エコキュートは分割払い・ローン払い可能?メリットやデメリット・注意点を解説

エコキュートは分割払い・ローンでの購入が可能であり、初期費用を数万円に抑えて導入できます。
手続きも複雑ではなく、低金利なリフォームローンや信販会社ローンを活用すれば、無理のない支払い計画が立てられます。
ただし、分割払いには「金利負担が発生する」「保証期間外の故障リスクがある」といった注意点も存在します。
この記事では、利用できるローンの種類、導入までの手順、メリット・デメリット、後悔しないための注意点を分かりやすく解説します。
エコキュートは分割払い・ローンでの導入が可能!
冒頭で述べたとおり、エコキュートは分割・ローン払いで購入できます。
ここでは以下の点に関して解説します。
- エコキュートに利用可能なローンの一覧
- 分割払い時の金利相場
- 一般的な分割払い・ローンの審査基準
それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。
エコキュートに利用可能なローン一覧と金利相場
エコキュートでは、以下のローンを利用できます。
- 銀行や信用金庫のリフォームローン
- 家電量販店のショッピングローン(ヤマダ電機、ケーズデンキなど)
- 信販会社のショッピングローン(JACCS、ORICOなど)
設置業者が対応しているなら、各社のクレジットカードも使えます。
以下のローンでの金利相場は、1〜2%です。
- 銀行や信用金庫のリフォームローン
- 家電量販店のショッピングローン
- 信販会社のショッピングローン
一方、クレジットカードの金利相場は12〜15%です。
エコキュートを分割払いで購入するなら、ローンを利用しましょう。
一般的な分割払い・ローンの審査基準
分割払いやローンの審査基準は、銀行や会社によって異なります。
ただ、どのような場合でも以下は審査されています。
- 信用情報:過去もしくは現在において大幅な支払いの遅延はないか
- 借入状況:他社からどの程度お金を借りているか
- 本人属性:職業や年齢、家族構成に、返済に差し障る要素がないか
基本的に、「支払いの遅れや大きな借入がなく、正社員や公務員などの安定した職業に就いている」なら審査に落ちることはないでしょう。
エコキュートを分割払い・ローンで導入するメリット
エコキュートを分割払いで導入するメリットは以下です。
- 初期費用を抑えられる
- 金利・手数料が不要なケースがある
- 条件を満たす場合は減税措置を受けられる
- 分割払いやローンの場合でも国や自治体の補助金を活用できる場合がある
最大のメリットは初期費用を抑えられる点です。
また、分割払いでも金利や手数料がかからないローンを見つけられれば、経済的負担は軽減されます。
それぞれのメリットを解説するので参考にしてください。
初期費用を抑えられる
分割払いを利用すれば、初期費用を抑えられます。
エコキュートを導入する際、40〜80万円の初期費用がかかります。
経済状態によっては、導入が困難かもしれません。
しかし、分割払いやローンを利用すれば、初期費用は0円もしくは数万円で抑えられます。
金利・手数料が不要なケースがある
分割払いやローンであるにもかかわらず、金利がかからないケースもあります。
例えばメーカーや家電量販店では、期間限定で無金利キャンペーンを実施しています。
これを利用すれば、金利をかけずに分割払いやローンを組むことが可能。
契約する前に、金利がかからないキャンペーンがあるか確認しましょう。
また、分割回数が2回以下の場合、手数料がかからないケースが多いです。
条件を満たす場合は減税措置を受けられる
エコキュートをローンで購入する場合、減税措置を受けられます。
例えば、住宅ローン減税を利用すれば、年末ローン残高の0.7%が、5年間、所得税から控除されます。
住宅ローン減税に関しては、国土交通省の資料も参考にしてください。
分割払いやローンの場合でも国や自治体の補助金を活用できる場合がある
分割払いやローンを利用してエコキュートを購入する場合でも、国が実施する「給湯省エネ事業」などの補助金制度や、各自治体の購入補助金を活用できる場合があります。
補助金を利用すれば、導入実質費用を数万円〜十数万円単位で大幅に削減することが可能です。
還元された補助金をローンの繰り上げ返済に充てることで、将来的な利息負担をさらに減らすこともできます。
最新の補助金対象モデルや申請手続きについては、対応業者へ事前に確認しておきましょう。
条件を満たせば最大10万円の補助金が受けられる、国の実施している給湯省エネ事業に関する詳しい情報は、以下の記事をご覧ください。
【関連記事】【2026年最新】エコキュート補助金はいくら?給湯省エネ2026事業の金額・期限・変更点
エコキュートを分割払いで導入するデメリット
一方で、エコキュートの分割購入には、以下のデメリットもあります。
- 金利が発生する
- クレジットカードの利用上限額を圧迫する
- 返済期間中に故障すると修理費が別途発生するリスクがある
特に金利が発生するのは大きなデメリットです。
それぞれ詳しく解説します。
金利が発生する
分割払い・ローンの主なデメリットは、一括払いに比べて支払利息(分割手数料)が発生する点です。
例えば、交換パラダイスで実際に取り扱っている人気の最新モデル「ダイキン 角型 パワフル高圧 フルオート 370L(EQA37ZFPV)」を例に考えてみましょう。
本体・標準工事費込みの販売価格が367,800円(税込)の場合、これを低金利なリフォームローン(例:実質年率2.5%・36回/3年払い)で組んだ場合のシミュレーションは以下の通りです。
- 対象機種:ダイキン 角型 パワフル高圧 フルオート 370L(EQA37ZFPV)
- 本体・標準工事費(税込):367,800円
- 借入条件(試算例):実質年率2.5% / 36回(3年)払い
- 毎月の支払額:約10,600円
- 支払利息(手数料)合計:約14,500円
- 総支払額(一括払いとの差額):約382,300円
※実際の適用金利や支払総額は、ご利用になる金融機関・信販会社の審査結果や契約条件によって異なります。
一括払いで購入した場合は利息が発生しないため、総支払額は367,800円で済みます。一方、低金利ローンで3年分割にした場合、一括払いとの差額(支払利息)は約14,500円となります。
年2.5%前後の低金利ローンを活用できれば、利息負担を1.5万円程度に抑えながら、月々約10,600円の負担で最新の高圧フルオート型エコキュートへ無理なく交換することが可能です。
分割払いを利用する際は、ご希望の機種価格をもとに「毎月の返済額」と「総利息」のバランスを事前にシミュレーションした上で検討しましょう。
クレジットカードの利用上限額を圧迫する
クレジットカードを利用して分割払いをおこなう場合、利用上限額が圧迫されます。
例えば、クレジットカードの利用上限額が50万円で、エコキュートの導入費用が40万円だった場合、クレジット支払いで利用できる金額は10万円しか残りません。
その場合、普段の買い物が不便です。
クレジットカードには、その他のローンと比較して金利が高いデメリットもあります。
したがって、クレジットカードによるエコキュートの購入は避けたほうがよいでしょう。
返済期間中に故障すると修理費が別途発生するリスクがある
ローンの返済期間中にエコキュートが故障した場合、メーカーの無料保証期間(通常1〜2年程度)を過ぎていると、ローンの支払いに加えて高額な修理費用が自己負担となります。
特に10年などの長期ローンを組む場合は注意が必要です。
このリスクを回避するためには、設置業者が提供する「10年間の延長保証プラン」などに加入し、万が一の故障でも出費が発生しない体制を整えておくことが大切です。
エコキュートを分割払い・ローンで導入する流れ

エコキュートを分割払いで購入する際、以下の流れで手続きを進めます。
- エコキュート設置業者に購入を相談する
- 分割払い・ローンが可能か審査を受けて契約を締結する
- 設置工事が始まる
それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。
1.エコキュート設置業者に購入を相談する
まず、エコキュート設置業者に購入を相談しましょう。
エコキュート専門業者や家電量販店、ホームセンターなどが窓口です。
最初に、窓口で導入するエコキュートを決めましょう。
そのタイミングで、分割払いできるか、可能ならどのようなローンを利用できるか確認しましょう。
そのうえで、見積書を取得します。
【関連記事】エコキュートの価格はいくら?工事費込みの相場・内訳・安く抑えるコツを解説
2.分割払い・ローンが可能か審査を受ける
続いて、分割払いやローンを利用できるか、審査を受けます。
金融機関や信販会社に連絡し、必要な請求書を受け取りましょう。
請求フォームとともに以下の書類の提出が必要です。
- 本人確認書類
- 収入証明書
- エコキュートに関する見積書
- 返済予定表
なお、見積書がない場合、注文書や工事請負契約書でもかまいません。
つまりエコキュートの購入や工事の契約を交わしてから、審査を受けることも可能。
分割払いとローンの支払いが承認されたら、設置業者と契約を締結します。
3.設置工事が始まる
契約締結後、設置工事が始まります。
工事にかかる時間は6時間程度。
ほとんどの場合1日で作業が終了し、当日から入浴できます。
ただし、旧設備の撤去や土台工事などがともなう場合は、数日かかる場合があります。
エコキュートの分割払い・ローン払いに関するよくある質問
この記事ではエコキュートの分割・ローン払いに関して解説しました。
ここではよくある質問に回答します。
- エコキュートをローンで買う人はどのくらいいるの?
- 分割払いでエコキュートを購入した場合控除の対象になる?
- リースと分割払いどちらのほうがよい?
- エコキュートの購入時にろうきんのローンは使える?
- ローンの審査に落ちてしまった場合はどうすればいい?
- エコキュートのローン返済中に繰り上げ返済は可能?
それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。
Q:エコキュートをローンで買う人はどのくらいいるの?
A: エコキュートの購入では一括払い(現金・クレジットカード)を選ぶ方が7〜8割と多数派で、ローン(分割払い)を利用する方は2〜3割程度です。
一括払いが選ばれやすい主な理由は利息がかからないためですが、急な故障での予期せぬ出費や「手元の現金を減らしたくない」という場面では分割払い・ローンもよく活用されています。
最近では低金利なリフォームローンや分割手数料ゼロのキャンペーンを実施している販売店もあるため、資金状況に合わせて最適な支払い方法を選ぶのがおすすめです。
Q:分割払いでエコキュートを購入した場合控除の対象になる?
A:分割払いした場合でも、エコキュートの購入にあたって、ローン控除を受けられます。
なお、補助金も利用可能です。
詳しくは以下の記事を参考にしてください。
【関連記事】エコキュートの交換費用は?買い替え時期やメリット・補助金活用について徹底解説!
Q:リースと分割払いどちらのほうがよい?
A:分割払いで購入するのがおすすめです。
リース契約を結んだ場合、減税措置や補助金制度による助成を受けられず、総費用が高くなりがちです。
また、エコキュートの所有権はえられず、契約終了時に返却する必要があります。
一方で購入した場合は、総費用を抑えながらエコキュートの所有権をえられます。
したがって、リースよりも購入したほうがよいでしょう。
Q:エコキュートの購入時にろうきんのローンは使える?
A: はい、ろうきんのリフォームローンや無担保ローンを利用してエコキュートを購入・設置することは可能です。
ろうきんの金利は、労働組合の会員であるかや、お住まいの地域・団体属性によって異なるものの、年1%〜3%前後で利用できるケースが多く見られます。
ただし、銀行の低金利リフォームローンや、設置業者が提携している信販会社の無金利・低金利キャンペーンと比較すると、どちらがお得かは状況により異なります。
まずは手元で利用できるローン一覧や金利条件を比較したうえで決定するのがおすすめです。
Q:ローンの審査に落ちてしまった場合はどうすればいい?
A: 審査に落ちた場合は、頭金を増やして借入金額を減らす、別の信販会社や金融機関で再申し込みをする、または収入のある家族との連帯保証で申し込むなどの対処法があります。
また、クレジットカードの分割払いや、金利負担の少ない自社ローンを扱っている販売店に相談してみるのも選択肢の1つです。
Q:エコキュートのローン返済中に繰り上げ返済は可能?
A: 多くのリフォームローンや信販会社で繰り上げ返済(一部繰り上げ・全額繰り上げ)が可能です。
余裕ができたタイミングで繰り上げ返済をおこなえば、将来発生する予定だった利息をカットし、総支払額を抑えることができます。
ただし、金融機関によっては手数料が発生する場合があるため、契約内容を確認しておきましょう。
まとめ:エコキュートの分割払いでは支払い計画を見通すのが大切
エコキュートは、分割払いやローンでも購入できます。
初期費用が用意できない時でもエコキュートを導入できるのは、大きなメリットです。
しかし、金利が発生する、審査を通す必要があるなどのデメリットもあります。
また、分割払いのなかでもクレジットカードは金利が高いので、使用はおすすめできません。
利用するなら、各種ローンを選択しましょう。
そのうえでメリットとデメリットを比較し、分割か一括かを決めるのがよいでしょう。
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