埼玉県でのエコキュート設置・交換に補助金はある?条件や申請方法を解説【2025年最新】

埼玉県でエコキュートの設置や交換を検討している方は、補助金制度を活用して費用を抑えられる可能性があります。

この記事では、埼玉県で利用できるエコキュートの設置や交換で支給される補助金を解説します。

補助金の対象や金額、申請方法も説明するので、埼玉県でエコキュートの設置、交換をおこなう際の参考にしてください。

目次

【令和7年度】埼玉県で使えるエコキュート補助金を解説!

【令和7年度】埼玉県で使えるエコキュート補助金を解説!

埼玉県でのエコキュート設置や交換に使用できる、エコキュート補助金を紹介します。

令和6年度は「【令和6年度】家庭における省エネ・再エネ活用設備導入補助金」が埼玉県で交付されていました。

ただし、埼玉県では常にエコキュートの補助金を交付しているわけではありません。

埼玉県でエコキュートの設置や交換に使える補助金がないか、購入前に確認しましょう。

参考:埼玉県「【令和6年度】家庭における省エネ・再エネ活用設備導入補助金

埼玉県の令和7年度の補助金については未発表

令和7年3月時点では、令和7年度の埼玉県のエコキュート設置や交換に関する補助金は未発表です。

ただし、埼玉県独自の補助金でなくとも、資源エネルギー庁の「給湯省エネ2025事業」の補助金を利用できる場合があります。

どのような補助金なのか、詳しくみていきましょう。

埼玉県で利用可能なエコキュート補助金「給湯省エネ2025事業」

埼玉県で利用可能なエコキュート補助金「給湯省エネ2025事業」

出典:経済産業省資源エネルギー庁「給湯省エネ2025事業

経済産業省資源エネルギー庁の「給湯省エネ2025事業」は、家庭のエネルギー消費で大きな割合を占める給湯分野に、高効率給湯器の導入支援をおこなう事業です。

高効率給湯器にエコキュートが該当するため、エコキュートの設置や交換の際に補助金の交付を受けられます。

給湯省エネ2025事業の以下項目を紹介します。

  • エコキュート含む補助対象の機器
  • 具体的な補助金額
  • 追加補助措置

補助金交付には対象機器や条件を押さえる必要があるので、申請前に詳細を確認しておきましょう。

※この記事の情報は2025年3月20日時点の経済産業省資源エネルギー庁の内容を参考にしています。

参考:経済産業省資源エネルギー庁「給湯省エネ2025事業

エコキュート含む補助対象の機器

給湯省エネ2025事業の補助対象機器は次のとおりです。

  • ヒートポンプ給湯器(エコキュート)
  • 電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯器(ハイブリッド給湯器)
  • 家庭用燃料電池(エネファーム)

また、2025年度目標基準値以上の性能を備えた「エコキュート」であることが条件です。

基準値は各製品の省エネ性能を評価する指標で、エコキュートの各メーカーで補助金対象機器を紹介するページを公開しています。

2025年3月時点で確認できている各メーカーのページは、以下を参考にご覧ください。

参考:日立「日立エコキュートの対象機種導入で給湯省エネ2025事業の補助金を受けられます!
参考:パナソニック「高効率給湯器の補助金制度のご紹介
参考:三菱電機「給湯省エネ2025事業をご存知ですか?
参考:コロナ「給湯省エネ2025事業の補助金について

具体的な補助金額

給湯省エネ2025事業の具体的な補助金額は次のとおりです。

設置する給湯器 補助額(基本額) 補助上限
ヒートポンプ給湯器(エコキュート) 6万円/台 戸建て住宅:いずれか2台まで共同住宅:いずれか1台まで
電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯器(ハイブリッド給湯器) 8万円/台
家庭用燃料電池(エネファーム) 16万円/台

また、以下の加算要件に該当する場合は、補助額が加算されます。

A要件 インターネットに接続可能な機種で、翌日の天気予報や日射量予報に連動することで、昼間の時間帯に沸き上げをシフトする機能を有するものであること。 +4万円/台
B要件 補助要件下限の機種と比べて、5%以上CO2排出量が少ないものとして、aまたはbに該当するものであること。(a.2025年度の目標基準値(JIS C 9220 年間給湯保温効率または年間給湯効率(寒冷地含む))+0.2以上の性能値を有するもの、または、b.おひさまエコキュート) +6万円/台

A要件とB要件を同時に満たす場合は7万円/台が補助額に加算されます。

参考:経済産業省資源エネルギー庁「給湯省エネ2025事業

追加補助措置

さらに以下の追加補助措置に該当する場合、追加の補助金の給付を受けられます。

工事内容 補助額(加算額) 補助上限
電気蓄熱暖房機の撤去 8万円/台 2台まで
電気温水器の撤去 4万円/台 エコキュート設置で補助を受ける台数まで

参考:経済産業省資源エネルギー庁「給湯省エネ2025事業

埼玉県のエコキュート補助金(給湯省エネ2025事業)の申請方法

埼玉県のエコキュート補助金(給湯省エネ2025事業)の申請方法

給湯省エネ2025事業の交付申請は、「給湯省エネ事業者」に登録している建築事業者・施工業者が消費者に代わっておこないます。

実際の申請手続きは施工業者に依頼するため、消費者は申請に必要な書類を準備する必要があります。

給湯省エネ2025事業の申請に必要な書類は、以下のとおりです。

【必須書類】

  • 共同事業実施規約(指定の書式)
  • 工事請負契約書の写し
  • 申請者の本人確認書類(住民票の写しまたは運転免許証の写し)
  • 工事前後の写真
  • 保証書や銘板写真

【追加書類】(条件により必要)

  • 対応リモコンの設置写真と型番確認書類(A要件申請時)
  • 通信モジュール設置写真と型番確認書類(A要件申請時)
  • 電気温水器の撤去時:銘板写真と撤去前後の写真
  • 蓄熱暖房機の撤去時:撤去中・撤去後の写真と契約書での撤去工事明記

詳細な申請要件や必要となる書類は、給湯省エネ2025事業のページで確認できます。

参考:経済産業省資源エネルギー庁「給湯省エネ2025事業

埼玉県のエコキュート補助金(給湯省エネ2025事業)の申請スケジュール

埼玉県のエコキュート補助金(給湯省エネ2025事業)の申請スケジュール

埼玉県での給湯省エネ2025事業のスケジュールは以下のとおりです。

  1. 交付申請予約(任意):申請受付開始から予算上限に達するまで(遅くとも2025年11月14日まで)
  2. エコキュート設置工事の完了
  3. 補助金の交付申請:申請受付開始から予算上限に達するまで(遅くとも2025年12月31日まで)

申請予約、交付申請のいずれも申請受付開始から予算上限に達するまでが申請期限です。

受付開始のタイミングは、公式サイトで情報を確認できます。

参考:経済産業省資源エネルギー庁「給湯省エネ2025事業

埼玉県で「給湯省エネ2025事業」補助金を利用するメリット

埼玉県で「給湯省エネ2025事業」補助金を利用するメリット

埼玉県で給湯省エネ2025事業の補助金を利用するメリットは以下のとおりです。

  • エコキュート設置・交換の費用負担を軽減できる
  • より省エネ性能が高いエコキュートのモデルに交換できる

各メリットの詳細をみていきましょう。

エコキュート設置・交換の費用負担を軽減できる

給湯省エネ2025事業の補助金を利用すると、エコキュート設置や交換の費用負担を軽減できます。

1台のエコキュートを設置する際、加算要件をすべて満たした場合には、最大13万円の給付金が利用可能です。

加えて、追加補助措置として電気温水器を撤去した場合は、4万円の給付を受けられるため、合計17万円の補助金を受け取れます。

エコキュートの設置費用相場は、工事費込みの総額で40〜80万円程度が一般的です。

17万円の補助金を受け取れると、エコキュート設置の経済的負担を大きく軽減できます。

【関連記事】エコキュート工事費込みの価格はいくら?注意点や交換費用もチェック!

より省エネ性能が高いエコキュートのモデルに交換できる

給湯省エネ2025事業を利用してエコキュートを設置する場合、より省エネ性能が高いエコキュートを購入・交換できる点もメリットです。

給湯省エネ2025事業の補助対象は、省エネ性能が高い機種やインターネット接続機能がついたモデルなど、高性能なエコキュートです。

省エネ性能が高いエコキュートは環境に優しいだけでなく、光熱費の削減効果も期待できるため、給湯省エネ2025事業の補助金利用でのエコキュート設置は長期的な節約につながります。

埼玉県で「給湯省エネ2025事業」補助金を利用するデメリット

埼玉県で「給湯省エネ2025事業」補助金を利用するデメリット

埼玉県で給湯省エネ2025事業の補助金を利用するデメリットは以下のとおりです。

  • 補助金の支給は施工完了後
  • 補助金申請の手続きに手間がかかる

デメリットの詳細をみていきましょう。

補助金の支給は施工完了後

給湯省エネ2025事業の補助金はエコキュートの設置が完了した後に支給されるため、施工費用は一度全額支払う必要があります。

さらに、施工完了後から申請承認されて補助金が実際に支給されるまで、数週間から数ヶ月かかる場合がある点にも注意が必要です。

補助金で経済的負担は抑えられるものの、補助金が支給されるまでの期間に経済的な余裕がなくなるリスクがあります。

補助金を利用してエコキュートを設置する場合、補助金の支給までに時間がかかることを考慮した資金計画を立てましょう。

補助金申請の手続きに手間がかかる

補助金の申請手続きには、手間がかかります。

給湯省エネ2025事業の申請はエコキュート設置業者が代理申請をおこないますが、書類を集める際に手間と時間がかかる点がデメリットです。

ただし、多くのエコキュート設置業者は補助金申請のサポートをおこなっており、不明点や疑問を相談して円滑に申請手続きを進められる体制が整っています。

埼玉でエコキュートを設置・交換するなら補助金を活用しよう

埼玉でエコキュートを設置・交換するなら補助金を活用しよう

埼玉でエコキュートを設置する際は、補助金制度の利用がおすすめです。

2025年3月時点では、埼玉県が交付する補助金制度は発表されていません。

一方で、経済産業省資源エネルギー庁の「給湯省エネ2025事業」を利用すると、エコキュート設置で補助金を受け取れる場合があります。

給湯省エネ2025事業の申請手続きは消費者自身でおこなわず、設置業者が代理で申請するため、補助金利用を検討している場合はあらかじめ設置業者に相談しましょう。

エコキュートの導入や設備の更新を検討している方は、補助金を活用して家計と環境の両方に優しい選択をしましょう。

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※1 ※2 ※3 注意事項はこちら

※1 経済産業省の給湯省エネ事業2025の補助金対象のエコキュート(以下EQ)への交換における補助額であり、電気温水器からEQの交換の場合最大17万円支給されます。

EQからEQの場合は最大13万円となります。

当社はお客様の代わりに申請書類作成のサポートを行いますが、申請者はあくまでお客様自身となります。

また行政・自治体の判断で補助金が打ち切りになる等、給付が確約するわけではございませんので、あらかじめご承知おきください。

※2 実質無料キャンペーン含む。無償保証規約はこちらから。

※3 10年間毎年1回点検について… 当社で製品を購入していただいたお客様限定で、ご契約時に定期点検(別途有料:49,500円(税込))をお申し込みいただいた場合に限ります。

施工後10年間にわたり、毎年1回(初年度は3か月後、1年後の2回)、合計11回にわたり弊社が設置した給湯器に不具合がないかを無償で点検いたします。 

購入した製品の製品不備確認(リコールだった場合メーカーへ打診協議をお客様の代わりに行います)や施工不備による部分修理などを全て無償で行います。 

蓄電池や太陽光パネルを設置している場合、それらの点検・簡易修理も無償で承ります。

その他住宅関連の点検も希望される場合は、点検のご連絡の際にお伝えいただければ無償で点検対応いたします。

 なお、一部エリアは対象外となります。詳しくはスタッフまでお尋ねください。

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この記事の監修者

長尾 太一のアバター 長尾 太一 エコキュートのプロ

交換パラダイスの長尾です。

・「何よりもお客様を大切にする」という会社の理念に共感し、北海道から「愛と情熱」を原動力に上京
・現在、家回り全般に対応できる総合リフォーム会社のエコキュート専門チームに所属
・お客様一人ひとりと真剣に向き合うことを最優先に生きています。
・モットーは「猪突猛進」
・「長尾さんにお願いして本当によかった!」という言葉が一番の大好物
・「エコキュートのことなら長尾」とお客様だけでなく社員からも頼られる存在

エコキュートのプロフェッショナルとして、商品知識・施工知識・住宅全般の知識、すべてに精通し、お客様のどんなお悩みにもお応えいたします。皆様の生活がより豊かにできるような安心・快適な住まいづくりのお手伝いに全力投球いたします。

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