井戸水でもエコキュートを導入できる?対応メーカーや設置前のチェックポイントを紹介!

井戸水でもエコキュートを導入できる?対応メーカーや設置前のチェックポイントを紹介!

エコキュートの便利な機能の多さに、どのメーカーを選ぶべきか悩む人は多いでしょう。

この記事では、エコキュートのおすすめメーカーの特長を徹底比較しています。

また、エコキュートの購入費を抑えられる3種類の補助金制度も紹介します。

この記事を読み込み、自宅の環境に合ったエコキュートをお得に購入しましょう。

目次

エコキュートでおすすめのメーカー5社!

エコキュートでおすすめのメーカー5社!

エコキュートのおすすめメーカーは次の5社です。

  • ダイキン
  • 日立
  • パナソニック
  • 三菱電機
  • コロナ

これら5社は国内出荷台数の統計に自主参加しており、2024年10月時点で累計出荷台数は30万台を突破しています。

自主的に統計に参加する5社は、信頼性の高いメーカーといえるでしょう。

【参考】一般社団法人 日本冷凍空調工業会「統計 家庭用ヒートポンプ給湯機(エコキュート)」

どのメーカーがエコキュートに優れているの?

大手5社はいずれも優れた技術力を誇り、それぞれが独自の機能を持ったエコキュートを販売しています。

そのため、どのメーカーも基本的な機能に優劣はありません。

エコキュートを選ぶなら、使い方や世帯人数などの条件に合わせる必要があります。

エコキュートの故障頻度はメーカーではなく施工業者の質

販売台数が多いメーカーなら交換台数は増えますが、故障の比率はメーカーごとに差はありません。

エコキュートの故障に影響するのは、施工業者の質です。

工事の質が高い業者にエコキュートを設置してもらえば、部品や配管の異状が起きにくくなり、交換や修理のリスクを抑えられます。

【2024年版】エコキュートのおすすめメーカー5選を徹底比較!

【2024年版】エコキュートのおすすめメーカー5選を徹底比較!

エコキュートのおすすめメーカー5社の特長をまとめました。

メーカー 特長・機能 保証期間の目安
ダイキン 美肌効果のウルトラファインバブル入浴 本体・リモコン:1年

ヒートポンプ:3年

貯湯タンク:5年

日立 堆積物の発生を抑えるナイアガラタフネス 本体・リモコン:1年

ヒートポンプ:3年

貯湯タンク:5年

パナソニック 高い省エネ性能のAIエコナビ 本体・リモコン:1年

ヒートポンプ:3年

貯湯タンク:5年

三菱電機 浴槽の掃除から湯はりまで簡単操作 本体・リモコン:2年

ヒートポンプ:3年

貯湯タンク:5年

コロナ 風呂の栓を抜くだけの配管自動洗浄 本体・リモコン:2年

ヒートポンプ:3年

貯湯タンク:5年

それぞれの詳細を解説します。

ダイキン

ダイキンのエコキュートは、次の機能を備えています。

  • ウルトラファインバブル入浴
  • おゆぴかUV

ウルトラファインバブルは、0.001mm未満の泡を発生させる機能です。

湯冷めを抑えつつ、肌にうるおいを与える効果があります。

洗浄効果も高いため、残り湯での洗濯にもおすすめです。

おゆぴかUVは、深紫外線で菌の増殖を抑える機能です。

湯はりから最大4時間まで稼働し、きれいなお湯で大人数が気持ちよく入浴できます。

【参考】ダイキン公式サイト「ダイキンエコキュート」

日立

日立のエコキュートの強みは、ナイアガラタフネスにあります。

硬度の高い水でエコキュートを動かすと、配管にカルシウムなどが溜まり、配管が詰まりやすくなってしまいます。

ナイアガラタフネスはカルシウムなどの堆積を抑え、配管が詰まりにくくなる機能です。

硬水や井戸水に関係なく稼働できるため、住宅の水道事情に悩まずに済みます。

また水道直圧給湯により、浴室や台所で同時に高い水圧を維持できます。

【参考】日立公式サイト「エコキュート」

パナソニック

パナソニックのエコキュートは、次のような省エネ性能が高い機能が持ち味です。

  • ひとセンサー
  • 湯温学習制御
  • ぬくもりチャージ

ひとセンサーは、浴室で人を検知して自動的に追い焚きする機能です。

保温を入浴時のみに限定できるため、追い焚き回数を減らして節約できます。

また、湯温学習制御機能により、湯温が下がったときの定期的な自動追い焚きもカットします。

ぬくもりチャージは、風呂の残り湯を夜間の湯沸かしに再利用する機能です。

これらの湯沸かし機能が節約に貢献し、利用者の95%以上が満足しています。

【参考】パナソニック公式サイト「特長一覧」

三菱電機

三菱電機のエコキュートは、浴槽周りの手間を減らす機能が充実しています。

リモコン操作で浴槽を洗浄し、栓を閉めて湯はりまで自動でおこなってくれます。

専用アプリのMyMUを使えば、外出先から自動で栓を閉めて湯はりして入浴準備も可能です。

また、あったかリンクを活用すれば湯はりと暖房の運転を同時におこなえるため、冬でも暖かい入浴を楽しめます。

【参考】三菱電機公式サイト「機能情報」

コロナ

コロナのエコキュートは、メンテナンスの手間を減らしたい人におすすめです。

浴槽の栓を抜くだけで配管を自動で洗浄してくれるため、メンテナンスの時間を減らせます。

通常、配管の洗浄には追い焚き運転を手動で操作する必要がありますが、コロナのエコキュートなら操作の手間を省けます。

また、貯湯ユニットには汚れんコートが施されており、雨に濡れても汚れが付きにくいため、汚れを落としやすいのも強みです。

【参考】コロナ公式サイト「コロナエコキュートの特長」

【目的別】おすすめメーカーを機能別に紹介

【目的別】おすすめメーカーを機能別に紹介

エコキュートの利用目的別におすすめのメーカーを紹介します。

  • 浴槽や洗濯環境を清潔にしたい人におすすめ
  • 省エネ性能を求める人におすすめ
  • 湯はりの手間を減らしたい人におすすめ
  • 硬水や井戸水を使っている人におすすめ

それぞれの機能を見ていきましょう。

【ダイキン】浴槽や洗濯環境を清潔にしたい人におすすめ

浴槽や洗濯環境を清潔にしたい人には、ダイキンがおすすめです。

ウルトラファインバブルは美肌効果だけでなく、衣類の洗浄にも高い効果を発揮します。

おゆぴかUVは入浴後の残り湯に深紫外線を照射し、残り湯の雑菌繁殖を抑えます。

2つの機能を活かすことで、入浴時のお湯を長時間清潔に保ち、きれいな残り湯での洗濯が可能です。

【パナソニック】省エネ性能を求める人におすすめ

省エネ性能の高さを求める人には、パナソニックがおすすめです。

日頃のお湯の使用量を学習し、使用環境に合う最適な量で湯沸かしできるため、余分な湯沸かしを抑えられます。

ひとセンサーによる保温回数の節約と、ぬくもりチャージによる残り湯を利用した湯沸かしの節約で、高い省エネ性能を発揮します。

例えば、東京電力エナジーパートナーのスマートライフLと、パナソニックのHE-JPU37LQSを組み合わせた際の年間光熱費は約37,200円です。

令和3年度の年間の電気代は113,000円であり、パナソニックのエコキュートなら年間7万円前後節約できる可能性があります。

【参考】環境省「家庭でのエネルギー消費量について」

【三菱電機】湯はりの手間を減らしたい人におすすめ

湯はりの手間を減らしたい人には、三菱電機がおすすめです。

浴槽の掃除から閉栓、湯はりまでリモコン操作一つで自動でおこなえるため、入浴の準備に手間がかかりません。

空調が効いていない浴室での掃除をせずに済むため、夏や冬の寒暖が厳しい室内での手間も減らせます。

【日立】硬水や井戸水を使っている人におすすめ

硬水や井戸水で湯沸かししたい人には、日立がおすすめです。

硬水や井戸水は配管にカルシウムなどが堆積しやすいため、エコキュートに不具合が発生する可能性が高まります。

しかし、タンクの水の入れ替え量を抑えた日立の製品なら、カルシウムなどの堆積物を減少させることができます。

配管の問題も起きにくくなり、水質に関係なくエコキュートを使用可能です。

エコキュートが壊れる6つの原因

エコキュートが壊れる6つの原因

エコキュートが壊れる原因は、大きく分けて6つあります。

  • 寿命の超過
  • メンテナンス不足
  • 施工時の工事ミス
  • 水質による悪影響
  • 不適切な入浴剤の使用
  • 気候に合わないモデルの使用

一つずつ確かめていきましょう。

寿命の超過

エコキュートの寿命は約10年とされており、寿命を過ぎると部品が壊れる可能性が高まります。

15~18年持つ場合もありますが、使い方を間違えると10年未満で部品が壊れるケースもあります。

エコキュートの寿命を長持ちさせたい人は、下記記事もあわせてご覧ください。

関連記事:エコキュートの寿命はどれくらい?長持ちさせる方法と買い替えのタイミングを解説

メンテナンス不足

エコキュートを長く使うためには、メンテナンスが欠かせません。

配管の洗浄や浴槽フィルターのブラッシングなど、エコキュートにはさまざまなメンテナンス方法があります。

メンテナンスが不足しているとエコキュートの寿命の短縮や、給湯効率の低下が起こります。

エコキュートのメンテナンス箇所は幅広いため、日頃の点検と専門家の定期点検が必須です。

メンテナンス方法の詳細を知りたい人は、下記記事もチェックしてください。

関連記事:エコキュートのメンテナンス方法は?手入れのペースや具体的な掃除のやり方を解説

施工時の工事ミス

エコキュートが壊れる原因として、施工時の工事ミスがあげられます。

業者によって工事の質が変わるため、選んだ施工業者の質が低ければ、エコキュートの傾きや配管の接続不良が起きる可能性があります。

エコキュートを安定して設置してもらうためには、口コミ評価の高い施工業者に依頼しましょう。

水質による悪影響

硬水や井戸水などでエコキュートを稼働させると、配管が堆積物で詰まって壊れやすくなるリスクがあります。

エコキュートが破損する可能性を下げるためには、使用する水質の把握が欠かせません。

日立のエコキュートのように、タンクの水の入れ替え量が少なくなる機能があれば、水質の悪影響を避けられます。

不適切な入浴剤の使用

不適切な入浴剤の使用は、エコキュートが壊れる原因の一つです。

配管や浴槽のフィルターに入浴剤が付着し、簡単な掃除では汚れが取れなくなる可能性があります。

部品の汚れはエコキュートの消耗を早めてしまうため、修理や部品の交換に余計な費用がかかってしまうかもしれません。

エコキュートと入浴剤を併用する場合は、使用できる入浴剤を説明書で把握する必要があります。

他にも入浴剤の注意点を知りたい人は、次の記事をチェックしてください。

関連記事:エコキュートで入浴剤は使える?使用時の注意点やおすすめ入浴剤を解説

気候に合わないモデルの使用

気候に合わないモデルを使用すると、エコキュートは壊れるリスクが高いです。

対策が施されたモデルは、寒冷地向けと塩害が発生する海辺向けの2種類です。

説明書や公式サイトにモデルの対策に関する解説が載っていますが、一般人では対策の必要性を正確に判断しきれない可能性があります。

気候への対策が必要かどうかは、専門家に相談しましょう。

エコキュートの導入で利用可能な補助金を3種類解説

エコキュートの導入で利用可能な補助金を3種類解説

エコキュートには補助金の支援を受けられる3つの制度があります。

  • ZEH補助金
  • 給湯省エネ2024事業
  • 地方自治体独自の補助金

順番に見ていきましょう。

ZEH補助金

ZEHとはネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略称であり、省エネ設備を推進するための補助金制度です。

個人や法人を問わず、新築住宅を建築・購入する場合に55万円~100万円以上の補助金を受け取ることができます。

省エネ設備の導入数が多いほど補助金を加算できますが、他の補助金制度と併用できないケースがあります。

補助金制度を併用したい場合は、国や地方自治体の窓口に確認しましょう。

【参考】経済産業省【公式】「2024年の経済産業省と環境省のZEH補助金について」

給湯省エネ2024事業

給湯省エネ2024事業は、エコキュート1台につき最大18万円の補助金を受け取れる制度です。

また、ハイブリッド給湯機やエネファームも補助金の対象であり、10万円~20万円の補助金が支給されます。

電気温水器や電気蓄熱暖房機の撤去にも補助金が出ていましたが、2024年11月18日時点で予算上限に達しているため、購入費用のみ補助金を受け取れます。

給湯省エネ2024事業のより詳しい情報を知りたい人は、次の記事をチェックしてください。

関連記事:【2024年最新】エコキュート補助金|対象機種や申請方法・期限を徹底解説!

【参考】給湯省エネ2024事業【公式】「対象機器の詳細【エコキュート】」

地方自治体独自の補助金

エコキュートの導入には、地方自治体独自の補助金制度があります。

例えば、東京都でエコキュートを導入する場合は、最大22万円の補助金を受け取ることが可能です。

また、太陽光熱利用システムや地中熱利用システムなど、さまざまな省エネ設備の補助金制度も充実しています。

省エネ設備導入時には、国や自治体に補助金制度の有無を確認しましょう。

【参考】東京都地球温暖化防止活動推進センター「令和6年度 熱と電気の有効利用促進事業災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業」

まとめ:エコキュートは環境に合ったメーカーがおすすめ!

この記事では、エコキュートのおすすめメーカー5社を紹介しました。

エコキュートは、省エネ性能の高さや湯はりの手間を省ける機能など、メーカーごとに独自の強みを持っています。

家事の時間を減らすか、光熱費を節約して家計の出費を抑えるかなど、目的によって必要な機能は変わります。

10年以上使う家電のため、使いやすさを重視し住宅の環境に合ったメーカーを選びましょう。

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エコキュートの買い替えに対する悩みはさまざまで、どう対処したらいいのかわからないことも多いですよね。

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さまざまなお悩みに最適な提案をいたしますので、エコキュートについてお困りの場合には、ぜひ一度ご相談ください。

※1 ※2 ※3 注意事項はこちら

※1 経済産業省の給湯省エネ事業2024の補助金対象のエコキュート(以下EQ)への交換における補助額であり、電気温水器からEQの交換の場合最大18万円支給されます。

EQからEQの場合は最大13万円となります。

当社はお客様の代わりに申請書類作成のサポートを行いますが、申請者はあくまでお客様自身となります。

また行政・自治体の判断で補助金が打ち切りになる等、給付が確約するわけではございませんので、あらかじめご承知おきください。

※2 実質無料キャンペーン含む。無償保証規約はこちらから。

※3 10年間毎年1回点検について… 当社で製品を購入していただいたお客様限定で、ご契約時に定期点検(別途有料:49,500円(税込))をお申し込みいただいた場合に限ります。

施工後10年間にわたり、毎年1回(初年度は3か月後、1年後の2回)、合計11回にわたり弊社が設置した給湯器に不具合がないかを無償で点検いたします。 

購入した製品の製品不備確認(リコールだった場合メーカーへ打診協議をお客様の代わりに行います)や施工不備による部分修理などを全て無償で行います。 

蓄電池や太陽光パネルを設置している場合、それらの点検・簡易修理も無償で承ります。

その他住宅関連の点検も希望される場合は、点検のご連絡の際にお伝えいただければ無償で点検対応いたします。

 なお、一部エリアは対象外となります。詳しくはスタッフまでお尋ねください。

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