エコキュートの1日の消費電力は?計算方法や節約のポイントを解説!

「エコキュートの1日の消費電力や電気料金はどれくらいか?」
「電気料金を節約するにはどうすればよいか?」
このような疑問を持っている方は多いのではないでしょうか?
エコキュートの消費電力は、使用量や季節によって異なり、それにともない電気料金も変化します。
また、消費電力を抑えて電気料金を安くする工夫が、何よりも大切です。
この記事ではエコキュートの消費電力や電気料金、節電方法に関して解説するので参考にしてください。
エコキュートの1日の消費電力をケース別に解説
まずは、エコキュートの1日の消費電力目安をケース別で解説します。
- 一般家庭(5人家族):7〜9kWh
- 一般家庭(3〜4人家族):5〜7kWh
- 一般家庭かつ冬季:8kWh〜12kWh
冬季になると、より多くの電力を消費します。
一方で夏季は電力消費量が下がり、それ以外の季節と比較して1〜2kWhほど少なくなるとみられます。
消費電力を抑えるための工夫を実施しているなら、さらに少なくなるでしょう。
エコキュートの1日の消費電力(電気料金)の計算方法
エコキュートの1日の消費電力は、以下の方法で計算できます。
「消費電力×使用時間×電力量料金」
例えば、1日に1.0kWの電力を消費する機種を1日6時間稼働させ、電力量料金が15円なら、1日あたり90円分の電力を消費しています。
1カ月は30日ほどあるため、月額で2,700円ほどが電気料金としてかかるでしょう。
エコキュートの消費電力・電気料金を他の給湯器と比較
エコキュートの消費電力・電気(ガス)料金を、ほかの給湯器と比較すると、以下のようになります。
機種 | 1日の消費電力目安 | 1日の電気・ガス料金 |
エコキュート | 5〜9kWh | 100〜250円 |
ガス給湯器 | 電力消費なし | 160〜220円 |
電気温水器 | 24〜30kWh | 400〜700円 |
エコジョーズ | 電力消費なし | 160〜220円 |
(冬季・夏季以外の使用を想定して計算)
エコキュートは、電気温水器よりもはるかに電気料金が安いとわかります。
また、電気の無駄遣いを避けるように工夫すれば、ガス型の給湯器よりも電気料金を安く抑えられるでしょう。
エコキュートの消費電力と電気料金を節約する方法
エコキュートの消費電力と電気料金を節約するには、さまざまな方法があります。
- 契約プランを見直す
- 沸き増しをしないように工夫する
- エコキュートの省エネ機能を活用する
- 必要がなければ沸き上げをしない
- 休止モードを活用する
- 給湯温度を低くする
- ピークカット設定をおこなう
- 追い焚きよりも足し湯を使う
方法を組み合わせれば、相当な電力と料金を削減できます。
それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。
契約プランを見直す
まず、エコキュートの契約プランを見直しましょう。
エコキュートを導入する際は、いくつかあるプランから選んで契約しているはずです。
現状の契約プランが、消費電力と見合っていないなら、より安いプランに切り替えられないか検討しましょう。
ただし、プランを下げると入浴や給湯が不便になることもあるので注意してください。
沸き増しをしないように工夫する
沸き増しをしないように工夫すれば、さらに電気料金を節約できます。
自動沸き増し機能をオフにして、電力を消費する沸き増しがおこなわれる回数を減らしましょう。
そのためには、日々の使用湯量に合わせたモード設定をおこなうのも大切です。
エコキュートの省エネ機能を活用する
エコキュートには、さまざまな省エネ機能が搭載されています。
機能を活用し、電気料金を安く抑えるよう工夫しましょう。
例えば季節に応じて、沸き上げの回数を調整する「季節モード」が、一部に搭載されています。
これらの機能を状況によって活用すれば、より効率的に電力を使用できます。
必要がなければ沸き上げをしない
エコキュートの電気料金を安くするには、不必要な沸き上げを避けるのが有効です。
給湯が不要な場面では、沸き上げを休止に設定しましょう。
手動停止機能などを使ってもかまいません。
この操作は、リモコンユニットで簡単に実施できます。
休止モードを活用する
休止モードを活用すれば、エコキュートの電気料金をさらに安く抑えられます。
例えば、長期間不在にする場合などに有効です。
長らく自宅を留守にするにも関わらず、休止モードに切り替えていないと、多くの電力を無駄に消費してしまうので注意してください。
給湯温度を低くする
給湯温度を低く設定すれば、さらに電気料金を安く抑えられます。
おおむね51度前後で給湯すると、もっとも高い節電効果が得られます。
一方で給湯温度を下げすぎると、お湯が冷たく感じるかもしれません。
また、冬季には冷たさを感じやすくなります。
体感温度を保ちつつ、給湯温度を調整しましょう。
ピークカット設定をおこなう
ピークカット設定は、電気料金を安く抑えるうえで有効です。
ピークカット設定は、電気料金の高い時間帯のみ、沸き増しなどを実施しない特殊なモードです。
基本的に昼間には沸き増しせず、深夜帯に沸き増しがおこなわれるようにしましょう。
追い焚きよりも足し湯を使う
エコキュートの電気料金を高くしないためには、追い焚きよりも足し湯を使うのが大切です。
追い焚きは、その仕組み上、足し湯するよりも多くの電力を消費します。
一方で足し湯は、貯湯タンク内から給湯するのみであり、電力を消費しません。
基本的には足し湯を使うのを習慣づけましょう。
エコキュートの消費電力に関するよくある質問
ここではよくある質問に回答します。
- エコキュートの1カ月・1年間の消費電力量はどれくらい?
- 460L以上の貯湯タンクの場合は消費電力が増える?
- エコキュートを設置して電気代が高くなることはある?
それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。
Q.エコキュートの1カ月・1年間の消費電力量はどれくらい?
A.エコキュートの1カ月、1年間の消費電力量は以下の計算で求められます。
「消費電力×使用時間×電力量料金×30もしくは365」
消費電力が1kWhで、1日の使用時間が6時間で、電力量料金が15円なら、1カ月の電気料金は2,700円です。
1年間であれば、32,400円と計算できます。
Q.460L以上の貯湯タンクの場合は消費電力が増える?
A.貯湯タンクの容量が大きくなるほど、消費電力は増加します。
一度の沸き上げに、より多くの電力を使用するからです。
したがって貯湯タンクの容量を選ぶときは、余分な電力を消費しないか、慎重に検討する必要があるでしょう。
Q.エコキュートを設置して電気代が高くなることはある?
A.可能性としては低いですが、絶対にないとは言い切れません。
例えば運転時間が長かったり、電気料金がかかりやすい時間帯に沸き上げしたりしていると、以前よりも電気代が高くなるでしょう。
また、劣化や破損によって電力効率が低下し、結果として電気代が高まるケースもあります。
まとめ:エコキュートは節約意識でさらに電気料金を抑えられる
この記事では、エコキュートの消費電力や電気料金に関して解説しました。
エコキュートは、大気中の熱を給湯に使うため、電気料金を安く抑えられます。
しかし、使用方法を工夫しないと、思ったよりも電気料金が高くなることも。
この記事で解説した節約の方法を取り入れ、電気料金をより安く抑えましょう。
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