【長府製作所】エコキュートのエラーコード一覧

長府製作所エコキュートのエラーコード確認方法
出典:長府製作所
長府製作所製のエコキュートでは、リモコンユニットの液晶画面の中央上部に、エラーコードが表示されます。
これを確認すれば、どのような不具合が起こっているかが分かります。
「エラー」といった文言は出ないため、やや分かりづらい点に注意してください。
エラーコードの仕組み
長府製作所のエラーコードは、数字3桁もしくはアルファベット1文字と数字1〜2桁が組み合わさったものです。
各数字・アルファベットには、故障が疑われる箇所が振り分けられています。
ただ、基本的にはエラーコードを確認し、それぞれの対応を確認して実施するだけなので、振り分けを気にする必要はありません。
エラーコードの解除方法
長府製作所のエラーコードは、基本的には以下の方法で解除できます。
- エラーコードを確認する
- 該当のエラーを見つけて、指示どおりの対応する
ただし、エラーコードが消えても、しばらくしたら再表示されることがあります。
何度もエラーコードが出てくる場合は、修理業者に相談しましょう。
エラーコードの種類によっては、異なる手順が定められている場合もあるので注意してください。
長府製作所のエコキュートのエラーコード一覧
出典:CHOFU
長府製作所のエコキュートのエラーコード一覧です(2025年9月時点)。
数字3桁のエラーコード
数字3桁で構成されるエラーコードについて、1つずつ解説します。
000
エラーの内容
・停電の検知
想定できる原因
・停電の発生
エラーの対処法
・停電が解消された際に、自動的に復帰します
740
エラーの内容
・通信不良
想定できる原因
・浴室リモコンと制御基板間の通信が1分以上途絶えている
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを「切」にしたあと3秒間以上待ち、再度「入」に切り替えて警報を解除します
750
エラーの内容
・通信不良
想定できる原因
・浴室リモコンと制御基板間の通信が1分以上途絶えている
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを「切」にしたあと3秒間以上待ち、再度「入」に切り替えて警報を解除します
760
エラーの内容
・浴室リモコンと制御基板の通信が1分以上途絶えている
想定できる原因
・制御基板の不良
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを3秒以上「切」にしたあと、再度「入」に切り替えます
「A」からはじまるエラーコード
Aからはじまるエラーコードについて、1つずつ解説します。
A1
エラーの内容
・圧縮停止時の高圧圧力スイッチの作動
想定できる原因
・不明
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを「切」にしたあと3秒間以上待ち、再度「入」に切り替えて警報を解除します
A2
エラーの内容
・ヒートポンプユニット沸き上げ回路の高温検出
想定できる原因
・不明
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを「切」にしたあと3秒間以上待ち、再度「入」に切り替えて警報を解除します
A3
エラーの内容
・ヒートポンプユニットの沸き上げ運転開始後30分経過しても温度が50度を下回る
想定できる原因
・加熱にかかわる部品の故障など
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを「切」にしたあと3秒間以上待ち、再度「入」に切り替えて警報を解除します
A4
エラーの内容
・ヒートポンプユニットの基板温サーミスタの不具合
想定できる原因
・関係する部品の断線またはショート
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを「切」にしたあと3秒間以上待ち、再度「入」に切り替えて警報を解除します
A5
エラーの内容
・ヒートポンプユニットの起動不良
想定できる原因
・不明
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを「切」にしたあと3秒間以上待ち、再度「入」に切り替えて警報を解除します
「C」からはじまるエラーコード
Cからはじまるエラーコードについて、1つずつ解説します
C04
エラーの内容
・ソーラー不凍液の不足
想定できる原因
・ソーラー不凍液の残量がなくなった
エラーの対処法
・不凍液を補充し、警報を解除します
C30
エラーの内容
・凍結予防サーミスタ不良
想定できる原因
・関係する部品の断線またはショート
エラーの対処法
・正常温度が検出されれば自動的に復帰します
・検出されない場合は点検と修理を依頼します
C31
エラーの内容
・ソーラー往きサーミスタの不具合
想定できる原因
・関係する部品の断線またはショート
エラーの対処法
・正常温度が検出されれば自動的に復帰します
・検出されない場合は点検と修理を依頼します
C32
エラーの内容
・ソーラー戻りサーミスタの不具合
想定できる原因
・関係する部品の断線またはショート
エラーの対処法
・正常温度が検出されれば自動的に復帰します
・検出されない場合は点検と修理を依頼します
C33
エラーの内容
・貯湯サーミスタの不具合
想定できる原因
・関係する部品の断線またはショート
エラーの対処法
・正常温度が検出されれば自動的に復帰します
・検出されない場合は点検と修理を依頼します
C34
エラーの内容
・ソーラーサーミスタの不具合
想定できる原因
・関係する部品の断線またはショート
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを「切」にしたあと3秒間以上待ち、再度「入」に切り替えて警報を解除します
C43
エラーの内容
・ソーラー不凍液における水位電極故障
想定できる原因
・不明
エラーの対処法
・自動的に復帰しない場合は点検と修理を依頼します
C56
エラーの内容
・お湯はりをしているにもかかわらず、お湯はり量を認識できない
想定できる原因
・給湯関連の部品の故障など
エラーの対処法
・台所リモコンの「確定SW」を10秒間長押しして警報を解除します
C57
エラーの内容
・お湯はりをしているにもかかわらず、お湯はり量を認識できない
想定できる原因
・不明
エラーの対処法
・ソーラー機器のお湯を利用せずにお湯はりする
C59
エラーの内容
・ソーラー不凍液の水位オーバー
想定できる原因
・ソーラー不凍液が過剰に補充されている
エラーの対処法
・ソーラー不凍液の残量を確認します
・正常水位に戻れば自動復帰します
C64
エラーの内容
・ソーラーポンプの作動不良
想定できる原因
・ソーラーポンプの故障
エラーの対処法
・台所リモコンの「確定SW」を10秒間長押しして警報を解除します
C69
エラーの内容
・ソーラー三方弁の動作不良
想定できる原因
・不明
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを3秒以上「切」にしたあと、再度「入」に切り替えます
・その後、台所リモコンの「確定SW」を10秒間長押しして警報を解除します
「E」からはじまるエラーコード
Eからはじまるエラーコードについて、1つずつ解説します。
E1
エラーの内容
・ヒートポンプユニットが正常に動作しない
想定できる原因
・マイコンのプログラムの不具合
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを「切」にしたあと3秒間以上待ち、再度「入」に切り替えて警報を解除します
E16
エラーの内容
・リモコンの給湯設定温度以上の高温が検出された
想定できる原因
・給湯システムの異常
エラーの対処法
・台所リモコンの「確定SW」を10秒間長押しして警報を解除します
E3
エラーの内容
・ヒートポンプユニット動作時の高圧圧力SW作動
想定できる原因
・不明
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを「切」にしたあと3秒間以上待ち、再度「入」に切り替えて警報を解除します
E31
エラーの内容
・給湯サーミスタの不良
想定できる原因
・関連部品の断線またはショート
エラーの対処法
・台所リモコンの「確定SW」を10秒間長押しして警報を解除します
E32
エラーの内容
・給湯サーミスタの不良
想定できる原因
・不明
エラーの対処法
・正常温度検出により自動復帰します
・復帰しない場合は、修理業者に点検・修理を依頼します
E33
エラーの内容
・湯とりサーミスタの不良
想定できる原因
・関連部品の断線またはショート
エラーの対処法
・台所リモコンの「確定SW」を10秒間長押しして警報を解除します
E6
エラーの内容
・ヒートポンプユニットの圧縮機ロック判定
想定できる原因
・圧縮機の不具合
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを3秒以上「切」にしたあと、再度「入」に切り替えます
E65
エラーの内容
・給湯混合弁作動不良
想定できる原因
・不明
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを3秒以上「切」にしたあと、再度「入」に切り替えます
・その後、台所リモコンの「確定SW」または「現在温度表示SW」を10秒間長押しして警報を解除します
E7
エラーの内容
・ヒートポンプユニットの室外ファンロック判定
想定できる原因
・室外ファンが何らかの理由でロックされている
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを3秒以上「切」にしたあと、再度「入」に切り替えます
E8
エラーの内容
・ヒートポンプユニットの圧縮運転中の入力過電流検出
想定できる原因
・電流回路の異常
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを3秒以上「切」にしたあと、再度「入」に切り替えます
EC
エラーの内容
・ヒートポンプユニットの沸き上げ回路の高温検知
想定できる原因
・不明
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを3秒以上「切」にしたあと、再度「入」に切り替えます
「F」からはじまるエラーコード
Fからはじまるエラーコードについて、1つずつ解説します。
F00(初回運転時)
エラーの内容
・設置後の初回お湯はり時の「ふろ残り湯」の検知
想定できる原因
・浴槽の残り湯が残っている
エラーの対処法
・浴槽の残り湯を捨てたあと、台所リモコンの「確定SW」を10秒間長押しして警報を解除します
・その後「ふろ試運転」を実行します
F00(オート試運転時)
エラーの内容
・オート試運転時の「ふろ残り湯」検知
想定できる原因
・浴槽の残り湯
エラーの対処法
・浴槽の残り湯を捨てたあと、貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを3秒以上「切」にし、再度「入」に切り替えます
・その後「オート試運転」を実行します
F03
エラーの内容
・排水栓抜け、お湯はり時間超過検知
想定できる原因
・排水栓が正しく挿入されていない
エラーの対処法
・台所リモコンの「確定SW」または「現在温度表示SW」を10秒間長押しして警報を解除します
F16
エラーの内容
・リモコンのふろ設定温度以上の高温が出ている
想定できる原因
・不明
エラーの対処法
・台所リモコンの「確定SW」または「現在温度表示SW」を10秒間長押しして警報を解除します
F17
エラーの内容
・漏水センサの検知
想定できる原因
・漏水
エラーの対処法
・漏水センサを取り付けていない場合は、修理業者に点検・修理を依頼します
F25
エラーの内容
・ふろ循環ポンプ作動前に「ふろ水流スイッチ作動」が検出された
想定できる原因
・不明
エラーの対処法
・台所リモコンの「確定SW」または「現在温度表示SW」を10秒間長押しして警報を解除します
F3
エラーの内容
・ヒートポンプユニットの停止
想定できる原因
・吐出管温度の高温検知
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを3秒以上「切」にしたあと、再度「入」に切り替えます
F31
エラーの内容
・お湯はりサーミスタの不具合
想定できる原因
・関連部品の断線またはショート
エラーの対処法
・台所リモコンの「確定SW」または「現在温度表示SW」を10秒間長押しして警報を解除します
F32
エラー内容
・ふろサーミスタの不具合
想定できる原因
・関連部品の断線またはショート
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを3秒以上「切」にしたあと、再度「入」に切り替えます
・その後、台所リモコンの「確定SW」または「現在温度表示SW」を10秒間長押しして警報を解除します
F38
エラー内容
・残湯量サーミスタの不具合
想定できる原因
・関連部品の断線またはショート
エラーの対処法
・正常温度が検出されれば自動的に復帰します
F43
エラー内容
・水位センサの検出
想定できる原因
・水位が許容量を超えている
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを3秒以上「切」にしたあと、再度「入」に切り替えます
・その後、台所リモコンの「確定SW」または「現在温度表示SW」を10秒間長押しして警報を解除します
F45
エラー内容
・熱交循環ポンプの異常検出
想定できる原因
・熱交循環ポンプの回転数低下
エラーの対処法
・台所リモコンの「確定SW」を10秒間長押しして警報を解除します
F46
エラー内容
・ふろ循環ポンプの異常検出
想定できる原因
・ふろ循環ポンプの回転数低下
エラーの対処法
・台所リモコンの「確定SW」を10秒間長押しして警報を解除します
F47
エラー内容
・漏水センサ伝送不良
想定できる原因
・不明
エラーの対処法
・復帰しない場合は、修理業者に点検・修理を依頼します
F54
エラー内容
・ふろ三方弁作動不良
想定できる原因
・不明
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを3秒以上「切」にしたあと、再度「入」に切り替えます
・その後、台所リモコンの「確定SW」または「現在温度表示SW」を10秒間長押しして警報を解除します
F56
エラー内容
・お湯はりを開始したにもかかわらず、「お湯はり量」が確認できない
想定できる原因
・不明
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを3秒以上「切」にしたあと、再度「入」に切り替えます
・その後、台所リモコンの「確定SW」または「現在温度表示SW」を10秒間長押しして警報を解除します
F59
エラー内容
・お湯はりを終了したにもかかわらず、水位が上昇している
想定できる原因
・不明
エラーの対処法
・台所リモコンの「確定SW」を10秒間長押しして警報を解除します
F63
エラー内容
・ふろ追い焚き中に浴槽の循環が認識できない
想定できる原因
・不明
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを3秒以上「切」にしたあと、再度「入」に切り替えます
・その後、台所リモコンの「確定SW」または「現在温度表示SW」を10秒間長押しして警報を解除します
F65
エラー内容
・お湯はり混合弁不良
想定できる原因
・不明
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを3秒以上「切」にしたあと、再度「入」に切り替えます
・その後、台所リモコンの「確定SW」または「現在温度表示SW」を10秒間長押しして警報を解除します
F94
エラー内容
・水位センサの異常検出
想定できる原因
・許容される水位以上の水位がある
エラーの対処法
・浴室リモコンで電源をオフにし、その後オンにし直して、警報を解除します
FA
エラー内容
・ヒートポンプユニットの異常検出
想定できる原因
・冷媒圧力の異常な上昇
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを3秒以上「切」にしたあと、再度「入」に切り替えます
「H」からはじまるエラーコード
Hからはじまるエラーコードについて、1つずつ解説します。
H0
エラー内容
・ヒートポンプユニットの異常検出
想定できる原因
・電圧・電流の異常な供給
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを3秒以上「切」にしたあと、再度「入」に切り替えます
H14
エラー内容
・温度過昇防止器の作動
想定できる原因
・お湯の温度の異常な上昇
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを3秒以上「切」にしたあと、再度「入」に切り替えます
H15
エラー内容
・缶体上部の高温検知
想定できる原因
・不明
エラーの対処法
・台所リモコンの「確定SW」を10秒間長押しして警報を解除します
H25
エラー内容
・ふろ循環ポンプ作動の異常
想定できる原因
・ポンプ作動前にふろ水流スイッチがオンになっている
エラーの対処法
・浴室リモコンで電源をオフにし、その後オンにし直して、警報を解除します
H3
エラー内容
・ヒートポンプユニットの圧縮機停止時にもかかわらず高圧圧力SWが作動している
想定できる原因
・不明
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを3秒以上「切」にしたあと、再度「入」に切り替えます
H30
エラー内容
・缶体上サーミスタの不具合
想定できる原因
・関連部品の断線またはショート
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを3秒以上「切」にしたあと、再度「入」に切り替えます
・その後、台所リモコンの「確定SW」または「現在温度表示SW」を10秒間長押しして警報を解除します
H31
エラー内容
・残湯量サーミスタ1の不具合
想定できる原因
・関連部品の断線またはショート
エラーの対処法
・正常温度が検出されれば自動的に復帰します
H32
エラー内容
・給水サーミスタの不具合(EHP-300・370シリーズが対象機種)
想定できる原因
・関連部品の断線またはショート
エラーの対処法
・正常温度が検出されれば自動的に復帰します
H32
エラー内容
・残湯量サーミスタ2の不具合(EHP-370シリーズが対象機種)
想定できる原因
・関連部品の断線またはショート
エラーの対処法
・正常温度が検出されれば自動的に復帰します
H33
エラー内容
・ふろサーミスタの不具合(EHP-370シリーズが対象機種)
想定できる原因
・関連部品の断線またはショート
エラーの対処法
・正常温度が検出されれば自動的に復帰します
H33
エラー内容
・残湯量サーミスタの不具合
想定できる原因
・関連部品の断線またはショート
エラーの対処法
・正常温度が検出されれば自動的に復帰します
H34
エラー内容
・給水サーミスタの不具合(EHP-371~3742、4641、4642シリーズ、EHP-371シリーズが対象機種)
想定できる原因
・関連部品の断線またはショート
エラーの対処法
・正常温度が検出されれば自動的に復帰します
H34
エラー内容
・給水サーミスタの不具合(EHP-300、370シリーズが対象機種)
想定できる原因
・関連部品の断線またはショート
エラーの対処法
・正常温度が検出されれば自動的に復帰します
H34
エラー内容
・残湯量サーミスタ4の不具合
想定できる原因
・関連部品の断線またはショート
エラーの対処法
・正常温度が検出されれば自動的に復帰します
H35
エラー内容
・残湯量サーミスタの不具合
想定できる原因
・関連部品の断線またはショート
エラーの対処法
・正常温度が検出されれば自動的に復帰します
H35
エラー内容
・湯とりサーミスタの不具合(EHP-3732シリーズが対応機種)
想定できる原因
・関連部品の断線またはショート
エラー内容
・正常温度が検出されれば自動的に復帰します
H36
エラー内容
・缶体2上サーミスタの不具合
想定できる原因
・関連部品の断線またはショート
エラーの対処法
・正常温度が検出されれば自動的に復帰します
H54
エラー内容
・三方弁作動不良(EHP-300、370シリーズが対象機種)
想定できる原因
・不明
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを3秒以上「切」にしたあと、再度「入」に切り替えます
・浴室リモコンで電源をオフにし、その後オンにし直して、警報を解除します
H54
エラー内容
・湯とり三方弁作動不良(EHP-3732、3742、4742が対象機種)
想定できる原因
・不明
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを3秒以上「切」にしたあと、再度「入」に切り替えます
・その後、台所リモコンの「確定SW」または「現在温度表示SW」を10秒間長押しして警報を解除します
H56
エラー内容
・混合弁作動不良
想定できる原因
・不明
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを3秒以上「切」にしたあと、再度「入」に切り替えます
H57
エラー内容
・膨張水三方弁作動不良
想定できる原因
・不明
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを3秒以上「切」にしたあと、再度「入」に切り替えます
・その後、台所リモコンの「確定SW」または「現在温度表示SW」を10秒間長押しして警報を解除します
H58
エラー内容
・バイパス電磁弁作動不良
想定できる原因
・不明
エラーの対処法
・浴室リモコンで電源をオフにし、その後オンにし直して、警報を解除します
H6
エラー内容
・ヒートポンプユニットの不具合
想定できる原因
・圧縮機回転不良
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを3秒以上「切」にしたあと、再度「入」に切り替えます
H65
エラー内容
・湯とり混合弁作動不良
想定できる原因
・不明
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを3秒以上「切」にしたあと、再度「入」に切り替えます
・その後、台所リモコンの「確定SW」を10秒間長押しして警報を解除します
H70
エラー内容
・電源周波数異常
想定できる原因
・不明
エラーの対処法
・正常温度が検出されれば自動的に復帰します
・復帰しない場合、貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを3秒以上「切」にしたあと、再度「入」に切り替えます
H8
エラー内容
・圧縮機が回転しているにもかかわらず、電気を消費していない
想定できる原因
・不明
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを3秒以上「切」にしたあと、再度「入」に切り替えます
H82
エラー内容
・停電復帰時に、記憶時刻が制御基板とリモコンで一致しない
想定できる原因
・不明
エラーの対処法
・リモコンで現在時刻を設定してください
H83
エラー内容
・試験運転時の水位センサの検出
想定できる原因
・水位が許容量を超えている
エラーの対処法
・浴室リモコンで電源をオフにし、その後オンにし直して、警報を解除します
H9
エラー内容
・外気サーミスタの断線
想定できる原因
・関連部品の断線またはショート
エラーの対処法
・正常温度が検出されれば自動的に復帰します
H91
エラー内容
・保安器作動もしくはユニット間の誤配線
想定できる原因
・不明
エラーの対処法
・保安器を手動復帰、もしくは誤配線を確認します
・その後、浴室リモコンで電源をオフにし、その後オンにし直して、警報を解除します
HC
エラー内容
・ヒートポンプユニットの出湯サーミスタの不具合
想定できる原因
・正常温度が検出されれば自動的に復帰します
エラーの対処法
・正常温度が検出されれば自動的に復帰します
HJ
エラー内容
・沸き上げ運転中にヒートポンプユニットのサーミスタに温度バランスの不良がある
想定できる原因
・不明
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを3秒以上「切」にしたあと、再度「入」に切り替えます
「J」からはじまるエラーコード
Jからはじまるエラーコードについて、1つずつ解説します。
J0
エラー内容
・ヒートポンプユニットの冷媒調整器サーミスタの不具合
想定できる原因
・不明
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを3秒以上「切」にしたあと、再度「入」に切り替えます
J3
エラー内容
・ヒートポンプユニットの吐出サーミスタの不具合および吐出管サーミスタ温度の異常
想定できる原因
・関連部品の断線またはショート
エラーの対処法
・正常温度が検出されれば自動的に復帰します
・復帰しない場合、・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを3秒以上「切」にしたあと、再度「入」に切り替えます
J5
エラー内容
・ヒートポンプユニットの吸入管温度サーミスタの不具合
想定できる原因
・関連部品の断線またはショート
エラーの対処法
・正常温度が検出されれば自動的に復帰します
J6
エラー内容
・ヒートポンプユニットの熱交サーミスタの不具合
想定できる原因
・関連部品の断線またはショート
エラーの対処法
・正常温度が検出されれば自動的に復帰します
J8
エラー内容
・ヒートポンプユニット入水サーミスタの不具合
想定できる原因
・関連部品の断線またはショート
エラーの対処法
・正常温度が検出されれば自動的に復帰します
JA
エラー内容
・ヒートポンプユニットの圧力センサーの作動
想定できる原因
・不明
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを3秒以上「切」にしたあと、再度「入」に切り替えます
「U」からはじまるエラーコード
Uからはじまるエラーコードについて、1つずつ解説します。
U0
エラー内容
・ヒートポンプユニットの冷媒ガス不足の検出
想定できる原因
・冷媒ガスの不足
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを3秒以上「切」にしたあと、再度「入」に切り替えます
・また、断水・給水栓閉止・ストレーナーゴミ詰まりなどがないか確認します
U2
エラー内容
・電源電圧不良検出
想定できる原因
・電圧の不足
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを3秒以上「切」にしたあと、再度「入」に切り替えます
U4
エラー内容
・貯湯タンクとHPユニット間の・通信不良
想定できる原因
・不明
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを3秒以上「切」にしたあと、再度「入」に切り替えます
U45
エラー内容
・沸き上げポンプの回転数の異常
想定できる原因
・不具合による回転数の異常な低下
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを3秒以上「切」にしたあと、再度「入」に切り替えます
U51
エラー内容
・お湯はり時の浴槽排水栓の閉め忘れ
想定できる原因
・浴槽排水栓の閉め忘れ
エラーの対処法
・排水栓抜けがないか確認します
・また、浴室リモコンで電源をオフにし、その後オンにし直して、警報を解除します
U53
エラー内容
・浴槽水位検知不良
想定できる原因
・不明
エラーの対処法
・浴室リモコンで電源をオフにし、その後オンにし直して、警報を解除します
U54
エラー内容
・沸き上げ三方弁作動不良
想定できる原因
・不明
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを3秒以上「切」にしたあと、再度「入」に切り替えます
・その後、台所リモコンの「確定SW」または「現在温度表示SW」を10秒間長押しして警報を解除します
U54
エラー内容
・設置後の初回お湯はり時の「ふろ残り湯あり」の検知(EHP-370GPXHが対象機種)
想定できる原因
・残り湯がある
エラーの対処法
・浴槽を空にし、排水栓をした状態にして試運転モードでお湯はり量を再設定します
・試運転モードは、浴室のリモコン運転SWがオフの状態で、ふろ自動SWを10秒長押しすることで切り替えられます。
U61
エラー内容
・貯湯タンクの湯切れ検知
想定できる原因
・貯湯タンク内のお湯がなくなった
エラーの対処法
・お湯の沸き上がりの完了を待ちます
U7
エラー内容
・ヒートポンプユニットのプリント基板内・通信不良
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを3秒以上「切」にしたあと、再度「入」に切り替えます
U76
エラー内容
・貯湯タンクとHPユニット間の・通信不良
エラーの対処法
・復帰しない、または再発する場合は修理業者に点検・修理を依頼します
UF
エラー内容
・貯湯タンク〜HPユニット間の誤配管検出
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを3秒以上「切」にしたあと、再度「入」に切り替えます
そのほかのエラーコード
そのほかのエラーコードについて、1つずつ解説します。
L3
エラー内容
・ヒートポンプユニットの電装品箱内の温度上昇による停止
想定できる要因
・電装品箱内の温度が73度以上に達している
エラーの対処法
・正常温度が検出されれば自動的に復帰します
L4
エラー内容
・ヒートポンプユニットの放熱フィンの温度上昇による停止
想定できる原因
・放熱フィンの温度が78度以上に達している
エラーの対処法
・復帰しない場合は、修理業者に点検・修理を依頼します
L5
エラー内容
・ヒートポンプユニットの運転中の停止
想定できる原因
・過電流検出
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを3秒以上「切」にしたあと、再度「入」に切り替えます
P4
エラー内容
・ヒートポンプユニットの放熱サーミスタの不具合
想定できる原因
・関連部品の断線またはショート
エラーの対処法
・正常温度が検出されれば自動的に復帰します
P76
エラー内容
・貯湯ユニットと漏水検知ユニット間の通信異常、もしくは貯湯ユニットとソーラーお湯はりユニット間の通信異常
想定できる原因
・不明
エラーの対処法
・正常な通信が確認されれば自動的に復帰します
–
エラーの内容
・マイコンの誤動作
想定できる原因
・ノイズ
・電圧瞬時低下
・電源瞬時停電
エラーの対処法
・貯湯タンクユニットの漏電ブレーカーを「切」にしたあと3秒間以上待ち、再度「入」に切り替えて警報を解除します
エコキュートの修理と交換はどちらがいい?
設置から10年以上経っている場合、交換するのがおすすめです。
長期間使用したエコキュートは部品が確保しにくく、また修理しても別の箇所が故障する可能性があるからです。
一方で、設置してまだ数年しか経過していない場合は、修理が比較的容易であり、別の箇所の故障も考えにくいことから、修理を依頼したほうがよいでしょう。
