエコジョーズには以下のデメリットがあります。
- 長く使い続けるとコストパフォーマンスが悪くなる
- ドレン排水工事の必要がある
- 中和器が必要になる
それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。
①長く使い続けるとコストパフォーマンスが悪くなる
まず、長く使い続けるとコストパフォーマンスが悪くなる点があげられます。
エコキュートの月額コストは最小で1,500円ですが、エコジョーズの場合は3,000円と倍ほどかかります。
つまり使用期間が多いほど、エコキュートを利用した場合と比較して損をするでしょう。
長期的に見ると、電気代の安さ、コストパフォーマンスで考えるなら、エコキュートを選んだほうがお得です。
②ドレン排水工事の必要がある
またドレン排水工事が必要になるのもデメリットです。
エコジョーズは、仕様上、酸性化した水(ドレン水)が発生します。
ドレン水を排水するには、中和器と専用の排水管を設置するドレン排水工事が欠かせません。
工事には約8,000円の費用がかかってしまいます。
③中和器が必要になる
さらに中和器が必要になる点も気がかりです。
中和器とは、エコジョーズ特有の酸性のドレン水を排水するための装置です。
酸性のままでは環境や衛生面で問題があるため、アルカリ性に変えなければいけません。
アルカリ性に変えるには中和器が必要ですが、交換費用に1〜2万円ほどかかります。
エコキュートの5つのメリット
エコキュートを利用する際のメリットは、大きく分けて5つあります。
- 電気代が安くなる
- 非常時のお湯を確保できる
- 補助金を利用できる
- 事故リスクを避けられる
- 太陽光発電との連携
それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。
①電気代(ランニングコスト)が安くなる
エコキュートの最大のメリットとして電気代が安くなる点があげられます。
| エコジョーズ | エコキュート | |
| 月額給湯コスト | 3,000〜4,000円 | 1,500〜2,400円 |
ほとんどの場合エコジョーズと比較して600〜2500円ほど安くなるでしょう。長く使い続けるほど、コストパフォーマンスが高まります。
②非常時のお湯を確保できる
非常時のお湯を確保できるのも、エコキュートのメリットです。
エコキュートには、最大560リットルものお湯を貯められる貯湯タンクがあります。
そして貯湯タンクに貯めたお湯を使って給湯します。
つまり何らかの理由で水道や電気が止まった場合も、貯湯がある限りは給湯可能。
万が一に備えてお湯を確保できるのは大きな安心材料です。
災害時に役立つポイントについて、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:エコキュートは災害時に大活躍!地震・台風など非常時に役立つポイントを解説
③補助金を利用できる
補助金を利用できるのも大きなメリットです。
エコキュートを導入するには、40〜80万円の初期費用がかかります。
初期費用が高いため、導入を断念するケースも少なくありません。
しかし補助金を利用すれば、金銭的な負担を大幅に下げられます。
例えば経済産業省が主導する「給湯省エネ2026事業」を使えば、7~10万円の助成が受けられます。
少しでも初期費用を抑えるため、補助金は積極的に利用しましょう。
関連記事:【最新】給湯省エネ2026事業は継続決定!補助額や前年との違い・併用可能なエコキュート補助金も紹介
④事故リスクを避けられる
事故リスクを避けられるのもメリットです。
エコキュートはガスを使わないため、ガス中毒や引火などの事故が起こりません。
また仕組みや設計上、火災や感電なども考えにくいです。
特に子どもや高齢者がいる世帯では、大きなメリットとなるでしょう。
⑤太陽光発電との連携
最近では、売電価格の低下に伴い、太陽光パネルで発電した電気を売るよりも「自分で使う(自家消費)」ほうがおトクな時代になりました。
最新のエコキュートには「ソーラーチャージ機能(おひさまエコキュート等)」が搭載されており、天気予報に合わせて昼間の余った電気でお湯を沸かすことができます。
これにより、従来の深夜電力に頼るよりもさらに光熱費を抑えられ、再エネ賦課金の負担軽減にもつながるため、太陽光パネル設置世帯にはエコキュート一択と言えるでしょう。
エコキュートと太陽光発電の連携については、以下の記事を参考にしてください。
関連記事:エコキュートと太陽光発電の連携で光熱費を節約!メリットとデメリットを解説
エコキュートの2つのデメリット
一方でエコキュートの利用に関して2つのデメリットがあります。
- 湯切れがある
- やや騒音が気になる
それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。
①湯切れがある
まず、「湯切れ」が考えられます。
エコキュートを利用する場合、基本的に夜間に貯めたお湯を日中に使います。
貯めたお湯がなくなれば、当然ながら給湯できません。
ただし沸き増しを利用し、お湯を供給する方法はあります。
②やや騒音が気になる
エコキュートはヒートポンプユニットから低周波音が発生するため、静かな夜間には気になる場合があります。
後悔しないためのポイントとして、設置時に隣家の寝室近くを避けたり、防振ゴムを使用したりすることで、トラブルの多くは未然に防げます。
可能であれば、工事会社に、どの程度の騒音が周囲に生じるか確認するとよいでしょう。
騒音対策について、以下の記事をご覧ください。
関連記事:エコキュートは騒音対策が必須!苦情・トラブルを避けるための対策9選!
エコジョーズよりもエコキュートを導入するのがおすすめ

エコジョーズとエコキュートはよく比較されますが、もっとも重要な月々のコストを考えるなら、エコキュートのほうがおすすめです。
| エコジョーズ | エコキュート | |
| 加熱方式 | ガス+排気熱 | 電気+大気熱 |
| 初期費用 | 20〜40万円 | 40〜80万円 |
| 月額給湯コスト | 3,000〜4,000円 | 1,500〜2,400円 |
ながお




【関連記事】交換パラダイス
例えばHITACHIの上図機種であれば、補助金を適用すれば、およそ31万円と、エコジョーズと大差ない価格で設置できます。
ぜひ一度カタログページで、詳細を確認してみましょう。
エコジョーズとエコキュートに関するよくある質問


ここではエコジョーズとエコキュートに関してよくある質問に回答します。
- 「エコジョーズは後悔するからやめとけといわれるのはなぜか?」
- 「エコワンとは何か?」
- 「エコジョーズとエコキュートは併用できるのか?」
それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。
「エコジョーズは後悔するからやめとけ」といわれる理由は?
後悔するといわれる理由には以下が考えられます。
- エコキュートと比較してコストパフォーマンスが落ちる
- ドレン排水などの付帯工事がある
- 想定より節約効果が得られないケースがある
エコジョーズを選択する前に、エコキュートときちんと比較する必要があるでしょう。
エコジョーズについては以下の記事も参考にしてください。
関連記事:「エコジョーズはやめとけ」といわれる理由は?メリットや向いている人・おすすめの給湯器を紹介
エコワンとは?
エコワンとは、エコジョーズとエコキュートの機能が複合した、リンナイ製の「ハイブリッド給湯器システム」を意味します。
ガス給湯と電気給湯両方を活用でき、高い利便性を発揮します。
ただし初期費用が80万円以上かかることもあり、導入のハードルはかなり高いといえるでしょう。
エコジョーズとエコキュートは併用できる?
エコジョーズとエコキュートを併用することは可能ですが、通常併用されません。



よほど特殊な状況でもない限り、併用の選択肢は出てこず、メリットもないでしょう。
まとめ|エコジョーズからエコキュートへの切り替えが最適


この記事では、エコジョーズとエコキュートの機能やコスト、メリット・デメリットを比較しました。
改めて重要なポイントを整理すると、以下のとおりです。
- 圧倒的なランニングコストの安さ:電気代高騰の中でも、エコキュートなら月々の給湯代を1,500〜2,400円程度に抑えられ、特にプロパンガス世帯では劇的な節約になります。
- 実質負担を抑える補助金:最新の「給湯省エネ事業」等の補助金を活用すれば、初期費用の差額を大幅に埋めることが可能です。
- 災害時の安心:貯湯タンクがあるエコキュートなら、断水時でも非常用水としてお湯が使えます。
「わが家の場合はどちらが最適か?」「補助金はいくら受け取れるのか?」と迷われたら、まずは現場のプロに相談するのがいいでしょう。
交換パラダイスでは、お客様のご自宅の状況(ガスの種類、家族人数、設置スペース)に合わせた最適なシミュレーションを無料で実施しています。
補助金が終了してしまう前に、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。
「お湯が突然出なくなった!」「エラーが頻繁に出る!」など、エコキュートに関するお悩みは交換パラダイスへご相談ください。 エコキュートの買い替えに対する悩みはさまざまで、どう対処したらいいのかわからないことも多いですよね。 交換パラダイスはこれまで、約1,700件以上のエコキュートに関するお悩みを解決してきた実績を持ち、Googleの口コミではありがたいことに★5つの高評価を数多くいただいております。 さまざまなお悩みに最適な提案をいたしますので、エコキュートについてお困りの場合には、ぜひ一度ご相談ください。 ※給湯省エネ事業2026年度については こちらからエコキュートのご購入をご検討なら交換パラダイスにお任せください!


※1 ※2 ※3 注意事項はこちら
※1 経済産業省の給湯省エネ事業2026の補助金対象のエコキュート(以下EQ)への交換における補助額であり、電気温水器からEQの交換の場合最大12万円支給されます。EQからEQの場合は最大10万円となります。また行政・自治体の判断で補助金が打ち切りになる等、給付が確約するわけではございませんので、あらかじめご了承ください。
※運搬費用や部材代、基礎工事などが必要な場合は別途費用が発生する場合がございます。 ※他業者の運営するサイトの中には保証〇年と記載している場合でも、そもそも無料でないケースや商品のメーカー保証のみで工事保証が含まれてない場合がございます。そのような業者にはお気を付けください。無償保証規約はこちらから。なお、店舗やオフィスは無償保証の対象外となります。 ※工事日確定後、キャンセルされる場合は工事日の1週間前までにご連絡をください。1週間以内のキャンセルの場合はキャンセル料が50%発生いたします。 ※最新の本体価格は本記載の金額と異なる場合がございます。
※2 商品保証10年:16,500円 付帯可能となります。工事保証10年間無料付帯となります。
※3【定期点検プランについて】
当社で製品をご購入いただいたお客様を対象に、以下の新プランで定期点検を承ります。 点検は「施工3か月後に1回」実施し、その後は工事日を起算日として「年1回目安」で訪問点検を行います。
■定期点検パック(訪問点検/年1回目安)
・1年(計2回):33,000円(税込)
・5年(計6回):77,000円(税込)
・10年(計11回):121,000円(税込)
■スポット点検(希望時):16,500円/回(税込)
※本プラン改定前にご契約いただいたお客様につきましては、従来の点検内容・価格のまま(変更なし)となります。 購入した製品の製品不備確認(リコールだった場合メーカーへ打診協議をお客様の代わりに行います)や施工不備による部分修理などを全て無償で行います。 蓄電池や太陽光パネルを設置している場合、それらの点検・簡易修理も無償で承ります。その他住宅関連の点検も希望される場合は、点検のご連絡の際にお伝えいただければ無償で点検対応いたします。 なお、一部エリアは対象外となります。詳しくはスタッフまでお尋ねください。












