エコキュートのレジリエンス機能とは?災害時に役立つ仕組みを解説

「エコキュートは災害時に役立つと聞いたが具体的な機能が分からない」「停電や断水のときにどのように使えるのか知りたい」などと疑問に感じていませんか。
エコキュートは省エネ性能だけでなく、非常時に生活を支える機能が備わっている点が特徴です。
この記事では、エコキュートのレジリエンス機能の仕組みや強みをわかりやすく解説します。
あわせて災害時の具体的な活用方法や注意点も紹介するので、万が一に備えて設備の機能を理解しておきたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
エコキュートのレジリエンス機能とは?

「レジリエンス」は回復力や弾力性を意味する言葉で、災害や停電などの不測の事態に直面した際に、被害を抑えつつ速やかに機能や性能を回復する力を意味します。
エコキュートにおけるレジリエンス機能は、停電や断水などの非常時でも生活に必要な水やお湯を確保できる仕組みを指します。
ほかの仕組みの給湯器とは異なり、エコキュートは普段から貯湯タンクに一定量のお湯や水を蓄えている状態です。
インフラが停止した場合でもお湯や水を使用できる可能性があることから、エコキュートはレジリエンス性能が高いとされる給湯器です。
さらに、モデルによっては災害警報と連動して自動的に沸き上げをおこなう機能や、停電復旧後に設定を維持する機能などを搭載し、より高いレジリエンス性能が期待できるエコキュートも存在します。
エコキュートのレジリエンス機能により、災害が起こった際でも日常生活への影響を抑えることが期待できます。
エコキュートのレジリエンス性能が高いといわれる理由

エコキュートのレジリエンス性能が高い理由を把握することで、導入の判断がしやすくなります。
エコキュートのレジリエンス性能が高いといわれる理由は以下のとおりです。
- 停電時にもお湯が使える仕組みのため
- 断水時に生活用水を確保できるため
- 災害時に比較的復旧が早い電力を使用するため
各理由の詳細を説明していきましょう。
停電時にもお湯が使える仕組みのため
エコキュートは貯湯タンクにあらかじめお湯を蓄えているため、停電が発生しても一定量のお湯を使用可能です。
電気が止まると新たにお湯を沸かすことはできませんが、タンク内に残っている分は蛇口から取り出せます。
タンクにお湯を蓄える仕組みにより、災害時でも入浴や手洗いなどの最低限の生活を維持しやすくなります。
ガスや電力の供給が止まると完全に使用できなくなる設備とは異なり、エコキュートは断水時や停電時でも一定の条件下で利用できる可能性がある点が強みです。
ながお【関連記事】エコキュートは断水・停電時にも使える?災害時の操作や復旧方法も解説
断水時に生活用水を確保できるため
断水が発生した場合でも、エコキュートの貯湯タンク内にある水を生活用水として活用できます。
タンク内の水は給湯用として保管されていますが、非常時にはトイレや清掃などに使用できるため、備蓄の飲用水を飲み水に充てることが可能です。
特に災害直後は水の確保が難しくなるため、一定量の水を確保できる設備は非常時の備えとして心強いでしょう。



災害時に比較的復旧が早い電力を使用するため
エコキュートは電力をエネルギー源としているため、インフラ復旧の影響を受けにくい特徴があります。
一般的に電力はガスや水道と比較して復旧が早い傾向にあり、設備の再稼働も早期に見込めます。
電力を利用してお湯を沸かすエコキュートは、災害後も給湯機能を比較的早く回復しやすい点が特長です。
災害時に役立つエコキュートのレジリエンス機能の具体例


災害時に役立つ機能を具体的に理解することで、実際の活用イメージが明確になります。
災害時に役立つエコキュートのレジリエンス機能の具体例は、以下のとおりです。
- 貯湯タンクの水を生活用水として使える機能
- 停電時でも蛇口からお湯を取り出せる機能
- 断水時に非常用取水栓から水を取り出せる機能
- 災害警報に応じて湯を沸き上げたり浴槽に水はりをする機能
- 停電後の復旧時に再設定が不要な機能
各機能の詳細を説明していきましょう。
貯湯タンクの水を生活用水として使える機能
エコキュートの貯湯タンクには数百リットル単位の水が蓄えられており、非常時には生活用水として利用できます。
トイレの洗浄や掃除、簡単な洗い物などに使用できるため、水不足の状況を緩和できます。
水の供給が止まった場合でも一定量を確保できる点は、家庭内の衛生維持において重要です。



停電時でも蛇口からお湯を取り出せる機能
停電時でもエコキュートのタンク内に残っているお湯は、以下の条件を満たす場合、蛇口から取り出せます。
・水道の給水が継続している
・水道が直圧方式で供給されている
・エコキュートの貯湯タンク内にお湯が残っている
・手動または重力による給湯に対応している
上記の条件が揃っている場合は、タンク内の水圧や重力によってお湯が流れ、蛇口から取り出せる場合があります。
一方で、集合住宅などで多く採用されているポンプ給水方式では、停電によりポンプが停止すると給水圧が失われるため、お湯を取り出せないケースが一般的です。
機種や設置環境によって挙動が異なるため、災害時に使用できる条件を事前に確認しておくことが大切です。
断水時に非常用取水栓から水を取り出せる機能
エコキュートは、断水時に非常用取水栓から水を取り出すことが可能です。
非常用取水栓は専用のバルブを開くことで、タンク内の水をバケツなどに直接取り出せる仕組みです。
操作方法はエコキュートのメーカーやモデルごとに異なるため、事前に手順を確認しておく必要があります。



【関連記事】エコキュートは断水時もお湯が使える?非常時の取り出し方と復旧手順
災害警報に応じて湯を沸き上げたり浴槽に水はりをする機能


一部のエコキュートには、気象警報や災害情報にあわせて自動で備えを強化する機能が搭載されています。
警報発令時にタンクを満水状態に近づけることで、備蓄水の確保につながります。
さらに浴槽に水をためる機能を併用することで、より多くの水の確保が可能です。
災害警報との連動機能はすべてのエコキュートで使用できる機能ではないため、エコキュートのメーカーやモデルを選ぶ際は注意が必要です。



停電後の復旧時に再設定が不要な機能
停電が発生しても、復旧後に設定内容が保持されるモデルがあります。
運転モードやタイマー設定が保持されるため、再設定の手間が発生しません。
特に災害後の混乱した状況では、設定の変更や以前の設定内容の確認などをうまくおこなえない場合があるため、停電後も同じように運転できる機能は心強いといえるでしょう。
太陽光発電・蓄電池と連携することでレジリエンスをさらに強化できる
太陽光発電や蓄電池と連携することで、エコキュートのレジリエンス性能はさらに高まります。
停電時でも太陽光発電や蓄電池によって電力を確保でき、給湯機能を維持することが可能になるためです。
また、エコキュートのモデルによっては、余剰電力を活用して効率的に沸き上げをおこなうこともできるため、経済性の面でもメリットがあります。
エネルギーの自立性を高める手段として、エコキュートと太陽光発電、蓄電池は効果的な組み合わせといえるでしょう。
エコキュートのレジリエンス機能を活かすポイント


レジリエンス機能を活かすためには、事前の準備と正しい理解が重要です。
エコキュートのレジリエンス機能を活かすポイントは以下のとおりです。
- レジリエンス機能が充実したエコキュートを選ぶ
- エコキュートの取扱説明書をすぐに確認できるようにしておく
- スマートフォンアプリや本体の事前設定を済ませる
- 非常用取水栓の使い方を確認する
- 設置業者に耐震施工を依頼する
各ポイントの詳細を説明していきましょう。
レジリエンス機能が充実したエコキュートを選ぶ
エコキュートを選ぶ際は、レジリエンス機能の有無や内容を確認することが大切です。
具体的には、以下の項目を比較すると、災害対応に優れたエコキュートを選びやすくなるでしょう。
- 災害警報と連動して自動で沸き上げをおこなう機能
- 停電時でも給湯を維持しやすくする機能
- 非常用取水栓の有無
メーカーやモデルによって仕様が異なるため、必要な機能を明確にして選定することが求められます。
【関連記事】エコキュート 交換パラダイス | どこよりも破格で国内最安級に挑戦中!
エコキュートの取扱説明書をすぐに確認できるようにしておく
非常時に備えて、取扱説明書をすぐに確認できる状態にしておくことが重要です。
操作方法や非常用取水栓の使い方は、事前に把握しておかないと対応が遅れる可能性があります。
紙の説明書だけでなく、スマートフォンで閲覧できるようにしておくと安心です。
迅速に対応できるよう、万が一の事態を想定した準備を普段から進めておきましょう。
スマートフォンアプリや本体の事前設定を済ませる
近年のエコキュートは、スマートフォンアプリと連携できるモデルが増えています。
遠隔操作や通知機能を活用するためには、事前に設定を完了させておく必要があります。
災害時に慌てて設定をおこなうのは難しいため、平常時に準備しておくことが大切です。
非常用取水栓の使い方を確認する
非常用取水栓の操作方法は、あらかじめ確認しておくと、災害時にスムーズに使用できます。
実際の操作手順を理解していないと、必要なときに水を取り出せない可能性があるためです。
取水位置やバルブの開閉方法を確認し、必要に応じて家族と共有しておくと安心です。
設置業者に耐震施工を依頼する
エコキュートを設置する際は、地震をはじめとした災害時に転倒しないよう、耐震施工を依頼しましょう。
エコキュートのタンクは満水時に数百kgになるため、アンカーボルトやコンクリートの基礎などでしっかりとした固定が欠かせません。
また、エコキュートの耐震性は設置時の基礎工事だけでなく、エコキュート本体の性能にも左右されるため、モデル選びでは耐震性にも注目してください。
各メーカーでは、耐震クラスS(震度6〜7相当)に対応したモデルが展開されています。
以下のとおり、それぞれ異なるアプローチで耐震性を高めています。
- ダイキン|脚部補強構造
- 日立|タンク周辺の隙間へのウレタンフォームの充填
- パナソニック|揺れを複数の脚で分散する4本脚耐震設計
- 三菱|幅広の脚部構造「タフレッグ」を採用
- コロナ|独自設計の脚部
機種選びと設置環境の両面から対策をおこなうことで、地震時の転倒や破損リスクを抑えやすくなります。



災害時にエコキュートのレジリエンス機能を活用するための注意点


エコキュートを安全に活用するためには、注意点を事前に把握しておくことが欠かせません。
災害時にエコキュートのレジリエンス機能を活用する際の注意点は、以下のとおりです。
- 非常用取水栓から水を取り出すときは熱湯が出るおそれがある
- エコキュートのメーカーやモデルによっては使用できない機能がある
- 普段からエコキュートの点検やメンテナンスを徹底する
各注意点の詳細を説明します。
非常用取水栓から水を取り出すときは熱湯が出るおそれがある
非常用取水栓から取り出す水は高温になっているおそれがあるため、やけどに注意してください。
誤って触れるとやけどの危険があるため、取り扱いには十分注意が必要です。
安全に利用するためにも、手に水がかからないような工夫や水を受け止める容器の準備などを考えておきましょう。
エコキュートのメーカーやモデルによっては使用できない機能がある
エコキュートの機能は、メーカーやモデルによって異なります。
すべての製品に同じレジリエンス機能が搭載されているわけではありません。
導入前に仕様を確認し、必要な機能が備わっているかをチェックしておきましょう。
災害時に役立つ機能について、不明点が多い場合は専門業者に質問すると、モデル選びを含めたアドバイスが期待できます。
普段からエコキュートの点検やメンテナンスを徹底する
エコキュートは、定期的な点検とメンテナンスが必要な設備です。
不具合がある状態では、非常時に機能を十分に発揮できない可能性があります。
フィルター清掃や動作確認などを定期的におこなうことで、安定した運用が可能になります。
エコキュートのメンテナンス方法の詳細は、以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
【関連記事】エコキュートのメンテナンス方法は?お手入れの頻度や具体的な掃除のやり方を解説
エコキュートのレジリエンスに関するよくある質問


エコキュートのレジリエンスに関するよくある質問をまとめました。
- 停電時でもエコキュートのお湯は使える?
- 貯湯タンクの水は飲料水として使える?
- 災害時にタンクの水はどのくらい使える?
各質問に回答していきます。
Q1.停電時でもエコキュートのお湯は使える?
A.停電時でもタンク内に残っているお湯は使用できます。
ただし新たに沸き上げることはできないため、残量に注意が必要です。
給水状況によっては使用条件が変わる場合もあるため、事前の確認が欠かせません。
Q2.貯湯タンクの水は飲料水として使える?
A.貯湯タンクの水は基本的に飲料水としての使用は推奨されていません。
長期間保存されていることから、衛生面での安全性が保証されないためです。
エコキュートに蓄えられている水とは別に、飲料水を確保しておきましょう。



Q3.災害時にタンクの水はどのくらい使える?
A.エコキュートのタンク容量は一般的に300〜550L程度です。
使用方法によって消費量は異なりますが、数日分の生活用水として活用できる場合があります。
トイレや清掃など、タンク内の水の用途を限定することで、より長く使用することが可能です。
災害時への備えとしてのエコキュートの設置・交換は交換パラダイスにご相談ください


エコキュートは災害時の備えとして、水やお湯を確保できる設備として注目されています。
レジリエンス機能を十分に活用するためには、対応機種の選定や設置環境の確認が重要であり、老朽化した機器では十分な機能を発揮できない場合がある点に注意が必要です。
エコキュートの設置や交換を検討している場合は、補助金の活用や機種選定の相談にも対応している交換パラダイスへぜひご相談ください。
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