エコキュートとは?省エネ技術の仕組み・メリット・デメリット・選び方を徹底解説

エコキュートとは?省エネ技術の仕組み・メリット・デメリット・選び方を徹底解説

電気代が気になる今、注目を集めているのが空気の熱を利用してお湯を沸かす「エコキュート」です。

エコキュートは、従来の電気温水器と比べて約3分の1の電力で給湯できる、環境にも家計にもやさしい高効率給湯器です。

CO2排出量を大幅に削減できるため、節約だけではなく、地球温暖化にも貢献します。

近年、エネルギー価格の高騰や環境意識の高まりから、エコキュートの導入を検討する方が増えています。

この記事では、エコキュートの仕組みやメリット・デメリット、選び方から設置・維持管理までわかりやすく解説。

また、初期費用を抑える補助金情報もご紹介します。

快適な暮らしと省エネを両立したい方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

エコキュートとは何?仕組みと特徴をわかりやすく解説

エコキュートとは何?仕組みと特徴をわかりやすく解説

エコキュートは、空気の熱を利用してお湯を沸かす高効率給湯機です。

従来の給湯器と比べて、高い省エネ性能と環境への配慮が特徴です。

この革新的な技術は、1998年にデンソーと東京電力(現:東京電力ホールディングス)が共同開発を開始したもので、2000年に開発に成功しました。

翌年には、コロナ・三菱電機・日立から家庭用エコキュートの販売を開始。

エコキュートの名称は、環境にやさしい(エコロジカル)給湯器という意味で、英語の「ecology」と「cute(給湯器)」を組み合わせて、エコキュートと名づけられました。

エコキュートの省エネ性能

エコキュートの最大の特徴は、その高い省エネ性能にあります。

従来のガス給湯器や電気温水器と比較して、エネルギー効率が格段に高いです。

具体的には、投入したエネルギーの3〜5倍のエネルギーを熱として取りだすことができます。

この効率を表す指標がCOP(Coefficient of Performance:成績係数)と呼ばれ、エコキュートは一般的に3.0〜5.0のCOPを達成しています。

給湯器の種類 エネルギー効率
エコキュート 300〜500%
ガス給湯器 80〜95%
従来型電気温水器 90%前後

参考:環境省 「デコ活 高効率給湯機
参考:MITSUBISHI ELECTRIC 「ヒートポンプ給湯器
参考:PAROMA 「ふろ給湯器効率一覧表

この高い省エネ性能が評価され、エコキュートは経済産業省の補助金制度の対象です。経済産業省はヒートポンプ給湯器の普及促進のために、導入時の補助金制度を実施しており、エコキュートの普及が加速しています。

エコキュートの主要部品とは

エコキュートの仕組みを理解するためには、主要部品の役割を知ることが重要です。

エコキュートの主な構成部品と機能を説明します。

1. ヒートポンプユニット

ヒートポンプユニットは、エコキュートの心臓部ともいえる部分です。

ここで空気中の熱を集めて、水を温めます。

  • 圧縮機:冷媒を圧縮して高温・高圧にする
  • 膨張弁:冷媒の圧力を下げ、温度を低下させる
  • 蒸発器:空気中の熱を吸収する
  • 凝縮器:熱を水に伝える

2. 貯湯タンク

貯湯タンクは、ヒートポンプユニットで沸かされたお湯を貯める大きな容器です。

一般的な家庭用では370〜560Lの容量があり、高断熱設計により長時間お湯の温度を保つことができます。

3. 循環ポンプ

循環ポンプは、ヒートポンプユニットと貯湯タンクの間で水を循環させる役割を担っています。

これにより、効率的に水を加熱できます。

4. 制御ユニット

制御ユニットは、エコキュート全体の動作を管理します。

使用状況に応じて最適な運転を実行し、省エネ性能を最大限に引き出す重要な役割を果たしています。

参考:中国電力「エコキュートの仕組み

これらの部品が連携して動作することで、エコキュートは高い省エネ性能と快適な給湯を実現しています。

エコキュートの導入を検討されている方は、特徴と仕組みを理解し、より良い選択をできるようになりましょう。

エコキュートの5つのメリット

エコキュートの5つのメリット

エコキュートは、従来の給湯システムと比較して多くのメリットがあります。

ここでは、エコキュートの主要な5つのメリットについて詳しく解説します。

省エネ性能と環境への配慮

エコキュートは、空気中の熱を利用するヒートポンプ技術により、投入エネルギーの3倍以上の熱エネルギーを生み出します。

さらに、CO2を冷媒として使用するので、燃焼によるCO2排出をおこないません。

環境負荷はより低くなり、地球温暖化防止に貢献しています。

ランニングコストの削減

エコキュートは、高い省エネ性能により、電気代を大幅に削減します。

特に、オール電化住宅の場合、深夜電力(割引額には地域差あり)を利用することで、さらなるコスト削減が可能です。

従来のガス給湯器と比較して、年間のランニングコストを30〜50%程度削減できるケースもあります。

また、電気料金の変動に応じて最適な運転をおこなう「AIエコナビ」機能を搭載したモデルもあり、より効率的な使用が可能です。

長期的にみれば、初期費用も十分に回収できるでしょう。

安全性と静音性

エコキュートは電気で動作するため、ガス漏れや一酸化炭素中毒のリスクがありません。

小さなお子様やお年寄りがいるご家庭の場合、リスクが減るのは嬉しいですね。

また、エコキュートの運転音は非常に静かです。

最新のモデルでは、夜間運転時の騒音レベルが約30dB程度と、図書館の中くらいの静けさを実現しています。

そのため、深夜や早朝の運転でも、近隣への騒音の心配がありません。

また、貯湯タンクにお湯を貯めておくので、災害での断水時でも一定量のお湯を使用できます。

多様な給湯ニーズへの対応

エコキュートは、370Lから560Lまで、さまざまなタンク容量を選択できます。

家族構成やライフスタイルに合わせて、最適なサイズを選びましょう。

たとえば、大容量モデルでは、複数の場所で同時にお湯を使用しても湯切れの心配が少なく安心です。

「フルオート追い焚き機能」や「水道直圧給湯」機能を搭載したモデルもあり、快適なお風呂時間が実現できます。

さらに、スマートフォンと連携して遠隔操作ができるなど、利便性の高い機能も充実しています。

オール電化との相性のよさ

エコキュートは電気給湯器であるため、オール電化住宅との相性が抜群です。

IHクッキングヒーターや電気暖房など、他の電気設備と組み合わせることで、より効率的にエネルギーを利用できます。

オール電化住宅にすることで、光熱費を一本化できるだけでなく、火災のリスクを減らすことも可能です。

エコキュートの3つのデメリット

エコキュートの3つのデメリット

エコキュートは省エネ性能や環境への配慮など多くのメリットがありますが、デメリットも存在します。

ここでは、エコキュートを導入する際に考慮すべき3つの主なデメリットについて詳しく解説します。

初期導入コストの高さ

エコキュートのデメリットの一つは、初期費用の高さです。

従来のガス給湯器と比較して、エコキュートの設置費用は2〜3倍ほど高くなることがあります。

一般的に、エコキュートの本体価格は約15万円〜110万円までと幅広く、これに設置工事費用が加わります。

この高額な初期費用は、多くの家庭にとって大きな負担となるかもしれません。

ただし、経済産業省の補助金制度を利用することで、初期費用を抑えることができます。

また、長期的にはランニングコストの削減効果により、初期費用を回収できる可能性が高いです。

設置スペースの確保

エコキュートは「ヒートポンプユニット」と呼ばれる、エアコンの室外機のようなものと、冷蔵庫のような形をした「貯湯タンク」の2つを敷地内に設置する必要があります。

設置には比較的大きなスペースが必要です。

一般的に、エコキュートの設置には約1平方メートル程度の面積が必要で、高さも2メートル近いです。

このため、特に狭小住宅や集合住宅では、設置場所の確保が課題となったり、設置場所の制約により、効率的な配管や電気工事が困難になったりするケースがあります。

設置前には、十分なスペースを確保し、最適な設置場所を検討しましょう。

寒冷地での性能低下

エコキュートは外気の熱を利用して温水を作るヒートポンプ技術を使用しているため、外気温が低い寒冷地では効率が低下する傾向があります。

具体的には以下のような影響が考えられます。

  • 沸き上げ時間の延長
  • 消費電力の増加
  • 湯温の低下

外気温が10℃を下回ると効率が低下しはじめます。

ただし、最近のモデルでは寒冷地仕様の製品も登場しており、性能改善が進んでいます。

寒冷地での対策

  1. 寒冷地仕様のエコキュートを選択する
  2. 不凍液を使用したヒートポンプユニットを選ぶ
  3. 凍結防止ヒーターを設置する
  4. 適切な断熱処理をおこなう

これらのデメリットは、エコキュートの導入を検討する際に重要な考慮事項ですが、適切な選択と対策によって、払拭できる場合が多いです。克服可能です。

長期的な省エネ効果やCO2削減効果を考えると、エコキュートは魅力的な選択肢といえるでしょう。

エコキュートの導入・ランニングコスト|補助金が使える!

エコキュートの導入・ランニングコスト|補助金が使える!

エコキュートの導入には初期費用がかかりますが、長期的には経済的なメリットがあります。

初期費用は、本体価格が15〜35万円、設置工事費が10〜15万円で、合計25〜60万円程度です。

一方、従来のガス給湯器は10〜30万円程度なので、エコキュートのほうが高額です。

しかし、ランニングコストではエコキュートが優位です。

たとえば、関西電力エリアの場合、年間のランニングコストはエコキュートが約20,400円、ガス給湯器が約62,400円と、エコキュートのほうが年間約42,000円も安くなります。

さらに、2024年現在「給湯省エネ2024事業」という補助金制度があり、基本額8万円に加えて、性能に応じて最大13万円の補助金が受けられます。

これにより、初期費用の負担を大幅に軽減可能です。

長期的にみると、ランニングコストの差額で初期費用の差を相殺できるため、エコキュートは経済的に有利な選択肢といえるでしょう。

ただし、具体的な費用対効果は家庭の使用状況や地域によって異なるため、導入前に詳細な試算をすることをおすすめします。

参考:経済産業省|給湯省エネ2024事業公式「対象機器の詳細 エコキュート
参考:日立の家電品「日立エコキュートの対象機種導入で給湯省エネ2024事業の補助金を受けられます!

下記記事にて、2024年のエコキュート補助金について詳しく解説しているので、ぜひあわせてご覧ください。

【関連記事】【2024年最新】エコキュート補助金|対象機種や申請方法・期限を徹底解説!

エコキュートの選び方と注意点

エコキュートの選び方と注意点

エコキュートを選ぶ際には、家族構成や生活スタイル、住宅の特性など、さまざまなことを考慮する必要があります。

ここでは、エコキュートを選ぶ際の重要なポイントと注意点をご紹介します。

家族構成と使用量に合わせて選ぶ

エコキュートの選び方で最も重要なのは、家族構成と1日の給湯使用量に合わせたタンク容量を選ぶことです。

一般的な目安は以下のとおりです。

家族人数 推奨タンク容量
1〜2人 350〜370L
3〜4人 370〜460L
5〜6人 460〜560L

ただし、これはあくまで目安であり、家族の生活スタイルによって適切な容量は変わってきます。

たとえば、入浴回数が多い家庭や、お風呂の追い焚きを頻繁におこなう家庭では、より大きな容量を選びましょう。

設置場所と住宅の特性を考慮する

エコキュートの設置場所は、機器の性能と効率に大きく影響します。

次の点に注意しましょう。

  • 日あたりのよい場所を選ぶ(ヒートポンプユニットの効率アップ)
  • 風通しのよい場所に設置(機器の冷却効果向上)
  • 騒音を考慮し、寝室の近くは避ける
  • 配管距離を短くできる場所を選ぶ(熱ロス低減)

また、集合住宅の場合は、設置スペースや重量制限、騒音規制などの制約がある場合があります。

事前に管理組合や大家さんに確認しましょう。

地域の気候に適したモデルを選ぶ

エコキュートの性能は外気温の影響を受けるため、お住まいの地域の気候特性を考慮しましょう。

【寒冷地向けモデル】

北海道や東北など寒冷地にお住まいの方は、寒冷地仕様のエコキュートを選びましょう。

これらのモデルは、低温時の性能が向上しており、凍結防止機能も強化されています。

三菱電機オフィシャルサイトによると、寒冷地向けエコキュートは-25℃までの外気温度で運転可能とされています。

【標準モデル】

関東以西の比較的温暖な地域では、標準的なモデルで十分な性能を発揮します。

ただし、地域によっては冬季の気温が低下する場合もあるため、メーカーや販売店に相談して最適なモデルを選びましょう。

メーカーと保証内容を比較する

一般的にエコキュートの保証期間は3〜5年ですが、メーカーや機種によって異なります。

ここでは主要4メーカーの保証期間を表で比較しています。

メーカー 保証期間
東芝 購入日から5年間
三菱電機 ・本体:2年間

・熱交換器・コンプレッサー:3年間

・タンク(缶体):5年間

コロナ ・本体:購入日から2年間

・コンプレッサー・熱交換器:3年間

・缶体:5年間

日立 ・冷媒回路(圧縮機、熱交換器、配管など):3年間

・貯湯タンク:5年間

メーカーによって保証内容や期間が異なるため、購入時には詳細を確認しましょう。

下記記事にて、エコキュートの詳しい価格について解説しているので、ぜひあわせてご覧ください。

【関連記事】エコキュート工事費込みの価格はいくら?注意点や交換費用もチェック!

状況別:おすすめのエコキュートを紹介!

状況別:おすすめのエコキュートを紹介!

エコキュートは家族構成や住宅の特性、使用目的によって最適なモデルが異なります。

ここでは、主要メーカーの人気モデルを比較し、さまざまな状況に応じたおすすめのエコキュートをご紹介します。

自分の家庭に最適なエコキュートを選ぶ際の参考にしてください。

主要メーカーと人気モデルの比較

次の表は、主要メーカーのエコキュートの人気モデルを比較したものです。

各メーカーの特徴や性能・価格帯・特殊機能などを比較することで、お客様のニーズに合った最適なエコキュートを選択する際に、ぜひ参考にしてください。

メーカー 人気モデル 特徴 メーカー
希望価格
(税込)
特殊機能
パナソニック HE-J37LQS 省エネ性能が高い 950,400円 エコナビ機能
三菱電機 SRT-S376U マイクロバブル洗浄 1,386,000円 バブルおそうじ
ダイキン EQX37YFV 高水圧給湯 1,448,260円 パワフル高圧給湯
日立 BHP-FV37WD 省エネ性能はトップクラス 1,293,600円 ナイアガラ出湯
コロナ CHP-E37AZ1 コストパフォーマンス良好 1,309,000円 先進的なデザイン

【交換パラダイス】

メーカー 人気モデル 価格
パナソニック HE-J37LQS 41万
三菱電機 SRT-S376U 43万円
ダイキン EQX37YFV 45万円
日立 BHP-FV37WD 40万円
コロナ CHP-E37AZ1

交換パラダイスでは、エコキュートの人気製品をお得な価格で提供しているので、交換を検討している方はお気軽にお問い合わせください。

次に、具体的な状況別におすすめのモデルを紹介します。

「ノンストレス!」強水圧シャワーを使いたい場合

強水圧シャワーを求める方には、ダイキンの「EQ46VFV」がおすすめです。

このモデルは最大320hPaの高水圧給湯が可能で、従来のエコキュートの約2倍の水圧を実現しています。

2階や3階にお風呂がある住宅でも、十分な水圧でシャワーを使用可能です。

また、高水圧によりお湯はりの時間も短縮できるため、忙しい朝の時短にも役立つでしょう。

「えっ、置けるんだ」エコキュートの設置スペースが気になる場合

設置スペースが限られている場合は、パナソニックの「HE-NS37KQS」がおすすめです。

このモデルは幅600mm×奥行680mm×高さ1,810mmのコンパクトサイズで、従来型と比べて省スペース化を実現しています。

「6人家族でも大丈夫?」お湯切れが心配な場合

三菱の「SRT-S565U」がおすすめです。

このモデルは550Lの大容量タンクを搭載し、6〜7人家族でも十分な給湯能力を備えています。

また、ダイキンの「EQ55VFV」も550Lの大容量タイプで、多人数世帯に適しています。

「おまかせ節約」機能により、使用パターンを学習して最適な湯沸かし制御をおこなうため、効率的なお湯の使用が可能です。

エコキュートを設置する流れと維持管理方法

エコキュートを設置する流れと維持管理方法

エコキュートの設置は、単なる機器の取り付けにとどまらず、家庭のエネルギー効率を大きく向上させる重要なプロセスです。

ここでは、エコキュート設置の流れと、その後の維持管理方法について詳しく解説します。

【エコキュート設置の流れ】

エコキュートの設置は、専門的な知識と技術が必要なため、必ず資格を持った専門業者に依頼しましょう。

一般的な設置の流れは以下のとおりです。

  1. 事前調査
    設置場所の確認、配管・電気工事の必要性の確認
  2. 機器選定
    家族構成や使用量に合わせた適切な機種の選定
  3. 見積もり・契約
    工事内容の詳細確認と契約締結
  4. 工事日程の調整
    電気工事や給排水工事の日程調整
  5. 既存設備の撤去
    古い給湯器の撤去(必要な場合)
  6. エコキュートの設置
    本体の設置、配管・電気工事
  7. 試運転・調整
    正常動作の確認、温度設定などの調整
  8. 使用方法の説明
    業者からの操作方法や注意点の説明

設置工事にかかる期間は、通常1〜2日程度ですが、既存設備の撤去や大規模な配管工事が必要な場合は、さらに時間がかかることがあります。

【エコキュートの維持管理方法】

エコキュートの効率的な運用には、適切な維持管理が不可欠です。

主なポイントは以下のとおりです。

  • 日常のメンテナンス
    外観、異音・異臭、漏水の定期確認
    フィルターの定期清掃
  • 専門業者による年1回の定期メンテナンス
    貯湯タンクの点検・清掃

定期メンテナンス費用は約1〜3万円です。

適切に管理することで、エコキュートの寿命延長と効率的な運転を維持できます。

下記記事にて、エコキュートの交換について詳しく解説しているので、ぜひあわせてご覧ください。

【関連記事】エコキュートの交換費用は?買い替え時期やメリット・補助金活用について徹底解説!

エコキュートに関するよくある質問(FAQ)

エコキュートに関するよくある質問(FAQ)

エコキュートに関するよくある質問をまとめました。

  • エコキュートの寿命はどのくらいですか?
  • エコキュートのメンテナンス頻度と費用はどのくらいですか?
  • エコキュートは停電時でも使用できますか?

エコキュートについて疑問を払拭し、導入を検討しましょう!

エコキュートの寿命はどのくらいですか?

エコキュートの寿命は、一般的に10年から15年です。

ただし、使用状況や維持管理の状態によって異なります。

  • 定期的なメンテナンスをおこなうことで、寿命を延ばすことができます。
  • 設置環境(湿気の多い場所など)によっては、10年未満で故障するケースもあります。(適切に管理すれば15年以上使用できる例もあります)

エコキュートのメンテナンス頻度と費用はどのくらいですか?

エコキュートのメンテナンスについては、以下の点をおさえておきましょう。

  • 年に2〜3回程度、貯湯タンクの水抜きをおこなうことが推奨されている
  • 3~4年に1度、専門業者による点検を検討する
  • メンテナンス費用は、点検の内容や業者によって異なる
    一般的な点検で12万円

定期的なメンテナンスをおこなうことで、故障のリスクを減らし、エコキュートの寿命を延ばすことができます。

エコキュートは停電時でも使用できますか?

停電時でもエコキュートのタンクにお湯が残っていれば、多くの機種で貯湯タンク内のお湯を使用できます。

ただし、次の点に注意が必要です。

  1. 新たにお湯を沸かすことはできない
  2. リモコンや温度調節機能は使用できない
  3. 熱いお湯がそのまま出る可能性があるため、火傷に注意が必要
  4. 給水が停止している場合は使用できない

また、多くのエコキュートには緊急用の取水栓が付いているため、取扱説明書にしたがってお湯を取り出せます。

まとめ:エコキュートで快適な暮らしと省エネを両立しよう

エコキュートは、省エネ性能と快適性を両立させる画期的な給湯システムです。

CO2冷媒ヒートポンプ技術を活用し、従来の電気温水器と比べて大幅な省エネ効果を実現します。

初期導入コストは高めですが、ランニングコストの削減や環境への配慮など、多くのメリットがあります。

また、国や自治体の補助金制度を活用すれば、初期費用の負担も軽減できます。

エコキュートは、家族構成・使用量・設置場所・地域の気候などを考慮して最適なモデルを選ぶことが重要です。

パナソニックやダイキン、三菱電機といった主要メーカーの製品を比較検討し、自宅に最適な機種をみつけましょう。

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※1 ※2 ※3 注意事項はこちら

※1 経済産業省の給湯省エネ事業2024の補助金対象のエコキュート(以下EQ)への交換における補助額であり、電気温水器からEQの交換の場合最大18万円支給されます。

EQからEQの場合は最大13万円となります。

当社はお客様の代わりに申請書類作成のサポートを行いますが、申請者はあくまでお客様自身となります。

また行政・自治体の判断で補助金が打ち切りになる等、給付が確約するわけではございませんので、あらかじめご承知おきください。

※2 実質無料キャンペーン含む。無償保証規約はこちらから。

※3 10年間毎年1回点検について… 当社で製品を購入していただいたお客様限定で、ご契約時に定期点検(別途有料:49,500円(税込))をお申し込みいただいた場合に限ります。

施工後10年間にわたり、毎年1回(初年度は3か月後、1年後の2回)、合計11回にわたり弊社が設置した給湯器に不具合がないかを無償で点検いたします。 

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蓄電池や太陽光パネルを設置している場合、それらの点検・簡易修理も無償で承ります。

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