【2025年最新】子育てグリーン住宅支援事業とは?新設された補助金の詳細や注意点を解説

マイホームの新築やリフォームを検討している方にとって、少しでも費用を抑えられる補助金制度は魅力的ですよね。
2025年から始まっている「子育てグリーン住宅支援事業」は、子育て世帯や若者夫婦世帯を中心に、省エネ性能の高い住宅の新築やリフォームを支援する国の補助金制度です。
新築住宅では最大160万円、リフォームでは最大60万円の補助を受けられるため、住宅の性能を高めながら初期費用の負担を軽減できます。
この記事では、子育てグリーン住宅支援事業の概要・対象者・補助金額など、最新情報をわかりやすく解説します。
また、補助金申請の方法や申請に関する注意点も説明するので、補助金の利用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
子育てグリーン住宅支援事業とは?【住宅省エネ2025キャンペーン】

出典:子育てグリーン住宅支援事業事務局「子育てグリーン住宅支援事業」
「子育てグリーン住宅支援事業」は、新築の申請は 2025年5月、リフォームの申請は 2025年4月から始まっている国の住宅補助金制度です。
エネルギー価格の高騰などによって生活への影響を受けやすい、子育て世帯や若者夫婦世帯を中心に支援することを目的としています。
この制度では、省エネ性能の高い住宅の新築や購入、既存住宅のリフォームに対して補助金が交付されます。
環境負荷を減らしながら、より快適で経済的な住まいづくりをサポートする仕組みです。
補助金の対象となるのは次の3つの分野です。
- 省エネ性能の高い新築住宅の建設(GX志向型・長期優良住宅・ZEH水準住宅など)
- 既存住宅の省エネリフォーム
- 子育てや防災、バリアフリー対応のリフォーム
この事業は、「住宅省エネ2025キャンペーン」の一環として実施されており、環境にやさしい住宅の普及と、家庭の負担軽減を同時に目指しています。
補助金の支援概要
子育てグリーン住宅支援事業は、省エネ性能の高い住宅の導入や既存住宅の省エネ改修を目指したリフォームを促進するための国の補助金制度です。
特に、物価上昇やエネルギー価格の高騰による影響を受けやすい、子育て世帯・若者夫婦世帯を中心に支援が行われます。
補助金の対象は、新築・リフォームともに「省エネ性能を高める取り組み」を行う住宅です。
新築の場合は、省エネ基準を満たした住宅(長期優良住宅・ZEH水準住宅・GX志向型住宅など)を建てると補助を受けられます。
リフォームの場合は、断熱改修やエコ住宅設備の設置など、省エネ改修を行う工事が対象です。
以下は、子育てグリーン住宅支援事業の概要をまとめた表です。
| 種別 | 予算 | 補助額 | 対象期間 |
|---|---|---|---|
| 新築 (長期優良住宅・ZEH水準住宅分) | 1,600億円 | ・長期優良:80万円/戸 ・ZEH水準:40万円/戸 | 2024年11月22日以降に対象工事に着手したもの |
| 新築 (GX志向型住宅分) | 500億円 | 160万円/戸 | 同上 |
| リフォーム※ | 400億円 | ・Sタイプ:上限60万円/戸 ・Aタイプ:上限40万円/戸 | 同上 |
※必須工事①開口部の断熱改修、②躯体の断熱改修、③エコ住宅設備の設置のうち
Sタイプは全て、Aタイプはいずれか2つを実施
参考:子育てグリーン住宅支援事業事務局「事業概要」
補助金の支援対象
子育てグリーン住宅支援事業の新築住宅の補助対象者は、子育て世帯や若者夫婦世帯です。
一方、リフォームの場合は申請者の年齢や家族構成の制限はなく、幅広い世帯が対象になります。
リフォームでは、次のような「必須工事」と「任意工事」が定められています。
このうち、必須工事の2つ以上のカテゴリー実施が補助対象の条件です。
| 区分 | カテゴリー |
| 必須工事 | ・開口部の断熱改修・躯体の断熱改修・エコ住宅設備の設置 |
| 任意工事 | ・子育て対応改修・防災性向上改修・バリアフリー改修・空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置・リフォーム瑕疵保険等への加入 |
参考:子育てグリーン住宅支援事業事務局「事業概要」
このように、リフォームでは省エネ性能の向上を軸にした工事が対象となります。
また、工事の組み合わせによって補助額が変わるため、着工前に必ず施工業者と相談するのがおすすめです。
補助金額
子育てグリーン住宅支援事業の補助金額は、「新築」と「リフォーム」で上限額が異なります。
新築住宅の補助金額は、住宅の性能レベルによって決まります。
以下の表は、2025年3月時点の子育てグリーン住宅支援事業の概要をもとにした最新の金額です。
| 補助対象住宅 | 1戸あたりの補助額 | 古家の除却がともなう場合の加算額 |
| GX志向型住宅 | 160万円/戸 | なし |
| 長期優良住宅 | 80万円/戸 | 20万円/戸 |
| ZEH水準住宅 | 40万円/戸 |
参考:子育てグリーン住宅支援事業事務局「事業概要」
リフォームの補助金額は、実施する必須工事の数によって補助額が変わります。
| Sタイプ | 3種類の必須工事すべてのカテゴリーを実施 | 上限60万円/戸 |
| Aタイプ | 3種類の必須工事のうち2つのカテゴリーを実施 | 上限40万円/戸 |
参考:子育てグリーン住宅支援事業事務局「事業概要」
補助金の実施スケジュール
子育てグリーン住宅支援事業の申請は、新築とリフォームでスケジュールが異なります。
すでに申請受付は始まっており、予算上限に達し次第終了となるため、早めの確認が大切です。
新築住宅のスケジュール(2025年10月時点)
| 手続き内容 | 開始時期 | 状況 |
|---|---|---|
| 事業者登録 | 2025年3月10日~ | 受付中 |
| 交付申請 | 2025年5月以降、順次 | 受付中 |
| 完了報告 | 2025年6月以降、順次 | 受付中 |
参考:子育てグリーン住宅支援事業事務局「事業概要」
リフォームのスケジュール(2025年10月時点)
| 手続き内容 | 開始時期 | 状況 |
|---|---|---|
| 事業者登録 | 2025年3月10日~ | 受付中 |
| リフォームの申請(戸別) | 2025年4月14日~ | 受付中 |
| リフォーム・ワンストップ申請(戸別) | 2025年4月28日~ | 受付中 |
参考:子育てグリーン住宅支援事業事務局「事業概要」
いずれの申請も、予算上限に達し次第終了となりますが、遅くとも2025年12月31日までの受付期間が設けられています。
子育てグリーン住宅支援事業の申請方法

子育てグリーン住宅支援事業の申請は、個人で行うのではなく、登録された事業者が代理で申請を行う仕組みになっています。
そのため、まずは自分が依頼する住宅会社やリフォーム業者が「登録事業者」であるかを確認することが重要です。
- 代理申請をおこなう登録事業者を調べる
- 補助金申請額の予算枠を確認する
- 住宅事業者に代理申請を依頼する
各項目の詳細をみていきましょう。
代理申請をおこなう登録事業者を調べる
まず、子育てグリーン住宅支援事業の登録事業者を調べましょう。
子育てグリーン住宅支援事業は登録事業者が消費者に代わって申請をおこなう際、住宅の建築や購入、リフォームの際の業者が登録事業者でなければなりません。
登録事業者の検索は、以下のページからおこなえます。
参考:住宅省エネキャンペーン「補助金利用を相談できる事業者(住宅省エネ支援事業者)の検索」
補助金申請額の予算枠を確認する
登録事業者の確認後、次は補助金申請額の予算枠を確認します。
子育てグリーン住宅支援事業は予算枠が定められており、予算に達した段階で申請を締め切る可能性があります。
予算上限が近い場合は、早めに申請しないと間に合わない場合があるため、予算枠を確認したうえで、施工する事業者と相談しましょう。
住宅事業者に代理申請を依頼する
予算枠の確認までできたら、事業者に代理申請を依頼しましょう。
また、申請内容に不備があった場合には修正が必要なため、余裕を持った申請がおすすめです。
あわせて手続きの進捗状況を含めて事業者との打ち合わせを綿密におこない、申請漏れや手続きの不備が生じないよう注意しましょう。
子育てグリーン住宅支援事業への申請時の注意点

申請の流れを理解しても、ちょっとした見落としで申請が通らないこともあります。
ここでは、実際の申請で気をつけるべき3つのポイントを解説します。
- 対象期間を確認する
- 補助金の還元は施工完了後
- 事前に事務局に登録された会社のみ代理申請可能
各項目の詳細をみていきましょう。
対象期間を確認する
子育てグリーン住宅支援事業の対象となるのは、2024年11月21日以降に着手した工事です。
2025年に開始した工事ではなくても子育てグリーン住宅支援事業の対象になる場合があるので、一度着手したタイミングを確認してください。
また、申請は予算額に達した時点で締め切られる可能性があります。
子育てグリーン住宅支援事業の対象であることが分かった場合は、申請が締め切られる前に、早めの申請を心がけましょう。
補助金の還元は施工完了後
子育てグリーン住宅支援事業の補助金は、工事完了の報告後に事業者に振り込まれます。
そのため、子育てグリーン住宅支援事業の補助を利用する場合でも、一度施工費用の全額を支払う必要があります。
ただし、契約内容によっては補助金を工事終了後の支払いに充てられる場合もあるので、事前に施行業者やリフォーム会社への相談がおすすめです。
事前に事務局に登録された会社のみ代理申請可能
子育てグリーン住宅支援事業の申請は消費者自身がおこなうのではなく、事前に事務局に登録された会社が代理申請をおこないます。
つまり、施工会社が未登録の場合、子育てグリーン住宅支援事業の申請はできません。
事前に登録事業者の確認を忘れずにおこないましょう。
子育てグリーン住宅支援事業の補助金利用を相談できる事業者は、以下のページから検索できます。
参考:住宅省エネキャンペーン「補助金利用を相談できる事業者(住宅省エネ支援事業者)の検索」
子育てグリーン住宅支援事業に関するよくある質問

子育てグリーン住宅支援事業に関するよくある質問に回答します。
- 2024年度の支援との違いは?
- 他の補助金と併用できる?
- 申請書類に不備があった場合はどうする?
各項目の詳細をみていきましょう。
Q:2024年度の支援との違いは?
A:2024年度に実施された「子育てエコホーム支援事業」との違いは以下のとおりです。
- 補助金額上限が増額された
- リフォームの必須工事項目が3つ→2つに変更
- 任意工事の種類が2つ減った
2024年の「子育てエコホーム支援事業」と比較すると、補助金額の上限が高くなった一方で、リフォーム工事での申請で必要な工事数が2つになったため、申請条件がやや厳しくなりました。
Q:他の補助金と併用できる?
A:子育てグリーン住宅支援事業は、国が実施する他の補助金制度との併用はできません。
公式ページの対象要件の詳細では、次のとおりの記載があります。
| 同一の補助対象となるリフォーム工事に対して、重複して国の他の補助制度から補助を受けることはできません。なお、地方公共団体の補助制度については、国費が充当されているものを除き、併用可能です。 |
引用:子育てグリーン住宅支援事業事務局「対象要件の詳細」
高効率給湯器の導入支援をおこなう「給湯省エネ2025事業」と「子育てグリーン住宅支援事業」はいずれもエコキュートの設置で利用できる補助金制度ですが、併用できません。
ただし、地方自治体の補助制度については、国費が充当されていないものに限り併用が可能です。
併用を検討する際は、必ず自治体や施工業者に確認しましょう。
Q:申請書類に不備があった場合はどうする?
A:事務局から訂正依頼が届きます。
その際、指定された期限内に不備を修正・再提出する必要があります。
訂正依頼には訂正期限があるため、期限内に不備を訂正して再提出します。
もし期限内に不備すべてを修正できなかった場合、交付申請は却下されるので、できるだけ速やかな対応を心がけましょう。
給湯省エネ2025事業の利用もおすすめ

出典:経済産業省資源エネルギー庁「給湯省エネ2025事業」
子育てグリーン住宅支援事業とあわせて注目したいのが、経済産業省資源エネルギー庁が実施する「給湯省エネ2025事業」です。
給湯省エネ2025事業は経済産業省資源エネルギー庁の補助金制度で、家庭のエネルギー消費で大きな割合を占める給湯分野に、高効率給湯器の導入支援をおこないます。
支援対象は基準を満たしたエコキュートやハイブリッド給湯器、エネファームなどです。
給湯省エネ2025事業を利用した場合、支援対象のエコキュートを設置した際、最大で13万円の補助金を受け取れます。
子育てグリーン住宅支援事業でもエコキュート設置に3万円の補助が受けられますが、給湯省エネ2025事業の方が補助額が高く設定されています。
また、給湯省エネ2025事業は住宅の新築・リフォームを問わず利用できるため、「給湯設備のみ交換したい」という人にもおすすめです。
【関連記事】【最新版】エコキュート補助金「給湯省エネ2025事業」を徹底解説!
まとめ|子育てグリーン住宅支援事業は条件とスケジュールを確認して早めに申請しよう

子育てグリーン住宅支援事業は、子育て世帯や若者夫婦世代の省エネ住宅導入や省エネ設備設置のリフォームを支援する補助金制度です。
2024年11月21日以降に着手した工事が補助対象なので、2025年に着手していない工事も補助金を受け取れる場合があります。
ただし、予算には上限があるため、受付終了前に早めの申請を行うことが重要です。
また、申請は登録事業者を通じて行う必要があるため、事前に施工会社が登録済みかを確認しましょう。
さらに、エコキュートなどの省エネ機器設置に関しては、「給湯省エネ2025事業」の方が高額の補助を受けられるケースもあります。
複数の補助金制度の補助金額や対象を比較して、最もメリットの大きい補助金を活用することで、経済的な負担を抑えて快適な生活を実現しましょう。
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