エコキュートのクレーン搬入が必要なケースとは?費用相場や工事の流れを解説

「エコキュートの交換で、クレーン搬入が必要と言われたけど、どんな場合に必要なの?」
「クレーンを使うと、工事費用はどれくらい高くなる?」
「工事当日の流れや、近隣への対応はどうすればいい?」
このような疑問を持っている人は、多いのではないでしょうか?
エコキュートはサイズや重量が大きいため、設置環境によっては人力での搬入が難しく、クレーン搬入が必要になるケースがあります。
ただし、通常の交換工事とは異なるため、「思ったより高額だった」「工事が延期になった」といったトラブルにつながることも。
この記事では、エコキュートのクレーン搬入が必要になる具体的なケースをはじめ、費用相場・工事の流れ・注意点までをわかりやすく解説します。
エコキュートの交換や設置を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
エコキュートのクレーン搬入が必要になるケース

エコキュートのクレーン搬入は、主に以下いずれかのケースで必要です。
- 搬入経路が確保できない
- 設置場所が高所や特殊な場所にある
それぞれ詳しく解説します。
搬入経路が確保できない
まず、搬入経路が確保できない場合、クレーン搬入が必要です。
エコキュートは高さ約180cm、幅と奥行きがそれぞれ約60cm、約70cmほどの機器です。
まずは、これを安全に運搬できる経路がなければ搬入できません。
例えば、通路幅が足りない、通ろうとすると隣地に不法に侵入してしまうなどのケースがあります。
このような場合は、クレーン搬入を利用した設置工事が必要です。
設置場所が高所や特殊な場所にある
設置場所が高所や特殊な場所にある場合も、クレーン搬入が必要になります。
2階以上のベランダや屋上にエコキュートが設置されている住宅では、クレーンでの搬入が一般的です。
集合住宅のベランダ設置はその典型例で、室内を通して運搬するのは現実的ではありません。
また、傾斜地に建つ家屋、何らかの理由で高さのある基礎が設けられているケースでも同様です。
このように高低差や立地によって、人力での運搬が難しい場合、クレーン搬入が用いられます。
エコキュートのクレーン搬入にかかる費用相場

エコキュートのクレーン搬入にかかる費用は、使用するクレーンの種類などで異なります。
- ユニック車を利用する場合
- 大型クレーンを利用する場合
- 追加費用が発生するケース
それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。
ユニック車での搬入費用
ユニック車によるクレーン搬入の場合、通常のエコキュート交換工事費用に加え、追加で8万〜12万円前後の費用がかかります。
ユニック車とはクレーンが装備されたトラックであり、エコキュートのクレーン搬入で使用されることが多いです。
例えば、2階のベランダに搬入する程度の環境であれば、ユニック車でも十分に設置を進められます。
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大型クレーンが必要な場合の費用
大型クレーンを使用する場合は、通常の交換工事費用に加えて、12〜25万円の費用が生じます。
大型クレーンは以下のようなケースで使われます。
- 建物の高さがある
- 障害物が多く、離れた位置から吊り上げる必要がある
- 集合住宅で高層階への搬入が必要
たとえば7階のベランダまで持ち上げるなどのケースでは、大型クレーンが必要です。
追加で費用がかかる工事のパターン
以下の工事が発生した場合、追加の費用がかかる場合があります。
- 道路使用許可の申請が生じる
- 誘導員の配置が必要になる
- 天候などの影響で作業時間が延長される
- 補強工事が生じる
このように、クレーン搬入をともなうエコキュート工事では、設置環境によって追加費用の有無が変わります。
正確な金額を把握するためにも、事前の現地調査と慎重な見積もりの確認が重要です。
エコキュートのクレーン搬入による設置工事の流れ


エコキュートのクレーン搬入による設置工事は、概ね以下のとおりで進められます。
- 現地調査で搬入方法を決める
- 近隣への事前説明と許可を取得
- クレーン車の配置と養生を実施する
- 既設機器を撤去する
- 新しいエコキュートを搬入する
- 設置と配管・電気工事を実施する
基本的に工事は即日で完了します。
ただし、天候や使用するクレーン、工事の状況などにより、流れに若干の違いが起こりうる点に注意してください。
流れを下記で詳しく解説します。
1. 現地調査で搬入方法を決める
まずは現地調査を行い、エコキュートの搬入方法を決定します。
設置場所までの搬入経路や敷地の広さ、建物の高さ、周辺道路の状況などを確認し、人力搬入が可能か、クレーン搬入が必要かを判断します。
この段階で、ユニック車で対応できるのか、大型クレーンが必要になるのかもあわせて検討され、工事内容や概算費用が決まります。
また、クレーンを動かすための配管や電気配線の取り外しの必要性、誘導員の配置や道路使用許可に関してもこの段階で擦り合わせることが一般的です。
2. 近隣への事前説明と許可を取得
エコキュートのクレーン搬入工事では、近隣への事前説明と許可の取得が必要です。
クレーン車を使用する工事では、車両の駐車や作業音、通行への影響が発生する可能性があります。
したがって、工事前に近隣住民へ工事日程や作業内容を説明し、理解を得ておくのです。
また、道路上にクレーン車を配置する場合には、道路使用許可が必要になるケースがあります。
この許可は警察署への申請が必要で、申請内容には作業日時や車両の配置場所などを明記します。
3. クレーン車の配置と養生を実施する
続いて、作業前にクレーン車の配置と養生をおこない、安全な作業環境を整えます。
これは工事業者の業務内容であり、依頼者側が実施する必要はありません。
また、立地条件や周辺環境によっては、歩行者や車両の通行を誘導するため、ガードマンを配置することもあります。
この作業により、エコキュートの安全な運搬と、周辺での安全が確保されます。
4. 既設機器を撤去する
続いて、新しいエコキュートを設置する前に、既設の給湯器やエコキュートを撤去します。
新しいエコキュートを搬入できない状態であれば、古いエコキュートもクレーンを使って撤去することとなるでしょう。
こちらも依頼者が実施する内容はなく、すべて工事業者が実施します。
5. 新しいエコキュートを搬入する
続いて新しいエコキュートを吊り上げて、設置場所に搬入します。
なお、後述のように天候や周囲の状況によって、通常よりも時間がかかるケースがあります。
クレーンは天候、特に風雨の影響を受けやすく、強い風が吹いている場合は作業の安全が確保されません。
エコキュート本体の落下や人的被害の発生を防止するため、予定よりも長く時間がかかる可能性に注意しましょう。
6. 設置と配管・電気工事を実施する
エコキュートを配置したあと、配管工事と電気工事を行います。
給水・給湯配管や排水配管を接続し、電源工事やリモコンの取り付けを実施します。
これもエコキュートの設置業者が実施するので安心してください。
そのあと、試運転を行い、お湯が正常に出るか、エラー表示がないかを確認します。



エコキュートのクレーン搬入時の注意点


エコキュートのクレーン搬入時には、家庭にもいくつかの注意点があります。
- 天候によっては工事日が変更される
- 近隣への配慮と事前説明が必須になる
- 道路使用許可が必要な場合がある
それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。
天候によっては工事日が変更される
強風や大雨が予想される場合、クレーン作業は安全面を考慮して延期されることがあります。
先述のとおりエコキュート本体は重量があり、重大な事故につながるリスクがあるためです。
多くの場合は天候が回復すれば作業がおこなわれますが、回復しない場合は工事日が変更されるかもしれません。
あらかじめ工事日には余裕を持ち、日程変更の可能性があることを理解しておくと安心です。
また、工事の予備日なども設定しておくとよいでしょう。
近隣への配慮と事前説明が必須
一般的に、クレーン搬入がともなう工事では、近隣への配慮と事前説明を実施する必要があります。
クレーン搬入を実施する場合、その場には比較的大型の車種であるクレーン車が駐車します。
この間、周辺の交通などに一時的な影響が生じるのは否めません。
さらに、クレーンでエコキュートを吊り上げる際にはさまざまな作業音が生じます。
事前に説明することで、工事でありがちな近隣トラブルを避けられるので、事前説明は必要といえます。
道路使用許可が必要な場合がある
クレーン搬入を用いる工事では、道路使用許可が必要なケースがあります。
申請が必要かどうかは、道路幅や交通量、クレーン車の配置方法などによって判断されます。
この許可申請や手続きは、施工業者が対応するもので、依頼者側は特に手続きが必要ありません。
ただし、許可取得に時間がかかる場合、工事日が調整される、遠い日程に設定されることもあります。
そのため、クレーン搬入が想定される場合は、早めに現地調査を行い、必要な手続きがあるかを事前に確認しておくのが重要です。
エコキュートのクレーン搬入についてよくある質問


この記事ではエコキュートのクレーン搬入に関して解説しました。
ここではよくある質問に回答します。
- クレーン搬入以外の方法はないのか?
- クレーン搬入の所要時間はどのくらいか?
- 搬入時に事故は起こり得るか
それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。
Q1. クレーン搬入以外の方法はないのか?
状況によっては、クレーン搬入以外の方法で対応できる場合もあります。
例えば、通路幅や段差の条件を満たしていれば、人力での搬入が可能です。
そのほか、家の勝手口を利用する、一時的にすでに設置されている家財を移動させるなどして、対応できるケースも。
ただし、2階以上のベランダや屋上など高所に設置されている場合、室内を通しての搬出入は現実的ではありません。
さらに、隣地をまたぐ必要がある、通路が極端に狭い、急階段があるといった条件では、安全面からクレーン搬入が選択される可能性が高いです。
Q2. クレーン搬入の所要時間はどのくらい?
クレーン搬入自体の作業は、条件が整っていれば数時間で完了するでしょう。
ただし搬入以外にも、クレーン車の配置や養生、既設機器の撤去、新しい本体の搬入、設置後の配管・電気工事などが必要です。
これらを踏まえれば、丸一日かかると考えて問題ないでしょう。
さらに道路状況が厳しい現場や、誘導員の配置が必要な現場では、準備に時間がかかることもあります。
また、天候や風の影響で作業が中断した場合は、予定より大幅に長引く可能性もあります。
Q3. 搬入時に事故は起こり得るか
搬入時の事故は起こり得ます。
ただし、事故が起こり得る状況では搬入そのものが中断されるため、そのリスクは低いといえるでしょう。
また、養生や立入管理、必要に応じて誘導員の配置などもおこなわれるため、安全性は高いといえます。
とはいえ、子どもやペットが外に出ないようにするなど、多少の配慮は必要です。
まとめ:エコキュートのクレーン搬入は専門業者に相談を


この記事では、エコキュートのクレーン搬入が必要になるケースをはじめ、費用相場・設置工事の流れ・注意点について解説しました。
エコキュートはサイズ・重量ともに大きいため、搬入経路が確保できない場合や、高所・特殊な場所に設置されている場合には、クレーン搬入が必要になります。
クレーン搬入は、人力では対応できない設置環境でも安全に工事を進められる一方で、通常の交換工事よりも費用がかかり、天候や道路使用許可などによって工事日が左右される点には注意が必要です。
エコキュートの設置場所について、より詳しく知りたい方は、ぜひ下記記事も併せてご覧ください。
【関連記事】エコキュートの設置場所はどこが最適?タイプ別・地域別の注意点と失敗NG例を解説
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