エコキュートの湯切れの待ち時間は?目安や湯切れ防止策を紹介!
「エコキュートが湯切れした場合はどのくらい待てばいい?」
「湯切れを防止するためにどうしたらいい?」
このような疑問をお持ちの方もいるでしょう。
エコキュートはお湯を使いすぎると湯切れしてしまい、沸かすまで30分〜4時間かかります。
この記事では、エコキュートの湯切れが起こる原因や、湯切れを防止する方法を解説します。
ぜひ、湯切れを起こさないようにするための参考にしてください。
エコキュートの湯切れの待ち時間は30分〜4時間!
湯切れを起こしてしまうと、お湯が使えるようになるまで30分から4時間かかります。
具体的には、1人分のシャワーなら30分程度、浴槽1杯分の量なら4時間ほどの待ち時間が必要です。
外気温やエコキュートの性能によっても待ち時間は異なりますが、目安の時間は30分から4時間程度です。
なお、湯切れしてしまった場合でも、水は使えます。
エコキュートの湯切れが起きる5つの原因
ここからは、どういった場合にエコキュートの湯切れが起きるか理解していきましょう。
エコキュートの湯切れが起きる原因は次の5つです。
- 急にお湯をたくさん使うようになったから
- 朝風呂に入っているから
- 貯湯タンクの容量が小さいから
- メンテナンスを怠っているから
- 水漏れしているから
順番に解説します。
急にお湯をたくさん使うようになったから
急にお湯をたくさん使うようになると湯切れのリスクがあります。
なぜなら、エコキュートはいつも使っているお湯の量を計算してお湯を沸かすからです。
来客があったり、お風呂に1日2回入るようになったりして急激にお湯の使用量が増加すると、沸かしたお湯では足りずに湯切れにつながる可能性があります。
朝風呂に入っているから
朝風呂に入ることも湯切れの恐れがあります。
エコキュートは深夜から運転し、朝の7時ぐらいまでにはお湯を沸かし終わるように計算されています。
エコキュートがもっとも稼働する時間帯は明け方の4〜5時です。
朝風呂によく入る場合は、沸き上げたお湯の量が足りなくなってしまい、夕方に湯切れが発生する可能性が高いです。
湯切れしてしまった場合は、沸きあげの量を調節する必要があるでしょう。
貯湯タンクの容量が小さいから
貯湯タンクの容量が家族の人数に対して小さい場合も、湯切れの可能性があります。
貯湯タンクのサイズの目安は次の表のとおりです。
家族の人数 | 貯湯タンクのサイズの目安 |
1~2人 | 370Lより小さいサイズ |
3~5人 | 370L |
4~7人 | 460L |
5~8人 | 550~560L |
また、貯湯タンクのサイズに関しては「エコキュートの容量やサイズの選び方!お湯の使用量や家族構成別に解説!」でも解説しています。
貯湯タンクのサイズ選びの注意点を解説しているため、あわせてエコキュートを買い替えるときの参考にしてください。
メンテナンスを怠っているから
エコキュートの定期的なメンテナンスを放置している場合は、湯切れなどのトラブルが起こりやすいです。
たとえば、エコキュートのメーカーは半年に1回以上の水抜きを推奨しています。
参考:ダイキン「知っておきたいエコキュートのお手入れ」
水抜きを怠ってしまうと、貯湯タンクに汚れが蓄積してしまい、故障に繋がってしまいます。
また、だんだんと稼働効率が下がっていき、お湯を作るスピードが低下するため、湯切れを起こしやすいです。
水漏れしているから
タンクの水漏れが発生すると、湯切れにつながる恐れがあります。
特にこれまで問題なくエコキュートを使用できていたのにも関わらず、ある日突然、湯切れを起こすようになってしまった場合は、水漏れが疑われます。
水漏れは何かしらの影響で配管に穴が開いたり、亀裂が入ったりして、そこから水が出てしまうトラブルのことです。
水漏れを起こしている場合は、早急にメーカーや業者に修理依頼をしましょう。
エコキュートの湯切れを防止する7つの方法
エコキュートの湯切れを防止する方法は7つあります。
- 沸き増し機能を活用する
- おまかせ機能をオフにする
- 深夜のみ沸き上げ設定を解除する
- 高温足し湯機能を使う
- お湯の無駄遣いを減らす
- タンク内の温度を上げる
- 自動保温機能を使わない
1つずつ解説するので、湯切れを防ぐためにもぜひ試してください。
沸き増し機能を活用する
来客などでいつもより多くお湯を使う予定がある場合は、「沸き増し」機能を使いタンクに入れるお湯の量を増やしておくことが大切です。
沸き増しは長い時間を要するため、お湯をたくさん使いたい前日の夜に設定するといいでしょう。
深夜電力を使って沸き増すことで、日中に沸き増しするよりも電気代を抑えられます。
おまかせ機能をオフにする
おまかせ機能をオフにすることも湯切れ防止につながります。
エコキュートは日々のお湯の使用量を学習し、沸かすお湯の量を決めます。
普段より多くお湯を使う予定がある場合は、おまかせ機能を解除しましょう。
おまかせ機能は省エネや節約に役立つため、お湯の使用量がいつも通りになったらお任せ機能をつけるのがおすすめです。
深夜のみ沸き上げ設定を解除する
湯切れしてしまった場合、湯切れ対策として深夜のみ沸き上げ設定を解除するのも効果的です。
深夜のみ沸き上げ設定をつけていると、お湯をたくさん使用しても深夜にならなければ追加でお湯を沸かしてくれません。
深夜のみ沸き上げを解除すると、お湯を使用した量だけ追加で沸き上げるため、湯切れは起こらなくなるでしょう。
しかし日中にお湯を沸き上げる場合、その分電気代が加算されてしまうことには注意する必要があります。
高温足し湯機能を使う
湯切れを防止するのに効果的な方法は、高温足し湯機能を使うことです。
高温足し湯とは、貯湯タンク内のお湯(60〜80度)を高温のまま足し湯に使う機能を指します。
エコキュートの追い焚き機能ではタンク内の熱を消費するため、湯量は変わらないものの使用可能量が減り、湯切れを起こしやすいです。
高温足し湯は湯量こそ減ってしまうものの、追い焚き機能よりも湯切れを起こしづらいです。
お湯の無駄遣いを減らす
お湯の無駄遣いを減らすことも湯切れ防止につながります。
例えば、浴槽に張るお湯の量を減らしたり、シャワーを出しっぱなしにしたりせず風呂桶を活用するなどの対策があります。
いま一度、お湯の使い方を見直してみましょう。
給湯温度を上げる
湯切れを起こさないようにするなら、給湯温度を上げるといいでしょう。
給湯温度が高いほど、水道水と混ぜる際のお湯の量が少なくなるため、タンク内のお湯の消費量が少なく済みます。
三菱電機のエコキュートの場合、浴室リモコンに「台所優先」と表示されていれば台所リモコンで給湯温度の設定ができます。
一方、台所リモコンに「浴室優先」表示されていれば、浴室リモコンで給湯温度の設定が可能です。
給湯温度の変更は、優先権のあるリモコンから給湯温度の上下ボタンを押すと温度調節できます。
自動保温機能を使わない
自動保温機能を使わないようにするのも、湯切れ防止につながります。
自動保温機能は、水の使用量を増やさずにバスタブ内の温度を一定に保つ機能で、タンクの熱を使っています。
そのため、タンク内の水がぬるくなってしまい、使用可能量の減少によって湯切れを起こす可能性が高いです。
湯切れが頻繁に起きてしまう場合は、自動保温機能を解除しておきましょう。
エコキュートの湯切れに関してよくある質問
エコキュートの湯切れに関してよくある質問は次の3つです。
- 手っ取り早くお湯を出すには?
- 湯切れ後のお湯がぬるい場合は?
- 湯切れを起こさないために気をつけることは?
それでは質問に回答します。
手っ取り早くお湯を出すには?
手っ取り早い方法はなく、沸き増しの完了を待つしかないでしょう。
エコキュートで湯切れした場合、またお湯が使えるようになるまでにかかる時間は機種やメーカー、外気温によって異なります。
一般的な目安は、シャワー1回分のお湯は30分程度、バスタブを満たすぐらいのお湯は4時間程度です。
ある程度待ち時間が必要になるため、湯切れしてしまう前に対策を打っておきましょう。
湯切れ後のお湯がぬるい場合は?
湯切れ後に沸き増しおこなったあと、浴槽に入った際にぬるいと感じたら、タンク内のお湯が温まりきっていない可能性があります。
その場合は、タンク内が十分に温まるまで少し待つか、風呂温度の設定が低くなっていないかチェックしてみましょう。
また、冬など寒い時期はお湯が温まるのに時間を要するため、沸き上げ温度を高めに設定するのがおすすめです。
湯切れを起こさないために気をつけることは?
湯切れを防ぐためには、「エコキュートの湯切れを防止する7つの方法」で解説した方法を試すといいでしょう。
特に、タンク内の温度を上げたり、高温足し湯機能を使ったりなどは手っ取り早く試せる方法です。
もし頻繁に湯切れが発生する場合は、大きなタンクへの交換も検討しましょう。
湯切れ対策をして待ち時間が発生しないようにしよう!
エコキュートが湯切れを起こした場合は、慌てず原因をつきとめて対処することが大切です。
湯切れを防止する方法をおさらいしましょう。
- 沸き増し機能を活用する
- おまかせ機能をオフにする
- 深夜のみ沸き上げ設定を解除する
- 高温足し湯機能を使う
- お湯の無駄遣いを減らす
- タンク内の温度を上げる
- 自動保温機能を使わない
もしも湯切れが起きてしまった場合でも、対処方法を頭に入れておくことで、家族の生活への支障を抑えられるでしょう。
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