エコキュートを導入してオール電化住宅に!メリットやデメリット・費用を解説!

光熱費の高騰が続く中、家計の負担を少しでも減らしたいと考えていませんか?

オール電化とエコキュートの導入は、光熱費削減と快適な生活を実現する有効な手段です。

エコキュートは空気の熱を利用してお湯を沸かすヒートポンプ技術を活用した給湯器で、オール電化住宅に欠かせない設備です。

太陽光発電との併用でさらなる光熱費削減も期待できます。

この記事では、オール電化とエコキュートの基本からメリット・デメリット、費用・選び方・導入手順まで詳しく解説します。

新築やリフォームを検討中の方、光熱費削減を目指している方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

オール電化とエコキュートの基本

オール電化とエコキュートの基本

家庭のエネルギー消費をすべて電気に統一するオール電化と、その中核となるエコキュート。

それぞれの仕組みや両者の関係性を解説します。

オール電化とは

オール電化とは、家庭で使用するエネルギーをすべて電気に置き換えるシステムのことです。

具体的には、ガスコンロの代わりにIHクッキングヒーター、ガス給湯器の代わりにエコキュートや電気温水器、灯油ストーブの代わりにエアコンを使用します。

火を使わずに生活できるため、安全性が高まり、光熱費の削減やCO2排出量の削減にも効果が期待できます。

エコキュートとは

エコキュートとは、ヒートポンプ技術を利用してお湯を沸かす電気給湯器のことです。

大気中の熱を冷媒によって吸収し、その熱を利用してお湯を沸かすため、非常に効率がよいのが特長です。

貯湯タンクにお湯を貯めておく貯湯式なので、必要なときにお湯を使うことができます。

また、割安な深夜電力(電力会社によって割引額は異なる)の使用で、ランニングコストをさらにおさえることが可能です。

オール電化とエコキュートの関係性と違い

エコキュートはオール電化住宅における給湯設備の中核を担っています。

オール電化を実現するためには、エコキュートのような電気給湯器の設置が必須です。

言い換えれば、エコキュートはオール電化を実現するための重要な部分です。

しかし、エコキュート単体ではオール電化とは呼びません。

オール電化とは、家庭内のエネルギー消費をすべて電気に統一するライフスタイル全体を指します。

エコキュートに加えて、IHクッキングヒーターやエアコンなどを導入し、ガスをまったく使用しない状態になってはじめてオール電化住宅と呼びます。

つまり、オール電化はエコキュートを含む電気製品の組み合わせによって実現されるシステムといえるでしょう。

オール電化×エコキュートの3つのメリット

オール電化×エコキュートの3つのメリット

オール電化住宅にエコキュートを導入することで、多くのメリットが得られます。

ここでは、重要な3つのメリットについて詳しく解説します。

紹介するメリットは、経済的な側面だけでなく、環境への配慮や生活の質の向上にも大きく貢献するでしょう。

電気代の節約効果

オール電化住宅にエコキュートを導入することで、大きな電気代の節約効果が期待できます。

夜間電力の活用
エコキュートは主に夜間の割安な電力を使ってお湯を沸かします。電力会社によって割引額に差はありますが、夜間の電気料金単価が安く設定されているため、効率的に給湯コストをおさえられるでしょう。

高効率な給湯
エコキュートはヒートポンプ技術を使用しており、投入した電力の3〜4倍の熱エネルギーを得られます。これにより、従来の電気温水器と比べて約1/3の消費電力で済みます。

ガスからの切り替えによる節約
プロパンガスや都市ガスを使用していた家庭がオール電化に切り替えると、ガス料金が不要になり、光熱費全体を大幅に削減できる可能性があります。

従来のガス給湯器を使用する場合と比べて、年間の光熱費を大幅に削減できる可能性があります。

ただし、実際の節約効果は家族構成や生活スタイル、地域の電力料金などによって異なるため、導入前に詳細な試算をしましょう。

CO2排出量の削減

オール電化とエコキュートの組み合わせは、環境負荷の低減に大きく貢献します。

高効率な熱利用
エコキュートは空気中の熱を利用するため、投入エネルギーに対して高い効率でお湯を作ることができます。これにより、給湯にともなうCO2排出量を大幅に削減できます。

自然冷媒の使用
エコキュートは環境負荷の少ないCO2を冷媒として使用しています。これにより、オゾン層破壊や地球温暖化への影響を最小限におさえています。

再生可能エネルギーとの相性
オール電化住宅は太陽光発電システムとの相性がよく、自家発電した電力を効率的に利用することで、さらなるCO2排出量の削減が可能です。

環境への配慮を重視する家庭にとって、オール電化とエコキュートの組み合わせは魅力的な選択肢といえるでしょう。

安全性と快適性の向上

オール電化住宅にエコキュートを導入することで、安全性と快適性が大幅に向上します。

火災リスクの低減
オール電化住宅では、調理にIHクッキングヒーター、給湯にエコキュートを使用するため、火を使わず火災リスクが大幅に低減されます。また、ガス漏れや一酸化炭素中毒の心配もありません。

非常時の給湯
エコキュートは貯湯タンクにお湯を貯めるため、停電時や断水時でも一定量のお湯や水を使用できます。これにより、災害時でも生活の質を維持できます。

快適な湯温管理
最新のエコキュートは、リモコン操作で細かな湯温設定が可能です。また、AI機能を搭載した機種では、使用パターンを学習して最適な湯温や湯量を自動で調整します。

クリーンな室内環境
ガスを使用しないため、室内の空気が清浄に保たれ、換気の頻度を減らすことができます。それにより、清潔で快適な住環境を維持しやすくなります。

上記のメリットを活かすことで、オール電化住宅とエコキュートの導入は、経済性・環境への配慮・安全性、そして快適性を兼ね備えた理想的な暮らしを実現します。

オール電化×エコキュートの3つのデメリット

オール電化×エコキュートの3つのデメリット

オール電化とエコキュートの導入には、メリットだけでなく、知っておきたいデメリットも存在します。

デメリットも把握した上で、エコキュートの導入を検討しましょう。

初期導入コストが高い

エコキュートやIHクッキングヒーターなどのオール電化設備は、ガス給湯器やガスコンロと比較すると初期費用が高額です。

エコキュートの機種やタンク容量、設置工事の難易度によって費用は変動しますが、3〜4人家族向けの場合、40〜80万円程度の費用がかかることを想定しておきましょう。

補助金制度などを活用することで初期費用をおさえることは可能ですが、それでも一定の負担は避けられません。

停電時に使えなくなる

オール電化住宅では、すべての設備が電気に依存しているため、停電が発生すると給湯や調理ができなくなります。

暖房も電気に頼っているため寒冷地では、停電時には非常に危険な状況になることがあります。

エコキュートは貯湯タンク式であるため、タンク内のお湯を生活用水として利用することはできますが、飲用水としては適していません。

また、IHクッキングヒーターも使用できなくなるため、カセットコンロなどの非常用調理器具を備えておくことも重要です。

停電対策として、「ポータブル発電機」や「太陽光発電システム&蓄電池」の導入を検討することも一案ですが、これらもまた追加のコストになります。

エコキュートを設置するスペースが必要

エコキュートは貯湯タンクを設置するスペースが必要です。

戸建て住宅の場合、屋外に設置するのが一般的ですが、設置場所の広さや形状によっては設置が難しい場合もあります。

集合住宅の場合、ベランダや専用スペースへの設置が想定されますが、設置スペースの確保が難しいケースもあります。

設置スペースの制約によっては、導入を諦めざるをえない可能性もあるため、事前に設置場所を確認しておきましょう。

オール電化×エコキュートの費用とお得に導入するポイント

オール電化×エコキュートの費用とお得に導入するポイント

オール電化住宅にエコキュートを導入する際の費用と、お得に導入するためのポイントについて詳しく解説します。

導入にかかる費用の内訳

エコキュートの導入には、以下のような費用がかかります。

本体価格
エコキュートの本体価格は、一般的に20〜50万円程度です。
タンク容量や機能によって価格が変動します。

付属品費用
リモコンや脚部カバーなどの付属品が必要です。

工事費用
基礎工事:2〜4万円程度
配管工事:2〜5万円程度
電気工事:5〜10万円程度
既存設備の撤去費用:5,000円〜1万円程度

その他
追加工事が必要な場合は4〜6万円程度

合計すると、エコキュートの導入にかかる費用は、工事費込みで40~80万円程度が一般的な相場です。

ランニングコスト|光熱費

エコキュートの導入で、光熱費を大幅に削減できる可能性があります。

電気代の節約効果
エコキュートは高効率なヒートポンプ技術を使用しているため、投入電力の3〜4倍の熱エネルギーを得られる主に夜間の割安な電力を使用するため、電気代をおさえられる

ガス給湯器との比較
4人家族の場合、エコキュートのランニングコストは年間約68,986円(月平均5,748円)程度
都市ガスの給湯器の場合、年間約72,774円(月平均6,064円)程度
プロパンガスの給湯器の場合、年間約130,695円(月平均10,178円)程度

長期的なコスト比較
10年間のトータルコスト(イニシャルコスト+ランニングコスト)を比較すると、
エコキュート:約1,189,860円
都市ガス給湯器:約837,740円
プロパンガス給湯器:約1,416,950円

エコキュートは初期費用が高いものの、ランニングコストが低いため、特にプロパンガス使用地域では長期的にみてコスト削減効果が高くなります。

補助金制度でお得にエコキュートを導入可能

エコキュートの導入時には、補助金制度の活用を検討しましょう。

国の補助金制度
「給湯省エネ2024事業」では、エコキュートの導入に対して8万円〜18万円の補助金が受けらる
「子育てエコホーム支援事業」では、リフォーム工事の一環としてエコキュートを導入する場合、3万円の補助金が受けられる

地方自治体の補助金
自治体によって異なりますが、数万円から数十万円の補助金が受けられる場合がある

補助金申請のポイント
早めに行動を起こすことが重要
4〜5月頃に新しい補助金制度の情報をチェックする
必要書類を準備し、期限内に申請

補助金制度を活用することで、エコキュートの導入コストを大幅におさえることができます。

ただし、補助金制度は予算に限りがあるため、早めの情報収集と申請が重要です。

エコキュートの導入を検討する際は、初期費用だけでなく長期的なランニングコストや補助金制度も考慮に入れ、総合的な判断が大切です。

また、自身の生活スタイルや地域の特性に合わせた選択をしましょう。

関連記事:エコキュートの交換費用は?買い替え時期やメリット・補助金活用について徹底解説!

エコキュートのおすすめの選び方

エコキュートのおすすめの選び方

エコキュートを選ぶ際には、家族構成やライフスタイル、設置環境などを考慮し、最適な機種を選ぶことが重要です。

あなたにぴったりのエコキュートをみつけるポイントを解説します。

家族構成に合わせてタンク容量を選ぶ

エコキュートのタンク容量は、家族構成や1日の湯使用量に合わせて慎重に選びましょう。

小さすぎるとお湯が足りなくなる「湯切れ」を起こし、大きすぎると初期費用や設置スペースが無駄になってしまいます。

目安
一人暮らしなら370L、夫婦二人暮らしなら460L、3〜4人家族なら460〜550L程度。

お湯の使用量を確認
シャワーをよく使う、浴槽にお湯をたっぷり張るなど、ライフスタイルも考慮しましょう。

将来性も考慮
家族が増える予定がある場合は、大きめのタンク容量を選んでおくのもよいでしょう。

省エネ性能を比較する

エコキュートを選ぶ際、省エネ性能は重要な判断基準です。

この性能を示す主要な指標が「年間給湯保温効率」と「年間給湯効率」です。

2つの数値を理解することで、より効率的で経済的なエコキュートを選択できます。

  • 主要な省エネ性能指標

年間給湯保温効率
対象:フルオートタイプ(お風呂の保温機能付き)
意味:お湯を沸かす効率と保温機能の効率を合わせた総合的な性能
計算式:(年間給湯熱量 + 保温熱量)÷ 年間消費電力量 × 100

年間給湯効率
対象:給湯専用タイプやセミオートタイプ(保温機能なし)
意味:お湯を沸かす効率のみを示す
計算式:年間給湯熱量 ÷ 年間消費電力量 × 100

数値の見方
一般的な範囲:3.0〜4.2程度
数値の意味:高いほど省エネ性能が優れている
目安:0.1の差で年間約1,000円の電気代の違いが出る

確認方法
カタログやメーカーのWebサイトで確認可能
JIS表記を参考にするのが最も信頼性が高い

選び方のポイント
基本的に数値が高いものを選ぶと長期的に電気代を節約できる
ただし、実際の使用状況や他の機能も総合的に考慮して選択する
家族構成や生活スタイルに合わせて、最適な省エネ性能を持つモデルを選ぶ

注意点
フルオートタイプと給湯専用タイプでは使用する指標が異なるので、比較する際は同じタイプ同士でおこなう
省エネ性能だけでなく、初期費用や他の機能なども含めて総合的に判断する

エコキュートの省エネ性能を正しく理解し比較することで、長期的にみて電気代の節約につながる選択ができます。

自分の生活スタイルに合った最適なエコキュートを選ぶためには、この指標を参考にしつつ、他の要素も含めて総合的な判断が大切です。

メーカー別の特徴を理解する

各メーカーはそれぞれ独自の技術や特徴を持っています。

代表的なメーカーの特徴を理解し、自身のニーズに合ったメーカーを選びましょう。

メーカー 特徴
ダイキン 高い省エネ性能と静音性に優れた「フルオートタイプ」の機種が充実
日立 耐久性と信頼性の高い製品が特徴で、寒冷地向けのラインナップも充実
パナソニック 「ソーラーチャージ機能」や「AIエコナビ機能」など、独自の省エネ技術を搭載した機種が豊富
三菱電機 「高圧力パワフル給湯」や「薄型タンク」など、使いやすさと設置性に優れた機種が特徴
コロナ コストパフォーマンスに優れた機種が多く、初期費用をおさえたい方におすすめ

メーカーのウェブサイトやショールームなどで、実物を見て触れてみるのもおすすめです。

上記のポイントを踏まえ、ご自身のライフスタイルや予算に合った最適なエコキュートを選びましょう。

オール電化×エコキュートの導入手順

オール電化×エコキュートの導入手順

エコキュートの導入は、事前の調査・見積もりから始まり、設置工事からアフターサービスまで、いくつかのステップが必要です。

スムーズな導入のために、各段階を確認しましょう。

事前調査と見積もり依頼

まずは、導入前の事前調査と見積もり依頼です。

業者選定
エコキュートの導入を検討する際、まず信頼できる業者を選ぶことが重要です。複数の業者から見積もりを取り、価格やサービス内容を比較します。

現地調査
業者が現地に訪問し、設置場所の確認や必要な工事内容を調査します。この際、既存の給湯器や配管の状況も確認されます。

見積もり作成
現地調査をもとに、業者が詳細な見積もりを作成します。見積もりには本体価格、工事費用、処分費用などが含まれます。

業者の提案内容をしっかりと比較し、最適なプランを選びましょう。

工事の流れと所要期間

エコキュートの設置工事は、通常1日(4〜6時間)で完了します。

ただし、今まで使っていた給湯器の撤去や配管工事の規模によっては、工期が延びる場合もあります。

工事日程の決定
見積もりに納得したら、工事日程を決定します。通常、エコキュートの交換工事は4〜6時間程度で完了しますが、設置状況によっては時間がかかることがあります。

既存機器の撤去
工事当日は、まず古いエコキュートや給湯器を撤去します。この作業には配管や電気配線の切断が含まれます。

新しいエコキュートの設置
新しいエコキュート本体を設置し、配管や電気配線を接続します。設置後は試運転をおこない、正常に動作するか確認します。

工事完了と引き渡し
工事が完了したら、業者から使用方法やメンテナンスについて説明があります。これで正式に引き渡し完了です。

工事がはじまる前には、近隣への騒音や工事の告知をおこなっておくとスムーズです。

工事の進捗は、施工業者とコミュニケーションを取り、疑問点があればその都度確認しておきましょう。

アフターサービスの確認

エコキュートは、定期的なメンテナンスが必要な機器です。

導入前に、メーカーや販売店の保証内容やアフターサービス体制を確認しておきましょう。

工事日程の決定
見積もりに納得したら、工事日程を決めます。通常、エコキュートの交換工事は4〜6時間程度で完了しますが、設置状況によっては時間がかかります。

既存機器の撤去
工事当日は、まず古いエコキュートや給湯器を撤去します。この作業には配管や電気配線の切断が含まれます。

新しいエコキュートの設置
新しいエコキュート本体を設置し、配管や電気配線を接続します。設置後は試運転をおこない、正常に動作するか確認します。

工事完了と引き渡し
工事が完了したら、業者から使用方法やメンテナンスについて説明があります。これで正式に引き渡し完了です。

導入前に手順をしっかりと確認し、スムーズな導入と快適なエコキュートライフを実現しましょう。

関連記事:エコキュートのメンテナンス方法は?お手入れのペースや具体的な掃除のやり方を解説

オール電化×エコキュートの上手な使い方

オール電化×エコキュートの上手な使い方

オール電化住宅でエコキュートを効率的に使用することで、さらなる省エネと快適な暮らしを実現できます。

ここでは、エコキュートの上手な使い方を解説します。

効率的な給湯設定

エコキュートの機能を理解し、適切な設定をすることで、無駄なエネルギー消費をおさえられます。

お湯の使用時間帯を把握し、適切な沸き上げ設定をする
エコキュートは夜間の割安な電力を使用してお湯を沸かすのが一般的ですが、日中にお湯の使用が多い場合は、昼間の沸き増し設定をすることもできます。お湯の使用時間帯を把握し、効率的な沸き上げ設定をおこないましょう。

タンクの保温機能を活用する
エコキュートの貯湯タンクには保温機能が備わっています。保温設定を適切に調節することで、無駄なエネルギー消費をおさえられます。

シャワーの設定を見直す
シャワーは、設定温度を下げたり、シャワーヘッドを節水タイプに交換したりすることで、お湯の使用量を減らせます。

太陽光発電システムとの連携
太陽光発電システムがある場合、余剰電力を利用して給湯する「ソーラーチャージ機能」付きエコキュートを選ぶと、さらに省エネ効果が高まります。

それぞれの設定や機能を理解し活用することで、無駄な電力消費をおさえた生活が実現できるでしょう。

季節に合わせた使用方法

夏季:気温が高い夏季は、エコキュートの沸き上げ温度を少し下げることで、省エネ効果を高めることができます。また、シャワーの使用頻度が高くなる季節なので、節水シャワーヘッドの利用も効果的です。

冬季:外気温が低い冬季は、エコキュートの沸き上げ効率が低下するため、設定温度を上げる必要がある場合があります。浴槽の保温をしっかりおこなって追い焚き回数を減らし、エネルギー消費をおさえましょう。

季節に応じて適切に設定を変更することで、快適さを保ちながら光熱費を削減できます。

メンテナンスのポイント

エコキュートは、定期的なメンテナンスをおこなうことで、長く安心して使用できます。

定期的な清掃:定期的に貯湯タンクやフィルターの清掃をおこなうことで、エコキュートの性能を維持し、長持ちさせることができます。

漏水チェック:定期的に配管や接続部分の漏水チェックをしましょう。
メーカーによる点検:エコキュートは、定期的な専門業者による点検を受けましょう。メーカーによっては、無料点検サービスを提供しています。

取扱説明書の確認:エコキュートのメンテナンス方法や注意点については、取扱説明書をよく読み、理解しておくことが大切です。

これらの方法を実践することで、エコキュートの効率を最大限に引き出し、省エネと快適さを両立させることができます。

解説したポイントを意識してエコキュートを使用することで、日常生活のなかで省エネ効果を得られるでしょう。

オール電化×エコキュートについてよくある質問

オール電化×エコキュートについてよくある質問

オール電化住宅にエコキュートを導入する際、多くの方が疑問に思う点があります。

ここでは、よくある質問とその回答を紹介します。

ガスと電気どちらが得?

ガスと電気のどちらがお得かは、エネルギーの料金プランやライフスタイルによって異なります。

エコキュートは空気の熱を利用するヒートポンプ式給湯器で、ガス給湯器より消費エネルギーをおさえられるため、ランニングコストの削減が期待できます。

また、深夜電力の料金が安い場合は、ガス給湯器よりも光熱費の削減が見込めます。

一方、ガス給湯器はエコキュートに比べて初期費用が安いのがメリットです。

さらに、ガス料金のプランによっては、ガス給湯器のほうが光熱費が安くなることもあります。

ガスと電気のどちらがお得かは、料金プラン・使用量・家族構成・ライフスタイルなどから総合的に判断する必要があるでしょう。

エコキュートの寿命は?

エコキュートの寿命は約10年です。

ただし、使用環境やメンテナンス状況によって寿命は大きく変わる可能性があります。

エコキュートの寿命を延ばすためには、定期的なメンテナンスが重要です。

  • 貯湯タンクやフィルターの定期的な清掃
  • 配管や接続部分の漏水チェック
  • メーカーによる定期点検

などを実施することで、エコキュートを長く使用できるでしょう。

関連記事:エコキュートの寿命はどれくらい?長持ちさせる方法と買い替えのタイミングを解説

深夜電力との関係は?

エコキュートは深夜電力を利用してお湯を沸かすように設計されており、両者の関係は密接です。

※深夜電力とは、電力需要の少ない夜間(一般的に23時〜翌朝7時頃)に供給される割安な電気のこと。

エコキュートはこの安価な深夜電力を使って夜間にお湯を沸かし、貯湯タンクに貯めておくことで、日中も温かいお湯を使用できます。

深夜電力の利用により、電気料金を大幅に節約できるのがエコキュートの主要なメリットの一つです。

ただし、深夜電力の時間帯や料金プランは電力会社によって異なるため、事前の確認が必要です。

さらに、一部のエコキュートには「ソーラーチャージ機能」が搭載されています。

この機能は太陽光発電システムと連携し、昼間は余剰電力で、夜間は深夜電力でお湯を沸かします。

このような機種を選択することで、さらなる電気料金の節約ができるでしょう。

【まとめ】オール電化×エコキュートで快適に暮らしつつ光熱費を節約しよう!

エコキュートは、オール電化住宅の中核を担う重要な設備です。

初期費用はかかりますが、ランニングコストの削減効果は大きく、長期的には光熱費の節約につながります。

さらに、CO2排出量の削減にも貢献し、環境にも優しい選択といえるでしょう。

導入を検討する際には、家族構成やライフスタイルに合ったタンク容量や機能選びが大切です。

また、設置スペースの確保や補助金制度の活用についても事前に確認しておきましょう。

この記事が、オール電化とエコキュートの導入を検討している方の参考になれば幸いです。

これから家を新築する方やリフォームを考えている方は、ぜひオール電化とエコキュートを検討し、家計と環境に優しい暮らしを目指しましょう。

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