エコキュートを移動させたい!チェックポイントや設置工事の流れ・費用を解説

エコキュートを移動させたい!チェックポイントや設置工事の流れ・費用を解説

「エコキュートを別の場所に移動させたいけど、できるの?」

「移設工事にはどんな条件や注意点がある?」

「移動させる場合、費用はどれくらいかかる?」

このような疑問を持っている人は、多いのではないでしょうか?

エコキュートは一度設置すると動かせないと思われがちですが、設置環境や建物の状況によっては移動が可能です。

ただし、エコキュートの移動にはスペースの有無や配管・電源との兼ね合いなど事前に確認すべきポイントがあります

この記事では、エコキュートを移動させたいときのチェックポイントをはじめ、設置工事の流れや費用の目安、注意点などをまとめました

エコキュートの移設や設置場所の変更を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

エコキュートの設置後の移動は可能だが費用がかかる

エコキュートの設置後の移動は可能だが費用がかかる

エコキュートは、設置後であっても条件次第で移動させることが可能です。

ただし、単純に本体を動かすだけではなく給水・給湯配管や電気配線の再工事が必要になるため、費用がかかります。

設置場所を変更する距離や環境によっては、既存の配管をそのまま使えず、新たに配管工事が必要になることもあるでしょう。

移動工事にかかる費用は、条件しだいでさまざまです。

下記で目安をまとめているので参考にしてください。

  • 敷地内での短距離の移動:5〜10万円
  • 設置場所を大きく変える移動:10〜15万円
  • 搬入が困難な場所への大幅な移動:15〜20万円

このように、エコキュートの移動は可能ではあるものの、工事内容や費用面を踏まえたうえで、慎重に判断するのが大切です。

エコキュートを移動させたいときのチェックポイント

エコキュートを移動させたいときのチェックポイント

エコキュートを移動させたい場合、以下の問題がないか確認しましょう。

  • 十分かつ安定した設置スペースがある
  • 騒音・振動問題に対策ができる
  • 各種配管の延長が届く
  • 電源を確保できる

これらを確認しないと、移動に失敗したり、近隣トラブルにつながったりするかもしれません。

それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。

十分かつ安定した設置スペースがある

エコキュートを移動させる場合、まず十分な設置スペースと安定した地盤が確保できるかを確認する必要があります。

エコキュートは本体サイズが大きく、満水時には相当な重量になります。

そのため、狭い場所や不安定な地面では、安全に設置できません。

コンクリート基礎が設置できるか、既存の基礎を流用できるかといった点も含めて、事前確認が必要です。

移動先が法的に設置してもよい場所か

エコキュートの移動先が、法的に設置可能な場所かどうかも確認が必要です。

例えば、隣地との境界に近すぎる場所や、建築基準・条例で制限がある位置には設置できないかもしれません。

また、集合住宅や敷地条件によっては、管理規約の確認が必要になるケースもあります。

規約に違反した場合は、何らかの賠償を求められたり、規約どおりの位置に移動することを求められたりするでしょう。

移設し直すことにならないよう、法的・規約上の問題がないかを事前に確認しましょう。

騒音・振動問題に対策ができる

エコキュートは運転時に低周波音や振動が発生するため、移動先で騒音対策ができるかも重要なポイントです。

特に寝室の近くや隣家との距離が近い場所では、運転音がトラブルの原因になることがあります。

実際に、エコキュートの騒音をめぐって法的トラブルに発展したケースもあるので注意しましょう。

防振ゴムの設置や配置の工夫など、騒音対策も検討することがおすすめです。

騒音対策について詳しく知りたい方は、下記記事も併せてご覧ください。

関連記事:エコキュートは騒音対策が必須!苦情・トラブルを避けるための対策9選!

各種配管の延長が届く

エコキュートを移動させる際は、給水管・給湯管・排水管などの配管を延長できるかを確認しましょう。

もちろん、電源がそもそも確保できるかも重要なポイントです。

これは、工事会社と打ち合わせることで把握できます。

移動距離が長くなるほど配管工事の規模が大きくなり、費用も増えるでしょう。

配管の取り回しが難しい場合や、床下・壁内を通す必要がある場合は、追加工事が必要になることもあります。


移動させたくても、延長ができず、断念せざるを得ないケースがある点に注意してください。

エコキュートの設置後の移動が難しいケース一覧

以下のようなケースでは、エコキュートを移動させるのは難しいでしょう。

  • 敷地内にエコキュートを安全に設置できる十分なスペースがない
  • 移動先の地盤が弱く基礎工事を実施できない
  • 配管を延長できない、電源を確保できない
  • 移動先が隣地境界に近く、法令や条例に抵触しうる
  • 騒音や振動の影響を十分に抑えられない
  • 搬入経路が確保できず、クレーン搬入も物理的に実現できない
  • 移動費用が高額になり、交換や新設のほうが現実的である

エコキュートの移動は上記のケースでは難しいでしょう。

条件に当てはまる場合、無理に移動するよりも、工事業者と相談して次善策を見出すのがおすすめです。

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エコキュートを移動させたいときの流れ

エコキュートを移動させたいときの流れ

エコキュートを移動させたいときは、概ね以下の流れで工事を実施します。

  1. 現地調査と見積もり
  2. 既設エコキュートの撤去
  3. 移動先の基礎工事
  4. エコキュート本体の再設置と配管・電気工事
  5. 試運転と動作確認

それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。

1.現地調査と見積もり

エコキュートの移動工事は、まず現地調査を行い、移動が可能かどうかを判断するところから始まります。

具体的には、工事会社とともに設置場所や移動先のスペース、地盤の状況、配管や電源の取り回しなどを確認。

また、移動工事に必要な作業内容と費用見積もりを確認します。

この段階で、移動が現実的か、それとも交換を検討したほうがよいかの判断もおこなわれます。

基本的に工事業者が移動に対して難色を示した場合は、さまざまなトラブルが予見されることから、移動は見送るのがよいでしょう。

2.既設エコキュートの撤去

工事が始まったら、まず既設のエコキュートを撤去します。

配管や電気配線を取り外し、本体を移動します。

設置状況によっては、人力ではなくクレーンを使って撤去される場合も。

撤去後は、元の設置場所を確認し、必要に応じて清掃や簡単な補修を実施されます。

このあたりは工事業者が実施するため、家庭で必要な対応はほとんどありません。

ただし、ほとんどの場合、工事の立ち合いが必要です。

3.移動先の基礎工事

エコキュートを設置するために、移動先で基礎工事を行います。

エコキュートは重量がある設備のため、安定したコンクリート基礎を敷設しなければいけません。

既存の基礎を再利用できる場合もありますが、多くの場合は新たに基礎を設けます。

基礎工事には養生期間が必要になることもあり、工事全体のスケジュールに影響する点に留意しましょう。

4.エコキュート本体の再設置と配管・電気工事

基礎が整ったら、エコキュート本体を移動先に再設置します。

その後、給水・給湯・排水配管の接続や、電源工事、リモコンの再設置を実施します。

移動距離が長い場合は、配管や配線を新たに引き直すこともあります。

5.試運転と動作確認

続いて、新しく設置したエコキュートが正常に機能するか、試運転と動作確認を実施します。

具体的には、お湯がきちんと出るか、エラーが表示されないかなどといった点を確認します。

ながお
異常がなければ、当日からエコキュートを利用することが可能です!

エコキュートを移動させた場合のデメリット

エコキュートを移動させた場合のデメリット

エコキュートを移動することには、いくつかのデメリットがあります。

  • メーカー保証が外れるケースがある
  • 近隣トラブルに発展することがある
  • 配管の変更で性能が低下することがある

デメリットを把握したうえで、移動工事を実施するか、もう一度検討してみましょう。

メーカー保証が外れるケースがある

エコキュートを移動した場合、メーカー保証が外れるケースがあります。

エコキュートは、ほとんどの場合、メーカーによって故障や初期不良に対して無償もしくは定額で対応する保証が付属します。

ただし、エコキュートを移動させた場合、保証が適用されるとは限りません。

移動するなかで、エコキュートの一部を解体するなどした場合、保証条件に抵触する可能性があります。

保証が外れた場合は、今後自費での修理もしくは買い替えを実施する必要があります。

近隣トラブルに発展することがある

エコキュートを移動したものの、騒音や振動の対策が十分でなかった場合、近隣トラブルに発展するかもしれません。

移動先によっては、これまで問題になっていなかった運転音や振動が、隣家や寝室に近い位置で発生するようになることがあります。

その結果、「音が気になる」「振動が伝わる」といった苦情につながるケースも少なくありません。

関連記事:エコキュートの設置場所はどこが最適?タイプ別・地域別の注意点と失敗NG例を解説

配管の変更で性能が低下することがある

エコキュートを移動すると、配管の取り回しが変わり、性能に影響が出る可能性があります。

配管が長くなったり、曲がりが増えたりすると、お湯が出るまでに時間がかかる、湯温が安定しにくいといったことが起こりえます。

また、排水経路の変更によって、排水不良や凍結リスクが高まるケースも。

これらは設計や施工の質によって左右されるため、経験のある業者に依頼するのが重要です。

関連記事:エコキュートの配管は4種類!耐用年数やメンテナンス方法を解説

エコキュートの移動に関するよくある質問

エコキュートの移動に関するよくある質問

この記事では、エコキュートの移動工事に関して解説しました。

ここではよくある質問に回答します。

  • エコキュートは引っ越し先へ持っていける?
  • エコキュートの水抜きはどうやってやる?
  • DIYで移動させるのは難しい?

それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。

Q1.エコキュートは引っ越し先へ持っていける?

エコキュートを引っ越し先へ持っていくことは可能です。

ただし、引っ越しにともなう移設工事には、撤去・運搬・再設置・配管・電気工事が必要になるため、費用や手間は決して小さくありません。

また、引っ越し先の敷地条件や設置環境によっては、そもそも設置できない、もしくはクレーン搬入が必要になるケースもあります。

さらに、メーカー保証が継続されない場合もあるため、使用年数や状態によっては、新しいエコキュートへ交換したほうが経済的なケースも。

引っ越し先へ持っていくかどうかは、費用と条件を比較したうえで判断することが重要です。

Q2.エコキュートの水抜きはどうやってやる?

エコキュートの水抜きは、おおむね以下のステップで実施できます。

  1. エコキュートの電源を切る
  2. 給水元栓を閉める
  3. リモコンで「水抜き運転」を実行する
  4. 貯湯タンク下部の排水栓を開けて水を抜く
  5. ヒートポンプ配管内の水を抜く

ただし、機種やメーカーによって操作方法が異なるため、必ず取扱説明書を確認しながら作業を行ってください。

Q3.DIYで移動させるのは難しい?

エコキュートをDIYで移動させるのは現実的ではありません。

エコキュートは重量のある機器であり、これを運搬するのは困難です。

また、万が一運搬できたとしても、配管の接続や電気配線の整備など、技術や資格がなければ実施できない作業をおこなう必要があります。

さらに、DIYでは転倒や落下、感電や漏電などのトラブルも十分に考えられます。

エコキュートをDIYで移動させるのは諦めて、工事業者に依頼するようにしましょう。

まとめ:エコキュートの移動は交換パラダイスにご相談ください

この記事では、エコキュートを移動させたい場合の可否やチェックポイントなどを解説しました。

エコキュートは設置後であっても、条件次第で移動が可能です。

ただし、配管や電源の再工事が必要なケースもある点に注意しましょう。

移動距離や設置環境によっては、費用が高額になったり、移動そのものが難しいケースもあります。

また、移動によってメーカー保証が外れたり、騒音・振動をきっかけに近隣トラブルへ発展したりする可能性がある点にも注意が必要です。

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この記事の監修者

長尾 太一のアバター 長尾 太一 エコキュートのプロ

交換パラダイスの長尾です。

・「何よりもお客様を大切にする」という会社の理念に共感し、北海道から「愛と情熱」を原動力に上京
・現在、家回り全般に対応できる総合リフォーム会社のエコキュート専門チームに所属
・お客様一人ひとりと真剣に向き合うことを最優先に生きています。
・モットーは「猪突猛進」
・「長尾さんにお願いして本当によかった!」という言葉が一番の大好物
・「エコキュートのことなら長尾」とお客様だけでなく社員からも頼られる存在

エコキュートのプロフェッショナルとして、商品知識・施工知識・住宅全般の知識、すべてに精通し、お客様のどんなお悩みにもお応えいたします。皆様の生活がより豊かにできるような安心・快適な住まいづくりのお手伝いに全力投球いたします。

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