エコキュート工事費込みの価格はいくら?注意点や交換費用もチェック!
エコキュートの購入を考えているものの、価格と工事費用の高さに悩んでいませんか?
多くの方にとって、エコキュート購入までの最大の障壁は価格です。
本体価格に工事費用が加わると、想像以上の出費に驚く方も少なくありません。
さらに、メーカーや容量によって価格が大きく変わるため、どれを選んだらいいかわからない方も多いでしょう。
そこでこの記事では、エコキュートの価格と工事費用を徹底解説します。
メーカー別・容量別の本体価格から工事費込みの総額相場まで、具体的な数字を示しながら、価格を抑えるための補助金活用法やお得な購入方法をご紹介します。
この情報を活用すれば、予算内で最適なエコキュートを選択できます。
高額な買い物だからこそ、賢い選択で後悔のない購入を実現しましょう。
エコキュートの価格と工事費の概要
エコキュートは高効率な給湯器として人気がありますが、導入にはある程度の費用がかかります。
ここでは、エコキュートの基本的な価格帯と工事費込みの総額について解説します。
エコキュートの基本的な価格帯
エコキュートの本体価格は、メーカーや機種によって異なりますが、基本的な価格帯をまとめました。
モデル | タンク容量 | 価格帯 |
小型モデル | 約180L | 25〜40万円 |
中型モデル | 約300L | 30〜50万円 |
大型モデル | 約400L以上 | 40〜80万円 |
【参考】価格.com「エコキュート ユーザーもおすすめ!人気売れ筋ランキング 2024年9月」
高機能モデルや寒冷地仕様などの特殊タイプは、さらに高価格になる傾向があります。
工事費込みの総額はいくらになる?
エコキュートの導入には本体価格に加えて工事費が必要です。
一般的なエコキュートの工事費込みの総額は40〜80万円程度が一般的ですが、既存設備の撤去や特殊な工事が必要な場合はさらに高額になることがあります。
ただし、2024年現在、国の「給湯省エネ2024事業」による補助金制度があり、エコキュートの導入時に交換撤去費用を含めると、最大18万円の補助を受けられる可能性があります。
補助金を利用することで、実質的な負担額を抑えられるでしょう。
補助金の詳細や申請方法については、給湯省エネ2024事業の公式サイトで最新情報の確認をおすすめします。
エコキュートの導入を検討する際は、複数の業者から見積もりを取り、補助金制度も活用しながら、最適な選択をしましょう。
また、長期的な電気代の節約効果も考慮に入れて、総合的に判断することがおすすめです。
エコキュート本体の価格相場
エコキュートは高効率な給湯器として注目されていますが、その価格帯はメーカーや機能によって大きく異なります。
ここでは、エコキュート本体の一般的な価格相場についてご紹介します。
メーカー別の価格比較
エコキュートの主要メーカーには、三菱電機・パナソニック・ダイキン・コロナ・日立などがあります。
2024年9月時点での、各メーカーの価格帯は以下のとおりです。
- 三菱電機:276,000〜500,000円
- パナソニック:296,000〜499,000円
- ダイキン:319,000〜484,000円
- コロナ:338,000〜800,000円
- 日立:338,000〜580,000円
上記はあくまで参考で、エコキュートの取り付け業者によって、更に価格には変動があります。
交換パラダイスでは、実質20万円台から全てコミコミで対応している機種もありますので、以下のページからご確認ください。
タンク容量による価格の違い
エコキュートのタンク容量は家族の人数や使用量に応じて選ぶ必要がありますが、容量によっても価格が変わってきます。
タンク容量 | 適応人数目安 | 価格帯 |
320L〜370L | 3〜4人 | 20〜30万円 |
420L〜460L | 4〜5人 | 30〜40万円 |
500L以上 | 5人以上 | 40〜80万円 |
【参考】価格.com「エコキュート製品一覧」
大きな容量になるほど価格は上昇しますが、世帯人数や使用状況に合わせて適切なサイズを選びましょう。
機能による価格の変動
エコキュートの価格は、搭載される機能によっても変動します。
- 基本機能のみ:標準価格
- インターネット接続機能:+1〜3万円
- 寒冷地仕様:+3〜5万円
- 高効率タイプ(フルオートなど):+5〜10万円
【参考】価格.com「エコキュート製品一覧」
2024年は「給湯省エネ2024事業」によって、最大18万円の補助金が利用可能です。
エコキュートの導入を検討する際は、国や自治体の支援制度も考慮に入れるといいでしょう。
エコキュート設置工事費の内訳
エコキュート設置の工事費は、業者によって様々ですが、約10〜50万円程度と幅が広いです。
また、設置条件や地域によって大きく変動する可能性があります。
工事費の内訳の主な項目をみてみましょう。
標準的な工事費の相場
エコキュートの標準的な設置工事費は、一般的に10万円か50万円程度とされており、幅が広いです。
この費用には以下の作業が含まれます。
- 基礎工事(コンクリート打ちやエコベースの設置)
- 給水・給湯配管工事
- 追い焚き用配管工事
- 電気配線工事
- 既存給湯器の撤去
- エコキュート本体の設置
- 試運転と説明
標準工事の費用は、エコキュートの種類や設置場所の状況によって変動します。
たとえば、基礎工事では「現場打ち(土間打ち)」と「エコベース」の2種類があり、エコベースのほうが比較的安価です。
追加工事が必要なケースとその費用
標準的な工事以外に、以下のような追加工事が必要になる場合があります。
- 電気工事:ブレーカーの増設や配線の引き直し:5〜10万円程度
- 基礎工事:設置場所の補強や新設:3〜7万円程度
- 配管の延長:設置場所が離れている:1〜3万円程度
- 屋根裏配管:2階への給湯が必要:3〜5万円程度
- 凍結防止工事:寒冷地:2〜4万円程度
これらの追加工事が必要な場合、総工事費が70万円〜80万円近くに達することもあります。
交換パラダイスでは、総額実質20万円台から対応可能な場合がございます。以下から、詳細をご確認ください。
工事費を抑えるためのポイント
エコキュートの設置工事費を抑えるためのポイントをいくつか紹介します。
- 複数の業者から見積もりを取り、比較検討する
- 既存の給湯器の設置場所を活用し、大幅な配管変更を避ける
- 電気容量に余裕がある場合は、増設工事を回避できる可能性がある
- オフシーズン(冬以外)に工事をおこなうと割引が適用される場合がある
- 給湯省エネ2024事業などの補助金制度を活用する
工事費の詳細は、設置環境や地域によって大きく異なります。
正確な見積もりを取得するためには、現地調査が必要です。
また、安全性と品質を確保するため、信頼できる業者選びが重要です。
エコキュート購入時の注意点
エコキュートを選ぶ際は、家族構成や生活スタイルに合わせて適切な容量と機能の選択が重要です。
次のポイントに注意しましょう。
暮らしに最適な容量・機能を選択する
エコキュートは適切な選択で、快適な生活と省エネを両立できます。
主な選択基準は次のとおりです。
【家族人数と湯量の目安】
家族人数 | 推奨タンク容量 |
2〜3人 | 320〜370L |
3〜4人 | 370〜460L |
4〜5人 | 460〜550L |
エコキュートを選ぶ際は、自動湯はりや追い焚きなど、日常的によく使う機能を優先しましょう。
また、年間給湯保温効率が高い機種を選ぶことで、長期的な省エネ効果が期待できます。
購入前に室外機と貯湯タンクの設置場所を確認し、十分なスペースを確保することが重要です。
ライフスタイルに合わない製品を選ぶと、エネルギー効率が悪くなり、快適性が損なわれる可能性があります。
事前に専門業者へ相談しましょう。
購入のタイミングに注意する【季節による価格変動あり】
エコキュートの購入時期によって、価格が変動する傾向があります。
次のポイントを押さえて、賢く購入しましょう。
- オフシーズン(春・秋)は比較的安く購入できる可能性が高い
- メーカーの決算期(2〜3月)に向けてキャンペーンが増える傾向
- 新製品発売前(9〜10月頃)は旧モデルの値引きが期待できる
- 年末年始やGWなどの大型連休前後はセール商戦で安くなることも
ただし、経済産業省の給湯省エネ2024事業による補助金制度を利用する場合は、申請期間や予算枠に注意が必要です。
補助金申請のタイミングと購入のベストタイミングを合わせることで、さらにお得に導入できる可能性があります。
補助金制度を利用してエコキュートの価格を抑えよう!
エコキュートの導入を検討されている方にとって、補助金制度の活用は大きな助けになるでしょう。
ここでは「給湯省エネ2024事業」で利用できる補助金制度について詳しく解説します。
国のエコキュート補助金制度の概要
「給湯省エネ2024事業」は、高効率給湯器の普及拡大を目的とした国の補助金制度です。
この制度を利用することで、エコキュートの導入コストを大幅に抑えることができます。
主な特徴は、
- 予算総額:580億円
- 補助対象:戸建て住宅、共同住宅などの区別なく対象
- 申請期間:2024年3月29日から予算上限に達するまで(最長2024年12月31日まで)
【参考】経済産業省「給湯省エネ2024事業」
※補助金は予算が上限に達した時点で終了するので、早めの申請がおすすめです。
地方自治体のエコキュート補助金制度
国の補助金制度に加えて、多くの地方自治体でも独自のエコキュート補助金制度を設けています。
これらの制度は地域によって内容が異なりますが、国の制度と併用できる場合が多いため、さらなる費用削減が可能です。
補助金申請の流れと注意点
補助金の申請は以下の流れでおこないます。
- 給湯省エネ事業者の選定
補助金申請は登録された給湯省エネ事業者を通じておこなう必要があります。 - 対象製品の選択と契約
補助金対象となる高効率給湯器(エコキュート)を選び、工事契約を締結します。 - 工事の実施
契約した給湯省エネ事業者によってエコキュートの設置工事が施工されます。 - 必要書類の準備
工事完了後、申請に必要な書類を準備します。 - 補助金申請
給湯省エネ事業者が代行して補助金の申請をおこないます。 - 審査と交付決定
申請内容が審査され、問題がなければ交付が決定します。 - 補助金の受取
交付決定後、指定の口座に補助金が振り込まれます。
【参考】給湯省エネ2024事業事務局「交付申請等の要件について(交付申請の手引き)2024年9月24日版」
【出典】給湯省エネ2024事業事務局「交付申請等の要件について(交付申請の手引き)2024年9月24日版」
国の補助金に加えて、地方自治体でも独自の補助金制度を設けている場合があります。
各自治体によって制度内容は異なりますが、地域のエネルギー消費削減や温暖化対策を促進するために、エコキュートの導入を推進しています。
下記記事にて、2024年のエコキュート補助金について詳しく解説しているので、ぜひあわせてご覧ください。
価格を抑えてお得にエコキュートを購入するポイント
エコキュートは環境にやさしく省エネ性能の高い給湯器ですが、初期費用が高額になりがちです。
そこで、お得に導入するためのポイントを紹介します。
セール時期と値引き交渉のコツ
エコキュートの購入を検討する際は、以下のようなタイミングを狙うことで、よりお得に導入できる可能性が高まります。
- 決算セール期(2〜3月頃)
- 夏のボーナス商戦期(6〜7月頃)
- 年末年始セール(12〜1月頃)
また、複数の販売店や工事業者から見積もりを取り、価格交渉をすることも大切です。
- 他社の見積もりを提示し、より安い価格での提案を依頼する
- 工事費込みの総額で交渉する
- 付帯工事や追加オプションの必要性を精査する
このような交渉を通じて、数万円から数十万円の値引きが期待できます。
オプション品のお得な選び方
エコキュートには多くのオプション品がありますが、必要性をよく検討し、本当に必要なものだけを選びましょう。
代表的なオプションと、選び方のポイントを表でまとめました。
オプション | 選び方のポイント |
リモコン | 標準装備の基本機能で十分か、追加機能の必要性を検討 |
配管カバー | 設置場所の環境や見た目の重要度に応じて判断 |
凍結防止ヒーター | 寒冷地や屋外設置の場合は必要性が高い |
追いだき機能 | 入浴習慣や家族構成に応じて必要性を判断 |
必要最小限のオプションを選ぶことで、初期費用を抑えることができます。
賢い選択で価格を抑え快適なエコキュートライフを手に入れよう!
エコキュートの導入を検討する際、価格と工事費込みの総額は重要な判断材料です。
本体価格は20万円から80万円と幅広く、工事費込みの総額は標準的なケースで40万円〜80万円台にまで幅が広がります。
しかし、2024年は「給湯省エネ2024事業」による最大18万円の補助金が利用できます。
さらに、オフシーズンの購入や複数業者からの見積もり比較、既存設備の活用などで、価格を抑えられます。
適切な容量と機能を選び、不要なオプションを避けることも大切です。
エコキュートの価格と工事費込みの総額を慎重に検討し、補助金を最大限活用することで、環境や家計にもやさしい生活をはじめましょう。
「お湯が突然出なくなった!」「エラーが頻繁に出る!」など、エコキュートに関するお悩みは交換パラダイスへご相談ください。 エコキュートの買い替えに対する悩みはさまざまで、どう対処したらいいのかわからないことも多いですよね。 交換パラダイスはこれまで、約1,700件以上のエコキュートに関するお悩みを解決してきた実績を持ち、Googleの口コミではありがたいことに★5つの高評価を数多くいただいております。 さまざまなお悩みに最適な提案をいたしますので、エコキュートについてお困りの場合には、ぜひ一度ご相談ください。 ※1 経済産業省の給湯省エネ事業2024の補助金対象のエコキュート(以下EQ)への交換における補助額であり、電気温水器からEQの交換の場合最大18万円支給されます。 EQからEQの場合は最大13万円となります。 当社はお客様の代わりに申請書類作成のサポートを行いますが、申請者はあくまでお客様自身となります。 また行政・自治体の判断で補助金が打ち切りになる等、給付が確約するわけではございませんので、あらかじめご承知おきください。 ※2 実質無料キャンペーン含む。無償保証規約はこちらから。 ※3 10年間毎年1回点検について… 当社で製品を購入していただいたお客様限定で、ご契約時に定期点検(別途有料:49,500円(税込))をお申し込みいただいた場合に限ります。 施工後10年間にわたり、毎年1回(初年度は3か月後、1年後の2回)、合計11回にわたり弊社が設置した給湯器に不具合がないかを無償で点検いたします。 購入した製品の製品不備確認(リコールだった場合メーカーへ打診協議をお客様の代わりに行います)や施工不備による部分修理などを全て無償で行います。 蓄電池や太陽光パネルを設置している場合、それらの点検・簡易修理も無償で承ります。 その他住宅関連の点検も希望される場合は、点検のご連絡の際にお伝えいただければ無償で点検対応いたします。 なお、一部エリアは対象外となります。詳しくはスタッフまでお尋ねください。エコキュートのご購入をご検討なら交換パラダイスにお任せください!
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