東芝製エコキュートは2024年3月に販売終了!サポート内容やおすすめの買い替え先を紹介

「東芝製エコキュートが撤退したあと、修理サービスはどうなるのか」
「その後の買い替え先はどこがよいか」
「交換費用はいくらかかるのか」
このような疑問を持っている方は多いのではないでしょうか?
東芝は、2024年3月31日をもって、エコキュートの販売を終了しました。
しかし、修理サービスとサポートは継続されるので安心してください。
ただ、東芝製エコキュートを使用している場合、寿命が来たら他社に乗り換える必要があります。
この記事では買い替え先や交換にかかる費用を解説します。
東芝製エコキュートの撤退後の修理とサポートは10年継続
東芝製エコキュート販売終了後も、製造されて10年経過するまでは、修理サービスやサポートを受けられます。
2024年から逆算して10年間ではないので注意してください。
修理サービスやサポートは、以下の窓口から申請できます。
家庭用エコキュート 東芝電気給湯機ご相談センター
電話番号:0120-1048-19
東芝製エコキュートを使い続けるメリット
東芝製エコキュートは、製造から10年までは修理サービスやサポートを受けられるので、寿命を迎えるまで安心して使い続けられます。
使い続けるメリットに、以下があげられます。
- 多彩な機能を活用できる
- 省エネに役立つ機能が多数実装されている
- 交換費用の支払いを避けられる
それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。
多彩な機能を活用できる
多彩な機能を活用できるのは大きなメリットです。
東芝製エコキュートには、例えば、以下の機能が搭載されています。
- 銀イオンの湯:銀イオン濃度の高いお湯を給湯し、除菌・防臭効果を発揮する
- 光タッチリモコン:光と音声案内を活用したフルフラット仕様のリモコン操作
- パワフル給湯:3階にも給湯できる高水圧の給湯モード
銀イオンの湯は、東芝製エコキュート独自の機能です。
除菌・防臭だけではなく、浴槽の汚れやぬめりを予防するなど、多彩な効果を持ちます。
その他操作しやすいリモコンユニットや、特別な給湯モード、給湯予約機能が搭載されているのも重要。
多彩な機能を活用できるのは、東芝製エコキュートならではのメリットです。
※機種によって搭載される機能が異なる場合があります。
省エネに役立つ機能が多数実装されている
東芝製エコキュートには、省エネに役立つ機能が多数搭載されています。
- 東芝オリジナルESTIAi:給湯量、電力量、省エネのためのアドバイスを表示する
- アシスト保温:状況に応じて自動的に保温運転を実施する
- 節約湯はり:残り湯に対して追加給湯し、お湯の使用量を減らす
省エネに役立つ機能を使えば、電気代や水道代を節約できます。
長く使い続けるほど、その節約効果は高まります。
交換費用の支払いを避けられる
交換費用の支払いを避けられるのもメリットです。
エコキュートの導入には、40〜80万円の費用がかかります。
ただしエコキュートの交換費用は、補助金を利用すれば安く抑えられます。
【関連記事】【最新版】エコキュート補助金「給湯省エネ2025事業」を徹底解説!
東芝製エコキュートを使い続けるのデメリット
一方で、東芝製エコキュートを使い続けることにはデメリットもあります。
- 住宅設備会社などから修理を断られる可能性がある
- リコール対象の場合、点検と修理が必要となる
- 使用できる入浴剤が限られる
使い続ける場合は、この点を理解しておきましょう。
住宅設備会社などから修理を断られる可能性がある
東芝本社による修理サービスやサポートが終了して以降、修理などは住宅設備会社やエコキュート専門業者に依頼する必要があります。
しかし、「部品が流通していない」などの理由で、修理を断られるかもしれません。
修理サービスやサポートが終了してからの時間が長くなるほど、断れる可能性が高まります。
可能なら、「東芝のエコキュートでも修理ができる業者」を見つけておくと、安心して使い続けられるでしょう。
リコールされたことがある
東芝製エコキュートは、過去にリコールを実施したことがあります。
2009年11月から2019年3月までに製造された一部のエコキュートに、ヒートポンプユニット内部の機器が腐食、破損し、ユニット本体が故障するケースがあるという内容でした。
それにともない、無償点検と修理が実施されました。
点検と修理を実施していない場合、同様の故障が起こるかもしれません。
型式番号がHWHもしくはHWSで始まるエコキュートがリコールの対象です。
該当する場合、専用相談窓口に連絡しましょう。
日本キヤリア株式会社点検・補修の連絡窓口
電話番号:0120-787-080
使用できる入浴剤が限られる
使用できる入浴剤が限られる点にも注意してください。
東芝製エコキュートで使用できるのは、以下の推奨品のみです。
- バブ
- マイクロバブ
- バスクリン
- きき湯
(いずれも「にごりタイプ」をのぞく)
故障を避けるため、推奨品以外の入浴剤の使用は避けましょう。
東芝製エコキュートからのおすすめ買い替え先一覧
東芝製エコキュートの買い替え先として、以下があげられます。
メーカー名 | 代表的なモデル | 平均的な設置費用 | 特徴的な機能 |
ダイキン | フルオートタイプA | 50〜70万円 | おゆぴかUV ウルトラファインバブル入浴 |
日立 | フルオートナイアガラ出湯 | 50〜70万円 | 高速湯はり きらりUVクリーン |
パナソニック | ウルトラ高圧フルオート | 40〜65万円 | スマホでおふろ ウルトラ高圧給湯 |
三菱電機 | 三菱プレミアムPシリーズ | 40〜60万円 | ハイパワー給湯 お急ぎ湯はり |
コロナ | プレミアムエコキュート | 50〜70万円 | おそうじconnect 高圧力パワフル給湯 |
メーカーによって、設置費用と機能に若干の違いがあります。
上記を参考にしつつ、各社のホームページやパンフレットを参照にし、どのエコキュートを導入するか検討するとよいでしょう。
エコキュートの交換費用を節約する方法
エコキュートを買い換える際、交換費用の高さがネックです。
しかし、補助金などを利用すれば、負担を軽減できます。
例えば経済産業省「給湯省エネ2025事業」では、最大13万円の補助を受けることが可能。
補助金を活用して、エコキュートを安く導入しましょう。
【関連記事】【最新版】エコキュート補助金「給湯省エネ2025事業」を徹底解説!
東芝製エコキュート撤退に関するよくある質問
この記事では東芝製エコキュート販売終了後の修理サービスや、買い替えに関して解説しました。
ここではよくある質問に回答します。
- エラーが出た時はどうすればよい?
- 買い替えはどこに頼む?
- 故障が起こりにくいメーカーは?
それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。
Q:エラーが出た時はどうすればよい?
A:東芝製エコキュートを使用している際にエラーが出た場合、以下の取扱説明書を活用しましょう。
上記には各種エラーの説明と対処法が書かれています。
記載どおり対処しましょう。
Q:買い替えはどこに頼む?
A:エコキュートの買い替えは以下で実施可能です。
- エコキュート専門業者
- リフォーム会社
- 工務店
- 家電量販店
なかでもエコキュート専門業者は、エコキュートや工事に関して豊富な知識を持っているのでおすすめです。
Q:故障が起こりにくいエコキュートのメーカーは?
A:故障の頻度に、メーカーごとの違いはほとんどありません。
故障を防ぐには、エコキュートを適切に手入れ、清掃するのが大切です。
あわせて、業者による定期メンテナンスも実施するとよいでしょう。
【関連記事】エコキュートのメンテナンス方法は?お手入れのペースや具体的な掃除のやり方を解説
まとめ:東芝製エコキュートは他社への交換がおすすめ
この記事では、東芝製エコキュート販売終了後の修理サービスや他社への買い替えに関して解説しました。
販売が終わっても、そのエコキュートが製造されてから10年は、修理サービスやサポートを受けられます。
また東芝製エコキュートには多彩な機能が搭載されているため、便利に使い続けることが可能です。
しかし、今後は住宅設備会社などから修理を断られるなどのリスクも考えられます。
可能であれば、他社のエコキュートに乗り換えるのがよいでしょう。
補助金も利用できるため、金銭的負担を軽減しながら、乗り換えを検討しましょう。
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