【令和7年度】東京都北区のエコキュート補助金まとめ|区・都・国の制度併用でお得に導入!

省エネ性や災害対応力に優れたエコキュートは、光熱費の削減と環境対策が両立できる注目の設備です。
東京都北区では、令和7年度も「再生可能エネルギー及び省エネルギー機器等導入助成金」制度を実施しており、エコキュートの設置に対して補助金が受けられます。
さらに、東京都の「クール・ネット東京」や「東京ゼロエミポイント」、国の「給湯省エネ2025事業」などとの併用も可能です。
この記事では、北区の補助制度の詳細から申請手順、併用可能な他制度までをわかりやすく解説します。
初期費用を抑えて、快適で省エネな暮らしを始めましょう。
この記事は、2025年7月時点の東京都北区の情報を参考にしています。
参考:「東京都北区|再生可能エネルギー及び省エネルギー機器等導入助成(令和7年度)」
東京都北区の「再生可能エネルギー及び省エネルギー機器等導入助成金」とは?
東京都北区では、地球温暖化対策と区民の電力負担軽減を目的に、エコキュートなどの省エネ・再エネ機器導入費用の一部を補助しています。
個人宅・事業者・管理組合など幅広い利用者が対象で、予算に達するまで先着順で受付が進められます。
支援内容には申請前の機器仕様確認や工事着手前の申請が求められるため、事前の準備とスケジューリングが重要です。
令和7年度も受付中で、定額助成に加え、区内施工による加算制度もあります。
助成の対象となる方
この制度は、東京都北区内に居住または事務所を構え、未使用の省エネ機器を導入する個人や事業者、管理組合などが対象です。
北区住民税や法人市民税に滞納がないこと、また同一年度中に同一種類機器で助成を受けていないことが条件です。
賃貸住宅で設置する場合は、所有者からの同意書の提出が必要になります。
区内施工業者を利用すれば、助成金額が通常より増額される点も押さえておきましょう。
受付期間とスケジュール
申請期間は、令和8年2月27日までに交付申請書を提出し、工事完了報告が令和8年3月13日までに必要です。
ただし、予算がなくなると先着順で受付終了となります。
工事着手前、原則として7開庁日前までに申請する必要があり、交付決定後に工事を始める流れとなります。
事前準備として、必要書類や施工スケジュールを計画的に整えておくことが重要です。
エコキュートを含む助成対象機器
機器の種類 | 一般助成額 | 区内業者設置施行による加算 |
高効率給湯器(エコキュート・ハイブリッド給湯器) | 5万円/台 | +1万円(6万円) |
太陽光発電システム | 8万円/kW(上限20万円) | 9.6万円/kW(上限24万円) |
家庭用燃料電池装置(エネファーム) | 5万円/台 | +1万円(6万円) |
住宅用蓄電システム | 1万円/kWh(上限10万円) | 1.2万円/kWh(上限12万円) |
断熱材・HAMS・LED照明など | 機器の種類により助成対象経費の助成比率や限度額が異なる | 機器の種類により助成対象経費の助成比率や限度額が異なる |
他にも、燃料電池・反射塗料・エアコンなど、多様な環境改善設備が対象です。
給湯器に対する助成金額と上限
高効率給湯器(エコキュート)は、1台あたり一般施工5万円/区内施工6万円と定額助成です。
この定額制により、機器の能力差に関係なく、誰でも同額のサポートが受けられ、手続きが簡単な点も魅力です。
ただし、同一年度中に同一種別の助成を重複して受けることはできないため、複数の給湯器を導入する場合も1台のみが対象となります。
申請時の注意事項
申請前に注意すべき点は次のとおりです。
工事着手前の交付申請が必須で、後からの申請は認められません。
- 区内事業者による施工加算は、施工業者が北区に本店登記を有する法人もしくは北区に事業所を持つ個人事業者である必要があります。
- 他の補助との併用時は、合計額が導入費用を超えないように申請書に記載が必要です。
- 申請書類の不備があると審査対象外となるため、見積書、パンフレット、建物図面、同意書などを事前に揃えることが重要です。
上記の注意点を確認して、漏れがないよう余裕を持って申請しましょう。
申請から補助金受け取りまでの流れと必要書類
東京都北区のエコキュート補助金は、申請から交付までの流れが明確に定められています。
交付申請、工事完了報告、交付請求の3ステップを踏みながら進める仕組みです。
さらに、それぞれの段階で必要な書類も異なり、事前の準備が補助金獲得の鍵を握ります。
以下で各ステップの詳細と必要書類について解説します。
STEP①:交付申請
工事着手前に「交付申請書」を提出するのが最初のステップです。
提出期限は、工事予定日の7開庁日前まで。
申請時には、機器の仕様が確認できるパンフレットやカタログ、設置場所の図面、施工見積書、本人確認書類、固定資産評価証明書(または賃貸借契約書)などを添付します。
申請に不備があると審査の対象外となるため、余裕をもって準備しましょう。
工事開始前の申請が必須である点を忘れないよう注意が必要です。
STEP②:工事完了報告
交付決定後、実際の工事が完了したら「工事完了報告書」を提出します。
報告期限は令和8年3月13日必着となっており、これを過ぎると補助金の交付対象外になります。
提出書類には、領収書、工事写真、完成後の機器仕様書や保証書などが必要です。
特に、工事写真は設置前・設置後の両方を撮影しておくことが求められます。
施工状況を明確に証明する資料が、審査の重要ポイントになります。
STEP③:交付請求と補助金の受け取り
工事完了報告が受理されると、最後に「交付請求書」を提出します。
これにより、指定した口座に補助金が振り込まれる流れとなります。
請求書に添付が必要なのは、補助金振込先口座の情報や振込依頼書類です。
交付請求は忘れがちなステップのため、報告後すぐに準備しておくのがおすすめです。
すべての手続きが完了すれば、通常1〜2カ月以内に補助金が振り込まれます。
申請書類一覧とダウンロード先
必要書類は北区公式サイトからダウンロード可能です。主な申請書類は次のとおりです。
- 交付申請書(様式第1号)
- 工事完了報告書(様式第2号)
- 交付請求書(様式第3号)
- 各種添付資料(見積書、カタログ、図面、写真など)
【ダウンロード先はこちら】
1.交付申請
▼交付申請書(第1号様式)
▼他 の 助 成 金 等 申 請 状 況 申 出 書
▼所 有 権 者 同 意 書
▼従業員数申出書
▼交付申請変更届(第4号様式)
▼交付申請取下願(第5号様式)
2.工事完了報告
3.交付請求
【書類提出先および問い合わせ先】
北区生活環境部 環境課 環境政策係
TEL:03-3908-8603(直通)
FAX:03-3906-8474
〒114-8508
東京都北区王子1-12-4TIC王子ビル2階
北区のエコキュート助成金は都や国の助成金との併用が可能
東京都北区のエコキュート補助金制度は、都や国が実施する複数の補助制度と併用できます。
うまく活用すれば、設置費用の大部分のカバーが可能です。
ただし、制度ごとに条件や併用可否が異なるため、事前の確認が重要です。
クール・ネット東京のエコキュート助成金
東京都が実施する「熱と電気の有効利用促進事業」(通称:クール・ネット東京)では、エコキュートの導入と同時に太陽光発電などの再生可能エネルギー設備を併設すれば、最大22〜27万円の助成が受けられます。
エコキュート単体での申請は対象外で、必ずセット導入が条件です。
さらに、工事前に申請が必要で、事後申請は認められていません。
工事業者も東京都の登録業者に限られており、要件に合致しなければ補助対象から外れます。
北区の補助金と併用すれば、実質負担額を大きく抑えられるでしょう。
導入を検討している場合は、早めに登録業者への相談と申請準備を進めておくと安心です。
クール・ネット東京のエコキュート助成金に関するより詳しい情報は、下記の記事をご覧ください。
【関連記事】【最新版】エコキュート補助金「給湯省エネ2025事業」を徹底解説!
給湯省エネ2025事業
経済産業省が推進する「給湯省エネ2025事業」は、エコキュートなどの高効率給湯器を導入する個人や事業者に対して補助金を交付する制度です。
補助額は基本6万円、条件を満たせば最大13万円まで引き上げられます。
さらに、旧型の電気温水器を撤去する場合には、最大8万円の追加補助が受けられるのが特徴です。
ただし「子育てグリーン住宅支援事業」とは併用できない点には注意が必要です。
また、対象となる製品はあらかじめ登録された機種に限られます。
申請には、購入証明書類や施工証明書などの提出が必要なため、事前に販売業者と申請要件を確認しておくとスムーズです。
子育てグリーン住宅支援事業
「子育てグリーン住宅支援事業」は、子育て世帯や若者夫婦世帯がおこなう省エネリフォームを対象にした国の補助制度です。
エコキュートの導入は、断熱改修や節水型トイレ設置などの他の工事と組み合わせた場合に補助対象となり、エコキュート単体では申請できません。
補助額は1台あたり6~10万円前後ですが、世帯の属性や工事の内容によって変動します。
また「給湯省エネ2025事業」との併用はできないため、どちらか一方を選ぶ必要があります。
制度の詳細は、年度ごとに変更される可能性があるため、公式サイトや工事業者に最新情報を確認したうえで申請を進めましょう。
子育てグリーン住宅支援事業に関する最新の詳しい情報は、下記の記事をご覧ください。
【関連記事】【2025年最新】子育てグリーン住宅支援事業とは?新設された補助金の詳細や注意点を解説
東京ゼロエミポイント
「東京ゼロエミポイント」は、東京都が家庭の省エネ化を促進するために実施しているポイント付与制度です。
ゼロエミ基準を満たすエコキュートを都内の住宅に導入すれば、1台あたり12,000ポイントが付与されます。
ポイントは商品券や家電などに交換可能で、実質的な還元が受けられる魅力的な制度です。
対象となる製品は、東京都が指定する登録製品に限られており、申請には登録された販売・施工事業者を通す必要があります。
北区の補助制度との併用も認められており、導入費用の軽減に役立ちます。
手続きには期限があるため、スケジュールを確認して早めに準備を始めましょう。
東京ゼロエミポイントのより詳しい情報は、下記の記事をご覧ください。
【関連記事】東京ゼロエミポイントで家電が最大8万円安くなる!メーカー別の割引額を紹介
東京都北区の方は都及び国の助成金との併用でエコキュートをお得に購入できるチャンス!
エコキュートは、省エネ性と環境負荷の低さから注目される次世代の給湯器です。
東京都北区では、独自の助成金「再生可能エネルギー及び省エネルギー機器等導入助成金」を設けており、都や国の補助制度と上手に併用すれば、導入コストを大幅に抑えられます。
ただし、制度によっては併用不可の組み合わせもあるため、事前の条件確認が大切です。
申請のタイミングや書類不備で対象外になるケースもあるため、早めの情報収集と準備が成功のカギとなります。
補助金を賢く活用し、快適かつエコな暮らしを手に入れましょう。
「お湯が突然出なくなった!」「エラーが頻繁に出る!」など、エコキュートに関するお悩みは交換パラダイスへご相談ください。 エコキュートの買い替えに対する悩みはさまざまで、どう対処したらいいのかわからないことも多いですよね。 交換パラダイスはこれまで、約1,700件以上のエコキュートに関するお悩みを解決してきた実績を持ち、Googleの口コミではありがたいことに★5つの高評価を数多くいただいております。 さまざまなお悩みに最適な提案をいたしますので、エコキュートについてお困りの場合には、ぜひ一度ご相談ください。 ※1 経済産業省の給湯省エネ事業2025の補助金対象のエコキュート(以下EQ)への交換における補助額であり、電気温水器からEQの交換の場合最大17万円支給されます。 EQからEQの場合は最大13万円となります。 当社はお客様の代わりに申請書類作成のサポートを行いますが、申請者はあくまでお客様自身となります。 また行政・自治体の判断で補助金が打ち切りになる等、給付が確約するわけではございませんので、あらかじめご承知おきください。 ※2 実質無料キャンペーン含む。無償保証規約はこちらから。 ※3 10年間毎年1回点検について… 当社で製品を購入していただいたお客様限定で、ご契約時に定期点検(別途有料:49,500円(税込))をお申し込みいただいた場合に限ります。 施工後10年間にわたり、毎年1回(初年度は3か月後、1年後の2回)、合計11回にわたり弊社が設置した給湯器に不具合がないかを無償で点検いたします。 購入した製品の製品不備確認(リコールだった場合メーカーへ打診協議をお客様の代わりに行います)や施工不備による部分修理などを全て無償で行います。 蓄電池や太陽光パネルを設置している場合、それらの点検・簡易修理も無償で承ります。 その他住宅関連の点検も希望される場合は、点検のご連絡の際にお伝えいただければ無償で点検対応いたします。 なお、一部エリアは対象外となります。詳しくはスタッフまでお尋ねください。エコキュートのご購入をご検討なら交換パラダイスにお任せください!
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