サンデンエコキュートが故障したら?修理時の対処法や交換時のポイントを解説

サンデンエコキュートが故障したら?修理時の対処法や交換時のポイントを解説

サンデンは、すでにエコキュートの製造を終了しており、修理や交換には限られた選択肢しかありません。

長年使ってきた機種が故障すると「修理できるのか」「買い替えるべきか」で迷う方も多いでしょう。

この記事では、故障時にまず確認すべきことや修理依頼の流れ、交換の判断基準、費用を抑える方法まで解説します。

これからの給湯器選びにも役立つ情報をまとめているので、ぜひ参考にしてください。

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目次

サンデンはエコキュートの製造を終了している

サンデンはエコキュートの製造を終了している

サンデンは、すでに家庭用エコキュートの製造を終了しており、現在は新規購入ができません。

さらに、公式発表によると補修用性能部品の保有期間も順次満了しており、多くの機種で修理受付が終了しています。

2009年発売モデルは2018年に、2012〜2013年発売モデルは2021〜2022年に終了しました。

比較的新しい2015年以降の機種でも、2024年で部品保有と修理対応が打ち切られています。

このため、長年使用しているサンデンエコキュートが故障した場合、修理が難しく交換が必要になるケースが増えています。

現行の他メーカー機種への切り替えも視野に入れて、早めの対策検討が必要です。

サンデンエコキュートが故障した場合の対処法

サンデンエコキュートが故障した場合の対処法

サンデンエコキュートが故障した場合の対処法は、下記の3つです。

  1. エラーコードや取扱説明書を確認する
  2. サンデンへ連絡する
  3. エコキュート専門業者へ連絡する

順にみていきましょう。

エラーコードや取扱説明書を確認する

ながお
サンデンエコキュートに不具合が起きたら、最初に確認すべきはエラーコードと取扱説明書です。

エラーコードには、故障の原因や発生箇所の手がかりが示されており、簡単な操作で解消できるケースもあります。

例えば、凍結や一時的なセンサーエラーなら、自分で対処可能な場合が多いです。

取扱説明書には、具体的なチェック方法や応急処置の手順が記載されているため、自己判断での解決や、業者へ連絡する際の情報整理に役立ちます。

事前に状況を把握しておけば、修理対応がスムーズになり、余計な時間や費用のロスを防げます。

参考:サンデンエコキュート取扱説明書

サンデンへ連絡する

自己チェックをおこなっても改善しない場合は、速やかにサンデンのサポート窓口へ連絡しましょう。

メーカー窓口では、故障内容や製品型式に基づき、最適な対応方法を案内してくれます。

連絡時は「製品型式」と「故障状況(できるだけ具体的に)」を事前にメモしておくと、スムーズにやり取りできます。

エコキュートの修理専用フリーダイヤル:0120-330-515(FAXは0120-553-286)
受付時間:平日9時〜17時年末年始(12/30〜1/4)GW(5/3〜5/5)お盆(8/13〜8/16)は休業

故障や不具合の正確な情報を伝えれば、訪問修理や部品手配が迅速におこなわれ、早期復旧につながるでしょう。

エコキュート専門業者へ連絡する

メーカーのサポート窓口が休業日や受付時間外の場合、より早い対応を求めるときは、エコキュート専門業者への連絡が有効です。

専門業者はエコキュートの設置・修理経験が豊富で、現場の状況や機種ごとの特性を理解しているため、柔軟かつ的確な対応が可能です。

例えば、部品の在庫を独自に確保している業者なら、メーカー手配を待たずに修理できるケースもあります。

また、交換が必要と判断された場合でも、複数メーカーの機種から最適な選択肢を提案してもらえるのも利点です。

急ぎの復旧や費用面での比較検討をしたい場合は、専門業者への相談がスムーズな解決につながるでしょう。

サンデンエコキュートの修理費用は?

サンデンエコキュートの修理費用は?

ながお
サンデンを含め、エコキュートの修理費用はメーカーによる差はあまりなく、相場はおおよそ10万円前後です。

軽度な不具合であれば、相場どおりに10万円以内に収まるケースが多いですが、ヒートポンプユニットなど、主要部品の交換では25万円前後になることもあります。

さらに、技術料や部品代、出張費が加算されるケースもあるため、見積もり時には費用の内訳を必ず確認しましょう。

症状によっては、新品への交換を検討した方が、長期的にみて経済的なメリットが大きい場合もあります。

メーカーごとの修理費用や、故障箇所別の目安に関しては、下記の記事で詳しく解説しています。

【関連記事】エコキュートの修理代はいくら?水漏れや室外機の故障など状況別に解説!

サンデンエコキュートを交換する際の判断基準

サンデンエコキュートを交換する際の判断基準

サンデンエコキュートは、製造終了により修理対応が難しくなっています。

特に以下の条件に当てはまる場合は、交換を検討する時期といえるでしょう。

  • 不具合が頻繁に発生している
  • 使用期間が10年を超えている
  • 修理費用が高い

順にみていきましょう。

不具合が頻繁に発生している

ながお
短期間で複数回の不具合が起きる場合は、部品の劣化やシステム全体の寿命が近づいているサインです。

特に、リモコン画面にエラーコードが繰り返し表示される、お湯が安定して出ないなどの症状が続く場合、修理を繰り返しても再発の可能性が高くなります。

サンデンはすでに部品供給を終了した機種が多く、修理対応できないケースも増えています。

結果的に、修理より交換のほうが長期的なコストを抑えられる場合が多く、安定したお湯の供給を確保するためにも、早めの判断が重要です。

使用期間が10年を超えている

エコキュートの耐用年数はおおよそ10〜15年とされていますが、10年を超えると主要部品の劣化や不具合が発生しやすくなります。

特に経年劣化の影響を大きく受けるのは、ヒートポンプユニットや貯湯タンク内の部品です。

サンデン機種の場合、製造終了から年数が経過しているため、10年以上使用していると交換部品が入手できない可能性があります。

突然の故障によるお湯の使用不可を避けるためにも、10年を超えた段階で交換計画を立てておくと安心です。

修理費用が高い

修理見積もりが高額になった場合は、交換を検討するタイミングです。

特に、ヒートポンプユニットや制御基板などの高額部品は、交換費用が20万円以上になることもあります。

加えて、技術料や出張費がかかるため、合計すると新品への交換費用に近い金額になるケースも少なくありません。

サンデンは部品供給終了モデルが多く、修理対応自体ができないこともあります。

そのため、高額修理が必要な場合は、長期的な視点で新しいエコキュートへの切り替えを検討するのが得策です。

サンデンエコキュートから新しい給湯器へ安く交換する方法

サンデンエコキュートから新しい給湯器へ安く交換する方法

交換費用を抑えるには、見積もりの工夫や時期の選び方、補助金制度の活用が効果的です。

ここでは具体的な節約方法を4つ紹介します。

  1. 相見積もりを取る
  2. キャンペーンやセールを利用する
  3. 繁忙期を避ける
  4. 補助金を利用する

順に説明します。

相見積もりを取る

給湯器の交換費用は、業者によって差があり、同じ機種でも数万円以上の違いが出ることがあります。

そのため、最低でも2〜3社から見積もりを取り、価格や工事内容の比較が大切です。

相見積もりを取れば、費用相場を把握できるだけでなく、他社の提示額をもとに値引き交渉を進められる可能性もあります。

また、見積もり時には本体価格だけでなく、工事費、撤去費、保証内容なども必ず確認しましょう。

条件を比較しやすくするため、同じ機種・同じ工事条件で見積もりを依頼するのがポイントです。

キャンペーンやセールを利用する

業者やメーカーによっては、期間限定のキャンペーンや在庫一掃セールを実施している場合があります。

特に、型落ち品や展示品は大幅に値引きされるケースも多く、品質や性能に問題がなければお得に購入が可能です。

また、家電量販店やインターネット販売店では季節ごとのセールが実施されるため、交換時期が近い場合はこうした情報をチェックしておくとよいでしょう。

さらに、工事費込みのパッケージ割引や保証延長サービスが付くキャンペーンもあり、総合的なコストダウンにつながります。

繁忙期を避ける

給湯器の交換依頼が集中する冬場や年度末は、工事費用や本体価格が高くなる傾向があります。

繁忙期には、業者のスケジュールも埋まりやすく、急な故障時には割高な料金での対応を余儀なくされる場合もあるでしょう。

反対に、春や秋の中間期は依頼件数が落ち着くため、値引き交渉がしやすくなるだけでなく、希望日に工事を組みやすいメリットもあります。

急を要さない場合は、あえて繁忙期を避けて交換計画を立てれば、費用を抑えつつスムーズに作業を進められます。

補助金を利用する

エコキュートの導入や交換には、国や自治体の補助金が活用できる場合があります。

例えば、国の「給湯省エネ事業」では高効率給湯器の設置に対して最大17万円の補助が受けられます。

自治体独自の助成制度もあり、国と併用できるケースも少なくありません。

補助金は申請期限や予算枠が決まっているため、事前に条件を確認し、早めの手続きが重要です。

制度をうまく活用すれば、本体価格や工事費の大幅な節約が可能になります。

最新情報は、各自治体や国の公式サイトで必ずチェックしましょう。

国の「給湯省エネ2025事業」に関する最新情報は、下記の記事をご覧ください。

【関連記事】:【最新版】エコキュート補助金「給湯省エネ2025事業」を徹底解説!

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サンデンエコキュートを交換する際の注意点

サンデンエコキュートを交換する際の注意点

サンデンエコキュートを交換する際は、現在の家庭環境に合った容量や機能を選ぶことが重要です。

ながお
エコキュートは、家族の人数やお湯の使用量に応じて最適なタンク容量が異なります。

例えば、2〜4人家族なら370L前後、5人以上の大家族なら460L以上が目安です。

また、同じ容量でも機能は多様で、フルオートタイプは自動保温や追い焚きが可能ですが、セミオートタイプは追い焚き機能がありません。

入浴スタイルやライフサイクルに合わせて選べば、使い勝手とランニングコストの両面で満足度が高まります。

さらに、設置場所の広さや搬入経路も事前に確認しておきましょう。

新機種は旧型よりもサイズが大きくなる場合があるため、スペースの確保や基礎工事が必要になることもあります。

これらの条件を踏まえ、事前に専門業者と相談しながら最適な機種を選定すれば、失敗のない交換につながるでしょう。

サンデンエコキュートからの買い替えにおすすめな給湯器

サンデンエコキュートからの買い替えにおすすめな給湯器

サンデンエコキュートからの買い替え・交換におすすめしたいのは、下記の2機種です。

  1. エコキュート Aシリーズ ダイキン EQA37YFTV
  2. エコキュート ナイアガラ出湯 日立 BHP-F46XD

それぞれ説明します。

エコキュート Aシリーズ ダイキン EQA37YFTV

まずは、2〜5人の家族におすすめのタイプを紹介します。

もちろん、人数だけでなく環境や使用頻度などにより適切な機種は異なります。

交換パラダイスがおすすめするダイキン製エコキュートは、給湯省エネ2025事業対象商品の「Aシリーズ EQX46YFV」です。

エコキュート Aシリーズ ダイキン EQA37YFTV

パワフル高圧が魅力で、水圧が高い快適なシャワーを好む方には特におすすめです。

工事費込みの特別価格や商品保証などの詳しい情報は、下記の記事をご覧ください。

【関連記事】エコキュート Aシリーズ ダイキン EQA37YFTV

エコキュート ナイアガラ出湯 日立 BHP-F46XD

次に紹介するのが、3~7人家族向けのエコキュートです。

交換パラダイスがおすすめする日立製エコキュートは、同じく給湯省エネ2025事業対象商品の「BHP-F46XD」です。

エコキュート ナイアガラ出湯 日立 BHP-F46XD

日立独自の「水道直圧給湯方式」で、高水圧なシャワーやスピーディーなお湯はりが目を引きます。

工事費込みの価格や商品保証など、交換パラダイスならではのお得な情報は、下記記事からゲットしてください。

【関連記事】エコキュート ナイアガラ出湯 BHP-F46XD

サンデンエコキュートが故障したら専門業者に相談しよう!

サンデンはすでにエコキュートの製造を終了しており、多くの機種で部品供給や修理受付も終了しています。

故障時は、まずエラーコードや取扱説明書で状況を確認し、サンデンや専門業者に相談しましょう。

修理費用が高額になったり、使用期間が10年を超えたりする場合は、交換の検討も必要です。

相見積もりや補助金活用などで費用を抑えつつ、家族構成や使用状況に合った新機種選びがポイントです。

安全で快適な給湯環境を維持するため、早めの判断と信頼できる業者選びが安心につながるでしょう。

エコキュートのご購入をご検討なら交換パラダイスにお任せください!

「お湯が突然出なくなった!」「エラーが頻繁に出る!」など、エコキュートに関するお悩みは交換パラダイスへご相談ください。

エコキュートの買い替えに対する悩みはさまざまで、どう対処したらいいのかわからないことも多いですよね。

交換パラダイスはこれまで、約1,700件以上のエコキュートに関するお悩みを解決してきた実績を持ち、Googleの口コミではありがたいことに★5つの高評価を数多くいただいております。

交換パラダイスの特徴
  • エコキュートの交換が実質20万円台〜!
  • 経済産業省給湯省エネ事業登録店|補助額最大17万円!※1
  • 商品保証10年無料|工事保証は15年無料!※2
  • 10年間の毎年点検を付帯可能!※3

さまざまなお悩みに最適な提案をいたしますので、エコキュートについてお困りの場合には、ぜひ一度ご相談ください。

※1 ※2 ※3 注意事項はこちら

※1 経済産業省の給湯省エネ事業2025の補助金対象のエコキュート(以下EQ)への交換における補助額であり、電気温水器からEQの交換の場合最大17万円支給されます。

EQからEQの場合は最大13万円となります。

当社はお客様の代わりに申請書類作成のサポートを行いますが、申請者はあくまでお客様自身となります。

また行政・自治体の判断で補助金が打ち切りになる等、給付が確約するわけではございませんので、あらかじめご承知おきください。

※2 実質無料キャンペーン含む。無償保証規約はこちらから。

※3 10年間毎年1回点検について… 当社で製品を購入していただいたお客様限定で、ご契約時に定期点検(別途有料:49,500円(税込))をお申し込みいただいた場合に限ります。

施工後10年間にわたり、毎年1回(初年度は3か月後、1年後の2回)、合計11回にわたり弊社が設置した給湯器に不具合がないかを無償で点検いたします。 

購入した製品の製品不備確認(リコールだった場合メーカーへ打診協議をお客様の代わりに行います)や施工不備による部分修理などを全て無償で行います。 

蓄電池や太陽光パネルを設置している場合、それらの点検・簡易修理も無償で承ります。

その他住宅関連の点検も希望される場合は、点検のご連絡の際にお伝えいただければ無償で点検対応いたします。

 なお、一部エリアは対象外となります。詳しくはスタッフまでお尋ねください。

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この記事の監修者

長尾 太一のアバター 長尾 太一 エコキュートのプロ

交換パラダイスの長尾です。

・「何よりもお客様を大切にする」という会社の理念に共感し、北海道から「愛と情熱」を原動力に上京
・現在、家回り全般に対応できる総合リフォーム会社のエコキュート専門チームに所属
・お客様一人ひとりと真剣に向き合うことを最優先に生きています。
・モットーは「猪突猛進」
・「長尾さんにお願いして本当によかった!」という言葉が一番の大好物
・「エコキュートのことなら長尾」とお客様だけでなく社員からも頼られる存在

エコキュートのプロフェッショナルとして、商品知識・施工知識・住宅全般の知識、すべてに精通し、お客様のどんなお悩みにもお応えいたします。皆様の生活がより豊かにできるような安心・快適な住まいづくりのお手伝いに全力投球いたします。

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